もうちょっとコマセキハダ!! ~ヒットと針とハリス切れの関係?!~

釣行データ
釣行日 2015/10/17 (土)
船宿 五エム丸/カツオ・キハダ船
竿 自作(先径2.2mm元径14mmのグラスソリッド)
リール シマノ(SHIMANO) ティアグラ30A
ビシと天秤 サニービシ100号  305式 NH型天秤
天秤とショックリーダーの結節具

トローリングスナップ5号 (ショックリーダー:ナイロン 60号/200lb5m、結節はPRノット
 PE8号500m

ヒット仕掛け ハリス24号12メートル  15号
水温

22度

澄み  ゆるい  棚 50~60m 

パターン 中潮3日目  (満潮 7:53  干潮 15:23)
月輝面 +15.2% 月齢4.1
北東 ほどほど
波高 0.5-2M
天候 雨のち曇り
船の釣果 キハダ:船中ヒット6回  1本35㌔
自己釣果(右舷ミヨシ2番) ヒット2回ですー(๑ˇεˇ๑;)•*¨*•.¸¸♪

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先週の10月10日は

 

 

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ペンペンやら^^;

 

 

DSCN9313bソウダガツオに混じって^^;

 

 

 

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キメジが 

 

 

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バリバリとヒットし

 

 

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久々に豪快な釣りを満喫できました!(๑•̀ㅂ•́)و✧

 

このときはストップ&ゴーでしたのでハリスは短めの20号4.5メートル。サメがいたのでやり取りを楽しむ余裕はなく、ファーストラン後はドラグをMAXで締めてスーパーゴリ巻きでのゲットでした。

 

 

DSCN9365bちなみに釣り友の戸田くんは同日、今年に至っては希少なカツオを一人で5本も釣っておりました。爆弾のようにコマセを撒き、ハリス長は2メートル。さらにハリスを長くして、キメジを2本追加しています。

 

当たり前といえば当たり前ですが、棚や仕掛けの長さ、コマセワーク等で釣れる魚も変わってくるんですね^^

 

さて、

 

 

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最近気に入って使用しているキハダ針

 

 

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前回キハダが釣れたときからしばらくカンヌキを捉え続けており、ネムリ針の威力には感心させられるばかりです。

 

しかし、

 

ネムリ針なら100%カンヌキに掛かる!! 

 

この確信は、本日のキハダ船でもろくも崩れ去ることになります。

 

 

 

10月17日土曜日

DSCN9501b

今日は釣れちゃうかなー(๑ˇεˇ๑;)•*¨*•.¸¸♪

 

なんていつものように殺気を消すべくよそ見していた9時55分――― 

 

 

 

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入ったぁ!!! 

 

 

 

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ファーストランで200メートル出された後、3分ほどやり取りをしてキハダの抵抗が弱くなってきたところでマグロリングを投入、

 

 

 

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今日こそスタンディングで獲る!!

 

と気合入魂で50メートルまで寄せた後、

 

 

 

DSCN9503B最後はサメと勝負すべく

キーパーに置いて「ゴリ巻き」勝負…!!

 

しかしラッキーなことにこのときはサメがおらず、

 

もはや捕獲を確信しながら竿を起こして
ビシを手にとった―――

 

その瞬間でした。 

 

…?

 

「あれ?」

 

テンションがありません

 

 

DSCN9517b

 

 

 

えええええハリス切れー(^o^;) ?!!

 

ハリス先端の形状を見る限り「魚歯」によるハリス切れ…。

 

きっと針を飲まれていたに違いありません。
ここまで持ちこたえたのは太ハリスのおかげでしょうか。

 

針を飲まれていた。

 

ネムリ針であるにもかかわらず。

 

チーン(๑ˇεˇ๑;)•*¨*•.¸¸♪

 

2回目のヒットもほぼ同様で、
しばらくやり取りしてからのハリス切れでした。

 

 

DSCN9048bこうしてネムリ針であれば必ずカンヌキに掛かるという確信はもろくも崩れ去ったのであります。

 

 

 

DSCN9051bどんな針を使っても飲まれてしまえばそれで終了。

 

ならば、なんとしても針を飲まれずに
済む方法を考えねばなりません。

 

どうすれば針を飲まれずに済むでしょうか…?!

 

どうすれば少ないヒットをものにすることができるでしょうか…?!

 

あーもう眠れません

 

 

コマセキハダは運なのかどうか

DSCN9218bよく、ストップ&ゴーで掛かるキハダは「事故」(または運)だと言いますが、

 

コマセについたキハダはゆったりと船を周回しているので誰にでもチャンスがあると思うのですが、いかがでしょうか。

 

運だと思うならそこにテクニックはないことになります。

 

でも、掛ける人は胴の間でもコンスタントに掛けています。

 

そこにテクニックは…

 

きっとありますよね。

 

 

思うに、ビシを警戒しながら船を周回するのがコマセキハダなら、

 

 

DSCN6184c真鯛のテクニックが同様に通じるのではないでしょうか。

 

コマセ真鯛の場合、ハリスを長くするのは「より自然に付け餌を漂わせる」ためだとか、ビシから遠いところに付け餌を置いて「魚の警戒心を解く」ためだとか言いますけれど、

 

 

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同様の考えで前回はハリス9~10メートルでキハダを掛けることができましたし、

 

そして今回は、

 

 

DSCN9498bハリス12メートル、真鯛のようにコマセはポロポロ、ハリスを自然に漂わせてるイメージで、掛けるには至りました。

 

考え方が合っているかどうかはわかりませんが、
掛けたのは事実です。

 

さて、

 

この「ハリスを自然に漂わせる」
というのがクセ者です。

 

ハリスが自然に漂うということは、
ハリスに「ハリ」がないということですから、

 

 

harisuchou

ヒットの瞬間糸はフケている可能性が高いです。

 

つまりその瞬間、ヒットしたかどうかが
自分にもキハダにもわかりません。

 

ヒットがわかる瞬間は
あくまでハリスが張ったとき。

 

キハダが針を加えたまま移動して
ハリスが張ったときです。(だと思います)

 

そう考えると、(コマセキハダのように)遊泳速度が遅ければ遅いほど、ハリスにテンションが掛かりにくく、その間に針を飲まれやすいことになります。

 

なんてことでしょう。

 

喰わせるために長くしたハリスが
かえって仇になるとはっ!!ヽ(`Д´;)ノ

 

 

harisuchou2となると、ハリスは短いほうが針は飲まれにくいことになります。 

 

もちろん日によって変化する潮の流れで、
キハダの捕食スピードも変わると思います。

 

ひょっとしたら12メートルではなく、11メートルだったらカンヌキを捉えていたかもしれません。

 

いずれにせよ、

 

 

 

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この日、サメに追われながらも1ヒットをモノにした方の
ハリス長は7.5メートル。 

 

なるほど標準的な6~8メートルが
結果的にはバランスが良いのかもしれません。 

 

「長ハリスがダメなら短くする」

 

今日学んだことはこの1文に尽きますが、さらに、

 

ハリスを細くして潮流の影響を少なくしたら、
より糸フケは出にくくなるでしょうか。

 

もしくは針を重くしても、
糸フケは出にくくなるはずです。

 

すべてはやってみないとわかりませんが
色んな組み合わせに可能性はありそうです。

 

これだから釣りはやめられませんねー^^

 

 

DSCN9505bだいぶ水温が下がってきちゃいましたけど、

 

 

 

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21℃までキハダは狙えるそうですから
もうちょっと狙いますかねー!!(๑•̀ㅂ•́)و✧

 

 

キハダの頭は激ウマラーメン?!

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キメジ・キハダの頭は
激ウマステーキであることが発覚した昨年!!(*≧∀≦*)

 

 

 

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今年は何にいたしましょうかねー ( ˘•ω•˘ ) 

 

簡単な調理法でにでもできてさらに

激ウマな料理…

 

 

DSCN9408bラーメンいってみましょ~!!(*≧∀≦*)

 

 

 

DSCN9383b使用部位はキメジまたはキハダの頭です。

 

まず頭を真っ二つに割るのですが、

出刃包丁のみではけっこう大変なので
今回は「ノコギリ 」を使用してみました^^

 

 

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頭が真っ二つに割れたら、

 

 

 

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出刃包丁でカマを落とし、

 

 

 

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料理バサミで不要なヒレをカット、 

 

 

 

DSCN9389b鍋に入れられる大きさに分解します。

 

こんなときにもノコギリは大活躍です^^

 

出刃包丁で目をくり抜いておくと、目の奥にひそむラードから
短時間でダシをとることができますぞ^^

 

 

DSCN9390b

カットした部位をザルにあけ、流水にさらしながら
丁寧に血合いを取り除きます。

 

 

 

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さらに、たっぷり沸かした熱湯を注いで血を消毒します。

 

美味しく食べるためには必須の処理でございます^^

 

 

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沸騰した鍋にカットしたマグロを入れます。

 

短時間でダシを取るので圧力鍋 があれば最高ですが
今回はフタ付きのおでん鍋で代用しました。

 

沸騰したら弱火にしてアクを取り、
1時間コトコト煮込みまます^^

 

 

 

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煮込んでいる間に肉味噌を作ります。

 

たっぷりのニンニクスライスをゴマ油で炒め、

 

 

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「ひき肉」を追加して「塩こしょう」し、

 

 

 

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「味噌」を追加して炒め合わせます。

 

辛いのがお好きな方は「味噌」ではなく「豆板醤」もいいですね^^

 

 

 

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チャーシュー 」でも即席の「肉味噌」でもお好きなお肉をどうぞ^^ 

 

 

 

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火にかけておいたダシは1時間経ったらザルにあけ、
アラを取り除いてダシのみにします。

 

 

 

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ダシを鍋に戻して弱火にかけます。

 

「酒」を少々追加し、スープにしては気持ち薄いかな~くらいに「おいしい荒塩 」でしっかり味を締めます。

 

 

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でもって醤油で味付け^^

 

なんと味付けは塩と醤油のみです!! 

 

 

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あとはお好みの を茹でれば…

 

 

 

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出来上がり~(σ≧▽≦)σ

 

思ったよりもサラサラしていて旨みたっぷりの
マグロ醤油激ウマラーメン!!

 

 

DSCN9269b飲み干しそうになり慌てて写真を撮りました(笑)

 

これはおススメです!!(๑•̀ㅂ•́)و✧ 

 

時化後のカツオ・キハダはストップ&ゴー!!? ~オキアミの付け方についてちょっと~(2015/10/03)


釣行データ
釣行日 2015/10/03 (土)
船宿 五エム丸/カツオ・キハダ船
竿 自作(先径2.2mm元径14mmのグラスソリッド)
リール シマノ(SHIMANO) ティアグラ30A
ビシと天秤 サニービシ100号  305式 NH型天秤
天秤とショックリーダーの結節具

トローリングスナップ5号 (ショックリーダー:ナイロン 60号/200lb5m、結節はPRノット
 PE8号500m

仕掛け ハリス 22号4.5メートル  15号
水温

23度

薄濁り  ゆるい  棚 20~30m 

パターン 中潮4日目  (満潮 8:20  干潮 13:51)
月輝面 +68.4% 月齢19.8
北東 弱い
波高 0.5M
天候 晴れ
船の釣果 キメジ 0-1本 (7.2-7.6㌔)  他カツオ・ヒラソウダ
自己釣果(右舷ミヨシ) キメジ     1本  ヒラソウダ1本

10801693_1571465379735268_7752380825227117056_bつい先日まで好調だったマグロさんは…

 

 

 

DSCN9190b時化後いったいどこ行っちゃったのでしょうっ

 

 

 

DSCN9193bどうやら時化の影響で濁ってしまった「暗い潮」を嫌い、マグロは深く潜ってしまったようです^^;

 

 

 

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そんなわけで本日はストップ&ゴーのカツオ船?でありますっ!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

逆噴射するエンジン音!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

気合の入った船長の合図!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

マッハで仕掛けを投入し!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

指示棚+ハリス分からコマセを2回ほど振って指示棚で待つこと数秒!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

チュドーン!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

チュドーン!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

DSCN9210b

あっという間に船下を通過する魚に対応するため
釣り人の動きにもスピードが求められ、

 

コマセはポロポロではなく比較的ドバッと、(といっても今年は出しすぎは良くないみたいですが)

そしてハリス長も(コマセと同調させやすい)短めが有利であります!!

 

これはカツオに限らずキハダであっても
同様のことが言えるそうです。

 

 

DSCN9218bそしてキハダがいるとすれば、カツオ・キメジの混成群…その最下層となりますが、 

 

 

 

DSCN9175b

動きの速い群れに対して「長ハリス」ではどうにもならず^^; 

 

みんながフィーバーしているときも
私の仕掛けに反応はありませんでした

 

そんなことをやっていると、 

 

「今日はマグロいないみたいですからね、ハリス長い人は短くしてくださいね~」

 

 

って船長~(^o^;) 

 

 

 

owataそれトドメっす。

 

こうしてマグロを諦めてようやく
ハリスを4.5メートルに詰めたのであります!!

 

 

 

DSCN9245b

すると皮肉にも指示棚の最下層で
「キメジ」がヒット!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

 

DSCN9231b直前にサメによる被害を見ていたので「ゴリ巻き」必須でしたが^^;

 

 

 

DSCN9227b

無事キメジをゲットしました^^

 

詰まるところ攻略のポイントは、日々変化する魚の動きに対応した「ハリス長」だと思うのですが、これまた難しいっすね~^^;

 

前々回のようにハリス6メートルが良くヒットする日もあれば、今回のように4メートル前後が良い日もありますし、

 

かと思えば前回のように10メートルが良い日もあるんです。

 

基本的には魚の動きが速ければ短めのハリス、まったりしているときは長めのハリスが良さそうですけれど、

 

やってみないとわからないというのが正直なところです^^;

 

 

 

オキアミの付け方についてちょっと

DSCN9198b前回のキハダも今回のキメジも「抱き合わせ」でのヒットした。「丸掛け」の有効性が語られる昨今でもわたしは「抱き合わせ」が好きです。

 

理由は色々ありますが、オキアミを2匹をかけると、

 

  • 表面積が広くなったぶんだけ潮の影響を受けやすい
  • 針の比重を少しでも下げられる
  • 丸掛けのように失敗しにくい

 

という効果が得られると思っています。

 

さらに本日の場合は、付け餌が「コマセから拾ったものだから」というのも理由の一つです。コマセから拾ったオキアミは良くても2Lサイズなので、大きな針では「丸掛け」しづらいんですね^^;

 

しかし相手がカツオやヒラソーダとなると「抱き合わせ」では「チップ」が多くなるのも事実。

 

本日もやたらとオキアミの頭だけかすめ取られるので

 

 

丸掛けのテスト 

DSCN9239b

最後の手段はやっぱり「丸掛け」^^;

 

写真を見ての通り、付け餌にしたのは2L以下のオキアミなので「針の軸」がバレバレです。

 

それでも喰うでしょうか?

 

というテストです。

 

もし喰ったなら、ヒラソーダやカツオはやっぱりオキアミの「目」を狙って喰っていそうですが…

 

 

 

DSCN9240bなんとテスト1回目で喰っちゃいました~(笑)

 

 

 

DSCN9239b

となると、針の軸が見えてしまうことよりも、シャクってもオキアミの頭が外れないようにすることのほうが重要ですね。

 

針先をオキアミの眉間に埋め込むと比較的外れにくいように思いますが、いかがでしょう?

 

 

 

DSCN9178b

そしてもし、針を飲まれにくい「キハダ針」を使いたいけどオキアミがうまく刺せないという方は、 

 

 

 

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針先に対してまっすぐ 

 

 

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付けてみてください^^ 

 

きっとうまくいくと思います。

 

 

DSCN8537b余談になりますがオーナー針の「閂キハダ」と「キハダ針」はブラックライトを当てるとこんなふうに紫外線を反射します。

 

 

 

DSCN9242b本日は時化後、潮が濁り気味でしたので、

 

 

 

DSCN9228bケイムラがその効果を発揮したのかも?!

 

 

 

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そうそう、もしコマセを付け餌にするなら、持ちが悪くなるので海水に直接浸けるのはNGです。

 

ジップロック等に入れてある程度「流水解凍」したら、

 

 

DSCN9243b選別してクーラーBOXで保存しておくと1日持ちますぞ^^

 

とにもかくにも

 

  

DSCN9173bこれって赤身なのかと疑いたくなるような^^;

 

 

 

DSCN9031bキハダカムバック!!ヽ(`Д´;)ノ