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メダイの捌き方

メダイの捌き方を紹介します。

 

「できるだけ白身に触れずスピーディに捌く」

 

どんな魚でもそうですが、
これが美味しく食べる捌き方のコツです^^

とはいえいきなりスピード重視で捌いたら危ないですし、最初から白身に触れず捌くなんて神ワザです。最初は慎重にやってください。

ここで言いたいことは、包丁がうまくいかなくても無理せず、手抜きして、ぱっぱと捌いで美味しく食べよう!ってことです^^

 

ではさっそく参りましょう~♪

 

注:魚の内臓が見える写真もあります。苦手な方はご遠慮ください。

 

 

1・ぬめりを取る

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メダイは「ぬるぬる」で有名です。荒塩または普通の食塩をふりかけて、たわしでこするところからはじめます。

 

このとき、魚のヒレに気をつけてください。頭から尻尾にかけて撫でるぶんには問題ありませんが、その逆を撫でると手がヒレに突き刺さります。(これはどんな魚にも共通することです。)特にタイ系の魚はヒレが鋭く、突き刺さるとかなり痛いので、注意して作業しましょう。

 

 

2・うろこを取る

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ぬめりが取れたらうろこを取ります。

うろこ取りというのが¥1,000くらいで売っています。うろこが飛び散らないのでかなり便利ですが、ない場合は出刃包丁の背の部分でこそぐように落とします。

料理のなかにうろこが入ってると家族に避難を浴びますから、ここだけは丁寧にやります

 

 

3・ 頭を落とす

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胸ヒレと腹ヒレの2か所を避けるように包丁を入れます。片側だけで断ち切らず、ある程度包丁を入れたらひっくり返し、逆側から分断するようにします。

 

 

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逆側から分断することで、慣れると内臓を傷つけずに頭を落とすことができます。その場合、最後は頭を引き抜けば、内臓が全部くっついて出てきます。

 

落とした頭は捨てないでください
正直、メダイの部位で一番、美味しいところです。

 

4・3枚におろす

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頭を落とすとこんな↑状態になります。

次に、3枚におろすために、まず半身から捌いていきます。

 

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①・お腹の部分に包丁を入れ、包丁の先端が中骨に当たるのを意識しながら、小骨の上を尻尾のほうにおろしていきます。

 

 

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②・背側のほうも同様に、今度は尻尾から包丁を入れ、包丁の先端が中骨に当たるのを意識しながら、小骨の上を背のほうにおろしていきます。

 

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イメージとしてはこんな↑感じです。
青い線に包丁を入れます。この段階ではまだ中骨がつながっていますから、最後に③に包丁を入れます。

 

 

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③・ 尻尾から包丁を入れ、中骨の上を、頭のほうまで卸します。

 

 

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一枚ゲット~^^

 

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残りの半身も上記と同様の手順で卸します。青丸の部分に血合いが残っている場合は手で取り除きましょう。

 

 

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半身2枚と中骨が1枚取れました。これで3枚おろしの完成です。

中骨は汁のだしになりますから、適当に分断して取っておきましょう。

 

 

5・腹骨を取り除く

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焼き物やみそ漬けにする場合は3枚におろせば完了ですが、刺身やフライにするなら、腹骨を取り除く必要があります。

 

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腹骨をなぞるように、刃を引きながら、腹骨を切りとります。

これは意外と難しいので、失敗したら大胆に切っちゃいましょう^^

 

 

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腹骨を取り除いた状態です。

 

 

6・小骨を切り取る

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小骨の脇に切り込みを入れます。
切り込みを入れたら、手で引っ張って小骨を取り除きます。

 

小骨が取り除けたら、小骨があった部分に刃を入れて皮を切おとし、身を半分にします。

 

7・皮を削ぐ

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尻尾のほうから皮と身の隙間に包丁を入れ、皮を指で押さえながら、皮を引いていきます。

これがなかなか難しい

途中で皮を切り落としてしまうと後が大変なので、最初は少し皮を厚めにとる感覚で皮を引くとよいです。慣れてきたら、皮の厚みを薄くし、身のほうにより多くの脂が残るようにします。

 

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でけた~♪

これが「サク」というやつですね。刺身にもフライにもなります。

 

 

8・ お頭(かしら)

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メダイの骨は比較的やわらかいので頭は割りやすいです。

腹側でなく頭側から包丁を入れます。上図のような角度で包丁を入れ、出刃包丁の上に手を添え、重みで切ります。出刃包丁がない場合は危ないのでやめたほうがいいかもしれません。

 

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頭が割れました。

同様に腹側も出刃包丁で落とします。

 

 

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半分に割れたら、次はエラを取り除きます。青線の部分を目安に切り込みを入れてください。エラは無理やり手で取り除こうとすると手が荒れるので、包丁の刃を当てながら取り除きます。

 

取り除けたら、あとはお酒で洗って軽く血を落とします。

これで料理の下準備は完成です。

お疲れ様でした^^

次回は誰にでもできる定番料理を紹介します!

 

メダイ考察:コマセバスター

そもそもメダイは、単品で狙わずとも真鯛の外道として釣れることがあります。真鯛が好きな人であれば、外道として一度はメダイの顔も見たことがあるのではないでしょうか。

だからてっきり、ビシも、真鯛と同じくサニービシが最適かと思っていたのですが…。

 

最近ちょっと疑問に思いはじめました。

 

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果たして本当にサニービシが最高?

 

思い込みってことは…?

 

メダイは澄潮になると極端に釣れなくなります。

真鯛ほど警戒心は高くないものの、目がいいので、澄潮になると見切られ、逆に潮が適度に濁ってくれると、よく釣れる。

そこまでは真鯛に似ています。

 

ただ1つ、真鯛と決定的に違う点があります。

 

それは、真鯛がコマセの外堀を埋めるようにそ~っとコマセに近づいてくるのに対して、

メダイはコマセに突っ込みます。

 

メダイって、可愛い顔してけっこうガッツリ系なんですよね~^^

 

で、

コマセに突っ込むってことは、ですよ。

青物に特有のコマセワークじゃなくて本当にいいんでしょうか??

ビシ1つで海中でのコマセの漂い方が変わるわけですから、
青物専用のビシを試す価値、あるんじゃないでしょうか。

 

というわけで…。

 

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試しますコマセバスター。

 

短期決戦でメダイに挑む!(13/06/12)

 釣行データ
 釣行日  2013/06/12(水)
 船宿  五エム丸
 竿  ダイワ(Daiwa) GOUIN BULL HH-220
 リール  ダイワ(Daiwa) レオブリッツ 270MM
 仕掛け(メダイ)  ハリス8号1本針4.5メートル、ヒラマサ針12号
 ビシとテンビン  チドリ式天秤108式 MH型   サニービシL80号
 水温  21. 度
 潮  薄濁り、ゆるい
 パターン  中潮2日目  下げ潮 (潮止まり13:10)
 月輝面  +10.7%
 風  北東、ほどほど
 波高  1.5-2M
 天候  雨
 船の釣果(メダイ)  2-4(竿頭:右舷胴の間、右舷大トモ)
 自己釣果(右舷胴の間)  メダイ:4  沖メバル:2 ごまサバ:6 (リリース4)

 

一ヶ月も釣りに行かないでいるとどうも調子が悪い~

というわけで「雨」「強風」「波高」という悪条件のなかメダイ五目に行ってきました~^^

 

 

念のため早朝、船宿に電話すると、

「出ますよ♪」と若女将。

 

マッハで行きます!

 

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道具を準備している時点でそれなりの雨足に…。

沖に出てすぐUターンてことはないよね船長?

 

もっとも、今日は短期決戦だろうと覚悟を決めての釣行です。

こんな日は、カッパと野球帽を洗濯バサミで固定して、
雨仕様のスタイルで!

 

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出船~。

 

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揺られること一時間半。

やっぱり海が悪いと航海時間も長いのね~

 

沖の瀬に到着すると、予想以上に波が高く、すでに海は荒れてました。これはグズグズしていると本当に釣れないまま終わるかも…

 

というわけで、日にちさえ良ければ遊ぶ予定だった「五目用ビーズ仕掛け」はまた今度。

五目を釣る前にまずは本命デス

 

 

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↑メダイ用に作ったケイムラビーズ仕様。

 

うんうん、ケイムラビーズは目立ちすぎず、ちょっとしたアクセントになりそうです。

今の季節は曇天でも紫外線たっぷり。魚が視認しやすく好む波長で発色するというケイムラソフトビーズは、ちょっとしたアピールとともにフロート効果もあるので、重たいイカ餌には有効かも!?

 

今日は大物狙いと決めて、餌は「イカサバ両がけ」ですww

 

 

110メートル立ちからスタート!

 

一投目、下ろすとすぐ反応がありました。
しかし、もぞもぞするだけの頼りない当たりです

突っつくというよりは咥えて持っていこうとしている感じで、引っ張るけれど、メダイっぽくない。

 

仕掛けを上げてみると、あらあら餌がない

サバの反応ではないし、かと言って小さすぎない魚…。

 

…こんなでっかいエサを食うお子様は誰だ??

 

 

右舷大トモの人が一投目から着実にメダイを上げています。メダイは確実にいるようです。

しかし私だけ二投目も同じようにスカシをくらってしまい、もしかしたらケイムラビーズが外道を寄せている!?

外そうかなどうしようかなと考えながらも、三投目を投入すると…

 

キターーーー!!

 

コマセを振り終えてすぐ予兆なしでズドン!

慌てて竿を立てて戦闘開始!

おお~、突っ込むな~!久々に3㌔クラスの手応え!

これだよ~^^

 

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今日の使用竿はゴウイン ブル HH-220。

 

最近のメダイは型が大きいということもあってゴウインにしました。

しかし10㌔クラスの魚を想定した竿なので、3㌔くらいの獲物じゃ曲がらないかな~なんて思っていたけど、なんのなんの!

曲がるでしょ~^^

実は朝まで「 ヘルバイパー 270(II)」とどちらを使うか迷ってました。変態的な曲がりを見せるのは間違いなく「 ヘルバイパー 270(II)」。

しかし悪天候のため、船が揺れることを考慮して魚とのやり取りがしやすいパワー竿を選んだのですが、今日は正解です^^

 

 

しかしこのメダイ一本を機に…。

 

 

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ゴマ。

 

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ゴマ。

 

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これはマサバ!?…と思ったらハーフっぽい。しかしどれもデカくww

脂乗ってそうだったのでお持ち帰り決定~!

 

潮の具合が軽くなるとサバばかりがかかってきます。本命が釣れない雰囲気が増してきたところで、80メートルダチに移動。

 

思ったよりサバが多いので、
ここからはケイムラビーズなしの仕掛けに切り替えです。

 

 

80メートル立ち、ひと流し目で、ズドン!

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これが本日の自己最大サイズ。家で計量したら3.2㌔でした。

このくらいのサイズになると体色が赤茶がかってきて美味しそうです

 

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マサバ!?

 

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この日はイレグイという感じではなく、多少、棚がずれても潮の効いたところで止めると、食うような…?

渋くはないけど単発な感じです。

 

後半になるにつれ渋くなってきたので、竿を手持ちに変えました。

前当たりを感じたらすかさず竿を下げて、
メダイが食いやすいようにします。

 

するとズキューンと竿が入る感じでした。

 

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4本目。

食べるならこれくらいの本数が丁度いいものの、
釣ってるときは欲が出ます^^

 

 

で、ここからが面白いのです。でかいイカサバ両がけの餌に…。

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なんと~

まさかの良型メバル(笑)

朝ちょっかいを出してきたのはメバルだったのかも^^

 

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こうしてメダイの当たりが遠のいたところで船長からのアナウンスです。

 

「海がやばくなってきたのであと一流しで上がって行きます」

 

ガーン。

まだ11時過ぎなのに

やっぱりとは思いましたが、確かに海はだいぶ荒れていました。船が旋回したらラストチャンス。

あと一匹!

と思ってコマセを振りましたが、その後はサバを何本か追釣して(すべてリリース)終了でした。

 

 

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3時間半の釣果としてはまずまず。沖の瀬は型がいいですね^^

 

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帰りの港に近づくとすごい霧。
よくまぁこんな日に釣りに行ったなと、我ながら思うのでした(笑)

 

 

ビーズ考察の結果?

ビーズを外してからメダイが3本釣れたので、
今日の天気ではメダイにはあんまし関係なかったのかも

サバを寄せたのは確かです。

 

でも効くときもあるんだよなぁ…。

今度は目玉ビーズでやってみようかな…。

 

 

おまけ

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ごまサバ。

 

結局みんなごまに化けちゃったな~

みなさんよく捨ててますが、沖の瀬のでかサバはとってもおいしいです。
中にはマサバとのハーフもいますから、釣れたらぜひ食べてみてください^^

 

メダイ考察:ビーズ

 

マグロに有効とされて2012年に注目を浴びた(と思う)ビーズ。

その名も「目玉ビーズ」。

確かマグロ用の「目玉ビーズ」は浅草釣り具店でのオリジナル商品だったと記憶していましたが…。

このまえ行きつけの釣具屋に顔を出してみると、

 

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これは「目玉ビーズ」では…。

 

今年こそマグロが釣りたい!という気持ちが強いせいか、
気づいたら手にとってました(笑)

 

メーカーはハリミツです。

  • メバル
  • カレイ
  • アイナメ
  • カワハギ

に有効と書いてあります。

 

おお、メバルに効くのか…。

 

本当か…?

 

というわけで、メダイ五目での「五目」に使用してどんな効果がでるのか
実験してみることにww

 

20130112_080529.kousatsuMwdama

あわよくば夏のマグロに使用するつもりでデカい目玉を買ってしまい

針(がまかつ真鯛針8号)に対してサイズを間違えたかもですが、こんなにおっかない目玉をつけて本当に魚にアピールできるのでしょうか?

むしろ逃げていくんじゃ…。

 

実験です^^

 

 

もちろんこれだけだと比較にならないので…。

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夜光、そしてビーズなしの三本針で比較します。

 

 

さらに、普段ならメダイにはビーズはつけない(白いイカ餌なのでそれ以上アピールしても仕方ない)のですが、

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メダイにはケイムラを試します。(オーナーヒラマサ針12号+ケイムラ3.5号)

 

果たして結果やいかにww

 

 

 

イカの短冊(イカタン)

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↑短冊状のイカのこと。

沖釣りの場合は3mmくらいのサイコロ状のイカを指して「イカタン」と言ったりもするので、「大きいのと小さいの、どっちのイカタン?」なんて会話に発展したりもしますが、本来、短冊と言えば細長く切った紙や薄い木のことを指します。

 

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関東のコマセ釣りだと、ワラサやメダイを釣るときにイカタンを使用します。

管理人おすすめはスルメイカ。
写真にはゲソ(足)もありますが、ゲソより身のほうが食いはよく、
身は皮を剥いで白いほうがアピールできます。

特にワラサは、横幅を太くしすぎると食いが落ちるので気をつけましょう。

 

参考値↓

ワラサ  8mm x 8cm
メダイ  1cm x 10cm

 

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メダイで五目(13/05/10)

 

釣行データ
 釣行日  2013/05/10
 船宿  五エム丸
 竿  ダイワ(Daiwa) ヘルバイパー 270(II)
 リール  ダイワ(Daiwa) レオブリッツ 270MM
 仕掛け(メダイ)  ハリス8号1本針4.5メートル、ヒラマサ針12号
 仕掛け(五目)  ハリス6号2本針4.5メートル、真鯛針8号
 ビシとテンビン  チドリ式天秤108式 MH型   サニービシL80号
 水温  18度
 潮  濁り、ゆるい
 パターン  大潮 下げ潮 (潮止まり10:52)
 月輝面  -0.0%
 風  北東 弱い
 波高  0-0.5M
 天候  晴れ
 船の釣果(メダイ)  0-1 (竿頭:全体の半数くらい?)
 自己釣果(左舷大トモ)  メダイ:1 赤イサキ:1 沖メバル:2 アジ:9
マサバ:2 ごまサバ:8

 

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五エム丸さんでメダイ船に乗ってきました~^^

 

最近は城ヶ島沖でいろんな魚があがっているということなので、

今回は五目を狙ってみました。

 

前回のメダイは食べるのが大変でしたし(汗)

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五目は丁度よいかも…。

 

 

そんなわけで

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ハリス3号のアジ仕掛け。

アジを専門に狙うには少々太い仕掛けですが、

五目には丁度よいかな~と思って用意しました。

 

 

しかし朝、

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「メダイが食ったとき切れるよ(;^_^」

 

高志船長にごもっともな意見を頂き、

五目に対応できる仕掛けを船にて緊急作成することに…。( ̄Д ̄;

 

 

船長いわく針が小さければ大丈夫とのこと。

ハリス6号2本針4.5メートル、真鯛針8号

 

↓メダイ専用の仕掛けは事前に用意です。

ハリス8号1本針4.5メートル、ヒラマサ針12号

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メダイの餌はサバ餌です。

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船で配られたサバ餌を小さく切るだけでアジの餌になります。

 

餌が小さいとサバに邪魔されるし、

餌が大きいとアジが食えないので、

大きさに迷います。

 

ま、色々やってみよ~。

 

 

 

いざ

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おお~ ヒットヒット(〃v〃)ノ

1流し目からばりばり食ってきます。

 

入れ食いタイム楽しい~^^

 

ごまサバに邪魔されながらも、

赤イサキ、アジ、沖メバルと多彩な魚種があがってきます。

 

 

水深が深いところのアジはデカイ…。

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運良くマサバが釣れたのでごまサバもお持ち帰りです。

(一緒にしめ鯖にするとごまサバも美味しくなります)

 

 

 

さて本番

この日はメダイの調子があまりよろしくなかったようで

11時すぎには城ヶ島沖から移動です。

 

沖の瀬にいってみます」

 

という船長のアナウンスとともに

私もメダイ専用仕掛けに切り変えます。

 

でかメダイが上がる場所なので…。

 

 

餌もイカ餌に…。

ika

 

メダイの餌はサバ餌か、

1センチx10センチ程度に切ったイカの切り身です。

 

餌用のホタルイカを持参される方もいますが、

個人的には身持ちのよさが気に入っているので

スルメイカを使用しています。

 

イカ餌は船では配られないので、
使用したい場合は持っていくしかありません。

 

こんなデカい餌よく食うよな~、と最初は半信半疑でしたが、
これが問題なく食うんですよね。

 

 

 

 

2流し目でヒット!(((( ;゚Д゚)))

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竿先がブルっと震えたかと思うと次の瞬間には竿全体が
絞り込まれます。

 

海面に吸い込まれそうになる竿を、

引き込まれては、

起こし、

電動パワーを調節しながらやりとりを楽しみます。

 

こうなると柔らかい竿は楽しいです^^

 

 

しかし、

ブツッ!

と突然、

なにか抜けたような感触が~

 

この手応えはまさか…。

 

 

 

(゚Д゚)≡゚д゚)、ナヌー!

 

ハリスの結び方は「南方延縄結び」なのですっぽ抜けはまずありません。
おまけにメダイの歯はたいして鋭くないので8号ハリスが切られたというのも考えづらいです。

 

仕掛けを回収すると、やはり針はなく、
ハリスがスパッと切れています…。

 

まさか…。

 

船長にも確認したところ、そのまさかでした(笑)

同時に何人かやられたとか。

くそー。

 

 

サメです。

 

今日は目視できませんでしたが、
手に伝わる感覚が相手がサメだと言っています。

 

こうなったら奥の手です。

メダイの引きが強い = 巻き上げるスピードが遅い = サメが食べやすい

 

釣り上げるためには、
ハリス切れ覚悟で全開巻きにするしかありません。

 

 

 

ヒットぉ!

 

引きを楽しむ余裕は全くなく

ドラグを締めてガンガンに巻きあげます。

 

 

しかし、こんな時に限って手応え十分…。

サメさえいなければもっと楽しめるのに~

 

レオブリッツ 270MMはパワー重視ではないので、

メダイに引き込まれるとちょっと頼りなく、

巻けない! 

 

ああ~ガツっと嫌な手ごたえ!

 

ぶつん。

 

 

うーん厳しい…。

またもや針ごともって行かれました(泣)

サメ野郎~(TT)(TT)

 

 

 

その後、潮が早くなってしまったので沖の瀬を撤退。

朝のポイントでデカアジを追釣して、終了でした。

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結局この日、メダイの当たりは4回。

取り込めたのは最初の1匹だけです。

でも楽しかった~^^

 

 

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宿に戻って軽食のうどん^^

 

管理人の釣り魚紹介

 

ここでは管理人が得意な釣りものを例に、

釣りかたの簡単な説明と
どんなところが釣りの魅力なのかを紹介していきます。

 

写真の上には「釣った場所」と「船宿」を記載しましたので、
参考にしてみてください。

 

ショウサイフグ

(茨城県 鹿島沖)(第三幸栄丸)
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フグの釣り方は独特です。

針につけたアオヤギ(貝の身)をエサにして、
そのニオイに寄ってきたフグを、別の針で「引っ掛けて」釣ります。
罠を仕掛けて引っ掛けるんですから
騙してますよね。この釣り方…

カットウ釣りと言います。

 

フグは釣られると怒って?パンパンに膨れ…

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元に戻れなくなっちゃいます…

 

外道にはハナダイ、石カレイ、マコカレイ、イナダ、マゴチと多彩。

 

フグは船宿で無料で調理してくれます。
(第三幸栄丸、フグ捌きの映像)

 

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フグ鍋、白子の塩焼き、刺身、フライ、なんでも美味しいです。

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白子好きにはたまりませんね~^^

 

 

ワラサ

大物?の引きが味わいたければ…。
(東京湾 久里浜沖)(川崎つり幸)

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ワラサは4キロ近くなると強烈に引きます。
この青物パワーに魅了される方が大勢いらっしゃいます。

ルアー対象とされる場合もありますが、
湾内では主にイカの短冊をちょんがけにして「コマセ」で釣ります。

竿を腹に当て、腰で踏ん張って、
竿のしなりを最大限に活かして釣り上げます。

 

刺身はもちろん、しゃぶしゃぶ、ぶり大根と、調理法も多彩。

 

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このワラサを釣ったときに、
釣り仲間の友人とカワハギを交換しました^^

カワハギ

(相模湾 カメギ根沖)(五エム丸)
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カワハギ釣りにハマる人はとても多く、
特に「肝パン」(=肝がパンパン)になる初冬は大人気!

カワハギは別名「えさ取り名人」…。

友人曰く、取るか、取られるかの駆け引きが面白いのだそうです^^

私はまだカワハギをやったことがないのですが、
食べたらカワハギ人気の秘密が分かりました。

 

なんといっても「肝」が旨い…。

これはズルイです…。

肝醤油とあえて食べる刺身は「絶品」でした。

 

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真鯛

同じく真鯛もその引き味
魅了される方が多くいらっしゃいます。
(相模湾 カメギ根沖)(五エム丸)

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真鯛はその外道の多彩さに
惹かれる方も多いのではないでしょうか^^

 

湾内だと「コマセ釣り」
外房に行くと「一つテンヤ 釣り」「かもし釣り」が主流です。

 

写真の真鯛は1.2キロくらいのものですが、
春先になると6キロを超える大鯛が上がることもあります。

この時期は、産卵のためにメスが浅場まで「乗り込んでくる」ので
関東では「乗っ込みダイ」と言ったりします。

 

 

刺身、湯引き、ユッケ、しゃぶしゃぶ、カマ焼き、タイ飯、タイ茶漬け…キリがないです(笑

特に冬は、脂がのっていて美味しいです。

 

 

メダイ

(相模湾 カメギ根~城ヶ島~沖の瀬)(五エム丸)

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目がとてもキュートなメダイ…。

この写真のメダイは1~2㌔の小物ながら、
その引きの強さには驚かされます。

数が釣れればもう最高^^

 

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時期によっては3~5キロの大物?が上がることもあります。

大きくなると体色がより赤茶を帯びてきて、
メダイは大きいほど美味しいとされています。(実際おいしい)

イカの短冊をちょんがけにして「コマセ」で釣ります。

 

西京焼きが有名ですね。

身が蛋白なので、小物なら刺身よりユッケ、フライは王道です。
※私はカマ焼きが好物

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タチウオ

(東京湾 観音崎沖)(つり幸)
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タチウオはその
ゲーム性の高さに魅了されます。

鏡のように綺麗な見た目とは裏腹にとても凶暴な性格の持ち主で、
誘い上げたあとにガツン!と入る感覚がたまらず
一時期やみつきになりました。

 

そして夏場でもこれほど美味しい魚は珍しいです。

とてもそうは見えないのですが、
脂が乗っているので塩焼き、一夜干しがたまりません。

 

酢や昆布で締めると美味しい刺身になりますし、
バーナーで炙ってもオツです。

 

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金目鯛

(相模湾 真鶴沖)(国敏丸)

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高級魚の代表格です。

深海の魚なので重装備、
タックルを揃えるのには財力が必要です。

私はそこまでのお金がないので貸し竿でチャレンジしました

なんといっても
美味しいから釣りたいと思う魚です。

 

刺身、しゃぶしゃぶ、味噌漬け、
煮付けは料亭の味を超えるでしょうか…?

 

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カツオ、キメジ

(相模湾 ??沖)(五エム丸)

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なんと言ってもカツオほど
瞬発力のある魚はいないでしょう!

 

コマセ」で釣ります。

ソナーを頼りに怒涛のごとく船で魚を追いかけます。

慣れが必要な釣りですがこの釣りは熱いです。

夏にはじまり秋になると5キロくらいの大きさになります。

 

その引きは、たまらんです…。

 

 

キメジが回遊することもあります。(写真はキハダマグロの幼魚で6キロ)

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こんな魚が相模湾で釣れちゃうんですね~^^

 

刺身はもちろん、土佐作り、血合いステーキが美味しいです。

土佐作りにしておくと保存も効くのでオススメです。

 

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