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船で道具をセットする

 ※この記事はコマセの溶かし方についての項目を2014/08/28に修正しています。

 

船に乗ったらさっそく道具をセットしましょう!

道具はもろもろ船宿から借りた場合を想定し、なおかつコマセ釣りの場合を想定して説明します。

 

 

船に乗ったらまずはお隣さんに挨拶してくだいね~^^

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※ 以下、五エム丸を基準として説明しています。細かい仕様は船によって違いますから、参考までにお願いします。

 

 

 

 

1・コマセを溶かす

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船の前(ミヨシ)あたりにバケツが置いてありますので自分用に2つ拝借します。1つはコマセを溶かす用、もう1つは魚の血抜き用です。混み合ったときは1つしか得られないときもあります。

 

これら一連の手順は船によって違います。詳しくは船長に聞けば教えてくれるのですが、船長は餌の用意等でいないことも多いので、できれば常連さんの行動をよく観察するなどしてできることはどんどん進めるようにします。

 

隣の人と仲良くなって教えてもらうのが一番です^^

 

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循環器を通ってポンプから海水が流れています。
座席から近いポンプをバケツの穴に通して海水を張ります。

 

※循環ポンプがない船もあります。その場合はバケツで海水をくみます。

 

 

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とくに夏季のコマセはダメになるのが早いので直接海水にはつけず、ジップロックに入れる等して流水解凍します。

 

 

 

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ただし冬季に循環ポンプがない船ではなかなかコマセが溶けないため、わたしは直接海水にコマセを入れてしまうこともあります。(基本的にはジップロックで解凍します)

 

 

 

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通常は半解凍したらクーラーBOXで保管し鮮度を最大限に保持します。(冬季は外がクーラーみたいなものですからあまり気にしなくても大丈夫です)

 

※もちろんやり方は人それぞれで、コマセに対する考え方もまちまちですので、参考までにお願いします。実際ジップロックを使用している方はあまり見かけません。

 

また「付け餌」は事前に加工されたものを購入しておくのが無難ですが、船宿でブロック状の付け餌を購入する場合は、上記コマセの通り解凍すればなんら問題なく使用できます。

 

 

 

 

2・竿とリールのセット

 

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貸し竿にリールを取り付けます。(写真は自前のものです)

おそらく貸し竿はもろもろ準備されて渡されると思いますが、
ここでは単品を渡されたとして説明します。

 

 

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竿に付いているすべてのガイド↑に道糸を通してください。1つでも道糸が外れると竿の本領を発揮できませんので見落としのないようにします。

 

 

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竿の柄の部分に、ロッドキーパーのサポート部分を取り付けます。赤矢印のグリップ部を手前にして取り付けてください。

 

(ロッドキーパーがない船宿もあります。事前にお問い合わせください。またロッドキーパーの種類によっては手順が異なることをご了承ください)

 

 

ここから先の作業は細々しているので、先に完成図↓を見てください。

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おっと、一点、撮影ミスです

出船まで竿を出しちゃダメです。

竿を出しておくと出船の際、何かに引っかかって竿が折れる可能性がありますので、出船までは(たとえば)写真右のほうにある船べりの穴に竿を立てておくようにします。

 

 

3・ロッドキーパーの取り付け

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釣り座の棚に「木」が置いてあります。写真のようにロッドキーパーを固定するための木です。船べりに挟み込んでロッドキーパーを固定します。

ロッドキーパーにも種類があり、1つの木で固定できる場合もあれば2つ必要な場合もあります。

(本当は木を船べりの上下に挟むのが正解なのですが、私、へたくそで

 

 

3・天秤の確認

コマセビシXc

渡された天秤の赤丸部分にスナップサルカンが付いていると思います。
これを一旦、外してください。

 

 

 

4・道糸とサルカンの接続

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「天秤」についているスナップサルカンを外したら、道糸の先端に取り付けます。

道糸はだいたいビミニツイストという結び方で輪っか状になっていますから、その場合の取り付け方を説明します。

 

このとき、もし道糸が輪っか状になっていなかったら、

知識のある人に結んでもらいましょう。

 

中途半端な知識で結ぶと簡単にほどけます。
最初は船長かお店の人にやってもらいましょう^^

 

輪っか状になっているなら下記の手順を参考にしてください。

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1・まず道糸の輪っかごとサルカンの穴に通します。

 

 

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2・次に、道糸の輪っかを広げてその中にサルカンを通します。

 

 

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3・そのまま道糸を引けば接続完了です。

次に、このサルカン部分と天秤を接続します。

 

 

 

5・道糸と天秤の接続

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(写真右)
先ほど道糸に取り付けたスナップサルカンと、天秤の柄の短い方を接続します。

(写真左)
天秤の柄の長い方にはクッションゴムを取り付けます。(貸し竿にクッションゴムはないかもしれません)

 

 

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天秤の中央部分にはサニービシ(コマセカゴ)を取り付けます。

 

 

6・リール電源の接続

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1・リールの電源はだいたい釣り座の下にありますが、電源がない船もありますし。船室からコードを引っ張ってくる等、いろんなタイプの船があるので船長に確認してください。

写真が電源元です。フタを開けて、リールコードのプラグをプラスとマイナスにそれぞれ取り付けます。

 

 

 

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2・次に赤丸の部分、リール側のコードのフタを外してコードプラグを差し込み、リングを回して固定します。

問題なく接続できれば 赤矢印部分の液晶が表示されます。もし表示されなければ、1の手順に戻ってプラスとマイナスを入れ替えてください。おそらくコードプラグが逆転しています。

 

 

7・準備完了

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ふう~、意外と大変ですね!

でも慣れるとあっという間ですから頑張ってください!

私の場合はゴミ袋を船にくくりつけたり、タオルやハサミをあらかじめ準備したりしますが、それは人それぞれです。

竿は赤丸に立てといてくださいね。

 

これで準備は完了です。

 

なお、この時点ではまだ仕掛けは取り付けないほうがいいです。

取り付けても問題はありませんが、風が強かったりすると、沖のポイントに到着したときに仕掛けがぐちゃぐちゃになっていたりしますので、仕掛けはポイントに到着したらさっと取り付けられるように、準備だけしておきましょう。

 

※この記事は良かれと思って書きましたが、くれぐれも、船、人によってその手順は違いますので、雰囲気の参考程度にお願いいたします。

 

あとは出船を待って、船室に潜り込んで寝るもよし、
景色を楽しむのも良しです^^

 

じゃんじゃん釣れることを祈ってます!!

 

乗船までの流れ

 

乗船までの流れはどの船宿でもだいたい同じですが、
少しずつ違うので葉山「五エム丸」を例に多船と比較しながら見ていきます。

五エム丸ホームページの乗船手順はこちら

 

  1. 開店前に到着したら
  2. 駐車場へ
  3. 開店
  4. お金の精算
  5. (出船30分前まで)自由行動

 

 

1・開店前に到着したら

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開店前に到着すると当然ですがシャッターは降りています。

人がいないこともあれば、夏季のカツオのように人気のある魚種だと開店前から大賑わいの場合もあります。

このとき、クーラーbOX等、重たい荷物は店前に下ろしちゃいましょう。

 

 

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シャッターの右隣、郵便ポストの上に名簿が置いてありますので、この名簿に自分の名前と乗船人数を記入します。

名簿に記入された順に釣り座が決まります。
早起きして一番乗りする人はみな釣り座がお目当てです

 

他船では、

  • 船の前にクーラーBOXを先着順に置く。
  • 桟橋に着けられた船に直接乗り込んで、空いている釣り座にクーラーBOXを置く。
  • 事前予約の際に、あらかじめ釣り座の希望を船長に伝える。

 

など実に様々です。

 

釣り座にかんしてはだいたい地元の人が有利ですね。
ある程度慣れてくると、釣り座の決め方ひとつで好みが分かれたりします。

 

 

2・駐車場へ

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名簿に記入したら駐車場に向かいます。
車を停めたらエンジンを切って私の場合は車内で開店を待ちます。

 

※はじめて行く船宿だと駐車場の場所に迷うことがあります。常連さん等、誰かが来るのを待って場所を聞くか、もしくは慣れるまで早すぎる到着は避けたほうがいいかもしれません。

はじめてなのに誰もいなかったら不安ですよね^^;

 

 

3・ 開店したら

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お店のシャッターが開いたら、①で名前を記入した順に釣り座を決めていきます。

はじめての場合は「はじめてです」とお店の人に言ってください。
釣り座を船長の真横にしてくれたり、貸し道具等、用意してくれたりします。

 

このときにお金の精算をしてもよし、

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絶品の味噌汁をいただいてから精算してもよしです^^

 

朝の味噌汁サービスは東京湾の船宿ではみかけないですね~。
こういったサービスは地方に多いかも。

 

 

4・お金の精算

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料金は先払いです。

忘れずにスタンプカードを出しましょう。はじめての場合は、ホームページに載っている割引券等を印刷して持参するのをお忘れなく^^

※釣割を利用する場合は、スタンプカードの捺印と併用できません。

貸し竿を利用したりコマセを追加したい場合はそのむねを伝え、乗船料金と一緒に精算します。

 

 

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料金精算時に黄色いチップをもらうので、外に出て氷とコマセを引き換えます。

ここらへんの細かい仕様は船によってまちまちです。木札をもらって乗船後に餌と引き換える場合もあれば、チップや木札なしの船宿もあります。

教えてくれるやり方でその通りにやってください。

 

 

 

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クーラーBOXを軽トラに積み込むと、船の前まで運んでくれます。

 

このサービスはない船宿のほうが多く、代わりにクーラーBOXを台車に乗せて船まで運んだり、手で引いて持って行ったりします。

 

 

05・(出船30分前まで)自由行動

私の場合ここで一旦、駐車場に戻って支度します。

支度と言ってもカッパと長靴を掃いて、竿とリールを船に持ち込むだけ。

出船したら沖上がりまで駐車場には戻れませんから、車のキーロック、お弁当や飲みもの、貴重品等をお忘れなく!

 

さて、いよいよ船に乗りこみます!!

次回は船でのタックルの準備を紹介します。

 

 

メダイで五目(13/05/10)

 

釣行データ
 釣行日  2013/05/10
 船宿  五エム丸
 竿  ダイワ(Daiwa) ヘルバイパー 270(II)
 リール  ダイワ(Daiwa) レオブリッツ 270MM
 仕掛け(メダイ)  ハリス8号1本針4.5メートル、ヒラマサ針12号
 仕掛け(五目)  ハリス6号2本針4.5メートル、真鯛針8号
 ビシとテンビン  チドリ式天秤108式 MH型   サニービシL80号
 水温  18度
 潮  濁り、ゆるい
 パターン  大潮 下げ潮 (潮止まり10:52)
 月輝面  -0.0%
 風  北東 弱い
 波高  0-0.5M
 天候  晴れ
 船の釣果(メダイ)  0-1 (竿頭:全体の半数くらい?)
 自己釣果(左舷大トモ)  メダイ:1 赤イサキ:1 沖メバル:2 アジ:9
マサバ:2 ごまサバ:8

 

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五エム丸さんでメダイ船に乗ってきました~^^

 

最近は城ヶ島沖でいろんな魚があがっているということなので、

今回は五目を狙ってみました。

 

前回のメダイは食べるのが大変でしたし(汗)

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五目は丁度よいかも…。

 

 

そんなわけで

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ハリス3号のアジ仕掛け。

アジを専門に狙うには少々太い仕掛けですが、

五目には丁度よいかな~と思って用意しました。

 

 

しかし朝、

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「メダイが食ったとき切れるよ(;^_^」

 

高志船長にごもっともな意見を頂き、

五目に対応できる仕掛けを船にて緊急作成することに…。( ̄Д ̄;

 

 

船長いわく針が小さければ大丈夫とのこと。

ハリス6号2本針4.5メートル、真鯛針8号

 

↓メダイ専用の仕掛けは事前に用意です。

ハリス8号1本針4.5メートル、ヒラマサ針12号

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メダイの餌はサバ餌です。

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船で配られたサバ餌を小さく切るだけでアジの餌になります。

 

餌が小さいとサバに邪魔されるし、

餌が大きいとアジが食えないので、

大きさに迷います。

 

ま、色々やってみよ~。

 

 

 

いざ

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おお~ ヒットヒット(〃v〃)ノ

1流し目からばりばり食ってきます。

 

入れ食いタイム楽しい~^^

 

ごまサバに邪魔されながらも、

赤イサキ、アジ、沖メバルと多彩な魚種があがってきます。

 

 

水深が深いところのアジはデカイ…。

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運良くマサバが釣れたのでごまサバもお持ち帰りです。

(一緒にしめ鯖にするとごまサバも美味しくなります)

 

 

 

さて本番

この日はメダイの調子があまりよろしくなかったようで

11時すぎには城ヶ島沖から移動です。

 

沖の瀬にいってみます」

 

という船長のアナウンスとともに

私もメダイ専用仕掛けに切り変えます。

 

でかメダイが上がる場所なので…。

 

 

餌もイカ餌に…。

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メダイの餌はサバ餌か、

1センチx10センチ程度に切ったイカの切り身です。

 

餌用のホタルイカを持参される方もいますが、

個人的には身持ちのよさが気に入っているので

スルメイカを使用しています。

 

イカ餌は船では配られないので、
使用したい場合は持っていくしかありません。

 

こんなデカい餌よく食うよな~、と最初は半信半疑でしたが、
これが問題なく食うんですよね。

 

 

 

 

2流し目でヒット!(((( ;゚Д゚)))

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竿先がブルっと震えたかと思うと次の瞬間には竿全体が
絞り込まれます。

 

海面に吸い込まれそうになる竿を、

引き込まれては、

起こし、

電動パワーを調節しながらやりとりを楽しみます。

 

こうなると柔らかい竿は楽しいです^^

 

 

しかし、

ブツッ!

と突然、

なにか抜けたような感触が~

 

この手応えはまさか…。

 

 

 

(゚Д゚)≡゚д゚)、ナヌー!

 

ハリスの結び方は「南方延縄結び」なのですっぽ抜けはまずありません。
おまけにメダイの歯はたいして鋭くないので8号ハリスが切られたというのも考えづらいです。

 

仕掛けを回収すると、やはり針はなく、
ハリスがスパッと切れています…。

 

まさか…。

 

船長にも確認したところ、そのまさかでした(笑)

同時に何人かやられたとか。

くそー。

 

 

サメです。

 

今日は目視できませんでしたが、
手に伝わる感覚が相手がサメだと言っています。

 

こうなったら奥の手です。

メダイの引きが強い = 巻き上げるスピードが遅い = サメが食べやすい

 

釣り上げるためには、
ハリス切れ覚悟で全開巻きにするしかありません。

 

 

 

ヒットぉ!

 

引きを楽しむ余裕は全くなく

ドラグを締めてガンガンに巻きあげます。

 

 

しかし、こんな時に限って手応え十分…。

サメさえいなければもっと楽しめるのに~

 

レオブリッツ 270MMはパワー重視ではないので、

メダイに引き込まれるとちょっと頼りなく、

巻けない! 

 

ああ~ガツっと嫌な手ごたえ!

 

ぶつん。

 

 

うーん厳しい…。

またもや針ごともって行かれました(泣)

サメ野郎~(TT)(TT)

 

 

 

その後、潮が早くなってしまったので沖の瀬を撤退。

朝のポイントでデカアジを追釣して、終了でした。

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結局この日、メダイの当たりは4回。

取り込めたのは最初の1匹だけです。

でも楽しかった~^^

 

 

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宿に戻って軽食のうどん^^