カツオ・マグロ用のオキアミといえば3L、
いろんな種類のものが販売されていますね。
「不凍タイプ」はベトベトしているので
あまり好きではありませんが
オキアミ職人のように、必要な分だけ現場でプラスして
使用量をコントロールできる商品もあります。
いずれにしても、
「腐敗しやすく」「身が崩れやすい」というオキアミの弱点を抑えるため、「浸透圧」を高めて細菌の繁殖を抑制しつつ、「身を締め」、
商品によってはさらに浸透圧を高めることで「不凍化」し、
生での冷凍保存を可能にしています。
さらに「ニンニク」と「アミノ酸」を追加して「おいしさをUP」する、というのが加工オキアミの定番のようですが…。
なんともけっこうな加工量
これって
オキアミ本来の味は残ってるんでしょうか…
…。
ということで、
ここはひとつ加工しすぎない程度のナチュラルな
加工餌を作ろうじゃありませんか^^
ベースとなるオキアミには船上生産にて「瞬間凍結」しているという生オキアミ、「刺魔王」をチョイス。
「真空パック」のため、酸化防止剤などの余計な保存料が入っていなさそう、というのも選んだ理由の一つです。
「浸透圧」はやりすぎない程度に高めました。
ハチミツと水(1:1)に「塩」をプラスしただけの
シンプルな混合液を用意し、
「刺魔王」を入れて
釣行日の前日(24時間前)に冷蔵庫でやさしく解凍。
このときは、「アミノ酸なんて邪道だっ!」
と思っていたのですが…。
12時間後、ちょっと気が変わり
旨みがアップするというアミノ酸(味の素)もプラス。
釣り場に持っていくと、ほどよい締まり具合で、「しっとり感」があり、生のオキアミに似た色に仕上がり好みとなりました^^
ベタつきも最小限です。
ただし、「不凍化」するほど「浸透圧」を高めてはいないので、
クーラーBOXで保存しつつ、必要分だけ取り出して使用しました。
「塩」だけで「身を締める」より、ワンランク上の加工餌ができた~^^
と、わたくし満足していたのですが…。
この日は釣れず…。
やっぱ潮が悪い日はダメだなぁ…。
なんて、ぼーっとしながら、
ふと、思ったんです。
このオキアミ、
何味なんだろう。
美味しいんだろうか…。
そうだそうだ!
味を確かめもせずに
釣りなんてするから釣れないのだ!
こうなったら
食べるしかないっ!
新鮮なオキアミは食用になるというし、
…いや、防腐剤入ってそうだな…。
防腐剤は発ガン性物質が入っていると言うし…。
かじるだけにしよっと…
とりあえず、
使わずに持ち帰った3㌔のオキアミでもう少し実験です(ノ><)ノ