やっぱり
食べないとダメですかね
流水解凍して間もないので、ほとんどニオイは気にならないものの、
「プランクトン」を食べるという行為そのものが
気になって気になって
準備はバンタン、あとは心の準備だけ
よし。
考えても仕方ない。
とりあえず…
ひとかじり><”!
…ん?
…味がしない。
…????
困りました
かじっただけではなめらかな舌触りを感じるのみで
味を感じることができません…。
やっぱり「味わう」しかないのでしょうか
えーい、
こうなったらヤケだっ!
舌でオキアミを潰して…
う
うわあああああ ε=ε=ヾ(;゚д゚)/
ぶちゅっとした…。
…。
…え??
おお??
ののの濃厚!!!!!!!!
これは…。
味がないのではなく、
「味」=「コク」といった感じで、
ひたすらに「濃ゆい」!
しかしやっぱりプランクトンだぁ~(;´∀`)
決して「エビの形」から連想するような「エビ味」はしません…。
その正体は「高タンパク」そのもの??
良くいえばとても栄養価が高そうな味で、
水道水で口をゆすいでも「濃さ」だけが残ります…。
南極にすむ動物たちがオキアミを主食とするのには、妙に納得^^;
(アジアの情報ページさんよりお借りしました)
というか、このオキアミ、
すでに魚が好きな要素が揃っているんじゃないでしょうか。
オキアミ自身の消化酵素(プロテアーゼ)によって自己分解したときの
あの強烈なニオイこそ集魚効果ですし、
人間がたべても濃ゆいと感じる「高タンパク」、
魚が嫌いな理由が見当たりません。
あとは、針に刺したときもう少し硬くなってくれれば、
それで良いのでは…?
そう思ったのですが、せっかくの加工ですからね^^
どうせならオキアミの「腐りやすさ」を防ぎたいところです。
なにか、良さげな食材はないものかと探していたところ…。
お?
これだ!
米麹(こうじ)です。
ウィキペディアによれば、「コウジカビ」は、発酵によって「タンパク質」を分解し、うまみ成分である「アミノ酸」を生成するそうですね!
ということは、オキアミの漬けダレに「麹」をまぜれば、(オキアミの)タンパク質がごく自然な「うまみ」に変化するんじゃないでしょうか。
しかも米麹に含まれる「植物性乳酸菌」は腐敗や微生物の繁殖を抑え、食品の長期保存を可能にするそうです。
すばらしい!
発酵ってすごいですね、
より「美味しく」「長持ち」させるんですから^^
なんとこの米麹(こうじ)
「本みりん」または「みりん(タイプ)」にも含まれており、
さっとオキアミにかけるなら「塩麹」より「みりん(タイプ)」のほうが
お手軽かもしれません^^
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※追記
本みりんのページのよれば、
本みりんの主な成分は、麹菌によりデンプンやタンパク質を分解して
出来た「生成物とアルコール」だそうです。
ですので「みりん」に期待できるアルコール以外の要素は、
あくまで「糖類」や「アミノ酸」等の「うまみ成分のみ」
ということになりそうです。
また、塩麹についてのためになる知識はこちらをどうぞ^^
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ということで、
みりん(タイプ)をひとふりして一口!!
…うむ!
甘みが増してとってもマイルド、
むしろ「甘エビ」っぽくなりましたぞ!
そういえば、刺身を「漬け」にするときの調味料も「醤油」「酒」「みりん」と、どれも発酵調味料です。
なるほど「漬け」にすると、「保存」が効いて「旨み」が増すわけです~^^
さっそくみりんをふりかけて冷蔵庫でやさしく解凍^^
前回と同じく
3Lサイズのみ小分けして
最後の試食!!
(毎度食べてはいません味見だけです)
果たして…?
…。
げ…。
なんっっで不味いのぉ???!!
続く