釣行データ
釣行日 |
2016/9/11 (日) |
船宿 |
五エム丸/カツオ・キハダ船 |
竿 |
自作(先径2.2mm元径14mmのグラスソリッド) |
リール |
シマノ(SHIMANO) ティアグラ30A |
ビシと天秤 |
青物バスター100号 プラスミキサー50号 305式 NH型天秤 |
天秤とショックリーダーの結節具 |
トローリングスナップ5号 (ショックリーダー:ナイロン 60号/200lb4m、結節はPRノット) PE10号500m
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ヒット仕掛け |
ハリス20号6メートル 針 18号 |
水温 |
27度
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潮 |
濁り はやい メインの棚 25~30m
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パターン |
若潮 (干潮 6:02 満潮 13:26) |
月輝面 |
65.9% 月齢9.7 |
風 |
北東 ほどほど
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波高 |
1-1.5M |
天候 |
土砂降り |
船の釣果 |
カツオ: 1本 キハダマグロ: 1本 17.5㌔ |
自己釣果(右舷大トモ) |
( ✧Д✧)!! |
先週まではカツオとか^^
小キメジのチャッパくんに遊んでもらってましたけど^^
ようやく五エム丸も9月10日からキハダ専門船が出ることになりまして、
夏本番!!ヽ(`Д´;)ノ
朝一からキハダ跳ねまくりで
細かいイワシぴっちぴち(≧∇≦)
うーむ ( ˘•ω•˘ )
相模湾に入荷したイワシはかなりの数だそうで
こりゃコマセ厳しいかなーっ(^o^;)
というわけで土曜日は、
エビングでよく使用されるワームを
コマセ釣りでも応用できないかとアレコレ試してみることに。
「DRスティック」はもとより、
柔らかさではピカ一の「ダッピー」ちゃん、
そしてゲジゲジ足の「エビングスティック」
なんかがメインどころでしょうか^^
こういったワームを使用して
コマセ釣りでも釣果を上げる方もおられますよね!
このワーム。
一体どんなところに魅力があるのかと言えば、
・生命感の演出(エビングでなくともやり方によっては魅せられそう?)
・浮力によって針の自重を相殺できる
たとえば、エビングスティックとDRスティックを2個付けにすると、ちょうどオキアミマグロ18号の自重約1㌘を相殺でき、浮きも沈みもしないサスペンド (停滞) 状態がつくれます。
もちろんオキアミは少しづつ沈みゆくので、オキアミコマセに針を同調させるなら針もわずかに沈むのが理想ですけど、
そんな理想も、針とワームの組み合わせ次第では
実現できそうですよね^^
とまあアレコレ試していると^^;
優柔不断な性格が災いし
DRスティック2個付けの方にヒットしたらそっちに傾き^^;
オキアミの方に喰ったら「やっぱオキアミかなー」なんて
迷いに迷ったあげく^^;
ガラガラの船内で計5回もヒットがあったにもかかわらず、わたくし当たりすら出せずにこの日は終了…
あ~れ~(^o^;)
やるならやると決めないとダメだわー(^o^;)
ただ、後半になってコマセに反応しはじめると、オキアミにもワームにもヒットしていたので時合次第なのかも…?
今後もワームの検証は続けますが…^^;
土曜日は結果を出せなかったので(^o^;)
とりあえず日曜日は基本に立ち返り真面目にオキアミでストップ&ゴーやることにしました!(笑)
本題です。
狙えキハダのストップ&ゴー!!
土曜日も日曜日もキハダはイワシを追いかけていました。
イワシナブラはキャスティングの独壇場。
コマセ組の出る幕ではございません。
しかしひとたびキハダが動きはじめると
キハダの群れを追いかけて
ストップ&ゴー!!ヽ(`Д´;)ノ
いつの間にか船団が形成され
ポツポツと当たる流しがあったりなかったり^^;
こんな日のキハダはたいてい船下を避けて、
船と船の間をすり抜けていくようです。
どう考えても船を嫌がっているような動きですけど
それもそのはず^^;
すでにキハダはイワシをたべてお腹いっぱい?
他の餌に興味なんてありません??
そんなキハダを船が追い回すものだから、キハダも船を避けるように泳ぐのだと思われます。
土曜日も日曜日も釣り場は城ヶ島沖でした。
そしてキハダは船から逃げるように沖の瀬方面へ走っていきました。
そうして沖に出たキハダは、そのまま相模湾から抜けてしまうのかと思いきや、どっこい夜になると再び湾内に戻ってくるそうです。
もしかすると昼間の追いかけっこで遊び疲れたキハダは、湾内のおいしいイワシを求めてディナーの時間には戻ってくるのかもしれません。
そして夜から朝方にかけてイワシを捕食し…
朝になったら再び「お腹が満たされたキハダ」と
船との楽しい追いかけっこがはじまる…^^;
まさにイワシが豊富すぎると釣れない理由ここにアリですが、イワシをたっぷり捕食しているカツオやキハダは、
脂がのって本当に美味しいので
悪いことばかりじゃありませんよねっ(≧∇≦)
そして湾内のイワシが少なくなったころ、ようやくキハダも船についてコマセをついばみはじめ、釣り方のテクニックも変化して、秋のコマセ・キハダ釣りが本格化しはじめる…。
のかなーなんて思ったり(≧∇≦)
ちょっと話がそれましたが^^;
何が言いたいのかと言うと、ストップ&ゴーのキハダは船を嫌がって素直に船下を通ってくれないことが多いということです。
そんな流しは空振りになります。
そしてキハダは、キハダの進行方向に立ちふさがったA船の前で一旦ストップし、A船の存在に困惑しながら左右もしくは下のいずれかに方向転換しようとします。
そして、A船の後方からキハダを追ってきたB船とC船がA船の左右に回り込むと、キハダは左右の逃げ場を失い、ABC船の中では一番静かなA船の下を通過するしかなくなる…。
こんな流しでA船にチャンスが訪れます。
船長は、他船の動きを見ながらナーバスなキハダの軌道を読み、ようやくキハダを船下に通してはじめて釣り人にヒット権を与えます。
これ、もの凄く貴重なヒット権です。
だから「はいどうぞ○○メートル」といったアナウンスも唐突だったりしますし、上記の理由からあえて「仕掛けの投入が間に合うかどうか」の瀬戸際でアナウンスすることもあるそうですから、その船長の意思を尊重するなら仕掛けの投入は迷わず「速攻」であるべきです。
「ストップ&ゴーのキハダは、コマセについたキハダと違って、ただ船下を通過するだけだから、あとはそこに針が置いてあるかどうか。丁寧にコマセを撒くよりも先に、キハダの目の前に仕掛けを置けるかどうかだと思うよ」
そんなわけで、船の動きが素早い(ストップ&ゴーのときの)コマセの振り方は、棚 + ハリス2/3くらいビシを落としてから適当に1、2回素早くコマセを振って、速攻で棚にセット。
だいたい1分以内に竿が入らなければ
その流しは縁がなかったことになるでしょうか。
もちろんキハダの進行方向に対する船の向きによってはヒット席が偏ったりしますけど、それはもう釣り人には(船長にも? )コントロールできない領域です。
あとは、船長と自分の運を信じて「速攻」を徹底するのみ…。
あ、上記の内容は一番ナーバスなキハダの
例かと思いますので参考までにお願いします^^
またこれらの内容が相模湾の船に共通の考え方なのかどうかはわかりませんのでご了承ください^^;
ハリスの長さは長くても6メートル。
4.5メートルとどちらが良いかはちょっと迷いますけど、日曜日は潮が早かったので迷わず6メートルを使用し続けました。
ちゅーわけで土曜日のリベンジを誓った翌日9月11日(日)は、
朝からどしゃ降りでみんなブルブル(笑)
視界もちょー絶悪くてまともな群れに遭遇できず
そのうえ食い気がないんだからどうしようもない感じで
ヒットもないまま操舵室の無線からは
「お疲れ様でしたー」
「またよろしくお願いしますー」
「たかし君またよろしくお願いしますー」
「お疲れ様でしたー」
って、試合終了ー^^;
かと思った
13時すぎ!!ヽ(`Д´;)ノ
ロスタイムに突入し
はじめてまともな群れを発見!!
長三朗丸さんが助っ人にきてくれたところで
ケイムラチューブ仕様のオキアミに
なんか喰ったあっ!!(`д´/;)/
置き竿がビョビョと跳ねたので
反射的にリーリングで合わせを入れました。
む…。
走らない…。
まさか…
ここにきて
カ・ツ・オ ( ˘•ω•˘ )?
なんて疑心暗鬼に
ドラグを締めて巻きはじめると^^;
マグロやんけー!!
q(≧ε≦*)三(*≧ 3≦)p
反射的にドラグを緩め、
走らせること80メートル!!
ちょっと中途半端な走り方ですが、止まりゆく魚のテンションが抜けないようスプールに親指をあてて、しっかり魚を止め、ドラグを締めたら、合わせを入れてフッキング!!
やり取り開始です。
本来であれば100メートル以浅は
サメゾーンとして警戒すべきところです。
しかしこの時期、西ほどサメが多くない東方面、城ヶ島沖。船団もなく、そのうえ群れを見つけてすぐのヒットだったため、船のエンジン音に寄ってきたサメもいなさそうです。
ラッキーすぎる!!( ✧Д✧)ピキン
でも今回はゴリ巻きの練習と
決めていたためスタンディングはしません。
果たして前回の教訓どおり体重を乗せるようにリーリングしはじめると、
魚はすぐに軽くなりました。
…(°д°) エッ?
抜けた…?!!
いや、そうではないと過去の経験が
警笛を鳴らします。
「そういうときはどんどん巻く!」と船長の言うとおり、キハダはそれなりのスピードでこちらにむかって泳いできています。
こんなことがあるからリールの2スピードはLowには入れられません。
とっさの判断でLowとHighを切り替えられる方は話が別ですが、昔Lowギヤにして巻き上げが追いつかず、捕れる魚を逃したことがあります。
ファーストランでは80メートルしか走らなかったため、再び走りはじめる可能性に警戒しながらも、どんどん巻きあげると、やはりというべきか残り20メートルで激しく竿を叩きはじめました。
マグロが首を振りはじめた…‼
「そこは巻いちゃダメだよ!」と船長のアドバイス通り、ここでもう一度ドラグを緩めて走らせます。
ふたたび魚が止まって、ドラグを締め、リーリングしてテンションが加わると、ようやく魚の大きさが手に伝わってきました。
たいして大きくはなさそうです。
リングの必要性は感じません。
あとはゴリゴリ巻きあげるのみじゃ!!( ✧Д✧)オラー
やったー(*≧∀≦*)
17.5㌔と小ぶりですけど完全体はやっぱ嬉しいっ(σ≧▽≦)σ
あれ?!
…針がない。
…。
…(°д°) ハイ?
なんと、ハリスを引っぱると、針のチモト部分がひょっこり登場!
うわーギリギリ
チューブに守られてる(^o^;)
これ、やり取り中にハリスのテンションがちょっとでも緩んでいたら、ハリスが歯に引っかかってブツっと切れていたかもしれませんね。
キハダが走りはじめる前に合わせを入れたから、カンヌキに掛からなかったのでしょうか?
でも合わせを入れなかったら、もっと飲まれていたかもしれません…。
難しいですね(笑)
というわけで前回に引き続きチューブ補強作戦大成功でした^^
さて!!
そろそろサメ対策リングも用意ですかねっ(≧∇≦)