「釣行記」カテゴリーアーカイブ

久里浜沖タチウオはチビギャング!?

 釣行データ
釣行日 2014/2/1(土)
船宿 川崎つり幸 / タチウオ
竿 ダイワ(Daiwa) A-ブリッツ タチウオ M-195
リール ダイワ(Daiwa) レオブリッツ 270MM
仕掛け ハリス8号3メートル2本針(自作
ヤマリア(YAMARIA) タチウオ針 WF 2/0
オーロラスレッズ(ケイムラ)、ムラムラパイプ
ちもとホタル
テンビン ヤマリアK型天秤50cm
水温 12℃
観音崎:濁り、速い 棚80m  久里浜沖:濁り、速い  棚120m
パターン 大潮  (満潮 6:16   干潮 11:58)  
月輝面 +2.4% 月齢1.2
北東、弱い
波高 0-0.5M
天候 晴れ
船の釣果 タチウオ:    2-15本
自己釣果(左舷ミヨシ) タチウオ:       13本 

 

 

本格的な水温低下にともない超シブを覚悟してのタチウオ釣行。

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いつものように観音崎沖から、

 

 

 

 

 

 

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スタートできず~

 

 

 

 

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いきなり貨物船乱入?! 貴重な朝イチはEVERGREENをぼけ~と眺めるばかりでしたが

 

 

 

 

 

 

 

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ようやく仕掛けをおろせば、非常に潮が速く、これは期待大?!

 

なんと、「超シブ」どころか本日のタチウオは大食漢のようです。
のっけから針を飲まれてハリス切れ連発~ヽ(`Д´)ノ

 

潮が速いとタチウオの食い気にもやる気を感じますね^^
こんなときは、当たりを感じたら間を置かないほうが良いようです。

 

 

しかし潮が速いと、反応が消えるのもまた早く…。

 

 

 

 

 

 

 

久里浜沖

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早々に「久里浜沖」へ…。

 

 

 

 

 

 

 

 

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さっそく仕掛けを下ろしてみると、これまた観音崎以上に潮がカッとんでいます。サミング効果も無いに等しく、道糸はほぼ真横へ

 

水深は130mとのことですが、

 

 

 

 

 

 

 

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オモリを着底させてみると…160m??

 

このときの指示棚は海面から110~120m。そして水深は130mですから、とりあえず海底から10mより上を探ってみますが、当たりが出ません。

 

仕掛けを落とすたびに水深が深くなり、
こうなるともう「棚」がよくわからず

 

 

 

 

 

 

 

 

このままでは釣りにならないと判断し、

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試しにオモリ80号を追加し、計180号としてみました。

 

すると、糸ふけは多少緩和されるものの、

 

 

半端なく重く
当たりもわからず

 

 

 

 

 

 

 

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お呼びでないから~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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そんな中、隣接するこうゆう丸ではタチウオがポツポツ揚がっています。棚が違うのは明白でした。「棚いくつですか~」と叫びたい気分でしたが

 

 

 

 

状況を好転させたのは、

 

 

 

 

 

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左舷トモ2番目の、

 

 

 

 

 

 

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「赤いおじ様」!!

 

赤いおじ様の釣法はなんと、電動リールのゆっくりだだ巻き。
腰を据えてじっと竿先を見ていたのだそうです。

 

するとちょん、ちょんと触りがあったのだそうで、
ようやく久里浜沖にてタチウオ船中1本目をゲット!

 

「竿の動きをよく見てるんだよ」
と船長も感心しておられましたね…。

 

 

 

これを受けて、

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「120m付近やってみて~」と再度のアナウンス。

 

 

棚さえわかれば

こっちのもんです(☆ω☆*)

 

 

もちろん電動カウンターなんて見ません。道糸のマーカーで正確に水深を測ります。棚は、120m前後(125~115m)と定めました。

 

そして誘いはオーバーアクション。水深が深いうえに道糸がフケているため、優しいアクションでは「竿の動きが餌にが伝わらない」のですね^^

 

今回は、「おじさん釣法改:MAXスピード」としました。

 

 

 

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おじさん釣法改:MAXスピード

海面まで下げた竿先を、目線よりやや下くらいまでスッと「抜き上げる」ように誘いあげ、ここで1秒と待たず、リールを一巻きしながら竿先を下げます。

竿を下げた状態でも1秒と待ちません。テンポよくふたたびシャクリ上げ、これを繰り返します。

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ガツンガツンのオンパレードで
潮止まりまでの1時間半で12本追加し、計13本~^^

 

 

 

 

 

 

 

 

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久里浜沖のタチウオは型が小さいですが、とても凶暴で

 

 

 

 

 

 

 

 

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突然、食い上がって針が2本なくなることもありました。
まさにチビギャングΣヽ(°Д°;)ノ

 

 

しかし、潮止まり以降は反応が消えてしまったようです。何回かは竿を下ろせたものの、クルージングしてそのまま終了となりました。

 

タチウオは潮が速いと釣果が極端かもしれませんね…。

 

 

 

 

 

 

ところで、

 

 

 

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今回はちょくちょくイカ餌を試していたのですが、ダメでした~^^;

 

「よく当たる下針」にイカをつけても、わざわざ「当たりの少ない上針」のサンマに食うなど、明らかにスルーされた模様

 

イカは消化に悪いから?

 

理由はわかりませんが、
タチウオはかなり餌をよく見ているようです…。

 

 

 

 

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圧倒的にサンマの食いがいいですね。次いでサバでした^^

支給餌を素直に使えってことですね

 

 

 

観音崎タチウオ好調も事件発生でテンションヘコヘコ~( iдi )攻略法まとめ(2014/01/25)

 釣行データ
釣行日 2014/1/25(土)
船宿 川崎つり幸 / タチウオ
竿 ダイワ(Daiwa) A-ブリッツ タチウオ M-195
リール ダイワ(Daiwa) レオブリッツ 270MM
仕掛け ハリス8号3メートル2本針(自作
ヤマリア(YAMARIA) タチウオ針 WF 2/0
オーロラスレッズ(ケイムラ、ピンク、蛍光)、ムラムラパイプ
ちもとホタル
テンビン ヤマリアK型天秤50cm
水温 11℃
観音崎:濁り、ゆるい~速い  棚70~80m
パターン 長潮  (満潮 10:58)  
月輝面 -40.5% 月齢23.7
南西、弱い
波高 0-0.5M
天候 晴れ
船の釣果 タチウオ:  12,10,9,5,5,4(6人)
自己釣果(左舷ミヨシ) タチウオ:       12本 

 

やってもうた~

 

朝から財布を忘れて顔面蒼白ながら

「いつも乗ってくれてるからいいよ^^」とツケにしてくださった
「つり幸」に感謝して「タチウオ船」に乗船です~

 

 

 

さて…。

 

水温も11℃とだいぶ下がり心配だったタチウオの活性も
ふたを開けてみればなんのその。

 

「観音崎タチウオはこれからが旬なのか?!」
と言わんばかりに9時の時点でタチウオ7本と絶好調~^^

 

 

 

 

 

 

 

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この時期は本当に型がいいですね!
ドラゴン級も上がり、写真の映りもいいかんじでした^^

 

 

いい感じ….

 

 

写真いい感じだったんです。

 

 

 

 

…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブログ始まって以来の危機

私のブログは、写真点数の多さが特徴…かと思います

 

時系列に写真をならべるのが好きでした。

 

何よりへたくそな文章がごまけるので「写真は釣果と同じくらい大切」です。

 

 

であるのに…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12時…。

 

 

手元を撮影するために一旦、
船べりにカメラを置いたんです。

 

 

 

 

…ぽちゃん。

 

 

 

 

(゚◇゚)

 

 

 

 

 

(゚◇゚)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

━━━(°Д°;)━( °Д)━(  °)━(  )━(°; )━(Д°;)━(°Д°;)!!!!!

 

 

 

 

 

ぶくぶくと泡を出しながら沈んでいく
大切な写真データたち…。

 

 

 

思いのほかゆっくりと、
スローモーションで沈んでいきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タチウオ攻略はまず集中力???

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カメラを落としてからはズタボロでした…。

 

 

釣り方は体が覚えているので「当たり」はあるものの、

 

 

 

 

あっ、バレた。

 

あっ、またバレた

 

 

 

 

タチウオの当たりになかなか「集中」できず…。

 

 

 

 

 

 

ε=ε=ε= 。・゚(゚ノT-T)ノ

 

 

 

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集中力、大事。

 

 

 

 

 

 

 

 

マイセオリー

 

自分のなかでだいぶセオリーが確立してきましたので
釣法をまとめてみました^^

 

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1投目はロングストローク釣法

タチウオの当たり(触り)を探るために、1投目はだいたいロングストロークで攻めます。これで当たりがあるなら、ちまちまと同じ棚を攻めていては時間がもったいないからです。

 

しかし、ロングストローク釣法では「当たり」を「本当たり」に変えるのは難しいため、当たりの有無にかかわらず1投目以外は「おじさん釣法」に切り替えます。

 

もしくは、「当たり棚まで素早く餌を移動させる」という目的でロングストローク釣法を使用します。

 

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ロングストローク釣法とは:

竿先を2mシャクりあげては、リールを2巻き(約1m)しつつ竿先を2m下げ、1寸の間をおいて、再びシャクり上げる。
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おじさん釣法

毎度紹介している同釣法ですが、覚えるならまずはコレ。テンポよくシャクることで幅広い棚を短時間で攻略します。何より「活性の低いタチウオをやる気にさせる釣法」であり、指示棚のうち「浅い棚」でのヒットを可能にします。

 

私の場合、海底から3~6mまでは「ロングストローク釣法」で誘い、以降6m以浅からは、「おじさん釣法」に切り替えて誘い上げ、8~15mでヒットする、というのがもっとも多く釣果をあげているパターンです。たとえ指示棚が海底から4~6mであったとしてもです。

 

やっている人は、
…まあ少ないですねぇ

 

 

 

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おじさん釣法とは:

海面まで下げた竿先を、目線よりやや下くらいまでスッと「柔らかめ」に誘いあげ、ここで1秒ほど待って、リールを一巻きしながら竿先を下げます。

すぐにちょん、とテンポをつけるように海面で1回、竿先を動かしてから、ふたたび目線よりやや下くらいまでスッと、「柔らかめ」に誘いあげます。
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※「目線よりやや下の高さで1秒(弱)待つ」…この動作は、手前まつりを防ぐ、または、タチウオが目標を定める時間を与えるために重要な動作かと思います。腕が辛い場合は、竿を下げたときに1秒(弱)待っても有効かと思います。

 

 

 

 

 

おじさん釣法改:ゆらゆらブレンド

もっともポピュラーな釣り方でしょうか。基本はおじさん釣法と変わりませんが、ゆらゆら誘うぶん棚を探るには時間がかかるため、たとえば4~6mなど限られた棚を狙うとき有効な釣法です。

 

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おじさん釣法改~ユラユラブレンドとは:

海面で竿先をユラユラさせてタチウオを誘い、2~5回ほどユラユラさせたら、竿先をゆ~っくりと目線の高さまで聞きあげます。1秒ほど待ち、当たりがなければリールをひと巻きしながら竿先を下げ、再びユラユラとタチウオを誘います。
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MIX

潮って常に変化していますよね。
潮の流れ次第でタチウオの機嫌はコロコロ変わるように思います。

 

だいたい潮が緩いときは「おじさん釣法改:ゆらゆらブレンド」が有効ですが、潮どまり前後や、潮流れの速いときは、「おじさん釣法」が有利と感じます。

 

もしくは低活性時のタチウオは棚が低いことが多いため、たとえば海底から8mまでは、「おじさん釣法改:ゆらゆらブレンド」で誘いあげ、8m以浅では、「おじさん釣法」で誘いあげるというのも有効です。

 

いくらでも派生できるので面白いですね^^

 

 

 

 

周囲の状況次第では

自分だけ釣れない場合は
「おじさん釣法改:ユラユラブレンド」にて固定棚に切り替えます

観音崎の場合はだいたい6~10m、8m前後で当たることが多いです。

 

 

 

 

 

 

ガツンと本当たり

ガツンときたら言うまでもなく電動MAXで確実にフッキング~!!

しかし大型タチウオが掛かった場合は、やや電動パワーを加減し「針穴が広がる」のを防ぎます。「取り込みバラシ」のリスクはできるだけないほうがいいですね^^

 

 

 

 

 

前当たり

「前当たり」の感触は竿の調子によっても違いますから、
ここで詳細に触れるのはやめておきます。

 

しかし前回沼津で学んだ餌取り対処がまず有効でした^^

 

また、タチウオは一度餌にロックオンすると同餌に「執着」するため、
「何回か同じ棚を探りなおす」というのは竿に関係なく有効かと思います。

 

 

 

 

 

 

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結局、12時以降はすべてバラしてしまいましたが

 

 

 

 

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釣れれば型はデカいので満足でしたョ~^^

 

 

 

 

夜沼津タチウオ(2014/01/18)

 釣行データ
釣行日 2014/1/18(土)
船宿 静浦港・清時丸 / タチウオ
竿 ダイワ(Daiwa) A-ブリッツ タチウオ M-195
リール ダイワ(Daiwa) レオブリッツ 270MM
仕掛け ハリス8号3メートル2本針(自作
ヤマリア(YAMARIA) タチウオ針 WF 2/0
オーロラスレッズ(ケイムラ、蛍光)、ムラムラパイプ夜光・紫・ケイムラ
ケミホタル
ちもとホタル
テンビン ヤマリアK型天秤50cm
水温 14℃
夜沼津沖:澄み・ゆるい  棚20-45m
パターン 中潮1日目  (満潮 17:49)(干潮: 00:18)
月輝面 -96.6% 月齢16.7
北東、弱い
波高 0-0.5M
天候 晴れ
船の釣果 船宿釣果タチウオ: 32-56本????別船????コレホント??????   
自己釣果(右舷大トモ) タチウオ:   13本

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本日は「沼津」へやってまいりました。
「清時丸」にて夜タチウオに挑戦です^^

 

 

 

 

 

 

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夜は極寒です。とくに足元が冷えると最悪ですから、今回は体の芯が冷えないよう足もとカイロでばっちり対策しました^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、

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「夜タチウオ」攻略に欠かせないとされる集魚ライト

 

水中でピカピカと点滅するさまはとても綺麗なものですが、しかしタチウオの活性が低いときは、この点滅が「かえってタチウオに警戒心を与えることもある」と聞きますから、水中ライトは使用するか迷いますね…。

 

もっとも皆さん使用されていますから
右へならえなら使うべきですが、

 

 

 

 

 

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今回はよりナチュラルなケミホタルを選択しました。

 

 

 

 

 

 

そしてもうひとつ、

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今回は試したかったアイテムはコレです。

 

 

 

 

 

 

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ちもとホタルはケミホタルながら、チューブの根元に埋め込むことができる極小サイズ。餌の一部として光がユラユラ動くため、よりタチウオにアピールできると考えました^^

 

これでタチウオを「落とし」ますよ…。

 

 

 

 

 

 

さて

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釣り場所は千本浜沖。(沼津沖)

 

 

 

 

 

 



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夜沼津のタチウオ釣りは、場所に着いたらまず「釣り場所を確保」します。そしてアンカーを下ろして船を止め、あとは「餌を求めて回遊してくるタチウオ」をひたすらに待ちます。

 

釣りはじめは「日没後」…。

 

 

 

 

 

 

 

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暇なのでお菓子でもあるといいですね…。

 

 

 

 

 

 

 

 

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ゴングは17時過ぎ。

だんだん寒くなってきます。

 

 

 

 

 

 

 

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しかしなにやら、日が落ちてもゴングは鳴らず…。

 

 

 

 

 

 

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なんと、18時を過ぎてもゴングは鳴らないまま…。

 

たいていは「来たよ~!」という他船からの無線が聞こえて威勢よくゴングが鳴るのですが、本日は静かな状態がしばらく続き、なんと合図があったのは19時過ぎ

 

 

 

「群れ入ってきたよ。誘ってよ~。35m前後」

 

 

 

 

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待ちに待ったゴングとともにビシを40mまで落とし、30mくらいまで誘いあげます。 しかし誰にも当たらないので、棚を下げ、ビシを45mまで落として再び誘いあげると、40mの棚でようやく船中1本目をゲット。

 

「棚いくつ?!なんメートル?!」

 

すかさず質問されたので40mと答えます。

 

こうしてみなで棚を教え合い、
わきあいあいと爆釣スタートになる予定でしたが…。

 

 

 

 

 

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今回は当たりが途切れることが多く、
沼津にしては渋かったですかねぇ…

 

 

 

 

 

 

 

「前当たり鮮明」も「針掛かりせず」

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今回、タチウオがヒットして
まずハッとしたのが「前当たり」の鮮明さです。

 

だいたい竿をス~っと持ち上げたときに魚信が訪れる点は東京湾と同じですが、「ククッ!」または「コココン!」というような当たりのディテールが、東京湾のタチウオより鮮明に伝わってきます。

 

であるのに、なかなか針掛かりしません。
最初はこれがとても不思議でした。

 

しかしよくよく考えると、
東京湾に比べ「水深が浅く」「オモリも80号と軽い」沼津では、
そのぶん当たりが明確なだけなのですね。

 

つまり夜沼津のタチウオは、東京湾より当たりが取りやすいと言えそうです。比較的しゃくるテンポが早い私でも、比較的余裕をもって「当たり」に反応することができました。

 

しかし渋く…。

 

 

 

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前回学んだセオリー通り、「当たりを感じたら竿を止め、1~2秒待ってから合わせる」という釣法で何度かヒットしました。

 

しかしタイミングが悪いのか、
「餌だけ取られる」ことのほうがやはり多いです。

 

なぜ、

「餌だけ取られる」のでしょう…

 

 

 

 

 

 

餌摂り考察

タチウオの繊細な前当たりを感じたら、餌の動きを止めるのは、タチウオが餌を深く咥える「本当たり」の時間を与えるためです。

 

しかし結果として、「餌だけ取られてしまう」ということは、タチウオに「仕掛けを見破られる時間」を、余分に与えてしまっていることになります。

 

2秒も待ったら仕掛けを見破らてしまうのでしょうか。

ならば1秒だけ待ってみます。

 

1秒だけ待った上で、ゆっくりと聞きあげると、今度はタチウオが「慌てたように」「コココン」と食い上がったうえで、「ガツン!」と竿が入ることもありました。

 

しかし待ち時間が1秒だと、やる気のないタチウオを針掛かりさせるのはやはり難しく、なんともじれったいです。

 

せっかくタチウオが「餌に興味を示している」のですから、よりフィッシュイーターの本能をくすぐるような、「魅惑的なアクション」で誘えないものでしょうか。

 

今回は、以下の釣法で、なんとか釣果を伸ばすことができました^^

 

 

 

 

 

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おじさん釣法改:ゆらゆらブレンド

 

海面まで下げた竿先を、目線よりやや下くらいまでスッと「柔らかめ」に誘いあげ、ここで1秒ほど待って、当たりがなければリールを一巻きしながら竿先を下げます。

すぐにちょん、とテンポをつけるように海面で1~3回、竿先を動かしてから、ふたたび目線よりやや下くらいまでスッと、「柔らかめ」に誘いあげます。
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そしてしゃくった時、
または「目線の高さに近い位置」で当たりがあったなら、

 

 

その1

タチウオの「触り」を無視してリールを一巻き(50cm)しながら竿先を(80cm)下げます。餌が暴れながら30cmほど下に逃げるイメージです。慌ててタチウオが餌を追うさまを想像します。

 

1秒ほど置き、再びスゥーっと聞き上げたときに、
ガツン!と入るケースがひとつ。

 

 

 

その2

それでも「本当たり」にならない場合は、まだ餌が残っている可能性がありますから、ゆっくりめに「おじさん釣法改」を続行します。

 

あくまでタチウオの微妙な「触り」は無視します。タチウオにかまえば、いいように餌をとられるだけなので、餌をとられないよう竿を動かすイメージで、タチウオを焦らしまくります。

 

しかし3mほど余分に誘っても食わないときは、おそらくタチウオは本来の棚で、去っていく餌を悔しがりながらじっと見つめているはずです。ですから再度仕掛けを落とせば「しめた!」とばかりに食いついてくるかもしれません。

 

 

 

 

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再び仕掛けを4mほど落として、もう一度だけ誘います。

 

落としているときにヒットすることもありましたし、
餌が残っていれば、タチウオは高確率でふたたび餌に触れてくるはずです。

 

それでも当たらない場合は、餌がない可能性を疑います。

 

 

 

 

 

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本日は3時間ちょっとで13本、頑張りました~^^

 

これまた東京湾で試してみたいところですねぇ…。

 

 

 

 

観音崎タチウオ復調!?ユラユラ誘って当たり多くも(2014/01/11)

 釣行データ
釣行日 2014/1/11(土)
船宿 川崎つり幸 / タチウオ
竿 ダイワ(Daiwa) A-ブリッツ タチウオ M-195
リール ダイワ(Daiwa) レオブリッツ 270MM
仕掛け ハリス8号3メートル2本針(自作)
ヤマリア(YAMARIA) タチウオ針 WF 2/0
オーロラスレッズ(ケイムラ、ピンク、蛍光)、ムラムラパイプ
テンビン ヤマリアK型天秤50cm
水温 14℃
観音崎:濁り、ゆるい  棚75m
パターン 若潮  (満潮 11:54)
月輝面 +78.3% 月齢9.7
北東、弱い
波高 0-0.5M
天候 晴れ
船の釣果 タチウオ:  5,7,9本(3人)
自己釣果(左舷ミヨシ) タチウオ:       9本  マサバ :3本

 

本日はなんと釣り人3名

 

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先週は食い渋りが続いたからでしょうか

 

水温の影響かもしれませんね…。

 

もしやタチウオは深場に潜ってしまったのかもしれません。
今回は120号のオモリも用意しました。

 

 

 

 

 

 

 

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しかし場所についてビックリ、
本日も観音崎のようです。

 

これは「観音崎でも釣れる」という復活の予兆でしょうか…?

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、

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本日の付け餌はサンマとサバです。

 

ニオイが強く集魚効果のあるいつものサンマに対し、
今回は皮が厚く身切れしにくいサバ餌の投入です。

 

明らかにタチウオの餌取り対策ですね。
船長もいつになく本気モードのようで…^^

 

 

 

 

 

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はたして朝一の活性は思いのほか高く、前回同様ロングストロークでテンポ良く誘うと浅めの棚でタチウオが食ってきます。

 

 

 

 

 

 

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2回ほど針を飲まれハリス切れをやらかしながらも、
11時の時点で4本。

 

いずれも棚の上限より浅い棚で食いましたから、
今日もロングストロークでの誘い上げは有効かと思っていました。

 

しかし…。

 

同船されたお二方は、私の倍ほど当たりがあると
船長は言います。

 

11時の時点でお二方の釣果は5本、3本。
いずれも6m付近の固定棚でユラユラと誘って食わせたそうです。

 

なんと…。

 

 

 

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多船を見ても釣る方はたいていユラユラ釣法のようです。

 

 

うむむ…。

 

 

 

 

 

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こうなったら仕方がありません。
5~10mの指示棚に限定してユラユラ誘ってみます。

 

海面で竿先をユラユラさせてタチウオを誘い、3~5回ほどユラユラさせたら、竿先をゆ~っくりと目線の高さまで聞きあげます。1秒ほど待ち、当たりがなければリールをひと巻きしながら竿先を下げ、再びユラユラとタチウオを誘います。

 

はたして海底から7mの棚で当たりが出るようになりましたが、
これまた
繊細な当たりで、なかなか針掛かりしません

 

船長曰く、手感度であたりを感じてから反応するようじゃ遅いそうです。聞きあげるときは、竿先の動きを目でも追い、わずかでも竿が入ったら「ぴたり」と竿を止め、1、2秒ほどおいて合わせると、針掛かりするそうです。

 

(もし竿先を頭上まで持ち上げたときに当たりが出たら、合わせることができないため、1、2秒待った上で、電動をMAXに叩き入れます)

 

コンスタントに釣る方ほど
「繊細な当たり」の処理が上手いそうですね…。

 

 

 

 

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しかし私は気が短いようでダメですねぇ

 

釣れないといつの間にかテンポが速くなってしまい、集中力が切れて「繊細な当たり」に反応できず、当たりが出ても反射的に合わせてしまうため、どうにも針掛かりしません

 

ユラユラ釣法は苦手です…。

 

ただし、繊細な当たりを逃してもあきらめるにはまだ早いそうです。

 

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餌を逃したタチウオはその場で上を向いてしばらく待機するそうです。ですからそのまま誘い上げ続ければ、比較的良い確率で餌の付いたもう一本の針に食うそうです。

 

 

 

 

 

 

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確かにタチウオは餌にロックオンすると
その餌に「執着」する感じがありますね…。

 

結局私はいつものように、繊細な当たりを逃したら1mほど仕掛けを落とし、今度はテンポよく「おじさん釣法」で誘いなおすことで、なんとかガツン!と針掛かりさせられました。

 

 

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おじさん釣法とは:

(海面まで下げた竿先を、目線よりやや下くらいまでスッと「柔らかめ」に誘いあげ、ここで1秒ほど待って、リールを一巻きしながら竿先を下げます。

すぐにちょん、とテンポをつけるように海面で1回、竿先を動かしてから、ふたたび目線よりやや下くらいまでスッと、「柔らかめ」に誘いあげます)
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本日はバラし多くもタチウオ9本。
繊細な当たりに課題の残る釣行となりました^^;

 

 

 

 

 

ところで、今回はさして活躍しなかったこだわりのロングストローク釣法ですが、指示棚で釣れなくてもかまわず誘い上げていると、海底から15~20mくらいの棚でマサバが釣れる時間帯がありました。

 

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「寒サバ」です。

 

仕掛けを落としている最中にも反応がありましたから、
マサバが釣れたらあえて狙うのもいいかもしれません。

 

 

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東京湾の寒サバは本当に美味しいですね…。

もちろん、あえて狙いましたョ…^^;

 

 

 

 

 

2014タチウオ初戦でまさかの竿頭?!(2014/01/03)

 釣行データ
釣行日 2014/1/3(金)
船宿 川崎つり幸 / タチウオ
竿 ダイワ(Daiwa) A-ブリッツ タチウオ M-195
リール ダイワ(Daiwa) レオブリッツ 270MM
仕掛け ハリス8号3メートル2本針(自作)
ヤマリア(YAMARIA) タチウオ針 WF 2/0
オーロラスレッズ(ケイムラ、ピンク、蛍光)、ムラムラパイプ
テンビン ヤマリアK型天秤50cm
水温 14℃
観音崎:濁り、速い~ゆるい  棚65-75m
パターン 中潮1日目  (干潮 12:04)
月輝面 +4.4% 月齢1.7
北東、弱い
波高 0-0.5M
天候 晴れ
船の釣果 タチウオ   0-16本
自己釣果(右舷胴の間>左舷舳先) タチウオ      16本

 

2014年1月3日。

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年末に引き続き、
相変わらずの人気を見せるタチウオ船にて初釣りです^^

昨日の釣果はあまり奮わなかったようですが、
はたして本日やいかに…?

 

 

 

 

 

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本日は、全体的に渋いながらも朝のうちは潮流れゆるく、
「おじさん釣法」によりコンスタントに2時間で4本をゲット^^;

 

 

 

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おじさん釣法とは:

(海面まで下げた竿先を、目線よりやや下くらいまでスッと「柔らかめ」に誘いあげ、ここで1秒ほど待って、リールを一巻きしながら竿先を下げます。

すぐにちょん、とテンポをつけるように海面で1回、竿先を動かしてから、ふたたび目線よりやや下くらいまでスッと、「柔らかめ」に誘いあげます)
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しかし潮流れが速くなると、サミングしても道糸がフケてしまい、
どうにもオマツリが避けられず、釣果も伸びず

 

このままでは隣同士でお互いに撃沈しかねないので、
意を決して大移動することに…。

 

 

 

 

 

 

舳先へ

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11時40分、舳先へお引越しです。

 

舳先は、海面から高い位置にあるので、決して釣りやすい席ではありませんが、なにより席の間隔が広くて快適です。

 

 

 

 

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さっそく釣りはじめた11時45分。

 

ちょうど潮替わりの直前で潮が速く、道糸がどんどんフケていきます。しかしオマツリしないなら速い潮は大チャンス?!

 

舳先の利を生かして超ロングストロークで速めに誘い上げます。

 

 

 

 

ところで、

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おじさん釣法がなぜ釣れるのか、
自分なりに分析してハッとしたことがあります。

 

そもそも天秤仕掛けは吹き流しなので、
「餌を流してこそ釣れる」わけですよね。

 

究極的な吹き流しは「真鯛」のように超ロングハリスで餌を吹き流すわけですが、タチウオのように3mと短い仕掛けでは、自然な吹き流しに期待できないため、たとえば「おじさん釣法」のように80cmシャクり上げては、リールをひと巻き(約50cm) しながら80cm竿先を下げ、結果的に天秤を約30cm沈めることで餌をフワッと潮に流し、「吹き流し効果」を得るわけです。

 

つまり…。

 

シャクリ上げることでスゥ~っと気持ちよさそうに泳ぐ餌が、
次の瞬間には脱力したように潮に流される。

 

かと思ったら、また気持ちよさそうに泳いでいく…。

 

 

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タチウオはこの「脱力からの~泳ぎ動作」に対して、
テンションが上がるのかもしれません^^

 

ならば、手っ取りばやく棚を探るために、
タチウオを魅力的に誘えそうなロングストローク釣法がありそうです。

 

 

 

 

 

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潮流れが超速いとき

竿先を3mシャクりあげては、リールを3巻き(約1.5m)しつつ竿先を3m下げ、1寸の間をおいて、再びシャクり上げる。

 

潮流れが速いとき

竿先を2mシャクりあげては、リールを2巻き(約1m)しつつ竿先を2m下げ、1寸の間をおいて、再びシャクり上げる。

 

 

これら2通りのロングストローク釣法で、
潮止まりまでの20分間にタチウオを4本追加。

全体的に渋いなか一人で入れ掛かり状態でした^^;

 

 

 

 

 

舳先でのヒラメキ

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潮流れが緩くなると、
ロングストローク釣法では針掛かりしなくなりました。

 

しかしこの日は当たり棚が散乱しており、万能な「おじさん釣法」では
当たり棚を探すのにものすごく時間がかかります。

 

じれったいのでもう一度ロングストローク

 

すると…?

 

これは「当たり」なのかと疑うほど、
超~繊細な「お触り」があるじゃありませんか

 

今まで逃していたかもしれませんね…。

 

 

ここでヒラメキました。

 

 

 

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もしやタチウオは、ロングストロークでの誘いに強く惹かれながらも、
「誘いが速いと食えない」というだけではないでしょうか。

 

ならば、あえてロングストロークでタチウオを誘い、活性を上げつつ、タチウオが餌に触れたなら、ストロークしすぎた分仕掛けを落とし、今度は同じ棚をゆっくりめに誘い、活性の上がったタチウオを確実に食わせるという釣法はどうでしょう…?

 

 

 

ということで、名付けて…

 

 

 

 

ロングからのおじさん釣法:略して2段構え釣法~ヾ(`Д´)ノ

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基本的には2mのロングストロークで
棚の上限プラス数m上まで誘いあげます。

 

その最中に、わずかでもタチウオが触れたなら、へたに止めず、すぐに仕掛けを1~2mほど落とし、タチウオが触れた棚周辺を、今度は「おじさん釣法」でじっくり誘います。

 

 

 

これがまた面白いように釣れまして…

 

 

ロングストローク時の当たりはほんのわずかでしたから、これを「当たり」と気づけないと釣れませんが、そこはさすがにA-ブリッツ タチウオ 。カーボン竿なりの感度の良さを光らせて、当たり棚を直撃!

 

 

 

 

 

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果たして仕掛けを落としているときにも「当たり」があることに気づきます。やはり今まで見逃していたであろう繊細な当たりですが、当たりを感じたら仕掛けの落下を止めて、そのまま「おじさん釣法」でゆっくり目に誘い上げると、竿が入りました。

 

 

 

 

 

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2時間半で12本追加し、計16本。

初釣り大成功です^^

 

せっかくの2段構え釣法、
どうか今回限りの釣法じゃありませんように

 

 

 

 

まさかの大鯛でめで鯛ゲット!??(2013/12/29)

 釣行データ
釣行日 2013/12/29(日)
船宿 五エム丸 / 午後真鯛
竿 ダイワ(Daiwa) ヘルバイパー 270(II)
リール ダイワ(Daiwa) レオブリッツ 270MM
仕掛け1 ハリス3号8メートル1本針、 一刀真鯛8号 フロートパイプ真鯛
仕掛け2 ハリス4号9メートル1本針、 真鯛王8号  ケン付真鯛7号
ビシとテンビン ヤマリアK型天秤50cm   サニービシL80号
水温 17.2℃
葉山沖:うす濁り~澄み、ゆるい  棚56-95m
パターン 中潮1日目  (満潮 13:39 干潮 21:02)
月輝面 -15.4% 月齢26.1
北、弱い
波高 0-0.5M
天候 晴れ
船の釣果 真鯛:0-1枚  (船中4枚、大型バラシ2回)
自己釣果(右舳先) 真鯛様:1  ホウボウ様:1

 

 新年の「めで鯛」を釣るのじゃ~ヾ(`Д´)ノ

 

と五エム丸にお邪魔したところ、

 

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やはり同じ思いの方は多かったようで

 

 

 

 

 

 

 

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本日も、特等席~^^;

 

 

 

 

 

 

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ところで、今年も終わろうとしているのに水温は17℃とまだまだ暖かいですね。昨年と比べると2℃も高いです。

 

であるのに、ど~も最近、真鯛様のご機嫌はナナメです。
今回は食い渋り対策として「フロートパイプ」なるものを用意しました。

 

 

 

 

 

 

 

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食い渋りに効果絶大!」とありますね。

パイプの浮力によって付け餌の動きをナチュラルに演出するそうです。

 

実は前々回、竿頭の方がこのパイプを使用されていたので
真似することにしました^^

 

 

 

 

 

 

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写真でパイプ長1.5cmです。

 

しかしよくよく考えると、使用針は「一刀真鯛」と非常に軽い針ですから
1.5cmはちょっと長すぎたかもしれません

 

次回使うなら…1cm? …5mm?

 

 

 

 

 

さて1投目。

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海底からハリス分プラス2mの棚を攻めました。(私の仕掛けは8mですので、海底から10mの棚にビシを合わせたことになります)

 

潮はとろとろ流れており、
隣のFおじ様が幸先よく真鯛をゲットヾ(`Д´)ノ

 

 

 

 

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しかし私のほうはしばらく写真のような餌取りが続きます。

 

こんなときは棚を上げるのがセオリーですね。

 

でもですね。

 

活性の低そうな真鯛に対してこれ以上棚を上げる気にはどうしてもなれず、かと言って棚を下げる気にもなれず、迷いまくりながらもしばらく餌取りの様子を見ていると

 

 

 

 

 

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フグかい~

 

うむむ、やはり棚は上げるべきなのかと迷います。

 

 

 

 

 

 

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しかしここで隣のFおじ様にまたもやヒット?!

 

実はFおじ様、船仕事の経験者で船頭経験もあるという
3週間連続ボウズなしの大大大ベテラン。

 

皆が釣れないときに釣る方は本当に凄いですね^^

 

その仕掛けを聞いてみると、
ハリスは7メートルとやや短めです。

 

そして棚は….

 

 

 

 

 

 

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(*0д0*)

 

 

「ハリス分!??????」

 

正直、相模湾での真鯛攻略に「ハリス分の棚」なんてあり得るのかと耳を疑いましたが、嘘であろうはずもありません。

 

「誘ったら食ったよ~」

 

とのことでしたので…。

 

仕掛けを変えることに。

 

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今日の潮は澄んでいましたから、
もしかすると「フロートパイプ」はバレバレだったのかもしれません。

 

かと言っていつも通りの3号8mでは
なんとなく食う気がしません…

 

ならば「見えない4号ハリス」はどうでしょう?

 

太ハリスは表面積が多いため「より潮の影響を受けやすい」といいますね。潮がトロトロならむしろ太ハリスのほうが「自然な動きが演出できる」かもしれません。

 

ハリス長は9mとしました。

 

 

 

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狙う棚は、竿の上げ下げによって上下2mを誘えるように、海底よりハリス分プラス1m、つまり海底より10mの棚を狙うことにします。

 

サニービシの上窓は1/3、下は7mmと締め気味にし、

 

 

 

 

 

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コマセワークは、海底から4m巻き上げて、コマセがポロポロ出るイメージで10秒待ち、そこから大きく竿をシャクリあげてコマセを撒き、更に2m巻いてはコマセを撒くことを2度繰り返し、海底から10mの棚にビシをセットして当たりを待ちます。

 

ベタ底に這う真鯛の頭上に付け餌が漂うイメージです。

 

手持ちで30秒待ちました。

 

当たりがないので、今度は竿先を1m下げ、付け餌が海底に触れるイメージで15秒ほど待ちます。

 

そこでも当たりがないので、今度は真鯛の目の前をス~ッと餌が通過するようなイメージで、竿先を柔らかくききあげました。

 

すると、ちょうどハリス分プラス1m、
海底から10mの棚で、モゾモゾッとした魚信到来!

 

最初は「小ぶりのイナダ」かと思った当たりも竿を立てて大きく合わせると急に暴れだし「鈍くて強いワラサ」のような引きに変貌、しかし次第に鋭さを増していくのでこれは真鯛?

…ワラサ??

 

引き込んだら竿を下げつつドラグを出し
大きく竿を立ててポンピングしながら巻き取ります。

 

しかし手に伝わる感覚が鈍いです。これは針を飲まれているかもしれません。ハリスを緩めると変なところに引っかかって一気に切られる可能性があるため、ハリスのテンションを保つことに最大限集中しました。

 

そして…

 

 

 

 

 

 

 

 

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まさかまさかでございます~^^

 

 

 

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歯茎の内側に針掛かりしていましたね…
切れるのを覚悟ですがハリスのテンションは保って正解? 不正解??

 

 

 

 

 

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その後も底を狙ってみたものの、
ホウボウ様にご登場いただいて終了となりました^^;

 

外道をかいくぐりながら真鯛をゲットするのは
なかなか難しいものがありますね

 

 

 

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かくして「めで鯛」をゲットできたのはとても幸運でした^^

 

 

 

さて…。

今年が終わろうとしています。

 

ブログを書きはじめてからはや半年、当初よりおつきあいくださり今もこうして読んでくださる皆様、そして応援してくださる皆様に、

とても感謝しております^^

 

来年も、皆様の釣りが超超超幸運でありますように^^

 

 

タチウオ活性高く(2013/12/23)

 釣行データ
釣行日 2013/12/23(月)
船宿 川崎つり幸 / タチウオ
竿 ダイワ(Daiwa) A-ブリッツ タチウオ M-195
リール ダイワ(Daiwa) レオブリッツ 270MM
仕掛け ハリス8号3メートル2本針
ヤマリア(YAMARIA) タチウオ針 WF 2/0
オーロラスレッズ(ケイムラ)、ムラムラパイプケミホタル(黄色)
テンビン ヤマリアK型天秤50cm
水温 14℃
観音崎:濁り、速い~ゆるい  棚65-75m
パターン 中潮4日目  (満潮 9:06 干潮 14:51)
月輝面 -73.2% 月齢20.1
北東、弱い
波高 0-0.5M
天候 晴れ
船の釣果 タチウオ別船  ?-16本(竿頭: 右舷ミヨシ)
タチウオ本船   5-19本
自己釣果(左舷大トモ) タチウオ別船      14本

 

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大盛況の3連休最終日、つり幸での「タチウオ船」は
混み合うと2隻出してくれるのでありがたいですね^^

 

本日は「別船」のほうに乗りまして、
爆釣を夢みつつ冬のタチウオに3度目の挑戦ですヾ(`Д´)ノ

 

 

 

 

 

 

今回試したかったのは、

 

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この仕掛け。

 

前回の釣行にて食いの良かった「ファイバータチウオ」の実力を再確認すべく、今回は自作のファイバー仕掛けを用意しました。

 

オーロラスレッズのファイバー素材」と「ムラムラパイプというネーミングの不可思議なチューブ素材」を組み合わせ、

 

 

 

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タチウオを誘惑しますΨ(☆w☆)Ψ

 

写真のように地上だとその怪しさも伝わりにくいですが、仕掛けの落下中に海中でユラユラと漂う「ケイムラファイバー」はなかなかに怪しいのです。

 

ルアーでも基本色は「紫」と言いますね。
ということで、「ケイムラ」や「紫」はタチウオに有効かもしれませんよぉ^^

 

 

 

 

さて本日の第一投目、

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はたして潮流れよく、竿に適度な重さを感じます。「高活性を予感」してテンポよくシャクりはじめるとほどなくして当たり到来!

 

釣り方は前回のはじめと同じです。

(竿先を目線の高さでピタッと止めつつも1秒と待たず、素早く棚を探るためにリールは2巻きとし、竿先を海面に下げた状態で1秒ほど、「タチウオが餌に目標を定める時間だけ」を待つイメージで、テンポよくシャクリ上げます。)

 

 

 

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しょっぱなからメーター級のお出ましで大興奮~ヾ(`Д´)ノ

 

本日乗船した「別船」にはルアーの方が多く、
しょっぱなから右舷トモの方がルアーにてヒットを連発していました。

 

こんな高活性の日は、餌釣りでも「テンポよく誘う」と当たりが多いと感じますが、しかし多くの「餌釣り師」がゆったりと誘うなか、テンポよく誘っているのは私一人だけ??

 

 

なぜでしょう

 

 

 

…確かに、

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タチウオはよく「棚が重要」と言われますね。

 

たとえば「海底から6メートルで当たったなら6メートル付近を重点的に攻めよ」ということですが、このように「当たり棚周辺」のみを探るなら確かにテンポは必要ありません。

 

しかしルアーの方がジギングでヒットを連発しているようなときは、テンポよくタチウオを誘って本来の棚より浮かせて釣ることができます。

 

テンポよく誘うことの利点、それはなんと言っても

当たり爽快っヾ(`Д´)ノ

 

 

 

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前当たりなくガツンと竿が入るので
「バラしが少ない」のが利点かと思われます^^

 

そしてテンポよく誘うときは、「指示棚の上限」を「越える棚」でのヒットも多いですから、お忘れなくですよ~^^

 

もちろん、ゆったり誘って「食い気のあるタチウオの棚」を探り当てた方も同様にヒット連発してましたから、自分に合う釣り方で攻めるのが一番かと思います~^^;

 

 

…ええ。
ゆったり派の方がほとんどですね…

 

 

 

 

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特にベテランの方ほどユラユラ誘うような?

 

呪い師のように同じ棚でユラユラと数回誘っては、
ゆ~ったりと竿先を頭上までききあげます。

 

ききあげているときに「繊細な当たり」をより得られるようですね。「繊細な当たり」があってもそのままゆっくりききあげると、ククっと針掛かりするようでした。

 

 

 

 

ほどなくして、

 

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潮が緩くなったのか、当たりが少なくなると、
「ユラユラ釣法」の方にヒットが集中しはじめます。

 

テンポよく誘っても当たりがでませんね

 

ユラユラ釣法の方を観察していると本当に「当たり棚」の上下2、3メートルしか狙っていないように思います。

 

しかしいくら当たりの多い「ユラユラ釣法」でも、
私にとっては「イライラ釣法」

 

しゃくりたいっ!
と思う気持ちが強く…

 

 

 

 

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ここで、前回ヒットを連発していた
柔らかくもテンポがある「おじさん釣法」を真似することに^^

 

(海面まで下げた竿先を、目線よりやや下くらいまでスッと「柔らかめ」に誘いあげ、ここで1秒ほど待って、リールを一巻きしながら竿先を下げます。

すぐにちょん、とテンポをつけるように海面で1回、竿先を動かしてから、ふたたび目線よりやや下くらいまでスッと、「柔らかめ」に誘いあげます)

 

柔らかい」のがポイントでした^^

 

 

テンポの良いシャクリ方だとガツッと「餌を取られた」感触のみ伝わってきます。活性が低くなってきた証拠ですね。なかなか針掛かりしません。

 

つまり、「餌を取られた」感触を察知し対処するため、
柔らかく誘うしかありません。

 

そして柔らかく誘うと、タチウオの当たりも「より繊細なもの」となり、次第に「神経を集中」せざるを得なくなりました。

 

 

 

 

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それでも私のように比較的テンポが早い場合は、当たりを感じると同時にピタッと動きを止めるか、または竿先を下げ、タチウオが餌に食い込む一寸の間を予測して「どりゃあっ!」と竿を振り上げると、「ガツン!」と針がかりするケースが多かったです

 

 

 

 

 

 

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昼過ぎ、「何本釣った?」と幸田船長に聞かれました…。

 

恥ずかしながら10本ですと答えると、

「ええーっ!? もっと当ててたでしょう!??」

と叱咤激励され…

 

 

ごもっともでございます
タチウオを針がかりさせられたのは3本に1本という体たらく…。

 

ハリス切れもありました。

その場合は「合わせ」が足りないのだと教わりました。「タチウオに飲み込まれた針を引き出して口に掛けないとハリスが切れる」という理屈だそうです。

 

 

 

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午後になると、本格的に当たりが繊細になり、ゆーったりと誘う方にはヒット連発も私はノーヒットに。

 

私も真似してゆったり誘いますが、な~ぜか当たらず、
当たらない理由がわからないまま1時間が経過…

 

その理由を教えてくれたのはなんと「他船のアナウンス」でした。

 

 

 

「4、5、6メートル狙って~」

 

「ちょっと変わったよ、5、6、7メートル」

 

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なんと~

 

午前より海底から6メートルより上、10メートル前後で当たりが多かったため、私が狙っていた棚は5メートルより上。そのため棚ボケしていたようです。

 

以降、3メートルあたりからじっくり狙い、
少しは数を伸ばすことができました^^;

 

 

ほっとしていると、

 

 

 

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ガツン!!

 

 

強烈な重さ到来!!

 

 

棚は3メートル。

反射的に合わせをくれて電動MAXも、全くリールが巻けません。あれ? まさか地球釣っちゃった…???

 

しかし、竿をあおるとなにやら暴れる感触が…。
どうもお魚のようです。

 

ドラグMAX(8㌔)でも竿を立てると道糸が出るため、仕方なくスプールを手で押さえながらウィンチで巻きとります。

 

あら~、なんだかサメのような手応え…

 

竿を軋ませて上がってきたのは….

 

 

 

 

 

 

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おまえか~

 

推定5㌔オーバーの赤エイです。
トゲが怖いのでハリスを切って丁重にお帰りいただきましたよ…。

 

 

 

 

本日は、

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メーターオーバー混じりで計14本、
うまい人なら30本は釣れる日並みでした^^

 

 

 

 

釣れない日の真鯛小話(2013/12/21)

 釣行データ
釣行日 2013/12/21(土)
船宿 五エム丸 / 午後真鯛
竿 ダイワ(Daiwa) ヘルバイパー 270(II)
リール ダイワ(Daiwa) レオブリッツ 270MM
仕掛け ハリス3~4号8メートル1本針、 一刀真鯛8号
ビシとテンビン 夢の天秤    サニービシL80号
水温 17.9℃
葉山沖:うす濁り、ゆるい  棚56-70m
パターン 中潮2日目  (満潮 7:53 干潮 13:15)
月輝面 -87.9% 月齢18.1
北東、弱い
波高 0-0.5M
天候 晴れ
船の釣果 真鯛:1枚  イナダ:0-1  ワラサ:0-2  花鯛4枚
自己釣果(左舳先) イナダ:1

 

 

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天候に恵まれた三連休の初日。

「これはマグロ船か?」と疑うほど
真鯛船には多くの釣り人が集まりました^^

 

 

 

 

そこで、

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右ミヨシに席をとった私は初の「特等席」へ(笑)

 

舳先(へさき)です。

 

慣れるまでは仕掛けの投入に手間どうものですが、個室のようでまさに特等席、慣れてしまえば意外と快適です^^

混み合ったなら、船長に許可を得て、
舳先にのぼってしまうのも一手かもしれませんね^^

 

今回は小話特集?です。

 

 

 

 

相模湾の潮と風向き

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船は「風に向け」「潮に流す」のだそうです。

 

たとえば北東の風なら、船の先端(ミヨシ)は北東を向きます。
そして潮が西から東に流れているならば、船は東に流します。

 

船長曰く、活性が上がり「釣れだす」と、船を「止めぎみ」に操船するそうですから、どちらの方向にどれだけ潮が流れているかは、正確にはこのときにわかりますね。

 

もっとも、仕掛けができるだけまっすぐ落ちるよう船長が操船してくれているわけですから、あまり気にすることない豆知識ですが、

その日の潮が東向きなのか、それとも西向きなのか、データをとっていくと面白いことがわかるかも?ということで、私は毎回見るようにしています^^

 

 

 

 

 

コマセのイメージ

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仕掛けの落下中、漏れたコマセの動きを観察していると、
海底に落ちていくオキアミの動きがなんとなく想像できますね。

 

もちろん、上潮と底潮の流れは違うこともありますから一概には言えませんが、私は釣れない日ほど、コマセワークのイメージとして落下するオキアミの動きを参考にしています。

 

あくまで個人的な意見ですが、潮が速いならコマセワークもテンポよく行い、潮がゆったりならコマセワークもゆったりでしょうか?

 

この日は潮回りよくトロトロと流れ、
コマセの効きもいい感じでした。

 

 

 

 

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たまにこんな根魚が掛かります

 

棚のイメージは、海底からハリスぶんプラス2メートルと「底狙いではない」ものの、舳先は船が揺れるぶん、棚を上げないといけないのかもしれません。

 

しかし海底からハリスぶんプラス3メートルを狙ってみると、
こんどは餌摂りすらなく

 

なかなか本命が顔を見せませんね…。

結果的には船中1枚ですから、
こんな日もあるのだと諦めざるを得ません。

 

こんな日こそ、2本針を試すべきだったでしょうか

 

 

 

 

移動時の仕掛け処理

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船が移動するときは、ハリスが風に飛ばされて手前マツリすることがあります。舳先であれば、写真のように少し水を流しておくと、ハリスがへばりついて風に飛ばされず、良いそうですね。

 

 

 

 

 

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通常は、針先のほうをロッドキーパーのゴムで固定しつつ、

 

 

 

 

 

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ハリスのたるんだ部分をバケツのなかに入れておけば、
風でこんがらがることもないのでおすすめです^^

 

 

 

 

 

 

オキアミの「抱き合わせ」

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最近よくお会いする常連のT様、
今回は舳先でご一緒させていただきました^^

 

T様は活性の良い時合いでワラサを計2本、
しっかり獲られていましたが…。

 

 

 

 

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私はイナダで、T様はワラサ?

 

何が違うのかなと「付け餌」をのぞいてみると、
なんとT様、オキアミの抱き合わせ??

 

イナワラはあくまで外道、狙いは真鯛です。ということは、T様はオキアミの抱き合わせで真鯛を狙っていたことになります

 

T様曰く「毎回抱き合わせだよ?」とのことで、これは、私にとってちょっとした事件。真鯛はなんでもナチュラルが良いと思っていましたが…。

 

なるほどワラサが食うわけです^^;

 

 

 

 

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ちなみにオキアミは、海中でくるくる回らないようまっすぐ付けるのがセオリーですが、写真のように「ちょっと丸まった状態」も良いようです。

大鯛はこれに食いました。

海に漂うコマセは丸まっていることのほうが多いので、
少し丸まっているほうが自然、という理屈ですね。

 

まあ、食うときは何だって食うものですが(笑)

 

 

 

 

 

イカタン

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最近持っていくことの多いスルメイカ。
東京湾でも相模湾でもワラサには有効ですね。

T様いわくイカなら「スミイカ」が良いそうです。なんでもスミイカは光るのだそうで、よりアピール力に長けているそうですね。

 

でも、

「ワラサにスミイカって、もったいないですね?」
「…だね(笑)」

 

というわけで、釣れない日ほど観察です!
常連さんにお近づきになって、色々と教わっちゃいましょう~^^

 

 

 

 

さて、

 

 

 

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活性のある時合いにゲットした貴重なイナダくん。

 

 

 

 

 

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イナダは最高のお土産ですねぇ…。

釣りとしては不完全燃焼となってしまいましたが、
食味は大満足でしたよ~^^

 

 

 

 

タチウオ撃沈に見た達人の腕(2013/12/14)

 釣行データ
釣行日 2013/12/14(土)
船宿 川崎つり幸 / タチウオ
竿 ダイワ(Daiwa)リーディングスリルゲーム64M
リール ダイワ(Daiwa) レオブリッツ 270MM
仕掛け  ヤマリア(YAMARIA) タチウオ仕掛
テンビン 夢の天秤
水温 14℃
観音崎:濁り、ゆるい  棚65-75m
パターン 中潮1日目  (満潮 7:43 干潮 13:39)
月輝面 +90.0% 月齢11.1
南西、強い
波高 0.5-1.5M
天候 晴れ
船の釣果 タチウオ 0-9(竿頭: 左舷大トモ)
自己釣果(右舷胴の間) タチウオ 1

 

 

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ここ最近、絶好調の観音崎タチウオ。
本日は、川崎のつり幸さんで久々のタチウオ釣りです^^

 

連日好調をキープしていたので
けっこう期待していたのですが…

 

 

 

 

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タチウオはやっぱり幽霊魚…。
シケ続きのあとは博打ですね~

 

集結した船の数とはうらはらに、
タチウオのヒットは皆無に等しく…。

 

 

 

もちろん私も、

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撃沈ですっ!(T-T;)

 

 

単純に当たりがなく、
何をやっても、まず「当たり」がなく…。

 

 

 

 

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かろうじて1本獲ることができましたが、どう「掛けるか」に至らないわけですから、これはもう「テクニック」や「仕掛け」うんぬんではなく…。

 

タチウオは寝ていた

 

そう、思っていました。 

 

 

S達人の釣果を聞くまでは…。

 

 

 

 

 

 

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(*0д0*)9本?!

 

この激シブシブシブシブで、9本?!

 

 

「ツ抜けできませんでした」
とS達人はにこやかに言います。

 

いや、ツ抜けとか、
そういうレベルの日じゃなかったような…

 

※ ツ抜け=釣果10匹に到達すること。

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実はS達人、先週末には、
混み合う土日船で44本のタチウオを獲られています。

 

そして本日は、「2番手の2本」を大きく引き伸ばしての9本、
これはもうただものではありません。

 

 



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タチウオの釣り方は、
つくづく「竿による」と思います。

 

柔らかい竿では、急ピッチでの「攻めの誘い」は難しいですし、
逆に硬い竿では、「粘るような誘い」ができません。

 

タチウオをしばらくやっていると、
竿の硬さは人によって好みのわかれるところです。

 

私は「柔らかい竿」にそれなりの自信をもっていましたが、
その自信は本日、打ち砕かれました

 

達人は硬い派?柔らかい派?
もう気になって仕方なく、

 


見ました。(p_q)

 

聞きました。(pロq)

 

 

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S達人の竿は、ダイワのメタリア・タチウオM-195。
ダイワが誇るメタルトップ採用の、7:3調子の攻めの竿です。

 

そして誘いは、ショートピッチ。

短くシャクり、シャクったぶんだけテンポよくリールを半回転ずつ巻き取るという、ルアーに似た釣法です。

 

やってみると意外と難しく、安定した誘いを演出するには熟練が必要ですね竿にも適度な硬さが必要で、柔らかい竿で真似してもおそらく期待通りの効果は得られないでしょう。

(私が下手くそなだけかもしれませんが

 

 

 

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もちろんこの釣法、船宿が教えてくれる
「タチウオの基本」ではありません。

 

基本はあくまで、海面まで下げた竿をスッと目線までシャクリ上げ、その場で仕掛けを安定させて数秒待ち、当たりを待ちます。当たりがなければリールを巻き取りながら竿を下げ、またシャクるというパターンを繰り返します。

 

本来なら、こういった基本をベースに応用していくのがセオリーですから、ルアーに似たショートピッチでの誘いは、おおむね「餌釣りのタブー」をくつがえすような釣法と言えるでしょう。

 

ただしこの釣法、
水深が深い場合には効果がないそうです。

水深が深いと、ショートピッチでは「竿の動きが仕掛けに伝わらない」のだそうで、本日のような70メートル立ちでは有効ですが、100メートルを超えるような深場では、やはり大きく誘う必要があるそうです。

 

 

 

 

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メタリアかぁ…。

なるほどネットでは売り切れまくってますね
キャスティングにも問い合せましたが、2013年12月現在入荷未定だそうです。品薄が続いているようですね…。

 

とにもかくにも、S達人のワザを拝むには
川崎のつり幸さんですよ^^

 

 

 

まさかの大鯛、イナワラフィーバー!(2013/12/07)

 釣行データ
釣行日 2013/12/7(土)
船宿 五エム丸 / 午後真鯛
竿 ダイワ(Daiwa) ヘルバイパー 270(II)
リール ダイワ(Daiwa) レオブリッツ 270MM
仕掛け1 ハリス3~4号8メートル1本針、 一刀真鯛8号
仕掛け2 ハリス5号1本針6メートル、真鯛王8号
仕掛け3 ハリス8号1本針6メートル、ワラサ王8号
ビシとテンビン 夢の天秤    サニービシL80号
水温 16.5℃
葉山沖:うす濁り、ゆるい  棚40-70m
パターン 中潮3日目  (満潮 8:25 干潮 13:45)
月輝面 +23.0% 月齢4.1
北東、弱い
波高 0-0.5M
天候 晴れ
船の釣果 真鯛:0-3  イナダ:0-6  ワラサ:0-4  石鯛、花鯛
自己釣果(左舷ミヨシ) 真鯛:1  イナダ:3  花鯛:1

 

 

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ぽかぽか陽気の釣り日和。

 

 

 

 

 

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人数もそこそこ集まり活気づいた真鯛船、
いつもの葉山沖、56メートル立ちから期待をこめてスタートです^^

 

 

 

 

 

 

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本日は、しょっぱなから左舷側にヒット連発!

同列にすわった私も期待しますが、ここはスルーされ
そのまま右舷側にヒットが移行します。

 

あら…?

こういった時合いは逃すと痛いですね…。

 

 

 

 

真鯛は運なのか、腕なのか

 

「棚いくつ?」

「プラス2メートル」

釣った方と釣れない方の会話が聞こえてきます。

 

みな指示通りのプラス2メートル、
私もプラス2メートルです。

 

では、釣れる方と釣れない方の違いは、なんでしょう

 

「真鯛は運だよね~」と言う方もおられますが、
「運だと思ってたら腕上がんないよ」と、真治船長は言います。

 

棚が同じなら、違うのはコマセワーク。人によって、コマセワークは実に様々です。あえてベタ底でコマセを振って、餌取りを寄せつつ、付け餌が落下しないうちに棚を切る方もおられます。

 

 

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私の場合、餌取りを嫌って、付け餌が落下しないうちにまず4メートル上げ、そこで何秒か待ちます。ビシからポロポロ出るコマセで鯛を寄せながら、潮になじむ付け餌と、コマセの同調を待つイメージです。

 

本日はいきなりの好活性、思ったより底潮が流れているのかもしれません。待ち時間を短めの5秒とし、2メートルおきに2回、コマセを振りあげると…?

 

 

 

 

 

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魚信到来!
竿を立てると同時に、弱めておいたドラグが鋭く引き出されます。

 

ごっつい手ごたえ~^^

 

何度となくドラグが滑り、なかなか上がってきませんが、ハリスは3号ですから、ドラグを締めるわけにはいきません。スプールを指で押さえながら、やや強引に竿を立て、引き込まれたら指の圧力を弱めてコントロールするというのが、自分流。

 

「慎重にやったほうがいいよ」とベテランの方。

 

「夕方までやってていいよ」
とは中乗り(兼船長)の中澤さん

 

いつの間にかたくさんの方に見守られ、茶化されながら
浮上したのは…?

 

 

 

 

「おお、でかいよでかいよ!」

 

 

 

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なんと、大鯛~^^

 

5㌔オーバーなんて初めてです。
嬉し~^^

そうとわかっていたら、
ビビって釣れなかったかもしれませんね(笑)

 

 

ハリスは3号、針は「一刀真鯛8号」です。

 

 

 

 

 

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次いでイナダのポイントへ。

 

 

 

 

 

 

 

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ここで試したかったのはイカタンです^^;

もしかするとワラサが掛かるかな~なんて期待したのですが…。

 

 

 

ぼよん、ぼよん、

と竿が跳ねるだけで、針がかりせず
やはりイナダに「イカタン」はデカすぎるのでしょうか 

 

 

 

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オキアミの抱き合わせに変更すると、すぐに当たり到来^^

 

 

 

 

 

 

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5号ハリス、6メートルの仕掛けで、出遅れながらも計3本を追加。

ちょうど潮どまりの時間帯だったこともあり、
活性はいまいちでしたが、

 

 

 

 

 

 

 

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次いで移動した70メートル立ちでは、潮流れだし当たり活発!

 

まるでマグロのようにドラグが出るのでビックリ!?
あわてて竿を立てると、ぶちっと瞬殺!

ハリス切れかと思いきや、なんと針が折れていました

 

正体はワラサです。

 

完全にフィーバータイムに突入し、右で左でワラサのヒット。ここで冷静に、ハリスの号数を上げればよかったのですが、作り置きがなく、4号ハリスで奮闘しながらも、あと一歩のところでハリス切れ連発~

 

 

 

 

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こうなったら時間のロスを覚悟して仕掛けの作成です。
ハリスは8号、針はワラサ王にて挑戦しますが…

 

 

 

 

 

 

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時合いを逃してワラサ時間終了~^^;

悔しい~!
イカタン(5mm x 5cm)の食いは良かったですけどね

 

コンスタントに4本釣られた方に聞いてみると、
ハリスは5号だったそうです。

 

 

 

 

 

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最後に55メートル立ちへ移動し…。

 

 

 

 

 

 

 

 

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ロスタイムに花鯛を追加して、終了となりました。

 

花鯛や小鯛は「笹漬け」にすると美味しいので、
これはこれで嬉しいですね~^^

 

 

 

 

 

 

 

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今回は記念になりました!
真治船長とハイタッチでほくほく気分です~^^