「釣行記」カテゴリーアーカイブ

2018年9月の相模湾カツオ・マグロ動向(コマセ、エビング)

釣行データ
釣行日

2018/09/25 (火)

船宿 五エム丸/カツオ・キハダ船
竿(エビング) Daiwa ソルティガAP J66XHS
リール(エビング) Daiwa キャタリナ5000H
ジグ(エビング) スピードスラッシャー(200~300g)
天秤(エビング)

エビング専用直線テンビン (ショックリーダー:ナイロン 26号/110lb2m、結節はPRノッター)  PE4号400m(ラインはフッ素加工済み

ワーム DRスティックまたはエビングスティックの1~2個付
仕掛け(エビング)

ハリス20号3メートル 針20号 (チューブ補強)

竿(コマセ) 自作(1900mm 先径2.2mm元径13mmのグラスソリッド)
リール(コマセ) シマノ(SHIMANO) タリカ25Ⅱ (CCMパワーハンドル)
ビシと天秤(コマセ) 青物バスター120号 
305式 NH型天秤
天秤と対マグロショックリーダー、結節具(コマセ) トローリングスナップ5号 (ショックリーダー:ナイロン 50号/170lb3m、結節はPRノット
 PE10号500m(ラインはフッ素加工済み
マグロ仕掛け(コマセ) ハリス22号4.5メートル  18号 (チューブ補強)
水温

26度

澄み 緩い メインの棚 15~20m

パターン 中潮2日目  (満潮 5:57 干潮 12:27 )
月輝面 10.5% 月齢2.7

北 弱い⇒ほどほど

波高 0.5M
天候
船の釣果

本ガツオ:1.2-4.8kg   2-8本

自己釣果(左舷ミヨシ) 本ガツオ:   数年ぶりにスソやりました(汗

DSCF7429bナブラの少なさに今季を憂慮した8月から一転し、
新群れ入荷にナブラ湧く9月の相模湾!!(σ≧▽≦)σイエー

 

DSCF7425bむしろボイル湧くナブラにキャスティング好機という、例年にないパターンにはまっております^^;(キャスティングはキャスティングで難しいようですが…

 

iwashijpg場所につくまでの魚群探知機を見る限りベイトだらけヽ(`Д´;)ノ 

 

カツオもマグロも日夜、このベイトを追っているようで、マグロの喰いが悪いのは疑うまでもなくベイトが多すぎるせいのようです

 

しかぁし!ヽ(`Д´;)ノ

 

コマセカツオ好調!!  

katsuo2
カツオはオキアミに好反応だから超熱いよねっ!ヽ(`Д´;)ノ

 

katsuo日によってはエビングにも反応します(*´꒳`*)

 

今のところカツオは4キロ前後の良型主体で
舐めてかかると獲れない大物ばかりで超エキサイティング^^

 

stopandgo状況はストップ&ゴーです。

 

魚の足が速いので投入は最速、
ビシは重めの130号前後…。

 

良型主体なのでハリスは太めの18号前後、
好調な日ほどハリスは短めの取り込み重視で1.5~2mが傾向、

渋い日は3mで対応など…o(-`д´- 。)

 

DSCF7481bまた、針はヒラマサ14~15号の太軸で口裂きを軽減。オマツリやサメを回避するべくドラグを締めてガンガン巻くのが吉でしょうか^^

 

キハダやキメジは…(^O^;)

 

ハリス3~4.5メートルの方にアタリが出ているところを何度か見ておりますが、今季はほんと喰い渋いですねー^^;

  

狙うはカツオ下の5~10メートル…!!

 


あー…(ノ ̄△ ̄;)

 

久々にコマセやったらスソやってしま…(ノ ̄△ ̄;)

 

ああああああ(T⌓T)

 

エビングは…

1537003296-3-38-ckbそれがですねー(^O^;)

 

9月に入りカツオが好調になってからというもの
ヒットはメボウのみ^^;

 

基本「カツオマグロ船」は、
カツオが好調なときほどそのナブラを追うので、
8月にマグロが釣れたときのような「マグロ単体のナブラ」をやれていないのが惜しまれます。

 

もちろんカツオナブラにも
マグロはいるんですけどね…。

 

カツオ下のマグロはなぜか喰いが悪いです…(=_=)

 

そのマグロがカツオから離れて
マグロ単体のナブラになったときにヒットは多いです…。

 

たとえば船団がカツオを追いかけて向こうに走り行く中、自船だけが居残りしたようなときはマグロだけが残っている可能性があります…。

 

カツオ主体で狙っていたのに突然船長から「これマグロかな」なんてアナウンスがあったときはコマセ、エビングともにヒット率高いかも…。

 

DSCF7396bワームは依然としてケイムラ系強し。
日によっては「グローピンク」に喰わせている方も見かけます。

 

曇天はグローピンク?
晴天はケイムラ?

 

高活性は目立つシルバー系の針?
低活性は黒い針?

 

など傾向を見ているのですが、
どうもそこまで言い切れるような傾向はなく、

いつも迷います^^;

 

DSCF7402b基本は1個付けでシンキング(沈む)
2個付けでサスペンド(停滞)…。

 

針とワームの組み合わせにより、ワームの沈み方は無数に存在します。バケツに汲んだ海水に沈めるとイメージが沸きます^^

 

ワームは3.5インチを主に、2.5~4.2インチ、または「エビングスティック」と「DRスティック」の組み合わせで
色んなパターンでヒットを確認しています。

 

自身は1個付け、または2個付けでヒットを得ていますが、
中には3個付けで喰わせる方もいます。

 

ジグは落下速度重視で200g以上(~250g)が相模湾では定番となってきました。追いかけっこの釣りではスピードが重要だからです。

 

ただ、ここで落とし穴となるのが「ジグの重さ」です。

 

私は300gも愛用しますが、
これはお勧めできる重さではありません。

 

なぜなら300gのジグは(一般的なエビング竿では吸収してしまい)ジャークしきれないからです。

 

ジグは跳ねて横に向いた後、水平にヒラを打ちながら垂直に戻ります。その最中に起こるジグの「キラキラアピール」こそジグゆえの武器。

 

なのでジャークはキレ良く、もしくはロングジャークで、もしくは自身のジャークでジグが跳ねる重さとするべきかなと思います。

 

ほか、ジグを使用せずに、
コマセ用天秤とスカリーの組み合わせで実績を出す方もいます。

 

ジグの「キラキラアピール」が裏目に出ることもあるのかもしれない…そう考えると奥が深いです^^;

 

8月のヒットはすべてスピードスラッシャー
ムラジグ同様、引き重り感少なく扱いやすいジグです。

 

色はシルバーまたはピンク、グロー系で自身はヒット。ほかイワシカラー、ブルピン、グロー系に実績を確認しています。ほかケイムラどぶ漬けが良いという話も…。

 

9月のマグロが喰わない理由。チャンスがあるとすれば…

DSCF7443bイワシ喰いすぎでお腹いっぱいなんじゃないかなー^^;

 

例年であれば、カツオ下のマグロはだいたい食い気があれば浮き、カツオ仕掛けに間違って喰ってきたりするものですが、今年はそんな間違いが極端に少ないです。

 

渋いマグロの魚探反応はたいてい
締まって防御体制のスイミー状態。

 

反応がパラパラと散れば可能性アリという感じです。

 

しかぁーし!ヽ(`Д´;)ノ

 

9月後半になって
マグロの食い気がある日もちらほら…。

 

ここから先、必ずベイトが少なくなるタイミングがやってきます。

 

胃袋が空っぽになるそのタイミングこそ
Xデー…!!ヽ(`Д´;)ノ

 

すでにカツオの胃袋はオキアミで満ぱんの固体も出てきました。

 

わたしゃ「Xデー」に期待するよー(σ≧▽≦)σ

 

【相模湾キハダ2018】カツオ混成ナブラのち、キハダナブラが残るパターン(2018/08/14)

釣行データ
釣行日

2018/08/14 (火)

船宿 五エム丸/カツオ・キハダ船
竿(エビング) Daiwa ソルティガAP J66XHS
リール(エビング) Daiwa キャタリナ5000H
ジグ(エビング) スピードスラッシャー
天秤(エビング)

エビング専用直線テンビン (ショックリーダー:ナイロン 26号/110lb2m、結節はPRノッター)  PE4号400m(ラインはフッ素加工済み

ワーム DRスティックの2個付
ヒット時の仕掛け(エビング)

ハリス16号3メートル 針14号
ハリス20号3メートル 針20号

水温

27度

澄み 緩い メインの棚 30~40m

パターン 中潮2日目  (満潮 5:57 干潮 12:27 )
月輝面 10.5% 月齢2.7

南 弱い⇒ほどほど

波高 0.5-1M
天候 曇りのち晴れ
船の釣果(2隻の高低)

本ガツオ:3.2-4.5kg    0-2本
キメジ   :4.5-6.5 kg      0-1本

自己釣果(右舷舳先) キメジ   :4.5kg      1本

 

umiいやー今年は状況的には難しいですねー^^;

 

できれば最初にカツオを狙い、お土産を確保したところで夢のマグロを狙いたいのが本来の「カツオ・マグロ船」ですが、今年ばかりはナブラを選べるほど数が多くないので、どちらの仕掛けも万全に用意しておきたいところです。

 

今回は8/14(火)の状況報告になります。

 

マグロナブラ

umi2この日は一日江ノ島沖でマグロ狙いでした。

 

最初はカツオとマグロの混成ナブラだったのですが、いつの間にかカツオやキメジがいなくなってマグロのみが残るというマグロパターンです。

 

マグロはビシを嫌ってなかなか船下には入ってきません。しかし船の周囲には反応があり、マグロはゆったりした動きで付かず離れずを保ちつつ、ビシを警戒している模様。

 

チャンスがあったのは、マグロがビシを避けて左右に迂回するのではなく、下に潜ったときでした。こういうときはバーチカル(縦)に探れるエビングは強いです。

 

そしてこのとき、コマセで唯一
キメジをヒットさせた方の仕掛けは「長ハリス」でした。

 

8/14(火)の江ノ島沖の状況をまとめますと、

  • 周囲でカツオが誰もヒットしなくなった 
  • ヒットするのはエビングばかり
  • 思いのほか船はゆったり(=魚もゆったり)
  • こんな状況になったらほぼマグロ(またはキメジ)なので、コマセでの攻略はおおむね長ハリス有利と思ってよいかもしれません

 

 しかし同日、西方面のナブラを狙っていた別船はカツオやキメジがメインだったそうですから、その攻略は前回のような細ハリスパターンになる思います。(細ハリスはナブラが少ないことによるスレ対策です)

 

180815_Fig3

黒潮予想ではそろそろ新群れ入荷も近いと思うんですけど^^; 

 

エビングワームの選択

DSCF7275b昨年発売されたエビングスティックのピンクコア。これケイムラと同じく反応が良いなと思っているのですが、

 

DSCF7279b今年はスレ対策として小さいのもアリかもしれませんね!

 

小さい分、波動が細かく出るのでしょうか?
それとも大きさがベイトに近いから…?

 

今のところボウズなしの威力を発揮してくれています^^

 


今回の動画はこちらー(*≧∀≦*)

 

結果的にはバラシとなってしまいましたが
学べたことは多かったです…^^;

2018カツオ混成巨大ナブラでマグロヒット情報(2018/08/11)

釣行データ
釣行日

2018/08/11 (土)

船宿 五エム丸/カツオ・キハダ船
竿(エビング) Daiwa キャタリナJ60HS-E
リール(エビング) Daiwa キャタリナ4500H
ジグ(エビング) 2WaySpaiky セミロング ラウンド 250g
天秤(エビング)

エビング専用直線テンビン (ショックリーダー:ナイロン 26号/110lb2m、結節はPRノッター)  PE4号400m(ラインはフッ素加工済み

ワーム DRスティックの2個付
ヒット時の仕掛け(エビング)

ハリス16号3メートル 針15号

水温

26.5度

澄み 緩い メインの棚 20~40m

パターン 大潮2日目  (満潮 3:51 干潮 10:40 )
月輝面 0.8% 月齢0.7

南 弱い⇒ほどほど

波高 0.5M
天候 曇りのち晴れ
船の釣果

本ガツオ:3.2-3.8kg    0-2本
キメジ   :2.9-7.2 kg      0-1本

自己釣果(右舷舳先) キメジ   :2.9kg      1本

sendan28/11(土)は先週のナブラ(魚の群れ)とは違い、場所は真鶴沖。

 

カツオとマグロの「混成ナブラ」を追い回す展開で、上層を狙えばカツオ、下層を狙えばマグロといったストップ&ゴーの展開。ナブラは大きいものの、1つのナブラに対して船の数が多く、なかなか難しい状況でした。

 

それでもチラホラとマグロが釣れはじめたのは嬉しい展開です^^

 

マグロをヒットさせた方の仕掛け 

t180811-01b同日、葉山あぶずり港「たいぞう丸」でヒットした27.4kgのマグロ。

 

皆がマグロ狙いで挑む中、皮肉にもアタリがあったのは「ハリス12号のカツオ仕掛け」の方だったそうです。(詳しくはたいぞう丸の8/11(土)釣果速報をどうぞ)

 

1533972413-1-4506-ckbそして五エム丸の釣果写真、注目していただきたいのは後ろで悔しがってる人ですw

 

1533972413-1-4506-ckcこの方こそ船中1回の貴重なマグロヒットを
バラした張本人…o(-`д´- 。;)

 

「ハリス14号3mのカツオ仕掛け」に喰ったそうです。

 

さらに五エム丸の別船で、
Mさんがバラしたマグロも「ハリス12号のカツオ仕掛け」…。

 

ハリス12~14号…。

 

これは偶然でしょうか?

 

ebi3私はといえば、エビングで狙うもまるでアタリなく

 

hari3「ハリス20号の強化チューブ仕掛けが良くないのかもしれない」と思い至ったころには、時合いが過ぎていたのかもしれません…。

 

ebi2失った時間を悔やみつつも「ナイロン16号」のシンプルな仕掛けに変更。

 

ワームも3.5⇒2.5インチにサイズダウンしてみました。

 

ebi5すると!ヽ(`Д´;)ノ

 

kimejiおっかしーなー(^O^;)

 

泳層はマグロのはずだったんだけどなー(^O^;)

 

…たまたまかもしれませんけど、「シンプルな仕掛け&ハリスを細く(または柔らかく)したら食った」というのは事実です。

 

ここで過去の知識が崩壊しました。

 

今まで、「動きの速いストップ&ゴー」なら「魚はよく見ていない」ので、「太めのハリスでも喰う」と思っていましたが、今回は太ハリス惨敗。

 

今一度状況を考えてみますと、

 

sendanこの日の状況は、巨大ナブラながら、ナブラ自体が少なかったです。

 

少ないナブラを船団で追いかけまわせば
時間経過とともに警戒心が増し渋くなっていくのは必至…。

 

結果として、細ハリス(柔らかいハリス)の方に
吉が集中したのかもしれません。

 

まとめますと、

 

  • ストップ&ゴーならコマセはドバっと振ってズドン
  • ハリスは短め

 

という方向性は今までと同じながら、

 

  • 同じナブラを狙い続けるなら(渋いようなら)「シンプルな仕掛け&細ハリス有利」かもしれない…。

 

と感じた一日でした。

 

ただ、これは一過性の情報に過ぎないと思っています。釣果はいつだって船や釣り人によりますし、太ハリスでヒットさせた方もいると思いますので…

 

情報は参考までにお願いいたします^^

 

コマセカツオ・キハダ船開幕2018!! (2018/08/04)

釣行データ
釣行日

2018/08/04 (土)

船宿 五エム丸/カツオ・キハダ船
竿(エビング) Daiwa ソルティガAP J66XHS
リール(エビング) Daiwa キャタリナ5000H
ジグ(エビング) TGベイト
天秤(エビング)

エビング専用直線テンビン (ショックリーダー:ナイロン 40号/140lb2m、結節はPRノッター)  PE4号400m(ラインはフッ素加工済み

ワーム DRスティックの2個付
カツオ仕掛け(エビング) ハリス12号3メートル 針13号
水温

27度

澄み 緩い メインの棚 15~20m

パターン 小潮2日目  (満潮 9:59 干潮 15:49 )
月輝面 35.4% 月齢24

南 弱い

波高 0-0.5M
天候 曇りのち晴れ
船の釣果

本ガツオ:2.8-5kg    0-4本(別船はボウスなし!!) 
キメジ   :3.5-3.9 kg      0-1本

自己釣果(右舷舳先) 本ガツオ      :                 1本

augastなーつー(*≧∀≦*)

 

待ちにまった2018年!!

相模湾のコマセカツオ・キハダ船開幕であります!!!ヽ(`Д´;)ノ 

現状報告 

katsuo1ひとまず8月4日(土)の様子をお伝えしますと、

 

  • 葉山沖(なんと浅いところで水深50メートルの近場です!)
  • 岩堂山沖(剣崎と城ヶ島の中間あたり)
  • 沖の瀬

 

カツオナブラは上記3つのうちのどれか…という状況で、

 

…まあ、昨年と比べると多くはないですね^^;

 

ですが、

 

katsuo2サイズは良型であります!σ(≧ε≦o)

 

どうやらカツオは相模湾に回遊してきてから「居つき」となったようです。「居つき」であるのにパヤオに付いたわけではなく、沖の各所に付いたという面白い状況…。

 

…パヤオ(漁礁)に付く必要がないのは型が良いからでしょうか?

 

sendan当日は比較的、ナブラの浮きは良い日だったと思います。

 

船団が増えすぎてガチャガチャやり始めるとナブラは沈みがち。なのでナブラの浮きが良い1投目を大事にすれば楽しめる…そんな状況でした。

 

1533365995-1-8747v今年はやったことのないジギングにチャレンジしようと思って
エビングで釣れたカツオです^^;

 

開幕からの五エム丸の釣果は、 

  • 8/1(水)コマセ船…トップ1本
  • 8/3(金)コマセ船…トップ7
  • 8/4(土)コマセ船…トップ4本(別船18名でボウズなし!)
  • 8/5(日)コマセ船…トップ1本

 

ほんと日によってナブラの浮きが違うようで
困っちゃいますけど^^;

 

20180804_170240b おっおっ(^o^;)

 

20180804_170212bおっおっおっ(^o^;) 

 

20180804_170351bうま杉ー(*≧∀≦*)

 

「居つきの金アジ」よろしく
居つきのカツオ」は絶品であります!!.:*゚:*:(ノ≧ڡ≦)。゚:*

 

今後、相模湾に入荷する「新群れ」に脂が乗っているとは限りませんのでトロガツオを堪能するなら今のうちかも?!

 

カツオのパターン(8月4日現在)

sendan2 現在のナブラパターンは(例年の8月と同じく)基本的にはストップ&ゴーです。

 

強いてその特徴をあげるなら、
「居つき」であるためナブラの動きが遅いです。

 

なので例年のように猛スピードでカツオを追い回すような感じではないものの、船長の合図があったら即投入コマセを振った直後にヒットすることが多いという特徴はストップ&ゴーのそれと変わりません。(船長によるところもあるので参考までにお願いします)

 

ただしナブラのスピードが遅いので、パヤオの小ガツオほどではないにせよカツオが仕掛けを見破る率は高いと思うべきかも。

 

現状ではハリスは細めで柔らかいほうが良さそうです。

 

DSCN8672b毎年書いてますが船宿仕掛けのナイロンは非常に柔らかいです。当日のカツオトップ4本は「貸し道具の方」ですからナイロンは本当に侮れません。

 

わたしがエビングで使用したのも1㍍単価3円にも満たないナイロンの12号です。値段からして不安になるくらい安いハリスですが意外と強いです。

 

そもそもナイロンは直線強度、結節強度ともに標準的なフロロの同号数より上ですから、ナブラが渋いなら試しても損はないハリスだと思っています。

 

ただしナイロンには吸水性があり、とくに安いナイロンは長くは持ちません。この特性が、みながナイロンを敬遠しがちな最もな理由でしょう。

ですが1本釣ったら交換くらいの気持ちで、または傷がついたら交換するような使い方をすれば、実は安くて強いハリスだと思います。(メーカーにもよるかもしれませんけど…^^;)

 

sendan3まとめますとナブラのスピードが遅い(=船は止まっているのに急に投入合図がある)ような場合は、

 

  • ハリスを細めに、またはナイロンにする(コマセ釣りの場合フロロなら12~14号、ナイロンなら14~16号など)
  • しかしカツオが良型なのでおすすめの針はバレにくい「太軸」かつ(菅付針よりは軽量な)ヒラマサ13号前後

※細軸の針はカツオの口を引き裂くので良型は太軸のが安心です。 

 

エビングの場合は、仕掛けへの負担がコマセ釣りよりも軽いため、もうワンランク仕掛けを細くしても大丈夫だと思います。

 

※カツオのコマセ釣りに関しては
よろしければ昨年の投稿も参考にしてみてください♪

 

時事ネタとなるかもしれませんが、
今のところの情報です^^

 


開幕戦の様子はこちらー(*≧∀≦*)

 

さて!!

 

気になるマグロの動向

ryuukaimaru

竜海丸のFBより引用

7月後半から盛り上がりを見せているルアー・キャスティング船!!

 

これ、例年と比べると1ヶ月遅れています。つまりコマセマグロが本格化するのも1ヶ月以上遅れる可能性があります。

 

黒潮の動向を見てみると、

 

180727 180801 180808 1808018 1808022

黒潮親潮ウォッチより引用

 

数年に一度といわれる黒潮の大蛇行

 

この大蛇行により、物理的に魚の遊泳距離が伸び、カツオ・キハダが相模湾に入荷するタイミングが遅れているのかもしれません。

 

相模湾への入荷が遅れているなら、
その分キハダもサイズアップして入荷する可能性があります。

 

もしや今年はロングランで
大物とのファイトを楽しめるのかも…?

 

180801b注目すべきは8月に入り黒潮の向きが相模湾に寄ったことです。今後に期待できそうな形ではないでしょうか?

 

ダメでもともとヽ(`Д´;)ノ 

 

前向きにいってみましょー♪(σ≧▽≦)σ

【浅場マルイカ】達人に教わる多点掛けの秘訣!!2018

釣行データ
釣行日 2018/07/15(日)
船宿 五エム丸 / マルイカ船
竿

自作竿(2017年度版藤沢ブランク- 並継部分4.5㍉- 先径0.25㍉)スローテーパー

リール

Piscifun SAEX ELITE(注:淡水リール)

daiwa スパルタンRT TW 100XH

PE

シーガーPEX8 0.8号150m

オモリ

スカリー30号、40号

ハリス  R18 4号
仕掛け図 仕掛け図   直結6本
幹間1m、捨て糸1.5m
研ぎ器 カンナくん大成功です
竿休め チョイ置きキーパー
ツノマット ツノマット300
投入器 Daiwa イカヅノ投入器 6本 ピンク +増設2本
水温 22.1℃
葉山沖(大ヶ島~長者ヶ崎~名島):薄濁 ゆるい 20M
パターン

中潮  (満潮 5:20  干潮12:24)

月輝面 6.1% 月齢 2.0
南 弱い
波高 0-0.5M
天候 晴れ
船の釣果 マルイカ:2-39杯

自己釣果(左舷ミヨシ)

マルイカ:39杯

please0 

pleaseというわけで昨年に引き続き今年も玄ちゃんの船「長三朗丸」で、

 

wakiaiaiゼロテン釣法のパイオニア達人こと柏崎さんに
浅場マルイカの多点掛けを教えてもらってきました(*≧∀≦*)ヤッフー

 

当日は長三朗丸のエース陣も乗られており、
一日和気あいあいと楽しく過ごすことができました^^

 

この場を借りてお礼申し上げます。

 

please3  

多点掛けの秘訣

sam達人曰くマルイカの多点掛けは、

  1. 最初のアタリで掛けず、
  2. ゼロテンションをキープしたまま少し待ち、
  3. 追いアタリを見つつタイミングを見計らって掛ける。

 

ただし状況次第なので
必ずしもうまくいくわけではない。
おもにぶっこみの状況を見て狙っていく。

 

また、竿は、

 

DSCN8579b浅場に特化したスローテーパーの穂先を使用。深場に比べ潮流の抵抗がない分スローテーパー(乗せ調子)にできる。

 


この日の動画はこちらー(*≧∀≦*)

 

で、今さらですがピンときました。

 

なぜゼロテンションなのか。

 

その昔、ゼロテンションがまだ一般的ではなかったころ、宙からはじめた達人が、「テンション抜きゃ乗るじゃん」と気づき、現在のゼロテン釣法に至ったその原点こそ真髄…。

 

多点掛けの秘訣も、

テンション抜きゃ乗る

その延長線上にあったわけです。

 

で、

 

tatenA達人に教わった翌週。

 

多点掛けを練習しはじめた7/15(日)にさっそく
その効果を実感してきました。

 

tatenB7/21(土)の波高もなんのその。

 

「多点掛けを狙う」=「テンション抜くを意識」=「単発でも乗りが良い」=「渋くてもチャンスを逃しにくい」=「あとはアワセの時間調整のみ」

 

もちろんイカの濃さを読み違えれば、
多点掛けどころか「掛け損ない」ますけど^^;

 

tatsujin難なく多点掛けを決める達人を見て心底思ったんです。

 

包容力がある人はマジで違うなと…。

 

せっかちにアタックし暴力的な一面を見せて心底、嫌われるのもよし…。

 

包容力のある「待ち」で3股を決め込むのもよし…。

 

待ちすぎてフラられるのも良し笑

 

いずれにせよ渋いときこそ「テンションを抜く」は真価を発揮すると感じた次第です。

 

以下、「テンションを抜けば乗る=ゼロテンションの秘訣」について、わたしなりの現時点の解釈を、順序立てて解説してみたいと思います^^

 

深場と浅場の水深の差

まず深場は水深があるため、その潮流をキャンセルする分の負荷をかけないとアタリが見えません。なのである程度はテンションを掛けてアタリを見ざるを得ません。

 

ですが浅場は、キャンセルすべき潮流が無いため、竿に掛けたテンションがスッテの硬さに直結します。スッテが硬ければ抱きが短く、最悪は抱きに至らないため、浅場の負荷は深場の負荷に比べ、だいぶ弱くする必要があります。渋いときほどテンションの抜き具合が抱き時間に影響するかもしれません。

 

数字にすると、深場では10号前後だった負荷を2~4号、潮が緩ければ2号にしたいところです。カワハギの集魚オモリを穂先にぶら下げるとイメージがつかみやすいです。

 

まとめますと、 

浅場のゼロテンションは
深場よりテンションを抜かないと抱きが悪くなる

竿が固いと難しいです。

 

じゃあ速潮の対応は?

当然ながら潮が速いとラインが張って思い通りにテンションが抜けません。テンションが抜けないとスッテが硬くなります。なので直結は速潮に弱いです。ですからもし速潮だったり、固めの竿しか用意できないときは、迷わずテンションフリーの「直ブラ」を選ぶべきなのかもしれません。

 

将来もし「速潮じゃないと乗らないような時代」になったら、直ブラが主体になるかもしれませんね^^;

 

浅場はアタリの伝達が早い

深場では即アワセのつもりでも、それは即アワセではなく、長い道糸を伝わってようやく見えたアタリを捉えているにすぎないと考えられます。おそらくアタリの伝達にコンマ何秒かはかかるイメージです。

 

ならば浅場のアタリこそ見えすぎます。これが盲点です。アタリが見えれば掛けたくなりますが、抱くまでには少し時間がかかることを思い出してください。

 

アタリが出ても、イカがまだスッテを抱いていなければ、「足を引っ掛ける」ことが多くなります。こうなるとそのイカはもう触ってこないでしょう。

 

つまり即アワセでは掛からないどころかイカをスレさせ遠ざけることがあります。これが天国と地獄の境目です。

 

もちろん活性次第では飛び込むように乗ってくるので
一概には言えませんが、

 

アワセたくなるのをちょっと我慢するくらいがちょうど良いかもしれません。それが0.3秒なのか、0.5秒なのか、数秒なのかは、「イカの活性」や「竿」、「多点掛けを狙うかどうか」にもよるので、ご自身のタイミングをその場で見つけるしかありません。

 

上記をまとめると浅場のイカは、

・テンション抜き気味
・(即アワセで掛からないなら)アワセは一寸我慢するくらいがちょうど良いかも

という傾向にあるかもしれません^^

 

マルイカのスッテ【NJネオン】の復刻版

DSCF7231b2018年4月に美咲NJネオンの新作が「復刻版」として
販売されはじめたのをご存知でしょうか?

 

店頭に並ぶことはないので知らない方も多いかもしれません。

 

販売者は

ナイストレーディングカンパニー合同会社
 

2016年7月に創業開始の貿易会社だそうです。

 

DSCF7230bもちろんスッテは正真正銘NJネオンなんですけど、

 

通販のみの復刻ってw

 

NJネオン復刻版

バラ売りなしのセット販売がいやらしいー^^;

 

ラインナップは全15色です。

 

復刻版NJネオン 

DSCN8558bオリジナルで一番人気のあったピンクヘッド。

 

この微妙な差(爆笑)

 

人気があった証拠だと思いますw

 

DSCN8560bレッドヘッド。

 

DSCN8562bピンク&パープルヘッド。

 

DSCN8563bグリーンヘッド。

 

DSCN8564bブルーヘッド。

 

DSCN8565bオレンジヘッド。

 

まだ全ては試せていないのですが、

 

NJネオンブルーグリーンツートンひとまず18/6/23の「曇天・雨」の日にいくつか試してみたところ、

 

DSCN8556b渋いなりに葉山のカメギで乗ったスッテの全色はこんな感じでした。

 

なーんか曇天なのに青が強い日でしたねー^^;

 

DSCN8566b一番下の旧作もぜひ復刻して欲しいです!!

 

マルイカ船でハモノを狙う!!ほかスッテメモ(2018/05/30)

釣行データ
釣行日 2018/05/30(水)
船宿 五エム丸 / マルイカ船
竿

自作竿(2017年度版藤沢ブランク- 並継部分4.5㍉- 先径0.3㍉)

リール

Piscifun SAEX ELITE(注:淡水リール)

daiwa スパルタンRT TW 100XH

PE

シーガーPEX8 0.8号150m

オモリ

スカリー60号銀 or ドラゴンシンカー60号

ハリス  ホンテロン 4号 or R18 4号
仕掛け図 仕掛け図   直結7本
幹間1m、捨て糸1.5m
研ぎ器 カンナくん大成功です
竿休め チョイ置きキーパー
ツノマット ツノマット300
投入器 Daiwa イカヅノ投入器 6本 ピンク +増設2本
水温 21.3℃
亀城根沖:薄濁 ゆるい 40~70M
パターン

大潮  (満潮 4:14  干潮11:7) 

月輝面 74.6% 月齢 19.6
北 弱い
波高 0-0.5M
天候 曇り(ときどき微量の小雨)
船の釣果 マルイカ:2-62杯

自己釣果(左舷ミヨシ)

マルイカ:62杯(ムギ2割弱含む)

hamono毎年5月も終わりになるとマルイカ船のあちらこちらで「あーっまたハモノに横取りされたぁー!!」なんて叫び声が聞こえてきますね!!

 

そりゃー本命のマルイカを横取りされたら誰だって堪らないです。

 

けしからん!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

誰かが
退治しないと!!(`д´/;)/

 

平和な世の中にしなければっ(;꒪ö꒪)

 

hamono3本当はハモノが釣りたいだけなんて口が裂けても言えな…

 

微塵も思ってませんヽ(`Д´;)ノ 

 

マルイカ船でハモノ狙い 

DSCF7079b意気揚々と乗り込んだのはマルイカ船でハモノ狙い。
空いているから成立することではあります。

 

DSCF7078bまずはマルイカを釣らないと。

 

しばらくマルイカをやっていると直結で釣ってこそのマルイカゲーム」なんて妙なプライドが出てくるものですが、今回はハモノ優先。迷わず下2本を直ブラにしました。

 

maruika2いやぁ、直ブラは楽ですねー(^o^;) 

 

直結とはアタリの出方が違うので一歩間違えれば墨だらけにされますが、速潮で仕掛けが寝てしまうようなときや、大きめのイカには強いと感じております。

 

maruika朝一マルイカの2杯掛けをしたところで右舷ミヨシから「あーっ、やられた!」と雄叫びが!!ヽ(`Д´;)ノ

 

迷っている暇はありません。

 

仕掛け図aライトタックルだと仕掛けはこんな感じでしょうか。

 

メモ:小さすぎるマルイカは非常に柔らかく、すぐに身切れするので適さないようです。20㌢以上が良好。

メモ2:親針は、背骨や内臓を傷つけないようエンペラと胴の間(エンペラ側)に刺す。孫針は、漏斗(水管とも呼ばれ水を吐くところ)から針を入れ、胴に抜く。

maruika3

さようなら僕のマルイカ…(T-T)スン

 

 

atari仕掛けが着底し、リールを巻いていると、ちょうど5メートル付近で魚信が訪れました。

 

我慢や…(;꒪ö꒪)

 

合わせたらいかん…(~_~;) 

 

 

突っ込むまで待つんや…(꒪⌓꒪)

 

 

ここは忍耐やー(。>д<)

 

 

kokodaここだあっ( Д)クワッ!!

 

 

madai12号ハリスでドラグも効かせずあっと言う間に上がってきたのは2.8㌔の真鯛でした♂(σ≧▽≦)σヤッター

 

1527660467-2-9084bその後、誰かがハモノに横取りされるようなことはなく、ハリスを8号に落として誘いを入れたところでアタリなく、マルイカを楽しんで終了となりました^^;

 

やはりマルイカ船である以上、ハモノは「時合い」にどれだけ仕掛けを投入できるかが勝負どころと言えそうです!

 


動画はアタリのダイジェストです。ちょっと編集方法を変えて「ラウンド(何回目か)」と「アタリスッテ」を事前に明記して見やすく改良してみました!

※動画中の表記「40sミラー」はすべて「35sミラー」の間違いでした。大変失礼致しました。

 

スッテメモ:ピンクと赤、そしてムラサキ

ピンク系スッテピンク系のスッテはイカの活性が高いときに有効という話を聞いたことがあります。確かに動画を見返してみると赤やピンク系のアタリは大きいように思います。

 

ならばピンク系は一つは入れておきたいですね。

 

ただ、「青だらけにすることはあってもピンクだらけはないね」と以前達人が言っていたように、ピンク系は、青ほどは乗りが持続しない印象です。

 

それはおそらく「活性が高い状態は長くは続かない」=「ピンクは長くは続かない」からだと思いますが、ではムラサキはどうでしょう?

 

DSCN0446b先日ヤマカワで復刻したFNネオン50PKムラサキ。エアinヘッドでFNネオンよりも比重を抑え、より直ブラ向きの仕様になったようです。

 

↑写真は復刻前のものですが、いずれにせよ昨年浅場に大きなマルイカが回ってきたとき猛威をふるったPKムラサキ。先日の6月3日もなぜか左右の隣人含め直ブラとこのスッテの組み合わせにしか乗らない流しがありました。

 

DSCN8520b↑復刻版は内部に透明感があります。
どうせなら完全再現版も欲しいですねー^^;

 

【マルイカ】【ゼロテン対決!!】 カラ合わせ VS 目合わせ(2018/02/25)

釣行データ
釣行日 2018/02/25(日)
船宿 五エム丸 / マルイカ船
竿

自作竿(2017年度版藤沢ブランク- 並継部分4.5㍉- 先径0.3~0.4㍉)

リール

shimano スティーレ100XG

daiwa スパルタンRT TW 100XH

PE

シーガーPEX8 0.8号150m

オモリ

スカリー60号銀 or ドラゴンシンカー60号

ハリス  ホンテロン 4号 or R18 4号
仕掛け図 仕掛け図   直結6~7本
幹間1m、捨て糸1.5m
研ぎ器 カンナくん大成功です
竿休め チョイ置きキーパー
ツノマット ツノマット300
投入器 Daiwa イカヅノ投入器 6本 ピンク +増設2本
水温 14.3℃
三戸浜沖~城ヶ島沖:澄み ゆるい 85M~100M
パターン

長潮  (干潮06:30 満潮 11:49) 

月輝面 70% 月齢 9.2
北 ほどほど
波高 0-0.5M
天候 曇り
船の釣果(竿頭は右舷ミヨシ) マルイカ(ヤリイカ6割、ムギ含む):3-32杯

自己釣果(左舷ミヨシ)

マルイカ:27杯(うちヤリイカ8杯、ムギ1杯)

bI14882「えっ、今さらその竿!?」

 

柏崎流ゼロテンションが流行りはじめた2015年以来、「自作のゼロテン竿」を使い続けてきた釣り友の戸田くん(以下Tくん)が、この日持ってきたのはオモリ負荷20-60号の汎用的なマルイカ竿。

 

今さら汎用竿…(=д= )?

 

「なんで?」と問うと、

 

「ただ着底して叩いて巻いて掛けて毎週毎週毎週毎週、同じことやっててつまんないんですよ。たまには違ったことやらないと発見がないです」

 

「初心に帰ります」

 

….∑( ̄□ ̄;) !!

 

言ってることは立派ですが…(; ̄Д ̄)

 

ようは飽きたのね…(´-ω-`)

 

はたして28歳独身のTくんは
どのような攻略法を見出すのでしょうかw

 

前半戦!!

nagi朝一の海況は「凪」。

 

しかしイカの活性は最悪で
1流し1回できれば良いほうでした

 

chibimaru3「イカの移動が早くて反応が止まらないよ…」と嘆く船長。

 

着乗りはなく、変則的なタイミングで1回こっきり乗ってくるのは11~15㌢の小さなマルイカばかり。

 

どういうわけか活性が低いとマルイカも小さいです。

 

hosaki03不幸中の幸いは、潮が緩く、凪だったこと。水深90㍍の割には低負荷(より細い竿)で、ゼロテンションがキープできました。

 

こうなると「細かい触り」を拾えるゼロテン竿は有利です。

 

9時の時点でTくんとわたしの釣果は0-6でした。

 

Tくん悩むw

迷走やはり汎用竿で深場のゼロテンションは無理があるようです。アタリがまったくわからないと頭を抱えるTくん…。

 

Tくんは竿を変えたことにより2つの感覚を失いました。

 

ひとつは、オモリ50号に対して竿の胴からティップにかけてが柔らか過ぎることによる「乗せ感」の喪失です。

合わせたときにオモリ負けして竿がぐにゃっと曲がれば「乗せ感」は怪しくなります。そして「乗せ感」を失えば、極小サイズが乗ったかどうかはもはや煩悩レベル…

 

そこでTくんは極小サイズを諦めます。乗ったのかどうか怪しいイカはすべて落とし、良型のみを拾う戦法に。これでカラ上げのリスクを減らします。

 

そしてもうひとつTくんが失ったのは「目感度」でした。ゼロテンションをやるにはちょっと穂先が硬すぎるようです。

 

一時は、ゼロテンションは厳しいとみて、「宙」も試したそうですが…これもうまくいかず…

 

そこで彼がとった行動は、

 

awaseruゼロテンションで「リズムを取る」ことでした。

 

「どのくらいの間隔で合わせたら掛かるか」「イカの活性は今どのような状態か」に集中し、ときには2秒であったり、ときには1秒も待たないくらいの間隔で「タイミングを見計らう」のみ…。

 

yariika状況が一変しました。

 

後半戦!!

hosaki03

次第に風が吹いてきて海が悪くなってきました。0.3㍉の穂先(4~6号負荷)ではノイズが出るようになり、意図しないカラ合わせが増えるようになります。

 

hosaki04そこで0.4㍉の穂先(6~10号負荷)に変更し、ノイズをキャンセル。その分小さなアタリは消えますが、本アタリのタイミングを失うよりはマシだとこの時は考えました。

 

sumiところが0.4㍉の穂先に変更してから墨を付けられるようになります。

 

まさか直結仕掛けで墨をつけられるなんて…

 

よほどアタリが見えていないようです。

 

0.3㍉の穂先に戻すかどうか悩みました。

 

でもこういった経験は新しい穂先の作成イメージにつながるので
0.4㍉の穂先のまま続行することにしました。

 

ラスト!! 

yariika2終わりが近づくにつれ、
イカの足が止まるようになってきました。

 

ヤリイカ主体ですが
良い流しでは3回くらいできるようになります。

 

ほとんどの方がヤリイカを着乗りさせる場面も…!

 

chibimaru4そんな中、

 

chibimaru5
なぜか私は遅れマルイカが多く…

 

「なんでヤリイカが釣れないんだ?!」とリセットするかのように「巻き落とし」を行うと、ヤリイカが着乗りしたりするのでした^^;

 

言い訳はしません。(十分してるけど)

 

1519542234-1-6862bいつもなら得意な極小マルイカを諦めながらもTくんは32杯で竿頭。

 

ヤリイカに有効なタタキ動作を繰り返したそうです。

オモリ着底から、穂先を頭上まで上げ、ストンと落とす。この繰り返しを0~2秒間隔で行う。それで乗らないときは、たまにオモリが着底した状態で竿を叩いたり(俗に言うマルイカのタタキ)、巻き落としを行ったりしたそうです。

 

秘訣は、穂先を見ないことw

 

1519542235-2-6431bわたしはマルイカ率多めながら27杯。船長曰く「もっとカラ合わせ入れたほうがいいんじゃない? 待ちすぎ」とのことでした。

 

それにしてもまさか…

 

穂先を見ることなく竿頭とは…

 

Tくん参りましたw

 

気づいたことまとめ1:墨をつけられたら

「スッテに墨をつけられた!!」

これはイカがスッテに一度は乗っていたことを意味します。

考えられるケースとしては、

 

①極小マルイカが乗った ⇒ アタリがわからなくて気づかずに振り落とした ⇒ 墨を吐かれた。

②アタリがわからずゼロテンションでステイしっぱなし ⇒ その間に乗ったイカがエサではないと見切ってスッテに墨を吐いた。

 

①は仕方ないと思います。
しかし②は対応できるかもしれません。

「墨を吐かれた」=「見えないアタリがある」=「見えないアタリを捉えるには」=「カラ合わせは1つの手段」

 

気づいたことまとめ2:カラ合わせのリズム

どうやらイカは活性によって異なるリズムを作るものと思われます。周囲が釣れているのに自分だけ釣れないようなときは特にアワセのリズムを変更してみるのも一手かも?

 

スッテメモ

sute

朝一のスッテ。左が上です。

 

曇天といえば黄色が強そうなイメージはあっさり崩れ、この日はクリア系のケイムラやブルー、ピンク、後半は玉露によく乗りました。

 

黄色や蛍光系も全く乗らないわけではないけれど、
澄み潮だとイマイチな印象…。

 

たまたまかなー

 

【相模湾マルイカ】好調かも2018年!! 気になる新アイテム~(2018/02/18)

釣行データ
釣行日 2018/02/18(日)
船宿 五エム丸 / マルイカ船
竿

自作竿(2017年度版藤沢ブランク- 並継部分4.5㍉- 先径0.3~0.4㍉)
アルファソニックマルイカ165XUL

リール

shimano スティーレ100XG

daiwa スパルタンRT TW 100XH

PE

シーガーPEX8 0.8号150m

オモリ

スカリー60号銀 or ドラゴンシンカー60号

ハリス  ホンテロン4号 or R184号
仕掛け図 仕掛け図  直結ブラ or 直結6~7本
幹間1m、捨て糸1.5m
研ぎ器 カンナくん大成功です
竿休め チョイ置きキーパー
ツノマット ツノマット300
投入器 Daiwa イカヅノ投入器 6本 ピンク +増設2本
水温 13.8℃
カメギ~三戸浜沖:薄濁 ゆるい(速い流しも)90m前後
パターン

中潮1日目  (満潮 6:39 干潮12:27) 

月輝面 5.1% 月齢 2.2
北 弱い
波高 0-0.5M
天候 晴れ
船の釣果(竿頭はブランコの方) マルイカ(ヤリイカ含む):8-23杯(次頭21杯)

自己釣果(左舷ミヨシ)

マルイカ:20杯(うちヤリイカ12杯)

チビトトいいねいいねー(๑>ᴗ<๑)

 

DSCN8978b可愛いねーσ(≧ε≦o)

 

DSCN8982b

きゃーこっち向いてー(*≧∀≦*)

 

…∑( ̄□ ̄;) ハッ

 

…またマルイカより先に…

 

…自分が釣られてしまった…。

 

新発売のスッテ

DSCN8996b

「チビトト」&「チビエビ」シリーズに3つの新色が追加されましたね!

 

とくに直近2回の深場釣行ではケイムラバイオレット好調♪
黄色はポツポツで、黄緑色はイマイチ?浅場待ち?

 

マッキーで塗ればバリエーションもさらに多彩に、今年も存分に楽しませてくれそうです♪

 

DSCN9008bそしてなんとヽ(`Д´;)ノ 

 

美咲が倒産して行き場を失ったFNネオンは
ヤマカワで復活!!

 

すでに販売している店舗もあれば
入荷しないと言い切った店舗も…。

 

こりゃあ探すっきゃない!!(`д´/;)/

 

 

daiwa-mid

 

ダイワのページより引用 

深場の極小マルイカを手玉にとりたいなら必須とも言うべきミラーシリーズに新色が追加!!

 

混色タイプの「40sミラーss混色」
すごく気になりますねー(๑>ᴗ<๑)

 

3月発売が待ちきれませんw

 

ドラゴンシンカー

DSCN9014bダイワドラゴンシンカーが新発売で好感触!! 

 

そりゃあドラゴンシンカーは鉛ですからタングステン(TG)に比べれば落下速度は遅いですけど値段はTGの1/6!!

 

ロスト時の精神的ダメージも1/6です

 

所感では、ドラゴンシンカーの落下速度はスカリーと同等ながら、キレ良く持ち重り少なく「乗り感が向上する」と感じました。

 

とくに60号のオモリがメインとなる深場では、「乗り感」が勝負を左右するためドラゴンシンカーの存在は非常にありがたいです。

 

マイクロ系のアタリをより鮮明とするのに
一役買うかもしれませんね^^

 

シーガーPEX8

DSCN8952b落下スピードが欲しいイカ釣りに8本撚りのPEライン、そしてこのコスパは超魅力的!! シーガーPEX8 0.8号

 

メーカー   商品名 号数 撚り糸 強力 100㍍単価
よつあみ ウルトラ2ダイニーマ

0.8

4本

4.8㌔

約1900円

シーガー PEX8 0.8

8本

7.3㌔ 約900円

 

 

  

「強さ」も「値段」もマジか…∑( ̄□ ̄;) って思いますよねw

 

DSCN8962bただ8本撚りのシーガーPEX8 0.8号はけっこう繊細かもしれません。

 

ササクレがちょっと引っ掛かっただけで写真のように毛羽立ったので、オマツリは不得意そうな印象です…。

 

それでも、名だたる名人の方々も愛用されているPEライン、安いので躊躇なく交換できるので、

 

DSCN8951bわたしは買いです♪

 

自分で糸を巻きたいと思ったら⇒

 

アルファソニックマルイカ165XUL(2017年モデル)

DSCN9017bあえて今季発売された155XXULではなく、
2017年モデルの165XULを買ってみました!

 

arufa165

ちょっと90㍍ラインで使ってみた限りでは、

 

「オモリ負荷8~10号くらいのゼロテンションでピタリと止めることができ、深場でのアタリは比較的見やすい」「ただし乗せたときにもう一段、ぐにゅっと曲がる感触があり、乗り感に不透明なゾーンが一瞬だけ存在する…」

 

といった感想でした。

おそらくぐにゅっと曲がる感触は、宙にも対応したモデルだからでしょうね。これは今季発売されたゼロテンションのエキスパートモデル「155XXUL」でもろもろ解消されているのでしょう!

 

ではなぜあえて165XULを買ったのかというと、穂先は自分で作るからです。グラス穂先を作るなら、 

165XULの継元経3.8㍉
155XXULの継元経3.0㍉

継元経は太いほうが安心だからです。

 

また個人的には、ゼロテンションは竿が長いほうがキープしやすいので、165にしたという理由もあります。

 

DSCN9023bところで、なぜ「ゼロテンション対応モデルが多数発売されている昨今、わざわざ穂先を自作するのか」165XULのグラス穂先の作り方など、機会があれば今後動画で紹介してみたいと思います^^

  

douga
マルイカ動画製作中…よろしければチャンネル登録よろしくお願いいたします♪

 

【相模湾アマダイ】城ケ島沖デカアマ考察2【特エサを探る】(2018/01/27)

【相模湾アマダイ】城ケ島沖デカアマ考察1【外道】(2018/01/27)の続きです。

デカアマの特エサを探る

okiamiさてオキアミが万能エサであるのは良いけれど、城ケ島のように外道が多いと「アマダイだけ釣れるエサはないものか」なんて考えちゃいます。

 

延縄漁では、青イソメを房掛けにしてアマダイを釣るそうです。でも遊漁船(五エム丸)ではなぜか青イソメの実績がありません。

 

これは延縄漁が、定位置に長時間エサを放置するのに対し、遊漁船は船を潮に流すので、常に移動するから、海底でうごめく青イソメを演出するのが難しい…つまり不自然だからでしょうか?

 

いずれにせよ、【エサを動かさない】延縄漁では青イソメが特エサ。【エサを動かす】遊漁船では青イソメが特エサとはならない。

 

同じ「釣り」でもやり方によって
特エサは変わるようです。

 

ところで遊漁船の中でも「動かす派」と「動かさない派」がいます。

 

前者は積極的に仕掛けを動かして棚を探り、
アタリを取りにいく手持ちタイプ。

後者は棚メインの攻略で、
エサの動きは船の揺れにまかせる置き竿タイプ。

 

タイプが違えば
特エサも変わるかもしれませんね。

 

わたしは前者で、動かしてアタリを取りにいくタイプです。

 

以下、いくつかのワームと生エサが「動かすタイプ」の釣りで「特エサ」となるのか試してみましたので、その考察になります。

 

メバルベイト(オキアミと併用)

DSCN8882b メバルベイト(ケイムラ)45㍉。

 

紫外線のケイムラ反射による「エサのアピール」目的で使用しました。外道を含めアマダイもよくヒットしたので悪くはなさそうです。

 

ただ城ケ島のアマダイポイントは水深100㍍前後と深いので紫外線は届きにくいと思われます。そのため曇天、濁り潮では効果を望めないかもしれません。

 

今のところ「晴天の薄濁り」では好感触、でも「晴天の澄潮」では見切られる可能性もあると思っています。

 

夜光玉ほど万能ではなさそうです。

  

余談ですが水中カメラ 

water

曇天の日に水中カメラを入れてみました。

 

水深100㍍の明るさは、水の透明度にもよるそうですが概ね水面の明るさの1%だそうです。曇天はさらに40%の明るさしかないそうですから、晴天の水面の明るさを基準とするなら曇天は0.4%。

 

加えて潮が濁ったら0.1%を切るかもしれません。

 

こんなとき、魚は【視覚】より【嗅覚】に頼っているかもしれません。これを調査するには、脂がにじみだす「サンマ」なんてどうでしょう!

 

サンマの切り身

DSCN8920b一部海域では使用禁止となるほど強烈な特エサ。たとえばタチウオは「サバ」より「サンマ」のほうが喰いは良いです。

 

しかし(^o^;)

 

エサの位置を替えても
外道を含めオキアミばかりに喰うんですよね…。

  

oni鬼カサゴでさえオキアミに喰う始末です

 

サンマは置き竿の方には実績があります。
ということは、サンマはあまり動かしすぎたらダメなのでしょうか?

 

もしくは用意したサンマが「焼き用」だから
鮮度を見切られたのでしょうか

 

サンマはいずれリベンジです…(T-T*) 

 

ホタルイカ 

hotaru

こちらも過去アマダイで実績のあるホタルイカ。エンペラにチョン掛けにすると足だけ取られやすいので、ツボ抜きにして、眉間のあたりにチョン掛けにします。

 

これは刺身用なので
鮮度抜群でしょう!ヽ(`Д´;)ノ

 

そして実際、「キモ」にかなりの
集魚効果
がありました。

 

そしてキモだけすすられましたw

 

1日やって撃沈です(T-T*)

 

はい…。

外道の多い城ケ島で【嗅覚】を刺激するのは無理を感じました…。

 

そんなわけで結局、動かす釣りなら「潮に乗せやすい」軽いエサ=オキアミが一番という結論に…

  

DSCN8933bデカを狙うならオキアミは目、
髭の立派な大粒を選びたいですね!

 

オキアミほか
奇跡のエビ」も大粒で良いみたいですよ。

 

amadai10さて今季最後のアマダイ動画はキダイさえ喰わない城ケ島の低活性をどう攻めるのか悩みながらも50㌢2本ゲット(σ≧▽≦)σ

 


キダイの低活性には意外な秘密が…(꒪⌓꒪)