メダイ考察:コマセバスター

そもそもメダイは、単品で狙わずとも真鯛の外道として釣れることがあります。真鯛が好きな人であれば、外道として一度はメダイの顔も見たことがあるのではないでしょうか。

だからてっきり、ビシも、真鯛と同じくサニービシが最適かと思っていたのですが…。

 

最近ちょっと疑問に思いはじめました。

 

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果たして本当にサニービシが最高?

 

思い込みってことは…?

 

メダイは澄潮になると極端に釣れなくなります。

真鯛ほど警戒心は高くないものの、目がいいので、澄潮になると見切られ、逆に潮が適度に濁ってくれると、よく釣れる。

そこまでは真鯛に似ています。

 

ただ1つ、真鯛と決定的に違う点があります。

 

それは、真鯛がコマセの外堀を埋めるようにそ~っとコマセに近づいてくるのに対して、

メダイはコマセに突っ込みます。

 

メダイって、可愛い顔してけっこうガッツリ系なんですよね~^^

 

で、

コマセに突っ込むってことは、ですよ。

青物に特有のコマセワークじゃなくて本当にいいんでしょうか??

ビシ1つで海中でのコマセの漂い方が変わるわけですから、
青物専用のビシを試す価値、あるんじゃないでしょうか。

 

というわけで…。

 

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試しますコマセバスター。

 

メダイ考察:8㌔サイズを仕留めるイカタン!?

2013年3月にメダイがはじまってからはや4ヶ月。3月当時のメダイは1~2㌔程度のヒヨコサイズでした。

が。

日に日に型が良くなっていき…

6/24  …4.1㌔
6/25  …7.5㌔
6/26  …3.8㌔
6/27  …3.5㌔
6/28  …6㌔
6/29  …7㌔
6/30  …5.1㌔
7/1    …3.8㌔
7/2    …4.2㌔
7/8    …8㌔
7/9    …4.1㌔
7/10  …3.6㌔
7/11  …3.5㌔
7/12  …3.8㌔

(五エム丸のメダイ釣果)

 

昨年のカツオあたりから相模湾が怖いくらいに好調^^

 

「昔はメダイも5㌔、6㌔、普通に揚がってたけどね、最近はダメだね」

なんて4ヶ月前には五エム丸の真治船長と話していたけど、

 

 

全然ダメじゃないじゃ~んヾ(≧∀≦ )

 

 

ここ最近、相模湾で30㌔オーバーのキメジが揚がりはじめています。

そんな情報を聞いてしまっては、気分はもはや夏。

頭の中はキメジパラダイスだったのですが、こりゃもう、キメジ&カツオがはじまる前になんとしても

メダイ8㌔とったるしかない!

 

 

ってことで…。

 

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いつものサイズがこれです。1×10センチ。

 

 

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これで2×13センチ程度。幅が増えると急に大きく見えますね。

いやしかし、これじゃあ良型のサバなら食ってきそうです。

 

 

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狙いが定まらず、気づいたらいろんなサイズに(汗)

う~ん。一番左のはかなりデカいけど、なんかパンチに欠けるな~。

 

 

 

 

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じゃあ…。

 

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これなら…。

 

 

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どうだ~!45センチのスルメイカ!!

Σ(゚Д゚;)

 

ふむ。

こんなイカを食う魚が掛かったら8号ハリスなんて
瞬殺…。

もはやイカタンでもないし(汗)

 

 

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ちょっと弱気なあたりで

 

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25センチ。

これなら食うかもしれない!

 

…いやぁ、食えるの?

こんなでかいイカ… 。

 

まあでも、せっかくたくさん切ったので
毎度のことながらいろいろ試そうかと思います。

さすがに45センチは試しませんけど(汗)

う、

 

うずうずする~(*≧д≦)

 

 

 

船で道具をセットする

 ※この記事はコマセの溶かし方についての項目を2014/08/28に修正しています。

 

船に乗ったらさっそく道具をセットしましょう!

道具はもろもろ船宿から借りた場合を想定し、なおかつコマセ釣りの場合を想定して説明します。

 

 

船に乗ったらまずはお隣さんに挨拶してくだいね~^^

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※ 以下、五エム丸を基準として説明しています。細かい仕様は船によって違いますから、参考までにお願いします。

 

 

 

 

1・コマセを溶かす

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船の前(ミヨシ)あたりにバケツが置いてありますので自分用に2つ拝借します。1つはコマセを溶かす用、もう1つは魚の血抜き用です。混み合ったときは1つしか得られないときもあります。

 

これら一連の手順は船によって違います。詳しくは船長に聞けば教えてくれるのですが、船長は餌の用意等でいないことも多いので、できれば常連さんの行動をよく観察するなどしてできることはどんどん進めるようにします。

 

隣の人と仲良くなって教えてもらうのが一番です^^

 

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循環器を通ってポンプから海水が流れています。
座席から近いポンプをバケツの穴に通して海水を張ります。

 

※循環ポンプがない船もあります。その場合はバケツで海水をくみます。

 

 

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とくに夏季のコマセはダメになるのが早いので直接海水にはつけず、ジップロックに入れる等して流水解凍します。

 

 

 

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ただし冬季に循環ポンプがない船ではなかなかコマセが溶けないため、わたしは直接海水にコマセを入れてしまうこともあります。(基本的にはジップロックで解凍します)

 

 

 

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通常は半解凍したらクーラーBOXで保管し鮮度を最大限に保持します。(冬季は外がクーラーみたいなものですからあまり気にしなくても大丈夫です)

 

※もちろんやり方は人それぞれで、コマセに対する考え方もまちまちですので、参考までにお願いします。実際ジップロックを使用している方はあまり見かけません。

 

また「付け餌」は事前に加工されたものを購入しておくのが無難ですが、船宿でブロック状の付け餌を購入する場合は、上記コマセの通り解凍すればなんら問題なく使用できます。

 

 

 

 

2・竿とリールのセット

 

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貸し竿にリールを取り付けます。(写真は自前のものです)

おそらく貸し竿はもろもろ準備されて渡されると思いますが、
ここでは単品を渡されたとして説明します。

 

 

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竿に付いているすべてのガイド↑に道糸を通してください。1つでも道糸が外れると竿の本領を発揮できませんので見落としのないようにします。

 

 

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竿の柄の部分に、ロッドキーパーのサポート部分を取り付けます。赤矢印のグリップ部を手前にして取り付けてください。

 

(ロッドキーパーがない船宿もあります。事前にお問い合わせください。またロッドキーパーの種類によっては手順が異なることをご了承ください)

 

 

ここから先の作業は細々しているので、先に完成図↓を見てください。

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おっと、一点、撮影ミスです

出船まで竿を出しちゃダメです。

竿を出しておくと出船の際、何かに引っかかって竿が折れる可能性がありますので、出船までは(たとえば)写真右のほうにある船べりの穴に竿を立てておくようにします。

 

 

3・ロッドキーパーの取り付け

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釣り座の棚に「木」が置いてあります。写真のようにロッドキーパーを固定するための木です。船べりに挟み込んでロッドキーパーを固定します。

ロッドキーパーにも種類があり、1つの木で固定できる場合もあれば2つ必要な場合もあります。

(本当は木を船べりの上下に挟むのが正解なのですが、私、へたくそで

 

 

3・天秤の確認

コマセビシXc

渡された天秤の赤丸部分にスナップサルカンが付いていると思います。
これを一旦、外してください。

 

 

 

4・道糸とサルカンの接続

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「天秤」についているスナップサルカンを外したら、道糸の先端に取り付けます。

道糸はだいたいビミニツイストという結び方で輪っか状になっていますから、その場合の取り付け方を説明します。

 

このとき、もし道糸が輪っか状になっていなかったら、

知識のある人に結んでもらいましょう。

 

中途半端な知識で結ぶと簡単にほどけます。
最初は船長かお店の人にやってもらいましょう^^

 

輪っか状になっているなら下記の手順を参考にしてください。

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1・まず道糸の輪っかごとサルカンの穴に通します。

 

 

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2・次に、道糸の輪っかを広げてその中にサルカンを通します。

 

 

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3・そのまま道糸を引けば接続完了です。

次に、このサルカン部分と天秤を接続します。

 

 

 

5・道糸と天秤の接続

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(写真右)
先ほど道糸に取り付けたスナップサルカンと、天秤の柄の短い方を接続します。

(写真左)
天秤の柄の長い方にはクッションゴムを取り付けます。(貸し竿にクッションゴムはないかもしれません)

 

 

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天秤の中央部分にはサニービシ(コマセカゴ)を取り付けます。

 

 

6・リール電源の接続

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1・リールの電源はだいたい釣り座の下にありますが、電源がない船もありますし。船室からコードを引っ張ってくる等、いろんなタイプの船があるので船長に確認してください。

写真が電源元です。フタを開けて、リールコードのプラグをプラスとマイナスにそれぞれ取り付けます。

 

 

 

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2・次に赤丸の部分、リール側のコードのフタを外してコードプラグを差し込み、リングを回して固定します。

問題なく接続できれば 赤矢印部分の液晶が表示されます。もし表示されなければ、1の手順に戻ってプラスとマイナスを入れ替えてください。おそらくコードプラグが逆転しています。

 

 

7・準備完了

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ふう~、意外と大変ですね!

でも慣れるとあっという間ですから頑張ってください!

私の場合はゴミ袋を船にくくりつけたり、タオルやハサミをあらかじめ準備したりしますが、それは人それぞれです。

竿は赤丸に立てといてくださいね。

 

これで準備は完了です。

 

なお、この時点ではまだ仕掛けは取り付けないほうがいいです。

取り付けても問題はありませんが、風が強かったりすると、沖のポイントに到着したときに仕掛けがぐちゃぐちゃになっていたりしますので、仕掛けはポイントに到着したらさっと取り付けられるように、準備だけしておきましょう。

 

※この記事は良かれと思って書きましたが、くれぐれも、船、人によってその手順は違いますので、雰囲気の参考程度にお願いいたします。

 

あとは出船を待って、船室に潜り込んで寝るもよし、
景色を楽しむのも良しです^^

 

じゃんじゃん釣れることを祈ってます!!

 

乗船までの流れ

 

乗船までの流れはどの船宿でもだいたい同じですが、
少しずつ違うので葉山「五エム丸」を例に多船と比較しながら見ていきます。

五エム丸ホームページの乗船手順はこちら

 

  1. 開店前に到着したら
  2. 駐車場へ
  3. 開店
  4. お金の精算
  5. (出船30分前まで)自由行動

 

 

1・開店前に到着したら

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開店前に到着すると当然ですがシャッターは降りています。

人がいないこともあれば、夏季のカツオのように人気のある魚種だと開店前から大賑わいの場合もあります。

このとき、クーラーbOX等、重たい荷物は店前に下ろしちゃいましょう。

 

 

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シャッターの右隣、郵便ポストの上に名簿が置いてありますので、この名簿に自分の名前と乗船人数を記入します。

名簿に記入された順に釣り座が決まります。
早起きして一番乗りする人はみな釣り座がお目当てです

 

他船では、

  • 船の前にクーラーBOXを先着順に置く。
  • 桟橋に着けられた船に直接乗り込んで、空いている釣り座にクーラーBOXを置く。
  • 事前予約の際に、あらかじめ釣り座の希望を船長に伝える。

 

など実に様々です。

 

釣り座にかんしてはだいたい地元の人が有利ですね。
ある程度慣れてくると、釣り座の決め方ひとつで好みが分かれたりします。

 

 

2・駐車場へ

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名簿に記入したら駐車場に向かいます。
車を停めたらエンジンを切って私の場合は車内で開店を待ちます。

 

※はじめて行く船宿だと駐車場の場所に迷うことがあります。常連さん等、誰かが来るのを待って場所を聞くか、もしくは慣れるまで早すぎる到着は避けたほうがいいかもしれません。

はじめてなのに誰もいなかったら不安ですよね^^;

 

 

3・ 開店したら

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お店のシャッターが開いたら、①で名前を記入した順に釣り座を決めていきます。

はじめての場合は「はじめてです」とお店の人に言ってください。
釣り座を船長の真横にしてくれたり、貸し道具等、用意してくれたりします。

 

このときにお金の精算をしてもよし、

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絶品の味噌汁をいただいてから精算してもよしです^^

 

朝の味噌汁サービスは東京湾の船宿ではみかけないですね~。
こういったサービスは地方に多いかも。

 

 

4・お金の精算

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料金は先払いです。

忘れずにスタンプカードを出しましょう。はじめての場合は、ホームページに載っている割引券等を印刷して持参するのをお忘れなく^^

※釣割を利用する場合は、スタンプカードの捺印と併用できません。

貸し竿を利用したりコマセを追加したい場合はそのむねを伝え、乗船料金と一緒に精算します。

 

 

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料金精算時に黄色いチップをもらうので、外に出て氷とコマセを引き換えます。

ここらへんの細かい仕様は船によってまちまちです。木札をもらって乗船後に餌と引き換える場合もあれば、チップや木札なしの船宿もあります。

教えてくれるやり方でその通りにやってください。

 

 

 

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クーラーBOXを軽トラに積み込むと、船の前まで運んでくれます。

 

このサービスはない船宿のほうが多く、代わりにクーラーBOXを台車に乗せて船まで運んだり、手で引いて持って行ったりします。

 

 

05・(出船30分前まで)自由行動

私の場合ここで一旦、駐車場に戻って支度します。

支度と言ってもカッパと長靴を掃いて、竿とリールを船に持ち込むだけ。

出船したら沖上がりまで駐車場には戻れませんから、車のキーロック、お弁当や飲みもの、貴重品等をお忘れなく!

 

さて、いよいよ船に乗りこみます!!

次回は船でのタックルの準備を紹介します。

 

 

メダイ五目でビーズ考察(13/06/25)

 

ハリミツの目玉ビーズがメバルに効くかどうか、沖の瀬でのメダイ五目で検証してきました。

短い検証時間でしたが、餌の大きさによって食いは変わったのかなど、ほかにもいくつか試したことをメモっておきます。

(場所は沖の瀬です)

 

 

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とにかく沖の瀬のメバルはデカい餌にもよく食う印象で、

 

 

 

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サバ餌よりはイカ餌に反応している印象を受けました。

 

 

 

 

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となりのおじさんが「イカタンがいいよ」と言ってサイコロ状のイカをくれたので、(ありがとうございます!)小さい餌を試す機会がありました。

しかしコマセがオキアミであることを考えると、サイコロ状のイカ餌はアピール力に欠ける気がします。

そこで一つだけサバ餌にして試してみると、

 

 

 

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サバ餌と目玉ビーズの組み合わせにはメバルが食いました。
もう一匹のはなんでしょう?(笑) 小さい餌には小さい魚が…。

 

で、ビーズ考察というには検証が少なすぎますが、
とりあえず今回気づいたことをまとめておきます。

 

 

隣のおじさんのほうが釣っていた

隣のおじさんのほうが釣ってました。

原因はハリスの太さかと思います。私のハリスが6号に対しておじさんのハリスは4号。今回のように潮が澄んでいる場合はとくに細いハリスが有効だったようです。(4号だって十分太いですけど^^)

メバルは目が良い魚ですから、当然と言えば当然ですね。

次に五目やるなら、「メダイが掛かるかもしれない」と欲張らずに
メバルに特化したハリス3号前後にしようと思います。

 

 

餌の大きさはそれほど関係ない?

この日はむしろ大きな餌のほうがアピール力は高かったという印象です。(普通じゃ考えられませんね

使用していたハリスが太かったせいか、もしくはコマセがオキアミだったせいかもわかりませんが、振り出したコマセがうまく潮に同調しさえすれば、まず大きな餌に食ってきました。

ちなみにこの日は潮がやたらと澄んでいましたので、それでも食ってきたことを考えると、魚の活性自体が高かったのかもしれません。

 

 

ハリミツの商品「目玉ビーズ」は効く?

効くと思います。当たれば目玉に食ってましたから、たしかにメバルに有効なようです。今回は赤を試しましたが、緑や、他の色もあるので、機会があればまた試してみます。

 

今回は以上です~^^

 

 

 

釣りもの

 

「どんな魚を、どんな方法で釣るのか」

これを一言で表したのが釣りものです。

 

たとえば茨城県の鹿島でフグを釣りたいとします。鹿島のフグは「カットウ」という釣り方で釣りますから、「カットウフグ」と言ったらこれが「釣りもの」です。

 

真鯛を例にあげるとその釣り方は実に多く、「コマセ真鯛」「テンヤ真鯛」「真鯛のかもし釣り」「イワシミンチ真鯛」といったように、いろんな種類の釣り方があります。これらはどれも「釣りもの」を表現しています。

 

釣り方については「管理人の釣り魚紹介」でも簡単に説明していますので、合わせて参考にしてみてください。

 

「釣りもの」なんて、特に意識する必要のない言葉ですね^^;

餌の付け方:ちょん掛けと縫い刺し

 

餌が海中で自然に漂うようにする

 

イカタンやサバタンのように長さのある餌は、
海中で自然に漂うのがベストです。

 

 

 

ちょん掛け

 

餌の先っぽに針を通すだけです。海中でヒラヒラと漂うので、餌に動きを出すのに最適です。ただし、タチウオのように歯の鋭い魚に対しては、ちょん掛けだと、餌の下半分のみ噛み切られることが多いため、縫い刺しにして餌取りに対応します。

 

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縫い刺し

 

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餌を針に縫い付けます。餌が取れにくくなる反面、餌の可動範囲が短くなるため、そもそも餌の長さが短い場合には適しません。

 

そのため、通常の縫い刺しでは、餌を3回縫い刺しますが、餌の長さが短い場合には、2回縫いさしたりして対応します。

 

以下、タチウオの場合の縫いさし方法です。

 

 

 

1・ちょん掛けと同じ要領で餌の先っぽに針を通します。

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2・中ほどまで通した針をひっくり返し、縫うように針を通します。

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3・針を通しきると図のようになります。

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4・もう一度針をひっくり返して縫いさします。

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5・針先はしっかり出し、

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できるだけ餌がまっすぐになるように縫えれば完成です。

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仕掛けを落とすとき、海中に潜っていく餌の動きに注目してみてください。ヒラヒラと泳いでいれば成功です。餌は、その形状によって泳ぎ方が変わります。餌の尾をナナメにカットすると、動きが良くなるようですから、試してみるのも面白いですね^^

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餌の付け方:オキアミ

 

オキアミが海中でくるくる回らないようにする

 

海中に漂うオキアミの中で針についたオキアミだけがくるくる回っていれば明らかに不自然ですから、オキアミの尻尾を切ることで回転を防ぎます。

 

1匹掛け

1・個体選び

付け餌をコマセの中から選ぶ場合は、目、ヒゲ、脚など、個体に欠損のない立派なものを選びます。

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2・尻尾を切る

尻尾をハサミでスパッと切ります。

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3・針を通す

尻尾に針を差し、背中沿いに針を通します。

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4・腹から出す

ぶら下げたとき個体がまっすぐになるように腹から出します。

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抱き合わせ

餌を大きく見せて魚にアピールしたい場合は抱き合わせにします。

一匹掛けの要領で、抱き合うように針先にオキアミを追加します。
同様に3匹目を追加すると「房掛け」になります。

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丸掛け

丸掛けは海中でくるくる回りやすいので特殊です。

カツオ釣りのときなどに、餌の吸い込みをよくするために丸掛けにすることがあります。とはいえ丸掛けにすれば必ず食うわけではなく、釣れないときのひと工夫とするのがよさそうです。

オマジナイかもしれませんね^^

 

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魚が口を付ける部分なので餌付けはとても重要です。
釣りものによって餌の種類は実に様々ですが、どの餌付けにも意味があります。

戻る

メダイでVSサメ(後半)(13/06/25)

 

沖の瀬90メートル立ちに到着

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沖の瀬に到着してみると、潮が早いことで有名な沖の瀬にはとても見えない穏やかさ(゚д゚;)
海中に落ちていくコマセが10メートル先まで丸見えです。

 

 

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目の良いメダイにこの澄み潮は…。

 

 

 

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沖の瀬に移動してからは、ポツリ、ポツリと上がる感じで、
最初に掛かったのはでっかいメバル。

 

 

となりのおじさんは一投目からメバル専用仕掛けに切り変えていました。ハリス4号2メートル3本針で、メバルと赤イサキをばりばり上げています。

 

…んん??

よく見ると、おじさんが釣れた赤イサキを海に投げている?(゚д゚;)

 

「食べないんですか?」

と聞いたら、

「見栄えが悪いもんよぉ」

とおじさん(笑)

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赤イサキありがたく頂戴しました^^

 

こうして、気が緩んでいるときに限って竿が入るもんです!

 

 

ズキューーーーーーン!!ヾ(*ΦωΦ)ノ ヒャッホゥ

 

ドラグは締め気味ですがズルズル糸が出ていきます。何度掛かってもメダイの引きは楽しい!

このとき、まだ誰もサメの餌食になっていないこともあり、ついついこの場所がサメの巣食う沖の瀬であることを忘れていました。異変に気づいたときには時すでに遅し!

 

猛烈にメダイが抵抗したかと思うと、急に引きが止まってしまいました。

 

しまった~!(# ゚Д゚)つ

 

食われた…。

 

…あれ?

 

でも、何かがおかしい。

原因がサメなら、ハリスごと切られて、
急に竿が軽くなるはずなのに…。

 

軽くならない…。

 

むしろ重く…。

 

ゾクッΣ(゚д゚lll)

 

道糸がどんどん出ていきます。

くそ重い!!

尋常じゃない鈍重な引き!!

いや、これはもう「引き」ですらなく、相手はもはや針に掛かっていることすら気づいていない巨大なモンスターです。今頃メダイを飲み込んでゲップしてるサメに違いありません。

運悪くサメに針掛かりしてしまいました

 

まるでマグロを釣るときみたいに竿を溜め込んでいる私を見て

「なにやってんの?」

と隣のおじさんに聞かれたので、

「サメに化けました~

と答える私。

 

船長曰く、

40メートルから上はサメが待ってるからガンガン巻かないとダメだよ!」

とのこと。

仕方がないのでスプールを指で押さえます。

するとハリスは、サメの歯で簡単に切れます。

 

 

疲れたぁ…(´Д`υ)

 

 

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ラストバトル!

 

10分後、再びヒット!!

すぐさまサメが頭をよぎります。なんとかサメに勝ちたい!

 

針掛かりさせるなり
いきなり電動MAX!!

 

しかし、けたたましい唸りをあげる電動リールとは対照的に、全然、
メダイが上がってきません~(;≧皿≦)

 

レオブリッツ 270MMじゃ明らかにパワー不足

これでは間違いなくサメの餌食です。

電動に頼ったらダメだと判断し、まだ安全圏内である60メートルあたりで一旦、電動をストップ

 

一瞬、船長のほうを見ました。

船長と目があいました。

 

あ。

 

そこで咄嗟に思いついたのが、カツオ釣りの巻き方です。

 

ゴリ巻き!!!Σ゚д゚

 

電動で巻けないなら手で巻くしかない。

ハリス切れならそれで本望!!

思いつくや否や、手持ちの竿をロッドキーパーにかけて

電動オン!!

そして左手でリールをしっかり押さえ、
右手でひたすらにゴリゴリゴリ巻き!!

 

その様子を見て船長が大笑い。

「カツオの練習だね!」

笑いながらもそれは激励。そうです。

カツオの時期になると対サメ用の巻き方として、
知る人ぞ知る「ゴリ巻き」!!

 

隣のおじさんが頭に「??」を浮かべていると船長が説明します。

「カツオはサメより早く巻き上げないと食われるから、
電動以外に手でも巻くんですよ」

 

手でも巻くとあっというまに海面まで上がってきます。

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ゲット~
心なしかメダイもげっそりしているような?

 

 

 

 

サメに初勝利したところでメダイ終了。

このあと試したビーズ考察についてはまた別の記事にて…。

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今回は微妙だ~T T

でもサメに勝ったからよしとしよう!

 

 

 

 7.5㌔!??

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後で五エム丸の釣果ブログを見て知ったことですが、この日7.5㌔のメダイが釣れていたそうで

餌は丸ままのイカだそうです。なんと~Σ゚д゚

 

んじゃ

次は5㌔オーバー目指す!!

 

 

メダイでVSサメ(前半)(13/06/25)

釣行データ
 釣行日  2013/06/25(火)
 船宿  五エム丸
 竿  ダイワ(Daiwa) GOUIN BULL HH-220
 リール  ダイワ(Daiwa) レオブリッツ 270MM
 仕掛け(メダイ)  ハリス8号1本針4.5メートル、ヒラマサ針12号
 仕掛け(五目)  ハリス6号3本針4.5メートル、真鯛針8号
 ビシとテンビン  チドリ式天秤108式 MH型   サニービシL80号
 水温  21. 度
 潮  洲の崎:澄み、ゆるい  沖の瀬:澄み、ゆるい
 パターン  大潮4日目  下げ潮 (潮止まり12:07)
 月輝面  +95.7% 月齢16.5
 風  南、弱い
 波高  0-0.5M
 天候  晴れ
 船の釣果(メダイ)  1-6(竿頭:右舷ミヨシ)
 自己釣果(左舷ミヨシ) メダイ:2 沖メバル:4 ごまサバ:3 (リリース死ぬほど) 貰い物:赤イサキ:2

 

メダイ5-15本!?

五エム丸の釣果にド肝を抜かれたのが6月24日。3月に釣れる小メダイならいざ知らず、5月以降釣れ続けている良型メダイが15本というのはまさに、

天変地異。

 

まさか6月23日スーパームーンの影響では…!?

 

 

魚の食いに多大な影響を及ぼすという「月」の存在。

特に「満月」は特別な力を持つという…。

それがさらに強力な「スーパームーン」ともなれば…。

 

スーパー釣れるかもしれない…。

 

 

 

そりゃあ眠れないってもんですよ^^;

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開店前に到着して一番乗り~

 

 

 

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平日だというのに10人も集まり大盛況です。

メダイ15本にロマンを感じた人の集まりですかねヽ(`∀´)ノ

 

 

 

というわけで

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スーパームーンの恩恵を受けるべく出船!

 

 

 

 

 

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今日の海はプールのように静かです。大潮なのに、風がないとこんなにも穏やかなんですね。不気味ですらあります。

 

 

 

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場所に向かう途中、高志船長に昨日の様子を聞いてみました。昨日はいかにメダイ15本が釣れたのかリサーチです。すると意外な事実が判明。

 

「昨日は入れ食いだったけど、午後からはサメ、サメ。メダイは1本も上がらなかったよ。(海面に)浮いてきたメバルまでバクリ!」

 

こわ~

 

 

サメは釣り人を悩ませる嫌~なやつです。

ジョーズ。ハイエナ!釣り人の敵!!

(゚Д゚)≡゚д゚)、カァー ペッ!

 

 

「今日もいますかね?」

「いると思うよw」

 

むむ…。今日はサメとの戦いになるのか…。

 

前々回の釣行でもサメとのバトルになったけど、
そのときは数日は食うに困らないであろう3本を3本とも飲み込まれ、
完敗でした。

ヤツぁ狙ってる。

オレの獲物を…。

 

許さ~ん今日は絶対に釣る!←策なし。

 

 

 

なんて考えていたら、

「今日はいつもとポイント変えるから^^」

と船長。

 

船長のほうでサメ対策してくれるみたい。

 

ヾ(*ΦωΦ)ノ ヒャッホゥ 

 

 

今日はいつもと違うポイント

洲の崎100メートルからスタート~!

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場所に着いてびっくり。なんじゃこのプール状態は~(( ;゚Д゚))

潮もずいぶん澄んでいるみたい。

 

 

 

釣れるだろうかと疑問に思いながらもとりあえず「目玉ビーズ仕様」を用意し、餌はイカタンとサバタンの重ね掛けです。

釣れるか!??

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一投目!

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開始早々、右舷ミヨシの人の竿が曲がり込み、電動リールが唸っています。海がプール状態でも朝一の活性はありそう。

くぅ~。いいねぇ(人´∀`)
人の竿ばかり眺めていた私は、手元が引き込まれる感触にハタ、と。

 

∑q|゚Д゚|キタ~~~~~!!

 

竿が海に突っ込んでいるのを確認し慌ててやりとり開始!

しかしこれは…。残り40メートルのところでバレてしまいます。ただの針外れ。

悔しい!ヾ(≧皿≦;)

 

 

その後、

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サバ。

 

 

 

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サバ。

 

 

右舷ミヨシの人は順調にメダイを三本上げています。
私のところにはサバばかり

何が違うんだ??
こっそり右舷ミヨシの人の仕掛けをのぞいてみると、そこには

でっけぇサバ餌が(゜ロ゜)

横に太く、サバの口に入らないほど大きなサバ餌でした。

なるほど勉強になります~!

 

 

しかし今からでっけぇサバ餌を用意するには、釣れたサバを捌くしかないので、とりあえず手持ちのイカを2枚掛けです。

 

 

すると…。

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今度こそ!

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目玉ビーズに食いましたね~

 

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家に帰って測ったらジャスト3.0㌔でした。

 

 

これを機に、

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サバの猛攻で糸がヨレてきたのでハリスを交換です。今度はケイムラビーズでイカタンは2枚掛け。

 

 

 

 

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しかしサバの猛攻。

…振り落としても振り落としてもサバの嵐!

どんどんイカ餌がなくなる一方でメダイの当たりだけが遠のきます。

 

10時過ぎ。

船長もサバに見かねて「州の崎」から撤退です。

 

「沖の瀬」に移動!!

 

 

 

思ったよりイカ餌を消費したため、船の移動中に釣れたサバを捌くことにしました。

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汚なっ!(笑)
久々に使ったナイフが切れずガッタガタ

でも、塩漬けにされた支給餌とは鮮度が違います。

食いはいいはず。

 

あ~!! でかく切るの忘れた~

 

 

後半に続く