釣行データ
釣行日 | 2014/2/22(土) |
船宿 | 大磯・恒丸 / 泳がせブリ |
竿(泳がせ) | ダイワ(Daiwa) GOUIN BULL HH-220 |
リール(泳がせ) | ダイワ(Daiwa) レオブリッツ 750メガツイン |
竿(カマス) | ダイワ(Daiwa) メタリア・ヤリイカ MH-175 |
リール(カマス) | ダイワ(Daiwa) レオブリッツ 270MM |
仕掛け(泳がせ) | 上糸:バリバス大物ハリス22号1.5m ハリス:シーガ―FXR船16号1m トローリングスナップ 5号 インター付 パワーステン オヤコ 2×3 ムツ針18・20号 おもり150号 |
仕掛け(カマス) | 上糸10号・1~1.5m 幹糸10号・1.5m ハリス5~8号・50cm 捨て糸8号・1m ステン親子6×7 Wクレンサルカン16号 ケン付丸せいご16号 細地ムツ16号 ムラムラパイプ 夜光うきゴム |
水温 | 14℃ |
潮 | 瀬の海:澄 ゆるい 棚200m前後 |
パターン | 小潮2日目 (満潮 9:17) (干潮 16:27) |
月輝面 | +56.7% 月齢22.2 |
風 | 北東、弱い |
波高 | 0.5M |
天候 | 曇りのち晴れ |
船の釣果 | — |
自己釣果(右舷トモ) | –惜しかった |
相模湾ではそれほど多くない泳がせブリの乗合い船。
ネットを見ていると、
Σ(°Д°;)
※恒丸の釣果写真より
3人でブリ9本?!
こんな写真を見てしまっては…
行くしかないしょ~ヽ(`Д´;)ノ
というわけで、今回は大磯の恒丸(つねまる)にやってきました^^
カマス狙い
まずは「瀬の海」にて「カマス」狙いです。
「朝一に釣れなきゃカマスは釣れないよ!」
とは船長のアナウンス。
どうやら冬季のカマスくん、
昼になると極端に食いが落ちるそうですね
唯一のチャンスを逃すわけにはいきませんから、
超本気モードで朝一の第一投目!ヽ(`Д´;)ノ
…からの
動かない…(°д°)…。
なんで~??
仕掛けを投入し、カマスを釣っているときは夢中で気づかなかった
ものの、道具を回収しようと電動レバーをMAXに入れた瞬間、
…あら (°д°;)?
スコスコと、何回レバーを倒しても
巻き上がる気配がありません
これはもしや、
…故障(。-_-。)?
カウンターが示す数字はおおむね190メートル。
オモリは150号です。
まあ、手巻きで380回巻けばいいだけですから、
大したことありませんね。
…(。-_-。)。
…嘘でしょ?!(ll゚д゚ll;)
起きてくれ愛機270MM~
…トホホ。
どうしてわざわざ深場で壊れるかな~
付け餌考察
本日はサンマとイカ餌を試しました。
とくにサンマはタチウオの特餌ということもあり、
ニオイが強く期待十分?
結論から言うと、
イカは見向きもされず
支給されたサバ餌もほとんどかじられない中、
スーパーで買った「解凍サンマ」だけはなせか餌とり多し~(`∀´ノ)ノ
思いのほか鮮度が良いのだと勝手に納得…
ただ、サンマは身が柔らかく、「ちょんがけ」にするとすぐ餌が取られてしまうため、写真のように「2回の縫い刺し」にして対応しました。
…が
「サンマはいいけど縫い刺しじゃくわねぇよ」
と船長からダメだし。良く見てるぅ~
やはり前回のように、新鮮な生サバを切り身にして「ちょんがけ」にするのが一番なのかもしれませんね^^;
(新鮮な生サバは皮が厚く、簡単には餌を取られません^^)
それにしても、
カマス渋いっ(*ノω<*)
セオリー通り、竿先をゆったり誘い上げてから、(リールを1巻きしながら)ストンと仕掛けを落とすと、ほどなくしてココッ、と小気味よい当たりがあるものの、それも朝一の数投だけ
しかも当たりを感じて即、合わせると、針掛かりせず、
待っていると餌を取られるという…
冬季のカマスを甘く見ていました…。(´-ω-`;)ゞ
こうなったら、船長に「カマス釣り」のコツを聞くのみ!
船長曰く
「みんなが感じている当たりってのは、活性がいいときの当たり」
「渋いときの当たりはかなり微妙だから」
ええ。ええ。
「誘うのをやめる」
…へ( ゚Д゚)?
「誘う釣りなのに、誘わないんですか?」と聞きなおすと、
「竿を動かすと当たりを感じられないでしょ?」
「だから誘うのはやめて、当たりに集中するのよ」
「カマスは棚があってれば食から」
なるほど…。
では、ちょっとでも当たりを感じたら、
すぐ合わせても良いのでしょうか?
「いや、今日みたいな日はそれじゃ掛かんねぇから」
「ちょっと待ってククッ、と竿先が入ったら、クッ!と合わせるんだよ。先調子の竿じゃないとだめだね」
なるほど~。
イメージ力ア~ップ^^
「でもよう」
…はい。
「棚が深くて肝心の棚がなかなか合わねぇから
釣れねぇんだよな! がはは~」
…。
いずれにしても、
そこまで繊細な当たりに集中できない私は
ソナーを見てハッとしました。
けっこうな魚影です。
この魚影ならもしや、シャクれば
「引っかかる」んじゃないだろうか
ものは試しです。
竿先をシャープに誘っては、(リールを1巻きしながら)ストンと落としてカマスを誘い、そこでカマスが寄ってくるイメージでたっぷり2秒ほど待ち、
掛かれっヽ(`Д´;)ノ
とシャープに竿をシャクってみます。
このやけくそ戦法で、
まさかのスレ掛かりで大カマスゲット!?
胸ビレに引っかかってました~
37cm!
ちなみに、
前回仲良くしてくださったおじ様が、
「循環ホースがない船はブクがあったほうがいいよ」
「安いのはイマイチだったから、ちゃんとしたの買ったほうがいいかも」
と教えてくださったので、ダイワのブクを用意。
もしくは1回こっきりですが
固形酸素発生剤というのも売っています^^
針は、船を見て回るとほとんどの方が孫針をつけていたので
急きょ仕掛けを作成。
20cmほどのハリスを親針に(外掛けで)結び、結びの余分はライターで焼いてすっぽ抜けを防ぎます。そしてハリスの先端に(南方延縄結びで)結んだ孫針を、背ビレに刺しました。
ショータイム!!
さあさあお立合い!ヽ(`Д´)ノ
船中でも数少ない特餌のカマスですからブリにとっても超特餌!?
これはもうヒット確信でしょ~ヽ(`Д´;)ノ
あとは、刻々と変化する水深に気をつけて、マメに棚を取り直し、
サメが食わないよう祈りつつヒットを待つのみ!
さあ、入れ~っ!
カマスを往復させること3流し目。
1分ごとに棚を取り直していると、とうとう
コツン!!
おおっ!ヽ(`Д´;)ノ
一瞬、竿先がシャープに揺れたのを確認し、
カマスが何者かに襲われたであろうことを確認。
そのまま見守っていると、
クッ、ククッ!
おおおお!ヽ(`Д´;)ノ
今度は竿先が30cmほど上下しています。
入れ!入れ~っ!ヽ(`Д´;)ノ
興奮して思わず竿に触れそうになりますが、ネット情報では
ここはぐっと我慢だそうです(`д´/;)/
さらに見守っていると、
ググ~ッ!!
とうとう竿が根元から入りましたっ、
ここだぁっ!!ヽ(`Д´;)ノ
竿に手を伸ばそうとしたそのとき、
ぼよ~ん
…はい(°д°;)???
竿を手に取るより早く、跳ね戻り…
…。
…終わりヽ(ill゚д゚)ノ?ガクガクガク
呆然としてながめる置き竿が、
ふたたび根元から曲がったのは10秒後!
神ヨ━(゚∀゚)━!!
ここだったかああっ!
今度こそ「本当たり」と確信し竿に手を伸ばすと、
ぼよ~ん
…(°д°;)?
それ以降、音沙汰なく…。
私、なんか間違えた(。-_-。)?
仕掛けを上げてみると、案の定ズタボロのカマスくん
「え?!当たったの?!」
と船長に突っ込まれ、カマスの状態を見るなり、
「それブリだよ、完全に飲み込まれてるじゃん!」
「置き竿じゃダメよ?!」
と、まあ案の定叱られてしまいました^^;
船長曰く、
- ちょっとでも異変を感じたら竿を手にとってスタンバイ。
- 竿は動かさず、引き込むのを待つ。
- そして引き込んだと同時に、エイと合わせる。
- そうしないと、針掛かりしない(しにくい)のだそうです。
うーん、もっとグイグイ引き込むかと思ってました。
残念~
また、仕掛けに関してもいくつかアドバイスを頂きました。親針に「太地ムツ18号」では小さいのだそうで、次回は20号にする予定です。
孫針には、刺さり重視のヒラマサ系の針が良いそうです。写真はカン付ヒラマサ16号。こちらも、18~20号くらい大きいほうがいいかもしれません。
なんたって37cm丸呑み!
このあたりの仕掛けは、時期または船によって良し悪しが違うような気がしますので、どうぞ参考までにお願いします^^
ちなみに、サバ餌で当たることももちろんあるそうですが、
この日はノーヒット。
納竿の2時を迎えて終了となりました。
そうそう!
帰港時、右隣の常連さんが面白いことを言ってました。
「カマス注文しちゃいました。㌔2000円」
マジすか~ヽ(`Д´;)ノ
そこまでしてカマス(。-_-。)?