荒海でもヤリイカ初心者スソ脱出計画!(2015/02/28)

 釣行データ
釣行日 2015/2/28(土)
船宿 勝山・庄幸丸 / ヤリイカ船
竿 ダイワ(Daiwa) 極鋭ヤリイカ AGS 167 TUNE
リール ダイワ(Daiwa) マグマックス500 (PE4号
仕掛け YAMASHITA 11-6のツノを回収して幹糸6号、ハリス4号の回転ビーズ仕様にしたもの。BBサルカン 2号、BBサルカン スナップ付 2号
オモリ 120号
中オモリ イカ中オモリ チメ付15号
ヨリトリリング ヨリトリリング2号(ヤリイカは通常3号です)
水温 14℃
白浜沖: 濁り 速め      棚:105m
パターン 長潮  (満潮:11:04) 
月輝面 +73.6% 月齢9.1
北 強い
波高 1.5-2M
天候 晴れ
船の釣果 ヤリイカ:6-20杯
自己釣果
ヤリイカ:   18杯

なぜベテランの方は荒海でもヤリイカの乗りがわかるのでしょう

 

 

 

 

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それほど荒海は難しいと感じたのが前回の釣行でした。

 

荒海は穂先の動きが波に紛れてしまうのでヤリイカの「乗り」が非常にわかりずらく、とくに20センチくらいの小さなヤリイカだとわたしの腕ではまったく判別がつきませんでした

 

 

 

 

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対して「凪」の日はわかりやすいですね^^

 

ちょっと重いなと思ったら、リールを巻くだけ。イカが乗っているなら穂先がクンクン動くので、その乗りもわかりやすいと思います。

 

しかし週末釣行が基本で「凪ぎの日」が選べないわたしとしては
なんとか荒海を攻略したいところ

 

 

 

 

 

nerenai

しばらく荒海対策で苦悩の日々が続きました。

 

 

 

 

 

nerenaib

そしてある夜ふと気づいたんです。

 

 

…まてよ( ̄△ ̄;

 

 

いくらベテランの方が凄腕だとしても、

わたしだって毎週釣行しているのです。

 

 

本当に天と地ほど腕の差があるのでしょうか

 

 

竿の性能差でしょうか…?!

 

 

いや、もしかしてただ見方が違うだけではないでしょうか

 

 

もしや同じ釣り方を別の角度で見直したら、
なにか答えがでるのではないでしょうか…?!

 

 

そこで基本的な釣り方を今一度見直してみることにしました。

 

 

 

  1. 仕掛け着底後、糸フケをとって穂先を止めて注視する。(イカの活性が高いときはこのときすでに乗っていることがある)
  2. 当たりがなければ目の上まで空シャクリ。常にイカを掛けるようなイメージでシャクる。(といってもヤリイカは大人しいイカなのでソフトな誘いが基本。ただし水深が深いと仕掛けが動かないので、大きな動作で仕掛けを動かす必要がある)
  3. 当たりがなければストン!とたたくように穂先を下げる。(ヤリイカは上から落ちてくるものに興味を示すので効果的。とはいえ激しい動きは逆効果のときもあるそうです)
  4. 2と3を底付近で数回繰り返す。
  5. もしくは底から10メートル(船長の指示棚に従う)まで探ってみる。
  6. もしくは30メートルほど巻き上げてから落とし直す。(巻き落としと言い、イカに見破られた仕掛けを忘れてもらうために行う)

 

 

 

さて、わたしは今まで1番の「穂先を止めて注視する」
ということををもっとも重視していました。

 

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なぜならヤリイカの乗りはとても繊細だからです。

 

ヤリイカの「乗り」は決して手に響くような「鮮明な当たり」ではないため、穂先の動きを注視しなければその「乗り」がわからないと当たり前のように思っていました。

 

 

しかし本当にそうでしょうか。

 

 

 

 

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そもそも荒海で繊細な穂先の動きがわかるでしょうか?

 

これには相当な経験勘、
そしてセンス目感度の良い穂先が必要だと思うのです。

 

そこで見方を変えるべく、
「穂先を止めて注視する」ことはあまり重要ではないと思い込み

 

 

2番の「空シャクリ」

ものすごく重要だと思い込んでみました。

 

 

…。

 

 

…当たりがなければ目の上まで空シャクリ…?

 

 

 

ーーーΣ(°Д°;)ハッ

 

 

 

そうか…!!

 

 

 

 

 

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というわけで「空シャクリ」を試すべく本日は
勝山の「庄幸丸」にやってきましたっ!ヽ(`Д´;)ノ

 

題して、「荒海でも初心者スソ脱出計画」でございます。

 

 

 

 

 

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この日は期せずして絶望的な荒海…

 

いや、絶好のリベンジ日和であります!ヽ(`Д´;)ノ

 

こうなったら…

 

 

 

 

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華々しく散るしかないですな…(ノ ̄△ ̄;)ボソッ

 

 

…(ノ ̄△ ̄;

 

 

 

 

ヤリイカが乗るタイミングを考える

DSCN4262c

ヤリイカの「乗り」を穂先がとらえたとき、

 

 

 

 

yariika4

ヤリイカはすでに逃げようとしているというのは有名な話。

 

 

 

つまり極端なことを言えば、

 

 

DSCN4262c

竿を止めて「穂先を注視」するだけでは、

 

 

 

 

 

yariika4

逃げるときに足が引っ掛かってしまった
運の悪いヤリイカしか釣れないことになります

 

これでは実際のノリの半分もわからないかもしれませんし、
掛かかりが浅いのでバラしやすいかもしれませんね。

 

もっとイカが抱きついた瞬間
鮮明に捕らえることはできないのでしょうか?

 

というわけで海中でのプラヅノの動きを
イメージしてみることにしました。 

 

 

 

 

プラヅノの動きを考える

yariika1

まず竿をシャクったとき、プラヅノは下向きになると思います。

 

 

 

 

 

yariika2

逆に仕掛けを落としたときはプラヅノが上を向きますね。

 

そしてヤリイカは
落ちてくるものに反応するという話ですから、

 

 

 

 

yariika3

仕掛けを落としたのち、慣性の法則でふわっとブラヅノが落ちているときにヤリイカは好んで抱きつくのだと思います。

 

 

 

 

yariika5

しかしヤリイカが抱きついたとしても、

 

このときプラヅノはフワっと落ちているので
いくら穂先を注視しても「乗り」がわからない状態です。

 

 

でも、

 

 

乗っている

かもしれないのです(ノ ̄△ ̄;

 

 

 

…ならば…( ✧Д✧)ピキーン!!

 

 

 

 

yariika3

仕掛けを落としたのちーーー

 

 

 

 

yariika5

たっぷり2秒ほど「乗る」ための「間」を作り
イカが抱きつくのをイメージしながらーーー

 

 

 

 

yariika7

「乗り」が確認できなくてもカラ合わせしたならどうでしょう!

 

 

 

 

 

 

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シャクったとき乗せるのでグッと重みが伝わりやすく、

荒海でも乗り鮮明キタコレ!!ヽ(`Д´;)ノ

 

 

 

 

 

 

 

実釣

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と言ってもいきなり乗りがわかるほど荒海は甘くはありませんでした

 

モーニングスルメが不発に終わり白浜沖に移動、
水深105メートルにて本日のヤリイカ第一投目のことです。

 

 

 

 

 

 

DSCN4260c

ーーーんん?

 

乗ったのか??

 

着底して糸フケをとった瞬間、
穂先が少しだけモタレたような気がしました。

 

しかし波のような気もします

 

思わず穂先を注視しましたがなにも変化はなく、
試しにリーリングしてみても穂先はクンクンしませんでした。

 

…う~む 気のせいか…

 

 

 

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そうこうしている間に周囲では早くもイカを掛けた常連の方々が
電動リールを巻き上げています。

 

どうやらイカはいるようですが

 

わたくしやっぱりへたくそみたいです

 

こうなったら早くも「空シャクリ」するしかないとーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーー思った矢先!

 

 

 

 

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なんでしょ~~~~!ヽ(`Д´;)ノ

 

突然、竿が突っ込むと同時にドラグが音をたててうなり始め
あっという間にブツっと何かを引きちぎって去っていきました

 

 

もしかして

ブリでしょうか…(;゚;Д;゚;)

 

 

 

ああもったいない…(ノ ̄△ ̄;

 

 

 

…いや、そんなことはどうでもいいのです

 

 

 

ハモノにイカが襲われました。

 

 

イカが乗っていたのです。

 

 

乗りがわからなくても

イカが乗っていたのです!!

 

 

この事実がわかった瞬間、身の毛がよだちました。

 

 

いける…!!

 

 

 

 

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そこからはもう上記のイメージに切り替えてバンバン乗りがわかるようになりました。

 

こうしてーーー

 

 

 

 

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万年イカ初心者が右舷ではトップになるという
まさかの番狂わせが起こったのでありますっ!ヽ(`Д´;)ノ

 

 

 

 

今回の釣り方メモ

仕掛け着底後、ささっと糸フケをとって、まずは空シャクリしてイカが乗っていないときの重さを確かめました。これは水深や潮の関係で、オモリの重さが「流し」によって毎回違うからです。

 

すると次からはイカの重さだけで乗りを判別することができます。つまりイカの重さを感じるようにシャクりました。

 

目の上までシャクったら穂先をピタリと止め、素早くリールを2巻きしながら穂先を海面に下げ、そこでイカが乗ってくるイメージで2秒だけ乗せる「間」を作ってから、

 

またすうっと目の上まで空シャクリ。

 

このとき、ヤリイカの重みを感じたらそのままリーリングしました。穂先がクンクンしなくても小さなヤリイカが乗っていることもありました。

 

そして指示棚の上限まで誘ったら、底まで仕掛けを落とし直すと、着底と同時にずっしり乗ることもありました。

 

この日は群れが小さかったのか、1流しが短かったので
巻き落としは一回もやっておりません^^;

 

また船長の指示棚は「底を狙え」というものでしたが、なぜか5メートル上のしかも「上のツノ」に乗ることもありました。このとき底を狙っている方は釣れていませんでしたから、もしや魚と同じで、活性が上がってくると底が基本のヤリイカでも上のほうでしか乗らないこともあるのかもしれません。

 

 

 

 

 

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ところで今回は特別な誘いはなにもしていないので「シャクっただけで縦横にスライドする中オモリ」の効果があったのかも(^o^;)

 

 

 

 

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またヨリトリリングはもちろん、仕掛けの接続部分に「回転性能の高いボールベアリングタイプ」のスナップと スイベルを使用し、枝ス部分を回転ビーズ仕様にすると、ヤリイカが乗っても糸ヨレはほぼなくなります。

 

ハリスのヨレも乗りに影響あると思うんですよね~^^

 

 

毘沙門新店丸、イカ泳がせでハモノ船!~基本的なことメモ~(2015/02/08・14)

 釣行データ
釣行日 2015/2/8・14(土)
船宿 毘沙門・新店丸 / ハモノ船
竿(泳がせ) ダイワ(Daiwa) GOUIN BULL HH-220
竿2(泳がせ) ダイワ(Daiwa) VIPER TAILM-227
リール(泳がせ) ダイワ(Daiwa) マグマックス500 
竿(ヤリイカ) ダイワ(Daiwa) メタリア・ヤリイカ MH-175
リール(ヤリイカ) ダイワ(Daiwa)レオブリッツ300J  (パワー不足です)
仕掛け(泳がせ) 上糸:ナイロン14号 1.5m
ハリス:見えないハリス12号 1.5m
クロスベアリング 4×3
BBサルカン 2号
BBサルカン スナップ付 3号(道糸との結節)
おもり150号
仕掛け(ヤリイカ) YAMASHITA 11-6
オモリ 120号
水温 14℃
洲の崎 ゆるい 棚200m前後
天候 晴れ
船の釣果2/8 ヤリイカ:4-20  ブリ:船中1
船の釣果2/14 ヤリイカ:0-9  メダイ:船中2
自己釣果
ナイショ

 

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本日は松輪の少し先にある毘沙門(びしゃもん)の「新店丸(しんみせまる)」にやってきました。

 

乗ったのはハモノ船!ヽ(`Д´;)ノ

 

 

 

 

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ヤリイカを釣りながら、ブリや真鯛などの「ハモノ」も同時に狙っていくという8名限定の「泳がせ船」です^^

 

 

 

 

 

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もちろんヤリイカを釣らなければなにも始まらないので
朝イチから真剣勝負

 

 

 

 

 

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エサが確保できたら好きなタイミングで泳がせタイムに突入しつつ(≧▽≦)

 

 

 

 

 

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たとえ本命が釣れなくてもお土産があるのは嬉しい限りですね~

 

… 

 

というわけで今回は「ヤリイカ」の基本的なことをおさらいしながら、
「ハモノ仕掛け」についてもメモしていきたいと思います^^

 

 

 

 

 

ヤリイカの仕掛け

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雑誌を読む限り「ヤリイカ仕掛け」の特徴は、

 

  • プラヅノは11センチが標準。
  • 色はケイムラ・薄いブルー・ピンクをまんべんなく配置すると、釣り場や潮色などに左右されず安定して釣れる。
  • プラヅノの配色は「上を濃く」「下は薄く」が基本。
  • スッテを混ぜると渋いとき効果的。
  • 扱いに慣れるまではツノ数少なめの5~6本から。
  • ヤリイカは巻き上げ時のバラしが少ないブランコ仕掛けがおすすめ。

 

つまり最初からノウハウが詰まった市販のブランコ仕掛け
万年イカ初心者のわたしにはありがたい仕掛けというわけです^^;

 

 

 

 

 

 

DSCN3671b

釣り方やノウハウは雑誌と以下のリンクを参考にしました。

 

 

 

  1. 仕掛け着底後、静かに底を切って穂先を止めて注視する。
  2. 当たりがなければ目線の高さまで空シャクリ。常にイカを掛けるようなイメージでシャクる。
  3. 当たりがなければストン!とたたくように穂先を下げる。
  4. 2と3を底付近で数回繰り返す。
  5. イカが乗らないときは30メートルほど巻き上げてから落とし直す。(巻き落としと言い、イカに見破られた仕掛けを忘れてもらうために行う)

 

 

 

実釣では、渋いなか多くを釣るベテランさんの動きが参考になりました。真似してもなかなか釣れませんでしたが…

 

 

 

 

 

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この水深だとまず「乗り」がわかるかどうかですよね。わたしは「船の揺れ」と「イカの乗り」を勘違いすることが多かったです

 

そこで、

 

 

 

 

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なんとなく重いかも?!…と感じたら、ゆっくり手で巻き上ると、イカが乗っていれば逃げようとしてクンクンと重みが伝わりますので、乗っていればそのまま10メートルほどゆっくり手で巻いて、「追い乗り」を狙ってから電動で巻き上げます。

 

 

 

それにしても…

 

 

船が揺れると手感度はあてになりませんな(ノ ̄△ ̄;)ボソッ

 

目感度重視のいい竿が欲しくなりますな(ノ ̄△ ̄;)ボソッ

 

これは腕のせいじゃありませんな~(ノ ̄△ ̄;)ボソッ

 

 

…(ノ ̄△ ̄;

 

 

 

 

 

 

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とにかくエサゲット!ヽ(`Д´;)ノ

 

 

 

 

 

 

 

 

イカ鯛、イカブリの仕掛け

ikadai

船宿によって「天秤仕掛け」と「胴付き仕掛け」があります。新店丸さんは後者、市販品が参考になるかと思います。

 

ハリスの長さは1ヒロが基本。

 

すて糸は、ハリスが絡むことがあるのでわたしは5~10センチと短くしています。(スナップ付きの三叉サルカンでオモリをスナップに直接つなぐベテランの方もおられます)

 

 

 

 

 

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また糸ヨレを防ぐため、三股サルカンはボールベアリングタイプを使用。

 

 

 

 

 

 

 

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針は、カンヌキ青物を使用しました。

 

カンヌキ青物は針先が少しネムっているので
魚に
飲まれた針を口元まで引き出すことができます。

 

食わせ重視の「泳がせ釣り」にも向いていそうですね。

 

 

 

 

 

 

DSCN3620ヒラマサb

またこのカンヌキ青物、

 

その重さは同号数の「カットヒラマサ」と同じですが、

 

 

 

 

 

 

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一回り大きいぶん比重が軽いので、
そのぶんイカへの負担を軽減できそうです^^

 

 

 

 

 

 

 

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今回は魚を掛けるための「孫針」には13号~14号を、
イカを安定させるための「親針」には10号を使用しました。

 

10㌔オーバーのブリを狙うなら「孫針」は15号ですかねぇ

 

 

 

 

 

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ハリスには「見えないハリス」の12号を使用。丁寧にやり取りすればブリも問題なく釣れる号数かと思います。12~16号と人によってまちまちです。

 

また人によってクッションゴムを使用する方もおられますが、わたしは上糸にクッション性の高いナイロンの14号を使用することでこれを代用しました。

 

 

 

 

 

結びの一例

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↑ハリス12号でこんなふうに針を結んでみます。

 

 

 

 

 

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まず孫針を強度のある「南方延縄結び」で結びます。

 

 

 

 

 

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親針は、孫針のチモトから29センチ測ったところから結びます。

 

その内訳は、

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たとえば親針を「外掛け結び」で結ぶ場合、ハリス12で8回巻きつけるとハリスを12センチ消費します。

そして「孫針のチモト」から「親針のチモト」までを17センチとしたい場合は、17 + 12  = 29 センチとってから親針を結びはじめると丁度良いです。

 

 

 

 

 

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できました^^

 

なお17センチという長さは小さ目のイカを想定したものです。大きなイカを想定するなら25センチくらいの長さも用意しておくと安心ですね^^

 

 

 

 

 

泳がせ:イカの付け方

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「親針」を頭のほうに刺してイカの泳ぎを安定させます。
背骨に刺すと死んじゃうみたいですからご注意ください

 

 

 

 

 

 

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孫針は 漏斗(ぴゅーと水を吐くところで「吹管」と呼ぶ人が多い)に刺します。

 

漏斗の「横」から刺して、「出口」から抜いたり、

 

 

 

 

 

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漏斗の左右を貫いたり。

 

漏斗に刺して、筒に抜く方もおられます。(※追記:魚がヒットしたとき筒から頭が抜けてしまうことがあるので、漏斗から刺して筒に抜くのが正解のようです!)

 

 

 

 

 

 

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イカの動きを妨げないよう
ハリスには少しゆとりがあると良いそうです。

 

 

 

…さて…

 

 

 

 

 

実釣

DSCN3711b

さあさあお立合い!ヽ(`Д´;)ノ

 

 

 

ドキドキの時間がやってまいりましたっ!!ヽ(`Д´;)ノ

 

 

 

このときのために(釣るのが)苦手なイカを釣ったのです…( ̄□ ̄;)!!

 

 

さあブリっと

食べちゃってよ~っ!ヽ(`Д´;)ノ

 

 

ブリっと!!ヽ(`Д´;)ノ

 

 

 

真鯛でもいいよ~っヽ(`Д´;)ノ

 

 

 

サメでもいいっヽ(`Д´;)ノ

 

 

 

お魚さんお願~いヽ(`Д´;)ノ

 

 

 

引きを楽しませて…(T-T)

 

 

 

…( TДT)

 

 

 

 

 

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2月7日はベテランの方にヒット一回。

 

 

 

 

 

 

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無事、立派なブリが取り込まれました。

 

 

 

 

 

 

 

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そのやり取りで目を引いたのはマッドバイパーアオモノです

 

柔らかくも力強いその曲がりは、
魚を起こせるバットパワーも十分にありながら、

 

 

 

 

 

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船の揺れをしっかり吸収する「しなやかさ」があります。

 

 

 

 

 

 

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対してわたしの竿張りのある7:3調子。

 

冬の荒海、ミヨシの揺れを吸収するにはちょっと硬いですね…。

 

 

 

 

こうなったら…

 

 

 

 

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船の揺れに強い竿

買うしかないっ!ヽ(`Д´;)ノ

 

某釣具店でオモリ150号をぶら下げて穂先の入りを確認。マッドバイパーアオモノM235と比較してより穂先の入りが良いバイパーテイルM227を購入しました。 

 

かーちゃんにはナイショです

 

 

こうして…

 

 

 

 

 

 

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翌週の2月14日に再挑戦したのであります!!ヽ(`Д´;)ノ

 

 

が…(^o^;)

 

 

 

 

 

 

 

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荒海でまたイカが釣れないんだなぁ…

 

 

 

 

 

 

 

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赤帽スッテの活躍により
ようやく挑戦権を得たのが11時過ぎ。

 

残り時間を考えるともうこの子に賭けるしかありません。

 

 

 

今度こそ…

 

 

 

 

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ブリっと!ヽ(`Д´;)ノ

 

 

 

 

 

 

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釣れちゃってよ~!ヽ(`Д´;)ノ

 

 

 

 

 

 

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ところで、棚は10メートルが基本とのことですが、

 

水深は常に変化しています。このときは「掛け下がり」でしたので海底から10メートル棚を切っても、数分でオモリが底を付きました。

 

もちろん最初にして最後の貴重なイカ1匹
サメにくれてやるわけにはいきません。

 

底を回避するようマメに棚を取り直しました。
また「棚を取り直すことがそのまま誘いになる」そうです。

 

 

 

が…

 

 

 

 

 

…今日はお魚いないのでしょうか( ̄0 ̄;)

 

 

 

 

 

2時間が経過しだいぶ衰弱してきたイカさんの動画です

 

 

 

 

 

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海底からバケツへ何度も戻ってくるイカさん…。

 

その頑張っている姿を見ていると…

 

 

 

 

 

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だんだん愛着がわいてきちゃいますね…

 

 

 

 

 

 

 

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そして残すことろ30分を切り、なかば諦めかけたころです。

 

 

 

 

ーーーΣ(°Д°;)ハッ

 

 

 

 

 

DSCN3955b

 

とぉぉぉつぜんの前当たり

キタ━―━―━―ヾ(ΦωΦ*)ノ―━―━―!!

 

 

 

…入れ!

 

 

…入れっ!!

 

 

 

食うてたもれ~~~ヽ(`Д´;)ノ

 

 

イカは身が柔らかいので「合わせ」れば
カマスやサバなんかより針掛かりは良いはずです。

 

 

竿は柔らかいので自動で食い込むはず…!!(`д´/;)/

 

 

辛抱たまら~ん!!ヽ(`Д´;)ノ

 

 

 

 

 

 

DSCN3986c

ここだあああっ!!!!(`д´/;)/

 

 

と引き込みに合わせて「鬼合わせ」をくれて

やり取り開始!

 

 

 

 

 

 

DSCN3982b

 

久々の引きに大興奮でありますっ!!ヽ(`Д´;)ノ

 

 

ぐいぐいと引き込むこの感触は…!

 

 

ぬうっ!!

 

 

アオモノっぽいぞ~~(`д´/;)/

 

 

 

 

 

 

 

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と思ったらメダイちゃんでした

 

あははは~

 

 

 

 

 

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最後にミヨシの方がメダイを追加して、この日は納竿となりました。

 

ブリが釣れなかったのは残念でしたが、
やっぱり「泳がせ釣り」は熱いですねっ!(ノ≧ڡ≦)

 

 

 

 

 

 

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なおメダイはコラーゲンたっぷりで酒蒸しがとても美味しく、

 

 

 

 

 

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ぷりぷりの皮を「澄まし汁」に入れても美味しいですね~^^

 

 

 

 

 

イワシメバル解禁!~基本的なことメモ~(2015/02/01)

 釣行データ
釣行日 2015/02/01(日)
船宿 五エム丸 / イワシメバル
竿 早潮SI-T 20-250
リール スマックレッドチューン 100SH (旧100HR)
仕掛け(市販) ハヤブサ イワシメバル ハリス0.8号
仕掛け(枝ハリス) シーガーエース 1号   がまかつ 山女魚針 9号 
オモリ タカタ(TAKATA) ホゴ  15号 20号
水温 14℃
葉山沖: 澄み ゆるい         棚:5~10m
パターン 中潮2日目  (干潮:08:34  満潮:14:00) 
月輝面 +92.5% 月齢11.6
北 弱い
波高 0-0.5M
天候 晴れ
船の釣果 メバル:6 – 33 匹 (2隻の高低)
自己釣果(右舷ミヨシ2番) メバル:   23 匹

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2月1日。

とうとうイワシメバルの解禁日がやって参りました。

 

イワシが回遊してくるこの時期にしかえないという

 

季節釣り

でありますっ!ヽ(`Д´;)ノ

 

 

 

…そう …( ✧Д✧)ピキーン

 

 

 

 

DSCN3536bエサは小さなカタクチイワシですが

 

 

 

 

 

 

DSCN3594b

メバルがイワシを咥えた瞬間にでる「前当たり」から…

 

 

 

 

 

 

DSCN3593b

イワシを飲み込んで至るまでの

リリング駆け引きはまさにり!!

 

 

 

 

 

 

 

DSCN3583b

キタ━― ヾ(ΦωΦ* )ノ―━!!

 

 

 

… ヾ(ΦωΦ* )ノ

 

 

 

 

 

仕掛け

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さて、メバルの仕掛けは二本針の銅付き仕掛けです。1号または0.8号という極細ハリスを使用します。

 

そのため「ハリスが絡まる」と修復困難なこともありますので、
仕掛けは少し多めに持っていくと安心ですね^^

 

 

 

 

 

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または、仕掛けの予備として、「枝針」のみ自作するというのもアリかもしれません。ハリスがヨレたら「深海結び」でささっと交換しちゃいます。

 

 

ところで0.8号ハリスって細いですね(^o^;)

 

 

 

DSCN3531d

万が一、「尺越え=30センチオーバー」なんて釣れたらどうしようかと
やや太めの1号ハリスを用意したのですが…

 

 

 

 

 

 

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ドラグさえ緩めておけば0.8号でも十分に対応できますね 

 


 

 

 

 

 

 

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オモリは、メバル(根魚)用に開発されたというホゴオモリを使用しました。沈みが早く、根掛かりしにくい設計だそうです。

 

これ、もともと銀色のオモリなのですが

 

「メバルは警戒心が高いから」という理由で、釣り友のTくんがスプレーで黒く吹きあげてくれたものを使用しました^^

 

 

 

 

 

イワシの活き

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イワシメバルの攻略で最も重要と言われるのがイワシの「です。

 

 

 

 

 

 

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それくらいカタクチイワシは弱っちいですね。

 

酸欠にならないよう、海水が循環する船であればまず循環させるべきですし、「餌の付け方」も弱らせないような工夫が必要かもしれません。 

 

 

 

 

 

 

餌の付け方

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サバなどの場合は「上アゴのみ」に掛けることが多い泳がせ釣りですが、  

 

 

 

 

 

 

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イワシに対して「上アゴ」に掛けるだけだと、仕掛けの落下中に口が開いてしまいあっという間に弱ってしまいます。

 

 

 

 

 

 

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そこでカタクチイワシの場合は下アゴから上アゴに針を抜くようにします。 

 

もちろん「上アゴ」に掛けるだけでもゆっくり落とせば大丈夫なのですが、口を閉じるだけで比較的「持ち」が良くなるのは確かです。 

 

誤って「脳天」を刺すと即死しますのでご注意ください^^;      

 

 

 

 

 

イワシメバルの「釣り方」と「竿の関係」

DSCN3550b

  • 着底したら1メートル棚を切る。
  • 当たりがあってもすぐに合わせず、引き込むまで我慢し
  • 竿が突っ込んだら軽く合わせてリーリングする。

 

つまり、

 

  • 着底したら1メートル棚を切る。
  • 以上!!

 

みたいな釣りですが(^o^;)

 

 

「置き竿」と「手持ち」、どちらが有利かは竿次第かもしれません

 

 

 

 

 

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たとえば釣り友のTくんが使用していたリアランサー、非常に柔らかく食い込みの良いモデルです。

 

「手持ちで楽しみたいけれど、どうしうても早めに合わせてしまい掛かりません!」というTくんは、「手持ち」で苦戦しながらも、「置き竿」でメバル28匹、ほかカサゴなども多く釣っておりました^^

 

 

 

 

 

 

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対して竿が硬めの場合は、置き竿だと当たりを弾いてしまうこともあります。こうなると手持ちで対応する必要がありますね。

 

  • 手持ちで当たりがあったら、
  • 引き込んだぶんだけ竿先を送り込み
  • ズドン!と引き込んだら軽く合わせてリーリング

 

竿が硬めの場合は
これだけで針掛かり率もアップするかと思います^^

 

 

 

 

 

DSCN3546b

また聞くところによると、竿は長いほうが有利だそうです。

 

理由は簡単で、「水深が浅い」から。

 

水深が浅いということは、船が近づいたら魚がびっくりして逃げてしまいがちですから、できるだけ船から遠い場所を狙える長い竿が有利というわけです。

 

 

 

 

取り込み

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針が「メバルの口の薄い部分」に掛かっていると、思いのほか針穴が広がっていることもあります。

 

ですから取り込み時に、ハリスのテンションが抜けると、針が外れ、気づいたときにはメバルは海にお帰りになっていることも

 

水深が浅いので、メバルとのやり取りを楽しんでいるとあっという間に海面ですから、

 

ロッドキーパーに掛け忘れたら、竿はそこらへんに置いて、ハリスのテンションを保つことに集中すると、バラシも少ないかと思います。(わたしはロッドキーパーでもたついて何回かバラシました

 

 

 

 

 

イワシメバルの「棚考察 」

iwashimebaruB

着底したら、海底から1メートル棚を切るのがイワシメバルのセオリー。

 

このとき、「下針」は海底から1メートル50センチ付近を、「上針」は海底から3メートル付近を狙っていることになります。

 

さて、これで食わないならどの棚を狙えば良いのでしょう?!

 

 

 

 

 

 

 

iwashimebaruC

ある方は、「活性が高いメバル」は上を向いているため、より棚を上げたほうがメバルの目にとまりやすいと言います。

 

 

対照的に、

 

 

 

 

iwashimebaruD

いやいや、喰わないのだからメバルの活性は低いだろう。活性の低いメバルはベタ底にいるため、棚を下げるべきだろうという意見もあります。

 

 

はて…

 

どちらなのでしょう

 

 

 

 

 

DSCN3582b

まずベタ底を探ってみると、コツコツ激しいアタックがあるにもかかわらず、頭だけ残ってくるケースが多発しました

 

 

 

この正体は、

 

 

DSCN3578b

ベラでした~

 

口が小さいのでなかなか針掛かりせず、
コツコツコツコツ当たりがあるのですね

 

 

 

 

 

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かと思えば着底した瞬間にカサゴが喰ってくることも、

 

 

 

 

 

 

 

DSCN3572c

底狙いで良型がよく喰う時間帯もありました^^

 

 

 

…が 

 

 

 

 

DSCN3588b

底狙いは同時に「根掛かり」しやすですからご注意ください^^;

 

 

対して海底から1メートルより上の棚では、
イワシの目だけが取られるという珍事件が多発

 

イワシの目は光るので狙われやすく、
おそらくフグの仕業ではないかという話です。

 

 

 

 

 

DSCN3557b

そして海底から2メートル上の棚でも、喰うときは喰いましたから、海底から1メートルの棚を基準に、いろいろやってみるのが良さそうですね^^;

 

 

 

ひとつだけ注意点があるとすれば…

 

メバルには時合いがあるということです。

 

喰うときはたいてい周囲でもヒットしますし、
喰わないときは半数以上の方がまったりモード

 

 

重要なのはその「時合い」を逃さないことで、

 

  1. 実は「餌が死んでいた」のに仕掛けを下ろしっぱなしだった!
  2. 仕掛けをあげたら「餌がなかった」!

 

 

なんてことのないようにしたいですね^^;

 

 

 

カワハギ捌いて、刺身、肝和え、薄皮ポン酢、味噌汁、煮付け、干物、ポン酢で肝寿司、おいしく肝を調理する!

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変な顔して個性派ぞろいのカワハギちゃん。
冬季はなかなか釣れませんけれど(^o^;)

 

 

 

 

 

 

DSCN3515d

その甲斐あってか

肝パン脂ノリノリ!.:*゚:*:(ノ≧ڡ≦)。゚:*

 

 

というわけで「血抜き」の方法から「捌き方」、「生臭みを取る工夫」まで一気にいって参りましょいう!

 

 

 

えっ?!Σ(゜Д゜)

 

 

味噌汁が伊勢海老の味になるって本当…?!

 

 

 

 

 

血抜き

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たいていの魚は鮮度保持のため「締める」ことを優先しますが、カワハギは血の気が多いため「血を抜く」ことを優先します。

 

 

 

 

 

 

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エラをハサミで傷つけたら
水が綺麗になるまでバケツで泳がせるだけ。

 

 

 

 

 

 

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死んでしまうとそれ以上血が抜けないので「元気」なうちに血を抜きます。

 

 

 

 

 

 

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血が抜けたら、海水を張ったクーラーBOXに入れて「氷締め」にします。

 

 

 

 

 

 

カワハギの捌き方

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皮を剥ぎやすくするために出刃包丁で突起物のすべてを切断します。

 

 

 

 

 

 

DSCN3311b

どこでもいいので皮に切り目を入れます。

 

 

 

 

 

 

 

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ペロり~ん

 

ハサミで「切り目」を入れながら剥くと楽チンです^^

 

 

 

 

 

 

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皮がむけたら背骨(延髄)を切断するように包丁を入れます。

 

そして「頭」と「胴」を持ち、

 

 

 

 

 

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どりゃっ!ヽ(`Д´;)ノ

 

と両手で引きちぎります。

 

「腸」が身にくっついているので包丁でカットします。

 

 

 

 

 

 

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頭を持って揺さぶると肝と内蔵が垂れてきます。(小型の場合は垂れないこともあります)

 

 

 

 

 

 

 

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下から覗き込んでみると、

 

 

 

 

 

 

 

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肝の「つけ根」が胴体とつながっています。3ヶ所くらいつながっていますので、これをナイフや指で切断します。

 

 

 

 

 

 

 

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肝が取り出せました。

 

内蔵もおなじく「膜」でつながっていますので、
「膜」を抜き取るようにして引き剥がします。

 

 

 

 

 

DSCN2827b

肝が取れたら食道を切断します。

 

 

 

 

 

 

 

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なお画像の「黄色い玉」のようなものが脾臓、俗にいう「ニガ玉」です。

 

 

 

 

 

 

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こんなふうに肝にくっついてくることもあります。

 

超~苦いらしいので潰さないように注意しますが、

 

そもそもカワハギの内蔵はすべてクサイので
なにも潰さないのが良いかと思います

 

 

 

 

 

DSCN3471b

頭は、

 

 

…す、す

 

捨てるなんてとんでもねぇです!ヽ(`Д´;)ノ

 

 

 

 

 

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頭はおいしい煮付けになるのでとっておきます。

 

「エラ」と「心臓」を取り除き、

 

 

 

 

 

DSCN3473b

延髄の「血合い」を取り除いておきます。

 

 

 

 

 

 

刺身

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刺身にする場合は身を3枚に卸します。

 

 

 

 

 

 

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「腹骨」を取り除きます。

 

「血合い」が身に残っている場合はそれも取り除きます。

 

 

 

 

 

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中央の小骨をカットします。 

 

「小骨」や「背骨」は「味噌汁用のアラ 」としてとっておきます。

 

 

 

 

 

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身には「薄皮」がついているので柳刃包丁で削ぎ落とします。

 

頭側から包丁を入れると比較的、削ぎやすいかと思います。

 

 

 

 

 

DSCN2471b

ちなみに薄皮は、

 

 

…す、す

 

捨てるなんてとんでもねぇです!ヽ(`Д´;)ノ

 

 

 

 

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湯がいてネギを散らせば「ポン酢」でおいしくいただけます。

 

 

 

 

 

 

 

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カワハギは身が硬いので
刺身にするときは薄くスライスします。

 

 

 

 

 

 

 

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お皿の外側から並べていきます。

 

カワハギは身が甘いので
「わさび醤油」につけるだけでも十分においしいですね^^

 

 

 

 

 

 

「肝和え」と「肝醤油」

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肝のおいしさは「血の処理」で左右しますから
丁寧にやるなら「血管」を取り除きます。

 

しかし面倒くさいので

 

いつも「加熱のみ」で臭みを取っております^^;

 

できるだけ「白い肝」を選びます。

 

 

 

 

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10分くらい日本酒に浸しておきます。

 

 

 

 

 

 

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「浸しておいた日本酒」と「水」を足して沸騰させ、
肝を入れて20~30秒ほど湯がきます。

 

脂が出過ぎてしまうのでそれ以上の加熱はおすすめしませんが、

 

 

 

 

 

 

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やはり生が気になるという方は

 

 

 

 

 

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ラップして10秒ほど「チン」します。

 

 

 

 

 

 

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もしくは最初から日本酒のみをふりかけてラップし、
チンしてしまうのも楽です。

 

いきなりたくさん加熱すると脂が出過ぎてしまいますので
20秒ほど加熱したら一旦、酒を切り、

 

 

 

 

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スプーンでほぐしてみて
足りなければ10秒加熱…という方法がおすすめです。

 

 

 

 

 

 

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ネギたっぷりがおいしいですね~^^

 

濃厚さを味わうなら「わさび醤油」で、
さっぱりいただくなら「ポン酢」でしょうか:*゚:*:(ノ≧ڡ≦)。゚:*

 

 

 

 

 

DSCN3501b

ちなみに「レモン汁」を数滴垂らすとさらにクセがなくなりますので、

 

 

 

 

 

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「肝醤油」にする場合は、

 

 

 

 

 

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「レモン汁少量」と「ネギ」 をたっぷり入れるとよりおいしいですね!

 

 

 

 

 

 

味噌汁

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「アラ」で出汁を取るだけの「味噌汁」がまたおいしいですね~^^

 

 

 

 

DSCN2864b

このとき「肝」も溶かすと

「カニ味」にグレードアップ!ヽ(`Д´;)ノ

 

 

 

 

 

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15分ほど煮込みながら「アク」を取り除きます。

 

 

 

 

 

 

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弱火にして味噌を溶きます。

 

 

 

 

 

 

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ぐは~:*゚:*:(ノ≧ڡ≦)。゚:*

 

 

 

 

 

 

DSCN1554b

余談になりますがカワハギは「白味噌」も合います。

 

 

「合わせ味噌」「白味噌」を1:2の割合で溶かし

 

「すりごま」たっぷり

 

「すりおろしニンニク」をごく少量入れると、

 

 

 

 

 

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伊勢海老に進化!!ヽ(`Д´;)ノ

 

 

気のせいでしょうか…

 

 

 

 

 

 

煮付け

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ダシ
酒:  大さじ4
砂糖: 大さじ3
醤油: 大さじ3
みりん:大さじ4
白みそ:大さじ2(合わせみその場合は大さじ1)
水:  200ml
生姜: 1/2片の薄切り(または細切り)

ダシを沸騰させたら

 

 

 

 

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好きな部位を入れ、ときどき煮汁をかけながら

 

 

 

 

 

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落し蓋をして弱火で煮込むこと30~40分。

 

 

 

 

 

 

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完成~^^

 

身離れよくどの部位もおいしいです。

 

 

 

 

 

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ただ一番おいしいと思ったのは

 

 

 

 

 

 

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頭であります!ヽ(`Д´;)ノ

 

小骨がないので子供たちにも大人気。

 

 

 

 

 

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頭最高~(^o^;)

 

 

 

 

 

 

肝寿司

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「水         :大さじ4」
「ポン酢       :大さじ3」
「めんつゆ(3倍濃縮):大さじ2」
「片栗粉       :大さじ1弱」

まずポン酢の「ジュレ」を作ります。

 

 

 

 

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「片栗粉:大さじ1」と「水:大さじ4」を混ぜておきます。

 

 

 

 

 

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「ポン酢:大さじ3」
「めんつゆ(3倍濃縮):大さじ2」

 

ナベにかけ沸騰させます。

 

 

 

 

 

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火を止めて片栗粉水を混ぜます。

 

 

 

 

酢飯は、

3合の白米を水少なめで炊き、
すし酢:90ml」
「みりん:大さじ2」
「塩:大さじ1/2」
「砂糖:大さじ1/2」

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熱いうちにささっと混ぜます。

寿司桶で混ぜるとよりおいしく感じますね^^

 

 

 

 

 

 

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「酢飯」をポンのせ

 

 

 

 

 

 

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「わさび」「大葉」、

 

 

 

 

 

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薄めにスライスした「刺身」を一枚。

 

 

 

 

 

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「ポン酢ジュレ」を塗ります。

 

 

 

 

 

 

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スライスした「肝」をのせ

 

 

 

 

 

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「もみじおろし」と「小ネギ」をのせれば完成です

 

ひと口で頬張っちゃいましょ~:*゚:*:(ノ≧ڡ≦)。゚:*

 

 

 

 

 

 

干物

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めんつゆ(3倍濃縮) に2~3時間漬け込み、

 

 

 

 

 

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水気をよく拭き取って、

 

 

 

 

 

 

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ピチットするだけ超簡単!ヽ(`Д´;)ノ

 

 

 

 

 

 

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今回はより早く乾かすためスーパーピチットを使用しました。もちろん通常のピチットでもまったく問題ありません。

 

3日~1週間くらい冷蔵庫で寝かせます。

 

 

 

 

 

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軽く炙ればこの通り~^^

 

 

 

 

 

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オツマミにいかがでしょう。

 

 

 

 

 

 

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より乾かすとエイヒレ風になります!ヽ(`Д´;)ノ

 

 

 

 

ベイトリール分解、オーバーホール初挑戦!!

2019年1月追記:この記事を書いた当時と比べ、メンテナンススキルが向上している部分はノウハウ追記しております。ご了承ください。

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新品で購入してからオーバーホールには一度も出さないまま放置し、4年が経過したスマックレッドチューンの旧型。使用回数は20回ほどと少なめながら、ここにきてもろもろ不具合がでてきました

 

  1. ハンドルを回すとゴリ感がある。
  2. ハンドルを回してもクラッチが自動で起きないときがある。 

 

いつものように修理に出すか、はたまた壊れるのを覚悟で自分で分解してみるか…。自分で分解すると「メーカーの保証が効かなくなる」という話ですから、分解も怖いです。

 

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しかしメーカーの保証はたったの1年!

 

とっくに切れているじゃ

ありませんかっ!ヽ(`Д´;)ノ

 

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わたし「メカ」の知識は
少年時代のプラモデルレベルとからっきしですが…

 

なにも知らないのに高い修理代を払うのは嫌なので…

 

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このたびオーバーホールに挑戦してみることにしましたっ!ヽ(`Д´;)ノ

 

用意したのは、

 

 

です。

 

まずは必要な道具から見ていきましょ~^^

 

ダイワ・リールガードスプレーセット

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まず必要なのがオイルとグリス。注油箇所がひと目でわかる「メンテナンスブック」つきということで、初心者にはありがたいダイワの純正オイル&グリスセットを購入しました。

 

純正なのでまず安心ですね!
シマノ用も売っています。 

 

パーツクリーナー

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古くなったオイルやグリスを洗い流すために必要なパーツクリーナー

 

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黒く汚れた古い「オイル」&「グリス」にシュッと吹きかけて、

 

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トイレットペーパー(又はキッチンペーパーやキムワイプ)で拭うだけ。

 

樹脂パーツの多いリールにも使用可能な安心設計ということで、エフゼロのパーツクリーナーを購入しました。釣具屋さんにも置いてありますね^^

 

ドライバー・ピンセット・つまようじ

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ドライバーはネジ山の大小が選べる安価なドラーバーセットを使用。ピンセットは細かいものをつまむときに使用します。

 

追記:現在愛用のピンセットは先曲がり♪
メール便を指定すれば送料無料の激安ピンセットです。

 

追記:ドライバーはスイスツールに落ち着きました。

 

なぜなら安価なドライバーでネジ山を壊した経験があるからです…。

 

具体的にはシマノ「スティーレ」を、100円均一の精密ドライバーで開けようとして壊しました。(スティーレの本体カバーを開けるには精密ドライバーが必要です)

 

ほかシマノの大物リール「ティアグラ」でも一カ所、「どんだけのトルクで締めとんじゃ」みたいなネジ山を潰しかけました^^;

 

そこで慌ててスイスツールを購入すると、
あっさりネジが回せるじゃありませんかw

 

高級なドライバーはネジに食い込むから潰さないんですね…。

 

ほんと上記4本のスイスツールは
最初から買っておけば良かったと後悔しております。

 

上記4本のスイスツールのうち、一番小さいものが精密プラスドライバーです。この4本でほとんどのリールに対応できると思います。

 

DSCN3401b
つまようじは「細かい汚れ」をとったり「グリスを点付け」するなど
「細かい作業」全般にに使用します。

 

トイレットペーパー・キッチンペーパー・タオル

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汚れを拭きとるために必要なペーパー類。精密なリール内部への「細かい繊維侵入」を防ぐため、「ティッシュペーパー」よりトイレットペーパー」や「キッチンペーパー」が向いているそうです。

 

DSCN7235b追記:竿を自作するようになってからはキムワイプを使用するようになりました。紙カスが出にくく、キッチンペーパーより柔らかくて作業がしやすいです。

 

また塗装するわけではないのでそこまでは必要ないかもしれませんが、無水エタノールを使用すると部品の油脂をきれいに拭き取れます。 

 

==================== 

ところで冬季はそもそも空気が乾燥しています。エアコンを入れるだけでホコリは舞い上がりますから、

 

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タオルを湿らせてホコリの吸着を促してみました^^

 

ペーパー類と同じ理由でタオルも「目の細かいもの」が適しているそうですが、湿らせてしまえばフェイスタオルでも代用可能でしょうか?!

 

ほかタオルを湿らせると部品が転がりにくいという利点もあります。

 

 

DSCN3368dハンドル部分のナットを取り外すためにはスパナが必要です。スパナには適合する大きさの番号が記載されています。

 

今回使用したのは「10」ですが
リールによっては「11」だったりします。

 

通常のメンテナンス

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オーバーホール以前に「自分でできる通常のメンテナンス」というのがあります。リールの説明書にも記載されている一般的なオイルメンテナンスです。

 

その一例を紹介しますと、

 

  • サイドプレートを取り外し > ベアリングへの【グリスオイル】注油。
  • スプールを取り外し > シャフト両端への【グリスオイル】点付け。
  • スプールシャフト右側、ベアリングへの【グリスオイル】注油。

 

※いずれもスプールの回転性能を左右するパーツですのでサイドプレート側のメンテナンスはサラサラな【オイル】です。 

 

ほか、

DSCN3523b

  • ウォームシャフトへの【グリス】注油。

 

 

DSCN3525b

  • メカニカルブレーキ > ピニオンシャフトの順に取り外し、
  • 内部ベアリングへの【グリス】注油。

 

ほか

  • ハンドルノブへの【オイル】注油。 

 

などがあります。詳しくはダイワの純正リールガードスプレー付属のメンテナンスブックにも記載されています。

 

2~3釣行毎に行うのが目安だそうですが、
こんな面倒くさいこと皆さん本当にやってるのでしょうか~

 


追記:こんな面倒くさいことをやるとライバルと差が付きます(笑)
ぜひ、お手持ちのリールでその回転能力をテストしてみてください^^

 

分解!!

DSCN3368b

さあさあお立会い!ヽ(`Д´;)ノ

 

 

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とうとう分解のお時間

やって参りましたっ!ヽ(`Д´;)ノ

 

まずは「ハンドル」>「スタードラグ」の順に分解し…

 

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本体カバーを…

 

 

 

 

 

 

 

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「バネ」が飛ばないよう細心の注意を払いながら…

 

 

 

 

 

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トウトウアケテモタ――ヾ(ΦωΦ* )ノ―━!!

 

 

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汚っ

 

4年間の集大成でございます

 

いろんな部位が固着していたためバネも飛びませんでした

 

※追記:スマックはそのスマック機構のため、内部に塩が侵入しやすいモデルだそうです。普通のモデルだとここまで酷い状態にはなりませんので、ご安心を…。スマックはオーバーホールがちょくちょく出来る方向けのモデルですね^^;  

 

DSCN3388b
あまり汚れていないようなら適当に【グリス】を打って閉じるつもりでしたが…

 

DSCN3386c
こりゃオーバーホールするしかありませんねぇ…

 

さて、

 

DSCN3398b
とにかくバネや部品が飛ばないよう注意しながら分解し、組み立てるときにわかりやすいよう順番に部品を並べておきます。

 

DSCN3389b

そして組み立てるとき、迷ったら正解を確認できるよう要所要所で写真を撮っておくことを強く強くおすすめします^^;

 

特に「ギア」と「クラッチ」の構造は撮影しておいて正解でした。

 

清掃

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樹脂パーツもOKという万能パーツクリーナーをシュッとひと吹き。

 

DSCN3396b
ペーパーで拭き取るだけでけっこう綺麗になります^^

 

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塩でベトベトだったバネもこの通り。

 

DSCN3411b
ドラグも古い油脂を綺麗に拭き取りました^^

 

注油

DSCN3398c
注油は基本、

 

  • スプールの回転軸またはスプールベアリングには粘度の低いサラサラした【オイル】を。
  • 摩耗の激しいギア類には粘度が高くベトベトした【グリス】を。
  • バネ等の腐食防止には【グリス】を。

 

スプレーします。

 

DSCN3393b
なお、スプール側についているベアリングは回転系なので迷わず【オイル】ですが、「オイルは切れやすいため、釣行2~3回毎にメンテナンスできる箇所に差す」のが前提と思っておくと、覚えやすいです。

 

DSCN3396b 
そして同じ回転系のベアリングでも、写真中央にあるクラッチカムボールベアリング等、本体側についているベアリングは、そう頻繁にメンテナンスを行う箇所ではないので、基本的には耐久性のある【グリス】を付けます。

 

DSCN3416b
というわけで、ドラグを含め、本体への注油はすべて【グリス】を使用しました。もっともグリスは塗りすぎると動きが固くなるので良くないそうですから、

 

  • グリスをスプレーしたらペーパー類または指で軽く拭きのばす。
  • ギアに少量をスプレーしたらギアを回して馴染ませる。
  • ベアリングへのグリス注油は一吹き

 

という具合に作業しました。

 

DSCN3410b
こうして順序よく組み上げていけば…

 

 

DSCN3435b

完成~^^

 

ふぅ~

 

計3時間くらいかかりましたが一旦、リールの原理を理解してしまえば1時間くらいですむ内容です。

 

結果、ハンドルのゴリ感はなくなりウルトラスムースになりました!キャーq(≧ε≦*)三(*≧ 3≦)pキャー

 

DSCN3416c
しかし「クラッチの戻りが悪い」のは直りませんでした…

 

おそらくはクラッチプレートを圧着するためのバネがだいぶヘタっていたので部品交換が必要なのかもしれません。

 

このあたりは部品を注文して
直りましたらまた追記いたします^^

 

※追記
すみません、
結局は面倒くさくて別モデルを買ってしまいました^^; 

 

DSCN3421b

んんっ?!!

 

 

DSCN3422b

こここれは…?!

 

 

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付け忘れ?!!

 

正体はスプールシャフトについている遠心ブレーキのゴムでした

 

ぐえ~

 

またサイドプレート開けるのか~

 

おまけ

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直ったはずのリールが動かない?!

 

はじめて組み上げたとき、まったくハンドルが動かなくてかなり焦りました

 

が、部品点数が減ったわけではないので焦りは禁物

 

最悪でももとには戻るはずです

 

DSCN3431b
ハンドルが動かない原因は「ドラグホルダー」の向きが逆だったというオチでした…

 

DSCN3432b
まさか逆向きにつけていたとは(この写真が正解です)

 

DSCN3368c

そしてハンドルを回してもまったくクラッチが戻らないときは半泣きでしたが

 

DSCN3426b
これは「ラチェット」という「クラッチを起こす部品」を逆向きに取り付けていたのが原因でした

 

左右対称でない部位には向きがありますのでご注意くださいませ^^;

 

あ~恥ずかし

 

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カワハギ第八戦・第九戦、真冬の高活性と低活性!(2015/01/04・10)

 釣行データ
釣行日 2015/01/04(日)
船宿 五エム丸 / カワハギ
竿 極鋭カワハギ AIR 1455
リール スマックレッドチューン 100SH (旧100HR)
仕掛け(幹糸) 快適カワハギ ウェイト 移動式 (3本針 3号)
仕掛け(針) D-MAXカカワハギ ワイドフック  針4.5号 ハリス 2.5号
オモリ 大塚プロのカリスマシンカ―(ケミブライト)25号
中オモリ ダイワ ワンタッチシンカーIII 2.5号
集魚アイテム ヒラヒラスカート
ボーンラトラーM  +  ワンタッチホルダー
ツインラトラー

アサリを締めるアイテム アミノソルト
その他 チョイ置き船べりトレイ    チョイ置きホルダー
水温 16.5℃
カメギ根: 澄み ゆるい         棚:15~45m
パターン 大潮1日目  (干潮:09:48  満潮:15:13) 
月輝面 +98.7% 月齢13.1
北 弱い
波高 0-0.5M
天候 晴れ
船の釣果 カワハギ:6 – 30 枚
自己釣果(右舷ミヨシ) カワハギ:    30 枚
釣行日 2015/01/10(土)
水温 15.5℃
カメギ根: 澄み ゆるい         棚:15~40m
パターン 中潮3日目  (満潮:08:24  干潮:14:07) 
月輝面 -79.3% 月齢19.1
北 ほどほど
波高 0-0.5M
天候 晴れ
船の釣果 カワハギ:1 – 15 枚
自己釣果(右舷ミヨシ) カワハギ:    15 枚

DSCN3197b

連続釣行でだいぶ慣れてきたカワハギも今回で8回目…。

 

 

 

 

 

 

DSCN3202b

1月4日は活性高くとうとう30枚超えることができましたっ!ヽ(`Д´;)ノ

 

 

 

 

 

 

DSCN3299b

そして翌週の1月10日は活性低く苦戦しましたが、
それでも15枚釣ることができました

 

 

 

 

 

 

DSCN3184b

もはや「ラトルの集魚効果」は無視できないっすね~

 

釣り方もだいぶ安定してきましたので、今回は今までの釣り方をまとめつつ、新たに気づいたことをメモしていきたいと思います^^

 

 

 

 

 

 

小型の猛攻(1月4日)

DSCN3172b

朝一、冬なので活性が低いと思い込んで「止め気味」に底周辺を狙っていたら、ものの数秒でツンツルテンにされました。

 

こんなときは小型主体
活性も高いやもしれません。

 

そこで、

 

 

 

 

tsurikataA

早めの誘いで「宙」でしばらくカワハギを焦らせた上で、

 

 

 

 

 

tsurikataB

誘い下げの効果を意識」して食いの「間」を作ったところ、

宙で誘ってゼロテンションで掛ける!」

という理想的なパターンがうまくハマりました^^

 

 

 

 

 

 

DSCN3170b

しかし「手応えのあるヒットだったのになぜかフッキングしない」という悩ましい時間帯もありました

 

 

 

 

 

 

DSCN3165c

その原因はどうやら針先の鈍さだったようです。

 

 

 

 

 

 

DSCN3172b

カワハギ釣りの基本として「1匹釣れたら針を交換する」というのはよく知られているノウハウですが、

 

しかし釣れなくても、「餌を取られ続けているといつの間にか針先が鈍くなっている」というのは盲点でした

 

 

 

 

 

DSCN3161b

そこで思い切って針をすべて交換してみたら、

 

 

…。

 

 

 

 

 

 

DSCN3182b

貫通しすぎっしょ~!ヽ(`Д´;)ノ

 

…ヽ(`Д´;)ノ

 

 

 

針先の鋭さってけっこう重要なんですね^^;

 

 

 

 

 

DSCN3165b

またいつの間にか針が下を向いていることもあるので、「針を上向きにつけ直す」ことも釣果アップにつながるかと思います^^

 

 

 

 

 

 

オモリを見つけてもらうために誘う

DSCN3177b

カワハギは「アサリ」よりもまず「オモリ」に興味を示して寄ってくるというのは、ご存じの通り。

 

なので底でトントンしていると真っ先に(力関係の弱い)外道が食ってしまうようなときは、オモリ周辺にカワハギはいないと思われます。

 

なので底に落としてすぐ当たらないときは、

 

「オモリを見つけてもらうために誘う」

 

のが良いと考えています。

 

 

 

 

 

tsurikataF

外道回避のため着底したらちょっぴり底を切り、

 

 

 

 

 

 

tsurikataE

竿をタタいてシェイクアピール。

 

 

 

 

 

 

tsurikataG

そうしてカワハギがオモリに寄ってきたならば、

 

 

 

 

 

 

tsurikataH

オモリを着底させて、ゼロテンション(またはタルマセ)て待ち、

 

1.2…

 

 

 

 

 

DSCN3187b

3!のタイミングで聞きあげて肝パンゲット!ヽ(`Д´;)ノ

 

 

 

 

 

 

DSCN3195b

しかし外道が掛かるようならまだ周辺にカワハギはいないと思われるため

 

 

 

 

 

 

tsurikataE

底を切って竿をタタいたら、

 

 

 

 

 

 

tsurikataI

竿先を揺らしながら1メートルほど聞きあげ、

 

 

 

 

 

 

tsurikataJ

聞きあげたところでもう一度シェイク!ヽ(`Д´;)ノ

 

(これが思いのほか功を奏することがあります。宙でタタくことによりより遠くのカワハギにアピールし、オモリに寄せるイメージです。ただし潮が濁っているときは視認性が悪いため、澄み潮以外では効果が薄いかもしれません)

 

 

 

 

 

tsurikataK

そうして竿先を揺らしながら誘い下げ、

 

 

 

 

 

 

tsurikataG

もう一回「底」付近でタタいたりして、

 

 

 

 

 

 

tsurikataH

オモリを着底させて、ゼロテンション(またはタルマセ)て待ち、

 

1.2…

 

 

 

 

 

DSCN3190b

3!のタイミングで聞きあげて肝パンゲット!!ヽ(`Д´;)ノ

 

 

 

 

 

 

タルマセの意味を考える

tsurikataH

とにかく食いが悪い…。

 

そんなときは、

 

  1. 底潮が冷たくなって活性が低い
  2. 潮流れが悪い

 

等の理由があるかと思います。

 

そこで、渋いときは「ハリスを長くして餌を潮に流す」等の工夫をされる方もおられるかと思います。地方によっては天秤で吹き流すところもあるみたいですね。

 

 

 

 

tsurikataL

しかし、ハリスの長さを変える前に、まずは「タルマセ」るだけでもフワッと潮にただよう感じを演出できるかと思います。

 

 

 

 

 

 

tsurikataO

さらにエビのような動きをイメージしながら、スッ、スッ、と(オモリを底につけたまま)中オモリをスライドさせて、餌の動きでアピールするのも有効なワザ。

 

 

 

 

 

 

tsurikataL

そうしてアピールし終えたら食いの間を与えるためにもう一度タルマセて、

 

 

 

 

 

 

 

tsurikataN

ゆっくり聞きあげると…

 

 

 

 

 

 

DSCN3187b

肝パンゲット~!!(≧▽≦)

 

オモリにつけたツインラトラーとの相乗効果も期待できるかと思います^^

 

 

 

 

 

中オモリを外す

DSCN3279b

中オモリがあるとできないタルマセもあります。

 

 

 

 

 

 

kasetsuQ

それは、より自然な動きを演出したいときの「タルマセ」です。

 

 

 

 

 

 

tsurikataP

わずかに底を切ってタタいたら、

 

 

 

 

 

 

kasetsuQ

中オモリなしでフワッとタルマセるだけ。

 

合わせは、1.2…3! のタイミングが良いときもあれば、餌が取られる場合は1….2! のタイミングが良いこともあります。

 

ちょっとした潮流れの変化だと思うのですが、中オモリでタルマセても釣れないようなときに試すと、連釣できることもあります^^

 

 

 

 

 

 

根に投げる

kawahagi_neA

冬季の渋いカワハギは基本、寒くて根に隠れていると思うのです

 

 

 

 

 

 

kawahagi_neB

そんなとき砂地に仕掛けを落としても効果は薄く…

 

 

 

 

 

 

kawahagi_neC

遠くのカワハギにアピールすべく「宙で誘う」ことも効果があるかと思います。

 

 

 

 

 

DSCN3167b

しかし近くに根があるなら、

 

 

 

 

 

 

kawahagi_neD

直接、根周りに挨拶しに行ったほうが手っ取り早いですよね!

 

 

 

 

 

 

DSCN3163c

また釣れないときは、より広範囲のカワハギにオモリを見てもらう機会を増やすため、当てずっぽうのチョイ投げもありかと思っています^^

 

 

 

 

 

 

DSCN3184b

もちろん根掛かりは嫌なので対策もしました。

 

根掛かりしにくいと言われる「六宝形」の「カリスマシンカ―」に変えただけですが、2釣行連続で根掛かりしませんでした^^

 

 

 

 

 

 

針の種類を考える

DSCN2999b

釣るのは楽しいワッペンですが

 

 

 

 

 

 

DSCN3027b

基本はリリースなので

 

 

 

 

 

 

 

DSCN3297b

最近は1日を通してほぼ「ワイドフック」を使用しています。

 

「ワイドフック」は「カワハギが餌を吸い込んでしまえばクサビ効果で針掛かりしやすい」ため、大型を掛けやすいというのがもっともな理由です。

 

ただ、針選びはそんなに単純でもないですよね。

 

 

 

 

 

DSCN3272b

というのも1月10日。ワッペン攻略のため、吸い込み重視の「スピード針」をはじめて使用してみたのですが、

 

 

まあ掛からない掛からない…(;゚;Д;゚;)

 

 

当たりの出かたも「ワイドフック」と「スピード針」ではまったく違うようで、これが「当たりを取るタイミング」を迷わせる結果になりました

 

結果、

 

 

 

 

DSCN3290b

「スピード針」で釣れた唯一の1匹も「半スレ」状態…

 

 

 

 

 

 

 

DSCN3297c

針って相性もありますよね

 

 

 

 

 

 

ヌシ

DSCN3200b

1月4日はヌシ級のヒットがありました。

 

 

 

 

 

 

 

DSCN3183b

キタ━― ヾ(ΦωΦ* )ノ―━!!

 

 

ドン、ドドンッ!!

 

と 「カワハギ特有」の引きをただ大きくしたような痛烈なヒット!!

 

 

…が

 

 

 

 

DSCN3200b

瞬殺~

 

ドラグはユルユルだったのですが、一瞬「根掛かり」かと思って反射的に指でスプールを押さえたら、次の瞬間には針を伸ばされてしまいました

 

一番下の針にヒットしました。

 

ワイドフックの4.5号です。

 

 

 

 

DSCN3347b

せめて、パワーワイドフックを使用していたら、
どうだったんでしょうね!(≧▽≦)

 

 

 

 

八の字結びは超簡単

仕掛け作りの際、コブを作る目的でよく使用する「八の字結び」。
1重結びより強いのが特徴です。

 

 

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イヤホンジャックに意味はありません^^; 

 

 

 

 

DSCN6926b

上から

 

 

 

DSCN6927b

下にくぐらせて輪を作り、 

 

 

 

DSCN6928b上から輪に通します。 

 

 

 

 

DSCN6929b

引っ張れば完成です^^

 

 

 

カワハギ第七戦、ラトル音考察!(2014/12/30)

 釣行データ
釣行日 2014/12/30(火)
船宿 五エム丸 / カワハギ
竿 極鋭カワハギ AIR 1455
リール スマックレッドチューン 100SH (旧100HR)
仕掛け(幹糸) ダイワ 快適カワハギ MV直感 3本針幹糸 3号
快適カワハギ ウェイト 移動式 (3本針 3号)
仕掛け(針) D-MAXカカワハギ ワイドフック  針4.5号 ハリス 2.5号
オモリ 目立ちシンカー25号、30号  快適船シンカーS RV25号、30号
中オモリ ダイワ ワンタッチシンカーIII 2号
ダイワ カワハギ集寄RV 2.2号 3号
集魚アイテム ルミコ イエロー
ヒラヒラスカート

ボーンラトラーM  +  ワンタッチホルダー
ツインラトラー
アサリを締めるアイテム アミノソルト
その他 チョイ置き船べりトレイ    チョイ置きホルダー
水温 15.8℃
カメギ根: 澄み ゆるい  棚:15~40m
パターン 小潮3日目  (満潮:11:06) 
月輝面 +64.9% 月齢8.1
西、弱>強
波高 0-0.5M → 1.5-2.0M
天候 晴れ
船の釣果(竿頭:右舷ミヨシ2番) カワハギ:2 – 14 枚 (早上がり)
自己釣果(右舷ミヨシ) カワハギ:    11 枚

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今年の釣り納めはカワハギです。

 

もちろんカワハギをやるからには前回の予告通り、

 

 

 

 

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低活性時に威力を発揮するという「ラトル音」の考察です!

 

いくつかのアイテムを紹介しながら
そのラトル特性を考察していこうと思います。

 

さっそくいってみましょ~ !ヽ(`Д´;)ノ

 

 

 

 

 

 

1、快適船シンカーS RV

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ラトル入りのオモリ「快適船シンカーS RV」。

 

オモリを底でトントン叩けば同時にラトル音が鳴る仕様です。ということは、「活性が低くて底べったりのカワハギ」にもっとも手っ取り早くアピールできるアイテムと言えそうです。

 

しかしその音は小さくて微妙なもの。
もう少し大きな音が鳴って欲しいと思うのは私だけでしょうか

 

 

 

 

 

2、カワハギ集寄RV

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対してカワハギ集寄RVは中オモリ。

 

「タルマセ」た状態で、道糸を張ったりタルマセたりして、「中オモリをシェイクする」ことで、よりカワハギの近くで音を鳴らしてアピールできるアイテムかと思います。

 

しかし知らず餌を取られるようならそれはカワハギの活性が上がってきた証拠。そんなときは、感度低下の否めない中オモリは外したほうが無難かもしれません。

 

感度低下が中オモリ最大の欠点…。

 

そうなんです。

 

これらの欠点を補って余りあるアイテムがあったのです!(σ≧▽≦)σ

 

 

 

 

 

 

3、ボーンラトラーツインラトラー

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上記2つの商品に比べ明らかに大きい音が鳴るボーンラトラーMサイズと、ツインラトラー

 

本来はバスを狙うときに使用するアイテムだそうですが、カワハギに有効なのは前回、前々回で釣り仲間のTくんが実証済みです。

 

 

 

 

 

DSCN2980b

ツインラトラーは写真の状態で2組1セットで売られています。中央に穴があいているので、

 

 

 

 

 

DSCN2983b

オモリと一緒にスナップに装着することが可能です。

 

これでどんなオモリらせるラトル仕様になりますね!

 

 

 

 

 

 

DSCN2982c

そしてボーンラトラーは、ワンタッチホルダーと組み合わせてハリスに挟んで使用します。装着場所を選ばないのでアイデア次第で色んなアピールが可能です。

 

たとえば「かみつぶしオモリ」のワンタッチシンカーIIIと併用すれば、感度低下を最小限に抑えつつラトル仕様の中オモリができあがります。

 

さらにワンタッチシンカーIIIはハリスの近くに装着できるため、少量のタタキで餌を躍らせることも可能です。

 

 

キタ━― ヾ(ΦωΦ* )ノ―━!!

 

 

 

 

 

音の比較

DSCN2971b

音の大きさを比較するなら圧倒的にボーンラトラーのMサイズが大きいです。ただし商品によって音の周波数が違うので、組み合わせによってはより効果的な音が奏でられるかもしれません。

 

 

 

 

DSCN2982b

たとえばボーンラトラーの「Sサイズ」と「Mサイズ」を組み合わせたなら、周波数の違いにより「より臨場感のある音域」が表現できるのではないでしょうか?

 

それはまさにラプソディ♪(σ≧▽≦)σ

 

オリジナルの組み合わせでカワハギを狂わせちゃいましょ~♪

 

 

 

というわけで気合を入れての第一投目!!ヽ(`Д´;)ノ

 

 

 

 

 

 

 

…。

 

 

 

 

 

…(;゚;Д;゚;)

 

 

 

 

DSCN2993b

まじすか~

 

いきなり「根掛かり」で仕掛けをロスト…(ーー;)

 

 

気を取り直して仕掛けをセットし直し
二投目を投入するも…

 

 

 

 

 

 

hekomu

「根掛かり」2連発~(σ≧▽≦;)σ

 

 

… (TωT)

 

 

 

「根がキツイ場所ですから気をつけてくださいね」

 

と船長のアナウンスがあったにもかかわらず、
音を鳴らそうと底でトントンさせたのが運のツキでした…。

 

 

 

しばらく…

 

 

 

 

DSCN2995b

たそがれました…。

 

 

 

「今日は中オモリの使用はあきらめよう…」

 

 

 

 

 

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そうして中オモリを外し、たまに底を叩きながらも
「底スレスレで竿を叩いてラトルを鳴らす戦法」に切り替え、

 

 

 

 

 

 

DSCN2999b

上アゴに

 

 

 

 

 

 

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掛け続け~の♪

 

 

 

 

 

 

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まずまずのペースで追い上げ~の♪

 

 

 

…からのぉぉおおお!ヽ(`Д´;)ノ

 

 

 

 

 

 

 

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突風が吹き荒れての早上がりなり~(σ≧▽≦;)σ

 

 

…(σ≧▽≦;)σ

 

 

 

 

 

DSCN2992b

結果、竿頭の方が14枚。

次いで「ボーンラトラー釣法」産みの親であるTくんが12枚。

そしてわたしも「ボーンラトラー釣法」で11枚という結果に…。

 

ここ…

 

 

これは…(。-_-。;)

 

 

やはりラトル音の恩恵でしょうか!ヽ(`Д´;)ノ

 

 

 

 

DSCN2996b

ちなみに竿頭の方は、カワハギ集寄RVの夜光/パールを使用しておりまして、オモリはシルバー系でした。

 

やはり「底スレスレで竿を叩いて」(音を鳴らして)から、底周辺で竿を上下して誘っていましたので、ラトル効果もあったのかもしれません。

 

オモリの色も奥が深そうですね…(ーー;)

 

 

 

 

 

DSCN3027b

大っきくなって来年も楽しませてね~ワッペンちゃん♪

 

 

本年はご愛読ありがとうございました!
来年もまた、よろしくお願いいたします^^