相模湾は「北風に強く」、「南風に弱い」とよく言われますね。
でもこれ、単純に「北風」のほうが「波が立ちにくい」から「船が揺れにくい」というような、単純な解釈で終わらせたらもったいないです。
風向きからは、「潮の濁り」も読むことができます。
風向きと潮の濁り
※相模湾、東京湾の場合、その地形等の理由により
「北風」だと「波が立ちにくい」ので
潮が「澄み」やすく、
「南風」だと「波が立ちやすい」ので
潮が「濁り」やすいそうです。
船長曰く、さらに一日の中でも潮の濁りは変化するようですよ^^
とくに朝のうちは「澄み」やすく、夕方になるにつれ「濁り」やすいそうですから、朝の潮が「濁って」いたらその日は一日「濁っている」可能性が高いです。
この情報と、
という情報を足すと、
「北風」=「澄み潮」=「カツオ・キメジ向き」
「南風」=「濁り潮」=「マグロ向き」
と言えそうです。
(釣り場によっては「潮の濁り」も多少、違うかと思います。大雑把な情報として捉えていただければ幸いです)
なお、風が「潮の濁り」に影響するまでの時間を考慮するなら、前日から当日の夜中の風を見るとよさそうですね。
潮の濁りに対する解釈は人それぞれですが、
「濁り潮なら紫外線スプレーが有効?」などなど、
仕掛けの選択には役立つかもしれません^^