道糸(PEライン)

トローリングリール

リールに巻く糸のことを「道糸」といいます。

現在の道糸の主流は「PEライン」です。

 

michiito

PEラインには10メートルないしは5メートル単位にマーカーがついています。(餌釣りの場合はそのようなPEラインを選びます)

電動リールのカウンターは目安にしかなりませんから、
このマーカーで正確に水深(棚)をはかります。

 

 

PEラインは「強い」から道糸の主流になりました。パッと見は1本に見えるPEラインも、実は何本かの糸で編み込んであります。

通常は4本編みで問題ありませんが、ルアーの場合はなめらかさを得るために、またライトタックルの場合はよりラインに強度を得るために8本編みの良質なPEラインを使用したりします。

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短期決戦でメダイに挑む!(13/06/12)

 釣行データ
 釣行日  2013/06/12(水)
 船宿  五エム丸
 竿  ダイワ(Daiwa) GOUIN BULL HH-220
 リール  ダイワ(Daiwa) レオブリッツ 270MM
 仕掛け(メダイ)  ハリス8号1本針4.5メートル、ヒラマサ針12号
 ビシとテンビン  チドリ式天秤108式 MH型   サニービシL80号
 水温  21. 度
 潮  薄濁り、ゆるい
 パターン  中潮2日目  下げ潮 (潮止まり13:10)
 月輝面  +10.7%
 風  北東、ほどほど
 波高  1.5-2M
 天候  雨
 船の釣果(メダイ)  2-4(竿頭:右舷胴の間、右舷大トモ)
 自己釣果(右舷胴の間)  メダイ:4  沖メバル:2 ごまサバ:6 (リリース4)

 

一ヶ月も釣りに行かないでいるとどうも調子が悪い~

というわけで「雨」「強風」「波高」という悪条件のなかメダイ五目に行ってきました~^^

 

 

念のため早朝、船宿に電話すると、

「出ますよ♪」と若女将。

 

マッハで行きます!

 

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道具を準備している時点でそれなりの雨足に…。

沖に出てすぐUターンてことはないよね船長?

 

もっとも、今日は短期決戦だろうと覚悟を決めての釣行です。

こんな日は、カッパと野球帽を洗濯バサミで固定して、
雨仕様のスタイルで!

 

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出船~。

 

130612a

揺られること一時間半。

やっぱり海が悪いと航海時間も長いのね~

 

沖の瀬に到着すると、予想以上に波が高く、すでに海は荒れてました。これはグズグズしていると本当に釣れないまま終わるかも…

 

というわけで、日にちさえ良ければ遊ぶ予定だった「五目用ビーズ仕掛け」はまた今度。

五目を釣る前にまずは本命デス

 

 

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↑メダイ用に作ったケイムラビーズ仕様。

 

うんうん、ケイムラビーズは目立ちすぎず、ちょっとしたアクセントになりそうです。

今の季節は曇天でも紫外線たっぷり。魚が視認しやすく好む波長で発色するというケイムラソフトビーズは、ちょっとしたアピールとともにフロート効果もあるので、重たいイカ餌には有効かも!?

 

今日は大物狙いと決めて、餌は「イカサバ両がけ」ですww

 

 

110メートル立ちからスタート!

 

一投目、下ろすとすぐ反応がありました。
しかし、もぞもぞするだけの頼りない当たりです

突っつくというよりは咥えて持っていこうとしている感じで、引っ張るけれど、メダイっぽくない。

 

仕掛けを上げてみると、あらあら餌がない

サバの反応ではないし、かと言って小さすぎない魚…。

 

…こんなでっかいエサを食うお子様は誰だ??

 

 

右舷大トモの人が一投目から着実にメダイを上げています。メダイは確実にいるようです。

しかし私だけ二投目も同じようにスカシをくらってしまい、もしかしたらケイムラビーズが外道を寄せている!?

外そうかなどうしようかなと考えながらも、三投目を投入すると…

 

キターーーー!!

 

コマセを振り終えてすぐ予兆なしでズドン!

慌てて竿を立てて戦闘開始!

おお~、突っ込むな~!久々に3㌔クラスの手応え!

これだよ~^^

 

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今日の使用竿はゴウイン ブル HH-220。

 

最近のメダイは型が大きいということもあってゴウインにしました。

しかし10㌔クラスの魚を想定した竿なので、3㌔くらいの獲物じゃ曲がらないかな~なんて思っていたけど、なんのなんの!

曲がるでしょ~^^

実は朝まで「 ヘルバイパー 270(II)」とどちらを使うか迷ってました。変態的な曲がりを見せるのは間違いなく「 ヘルバイパー 270(II)」。

しかし悪天候のため、船が揺れることを考慮して魚とのやり取りがしやすいパワー竿を選んだのですが、今日は正解です^^

 

 

しかしこのメダイ一本を機に…。

 

 

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ゴマ。

 

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ゴマ。

 

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これはマサバ!?…と思ったらハーフっぽい。しかしどれもデカくww

脂乗ってそうだったのでお持ち帰り決定~!

 

潮の具合が軽くなるとサバばかりがかかってきます。本命が釣れない雰囲気が増してきたところで、80メートルダチに移動。

 

思ったよりサバが多いので、
ここからはケイムラビーズなしの仕掛けに切り替えです。

 

 

80メートル立ち、ひと流し目で、ズドン!

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これが本日の自己最大サイズ。家で計量したら3.2㌔でした。

このくらいのサイズになると体色が赤茶がかってきて美味しそうです

 

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マサバ!?

 

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この日はイレグイという感じではなく、多少、棚がずれても潮の効いたところで止めると、食うような…?

渋くはないけど単発な感じです。

 

後半になるにつれ渋くなってきたので、竿を手持ちに変えました。

前当たりを感じたらすかさず竿を下げて、
メダイが食いやすいようにします。

 

するとズキューンと竿が入る感じでした。

 

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4本目。

食べるならこれくらいの本数が丁度いいものの、
釣ってるときは欲が出ます^^

 

 

で、ここからが面白いのです。でかいイカサバ両がけの餌に…。

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なんと~

まさかの良型メバル(笑)

朝ちょっかいを出してきたのはメバルだったのかも^^

 

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こうしてメダイの当たりが遠のいたところで船長からのアナウンスです。

 

「海がやばくなってきたのであと一流しで上がって行きます」

 

ガーン。

まだ11時過ぎなのに

やっぱりとは思いましたが、確かに海はだいぶ荒れていました。船が旋回したらラストチャンス。

あと一匹!

と思ってコマセを振りましたが、その後はサバを何本か追釣して(すべてリリース)終了でした。

 

 

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3時間半の釣果としてはまずまず。沖の瀬は型がいいですね^^

 

20130612_125301 (1)

帰りの港に近づくとすごい霧。
よくまぁこんな日に釣りに行ったなと、我ながら思うのでした(笑)

 

 

ビーズ考察の結果?

ビーズを外してからメダイが3本釣れたので、
今日の天気ではメダイにはあんまし関係なかったのかも

サバを寄せたのは確かです。

 

でも効くときもあるんだよなぁ…。

今度は目玉ビーズでやってみようかな…。

 

 

おまけ

DSCN2620c

ごまサバ。

 

結局みんなごまに化けちゃったな~

みなさんよく捨ててますが、沖の瀬のでかサバはとってもおいしいです。
中にはマサバとのハーフもいますから、釣れたらぜひ食べてみてください^^

 

メダイ考察:ビーズ

 

マグロに有効とされて2012年に注目を浴びた(と思う)ビーズ。

その名も「目玉ビーズ」。

確かマグロ用の「目玉ビーズ」は浅草釣り具店でのオリジナル商品だったと記憶していましたが…。

このまえ行きつけの釣具屋に顔を出してみると、

 

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これは「目玉ビーズ」では…。

 

今年こそマグロが釣りたい!という気持ちが強いせいか、
気づいたら手にとってました(笑)

 

メーカーはハリミツです。

  • メバル
  • カレイ
  • アイナメ
  • カワハギ

に有効と書いてあります。

 

おお、メバルに効くのか…。

 

本当か…?

 

というわけで、メダイ五目での「五目」に使用してどんな効果がでるのか
実験してみることにww

 

20130112_080529.kousatsuMwdama

あわよくば夏のマグロに使用するつもりでデカい目玉を買ってしまい

針(がまかつ真鯛針8号)に対してサイズを間違えたかもですが、こんなにおっかない目玉をつけて本当に魚にアピールできるのでしょうか?

むしろ逃げていくんじゃ…。

 

実験です^^

 

 

もちろんこれだけだと比較にならないので…。

20130112_080529.kousatsukeikou

夜光、そしてビーズなしの三本針で比較します。

 

 

さらに、普段ならメダイにはビーズはつけない(白いイカ餌なのでそれ以上アピールしても仕方ない)のですが、

20130112_080529.kousatsuKeimura

メダイにはケイムラを試します。(オーナーヒラマサ針12号+ケイムラ3.5号)

 

果たして結果やいかにww

 

 

 

沖釣り(船釣り)の服装

季節の服装を紹介します。

 

夏場

 

  • 帽子
  • Tシャツ
  • 動きやすいパンツ(または短パン、海水パンツ)
  • 長靴または(滑りにくい)マリンシューズ、ぎょさん
  • カッパ、または濡れても良い何か羽織れるもの
  • 日焼け止め
  • サングラス

 

夏場は日焼け対策がメインです。

日差しがきついと普通は服を脱ぎたくなりますが、気づかずに日焼けした場合は必ず羽織れるものが欲しくなります。首に巻けるタオルや、カッパ、または濡れても良い何か羽織れるものがあるとよいでしょう。飛沫をかぶることもあるのでカッパがおすすめです。

日焼けを嫌う人は、最初から長袖のシャツや7分丈のTシャツを着ています。

 

また、船は足場に循環ポンプで海水を流しますから、お尻が濡れやすいです。(※一部の船では循環ポンプのない船もあります)

少々暑いのを我慢して下履きだけカッパをはくか、
思い切って汚れて着替えを持参するのがよいです。

 

※オニカサゴ等、とげに毒がある魚を釣りに行くときは必ず長靴にしてください。足に刺が刺さると非常に危険です。

 

 

冬場

 

  • 厚手のニット帽(ネックウォーマーなど)
  • Tシャツx2
  • ロングTシャツx2
  • トレーナーx2
  • ヒートテックパンツ
  • ももひき
  • スウェットパンツx2
  • 厚手の靴下x2
  • カイロ
  • 手ぶくろ
  • カッパ
  • 長靴

 

 

私は寒いのが苦手なので、上6枚、下4枚着込んで
だるまのようになります(笑)

 

少し動きづらくなりますが、
いくら厚着をしても暑いことはありませんから、
防寒対策はしっかりしていきましょう。

死ぬほど寒いなか厚着をして平然とするのもオツなもんです(ノз`)

 

 

春、秋

 

この季節は夏と冬の中間ということになりますが、
服選びのときミスしやすい注意点を書いておきます。

 

1・海は寒くなりやすい

特に朝、移動のため船が走っているときは肌寒いです。カッパがあって丁度良いときもあるので、たとえ天気予報の最高気温が28度だとしてもカッパはあったほうがいいです。

もちろん突然暑くなるときもありますが、その場合は脱げばいいだけです^^

 

2・いつの間にか日焼けしている

ギラギラに光る海ですから天気が良ければ冬でも日焼けします。服装とは直接関係ありませんが、日焼けを気にする人は注意です。

 

 

 

スプール

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リールが回転する部分のこと。

 

写真はすでに「スプール」に道糸が巻かれた状態ですが、

たとえ道糸が巻かれていたとしても、便宜上スプールと表現します。

 

 

船長に「スプール押さえて」と言われたら、
スプールに親指をそえて、
道糸が出る量をコントロールしましょう。

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探検丸システム

(youteubeシマノTVより)

 

目の前で「魚群映像」を確認しながら釣りができる
という画期的なシステム。

釣りメーカーの「シマノ」と「船宿」のコラボレーションで実現したという…。

 

このシステムを実現するには、
探検丸の「親機」が搭載されている船に乗る必要があり、
かつ探検丸の「子機」をみずから購入して持参する必要があります。

「親機」の信号を「子機」で受信するんですね~。

 

「魚群映像」を見ながら釣りができるなんて…。
…カンニング?

 

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イカの短冊(イカタン)

DSCN2950

↑短冊状のイカのこと。

沖釣りの場合は3mmくらいのサイコロ状のイカを指して「イカタン」と言ったりもするので、「大きいのと小さいの、どっちのイカタン?」なんて会話に発展したりもしますが、本来、短冊と言えば細長く切った紙や薄い木のことを指します。

 

ika

関東のコマセ釣りだと、ワラサやメダイを釣るときにイカタンを使用します。

管理人おすすめはスルメイカ。
写真にはゲソ(足)もありますが、ゲソより身のほうが食いはよく、
身は皮を剥いで白いほうがアピールできます。

特にワラサは、横幅を太くしすぎると食いが落ちるので気をつけましょう。

 

参考値↓

ワラサ  8mm x 8cm
メダイ  1cm x 10cm

 

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コマセ

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↑「寄せエサ」のこと。

 

写真のコマセは「オキアミ」です。

釣りものによっては「アミエビ」(オキアミを1/10くらいにした超小エビ)
を使用します。

 

アジのコマセと言えば「イワシミンチ」ですね。

 

夏場はコマセが傷みやすいのでクーラーBOXで保管したりします。
そりゃぁ、新鮮なエサのほうが食いはいいですよね^^

 

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青物

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背中が青い魚のことです。

「アジ」「サバ」「イナダ」「ワラサ」「シイラ」「カツオ」「マグロ」等。

青物は小魚を捕食する肉食性のフィッシュイーター。
引きを楽しませてくれる最高の相手です。

青物最高!

 

どうしてアジが「青物」の仲間なのか不思議ですが(汗)
強烈なパワーの持ち主である青物、「ブリ」もアジ科だって知ってました?

 
 
 
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