考察2013:潮の濁りを読む


 

相模湾は「北風に強く」、「南風に弱い」とよく言われますね。

 

でもこれ、単純に「北風」のほうが「波が立ちにくい」から「船が揺れにくい」というような、単純な解釈で終わらせたらもったいないです。

 

風向きからは、「潮の濁り」も読むことができます。

 

 

 

 

 

風向きと潮の濁り

 

DSCN4527b

 

※相模湾、東京湾の場合、その地形等の理由により

 

北風だと「波が立ちにくい」ので

潮が「澄みやすく、

 

南風だと「波が立ちやすい」ので

潮が「濁りやすいそうです。

 

 

船長曰く、さらに一日の中でも潮の濁りは変化するようですよ^^

とくに朝のうちは「澄み」やすく、夕方になるにつれ「濁り」やすいそうですから、朝の潮が「濁って」いたらその日は一日「濁っている」可能性が高いです。

 

 

この情報と、

 

 

カツオは「澄み潮」が好き。

マグロは「澄み潮」だと渋く、サメ率UP。

 

 

という情報を足すと、

 

「北風」=「澄み潮」=「カツオ・キメジ向き」

「南風」=「濁り潮」=「マグロ向き」

 

と言えそうです。

 

(釣り場によっては「潮の濁り」も多少、違うかと思います。大雑把な情報として捉えていただければ幸いです)

 

なお、風が「潮の濁り」に影響するまでの時間を考慮するなら、前日から当日の夜中の風を見るとよさそうですね。

 

 

潮の濁りに対する解釈は人それぞれですが、

 

澄み潮でマグロを狙うならハリス長めがよさそうだ」とか、

濁り潮なら紫外線スプレーが有効?」などなど、

 

仕掛けの選択には役立つかもしれません^^