カツオ・マグロの竜田揚げ

 

竜田揚げって美味しいですよね!

 

…。

 

そうですよね。
せっかくの鮮魚を「揚げる」なんて、私こそ外道かもしれません。

でも、うまいもんはうまい!

もし冷凍庫を掃除するなら、
竜田揚げ」も候補に入れてみてください^^

後悔はさせませんぜ~。

 

 

 

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解凍したカツオをサイコロ状に切り、

 

 

 

 

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15分ほど漬けにします。

 

 

 

 

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タレをよく切って、「ガーリックパウダー」をしこたまぶっかけ、こしょうやカレーに使用する香辛料(コリアンダー)などがあれば一緒にふりかけます。

片栗粉をまぶし、

 

 

 

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あえます。

 

 

 

 

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あとは揚げるだけ~^^

私はこうしてよくフライパンで横着し

 

 

 

 

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衣がぜんっぜんついていませんが問題なし~^^

やっぱり七味マヨネーズですよね!

 

あ~、これもビール必須だ(笑)

 

 

押さえておきたい「ブランク」の知識

 

※この記事は未完成です。ご了承ください。 

 

横文字だらけの難解なメーカーページを読み解くには、
最低限「ブランク」に使用されている素材の特性を知る必要があります。

 

まず、ブランクというのは、

blanks

↑これのことです。

 

グリップやガイドを除いた「竿の素材」を指して
「ブランクス」といいます。

 

※「ブランク(ス)」についての詳細をメーカー(ダイワ)に問い合わせてみたところ、「ブランクスとは竿の節=カーボン(またはグラス)で生成した筒状のもので、本来はガイド取り付け前で、塗装もされていない状態のもののことを指します」とのことです。

 

さて、現在「ブランク」に使用されている素材のほとんどは「カーボン」か「グラス」です。それぞれ、どのような特徴があるのか見てみましょう。

 

 

 

一般的なカーボンとグラスの特徴

 

カーボン: 軽い | 高強度 | 高感度 | 低粘度=高反発 | 高価

グラス : 重い | 低強度 | 低感度 | 高粘度=低反発 | 安価

 

カーボンはその生成過程の中で、レジンという接着剤を使用しています。その配合割合によって、高反発にも低反発にも作ることができるそうです。船のショックを吸収する必要のある船竿の多くは、どちらかというと柔らかめのカーボンが使用されているそうですね。ダイワの船竿ならHVFを基準とし、より細身、軽量でパワーを得たい場合にはSVFを使用との旨、商品ページに記載されています。

 

このように、カーボンとグラスを比べると、ほぼ正反対の特徴を持っています。

おおむね「軽く」て「強い」カーボンのほうがよさそうですが、必ずしもそうとは限りません。

より具体的な素材の特徴を見ていきましょう。

 

 

 

 

時代の主流はカーボン

 

なかでも「強い」という特徴が「カーボン」を時代の主流にしています。

 

カーボンはグラスに比べ、より少量の素材で「強度」が得られるので、「細身」かつ「軽量」に作ることができます。なおかつ「感度がよい」ので、ゲーム性があり、ライトタックル化が進む昨今の主流になっています。

 

一例をあげてみましょう。

 

たとえばカットウフグの場合、「引っかけて」釣りますから、手に伝わるべき竿の「感度」がひとつの攻略ポイントになります。竿は常に手持ちですから「軽い」ほうが疲れなくていいですね。この場合は圧倒的にカーボン素材が有利です。

※感度を優先するならさらにチューブラーのほうが良いですし、強さを優先するならソリッドとなります。このあたりは事項でより詳しく説明しております。

 

 

 

 

グラスソリッド竿の利点

 

グラスソリッドの無垢竿※には優れた粘度特性があります。というより、名匠の手によって削られたグラスソリッドには粘度特性があると言ったほうが良さそうです。グラスソリッドは基本、削って調子を作り出します。たとえば胴の部分は太いまま強く、穂先ほど削って粘りのある調子を(名匠の意思通りに)作ります。

 

※ソリッド=無垢。同義です。たとえばカーボンソリッドと言ったら、繊維状のカーボンをレジン(接着剤)と混ぜて押し固めたブランクをカーボンソリッド(無垢)と言います。

 

これは、たとえばロッドキーパーに竿をかけたままでもその粘度特性によって船の揺れを吸収できます。魚にも竿の違和感を与えずらいので、自然に餌を「食わせ」るのに有効です。

 

また、口の弱い魚が暴れても竿の粘度が吸収してくれるので、口切れによるバラし減少に効果があります。真鯛のような突然の突っ込みにも対応しやすいですし、小魚を泳がせて大物を狙うような泳がせ釣りにも向いています。

 

ただ、弱点であるグラス素材の「弱さ」を克服するためには、太くする必要があり、そのぶんグラス竿はカーボン竿に比べて重い傾向にあります。弱いのはあくまでグラス素材であって、竿ではありません。

 

また、見た目で当たりを判断する「目感度」については、(穂先の柔らかい)グラスが上ですが、手に伝わる「手感度」にかんしてグラスはあまり期待できません。一般的に、以下の順に感度が高いです。

 

感度低い

グラスソリッド<
グラスのチューブラー<
カーボンソリッド<
カーボンチューブラー

感度高い

 

 

いやあ、竿の説明って難しい!

つまるところメーカーの技術でどうとでも変わりますから、上記の説明はあくまで基本(一例?)として捉えていただければ幸いです。グラスソリッドひとつとっても、削って調子を作るのが本来ですが、ダイワであればカーボンソリッド芯にカーボン(またはグラス)シートを巻きつけて調子を作りますから、世のソリッド竿のすべてが削って作られたわけではないのです。しかもダイワの場合、昔のソリッドパワースリムに使われていたソリッド芯はグラスであり、現在はカーボンです。チューブラーとソリッドでもその質感は大きく変わりますし…。申し訳ありませんが、より良い記事の書き方を思いついたらこの記事は書き直します。ご了承くださいm_m

 

 

 

 

ダイワ(Daiwa) ゴウインブル(GOUIN BULL) HH-220

DSCN1299bゴウインブルHH-220はカツオ・マグロ釣りのために購入したお気に入りの一本です。

 

実勢価格は3万円台とかなりリーズナブルなお値段設定。
それでいて、触ってみればとても楽しい^^ おすすめできる1本です。

 

ただ、アリゲーター技研や剛樹のように「グラスソリッド100%」にこだわるハンドメイド竿とは、当たり前ですが、違った特性を持つわけで…。

 

ゴウインブルの売りは「チューブラーパワーマキシマム」

もともと「感度」特性に優れたチューブラーを肉厚にすることで「粘強」を持たせたという設計は、いったいどのような持ち味なんでしょうか^^

 

ここでは、「ゴウインブル」のオモリ負荷特性を見つつ、
所有するHH-220のレビューをしていきたいと思います。

 

 

 

ゴウインブル(ダイワホームページから引用)

品名 全長
(m)
継数
(本)
仕舞
(cm)
自重
(g)
先経
(mm)
元経
(mm)
適合ハリス
(号)
錘負荷
(号)
カーボン
含有率
(%)
メーカー希望
本体価格(円)
HH-190 1.90 1 154 415 2.6 17.9 ~30 80-250 55 48,800
HH-220 2.20 1 184 445 2.6 17.9 ~30 80-250 54 49,800
HHH-190 1.90 1 154 420 2.8 17.9 ~40 80-300 75 50,000
HHH-220 2.20 1 184 450 2.8 17.9 ~40 80-300 73 51,000

 

 

 

 

 

 

 

 

オモリ負荷

 

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オモリ負荷80号。

スペックどおりの7:3調子です。

ソリッド竿ほど詰まった感じはしないものの、チューブラー竿のように叩けばビンビン伝わるような空洞感もありません。かといって鈍くなく、ほどよい張りがあり、当たりはしっかり手に伝わります。

 

 

 

 

NCO_2932

オモリ負荷200号。

負荷を上げると、竿先がクッと入り込みます。ちょうど魚が食い込んだ瞬間、このような曲がり方になります。

 

粘強とはいえソリッド竿のようにどこまでも曲がる印象はありませんが、当たりを感じるまでは7:3調子、魚の食い込みに応じてより胴調子に近づく印象です。粘りと張りが共存しているような感覚で、バット部(竿元)にはパワーを感じ、ティップ(竿先)との中間で粘るような印象です。

 

とにかく感度が良いので、当たりから魚の食い込みまでが手に伝わってきます。長さのあるHH-220であればコマセワークもしなやかです。ただ、胴からティップにかけての張りがやや強いため、コマセワークは勢いをつけすぎると跳ねることがあります。

 

船の揺れは「思ったより吸収してくれる」といったレベルです。

 

 

 

 

NCO_2938

人力。

魚とファイトしているときは胴まで曲がります。私の場合これが楽しいです。良い演出だと思います^^

 

特筆すべきはパワーを担うバット部(竿元)です。パワーがあるので気持ちよくやり取りできる反面、反発力をやや強めに感じます。

 

もちろん、この反発力があるからこそ「ゴウイン」に魚を浮かせられる設計だと思いますが、魚が食い上がったりすると、竿が跳ねることもあり、まれに扱いにくく感じる場面もあります。

 

 

 

 

長さについて

 

HH-220は「長さ2.2m」と長めですから、弾性のあるカーボン竿とはいえ「横に走るカツオ」を相手にするにはやや扱いづらいです。

慣れれば220でも問題なく扱えますが、カツオ・キメジオンリーで狙うなら190のほうが扱いやすいでしょう。

 

ただ、マグロの場合はすぐに当たらないことが多いので、ちょっと悩みます。「食うまで」を重視して「長め」にするか、「食ってから」を重視して「短め」にするか、好みのわかれるところです^^

 

 

 

 

総評

粘る竿を好む人にとって「ゴウインブル」のやや「跳ねやすい」という特性はすこし慣れが必要かと思いますが、「感度」で当たりを察知し、「バットパワー」で「ゴウイン」に魚を起こすというやりとりは、実に楽しいです^^

手持ちで攻めてこそ真価を発揮する竿ではないでしょうか。
不思議と飽きません^^ 

 

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疑似餌って難しい(2013/08/26)

 釣行データ
釣行日 2013/08/26(月)
船宿 五エム丸
竿 ダイワ(Daiwa) GOUIN BULL HH-220
リール シマノ (Shimano) TIAGRA30A(ティアグラ)PE8号
仕掛け1 ハリス20号1本針3~4メートル、環付きインターフック15号
ビシとテンビン チドリ式天秤108式 MH型   青物バスター80号
水温 26 度
葉山沖:うす濁り、ゆるい  15-50m
パターン 中潮3日目  (満潮7:48)(干潮13:45)
月輝面 -71.8% 月齢19.2
北東、弱い
波高 0.5M
天候 曇り/晴れ
船の釣果 カツオ:1-6(竿頭:右舷胴の間)
キハダ:船中1
自己釣果(左舷ミヨシ3番目) カツオ:4

 

 

 

 

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今日は真治船長も同船^^
クルージングの際、いくつか面白い話を聞かせて頂きましたよ~。

 

 

 

 

 

カツオの知識その1:疑似餌の流行

 

そもそも「サバの猛攻」がすごかった年が過去にあったそうです。「サバの猛攻」を回避するために考案されたのが「擬似餌」のはじまりなんですね。

 

それ以来、疑似餌は「餌取りに有効」とされ、カツオの群れにサバがいなくなった現在でも「擬似餌ブーム」だけは続いているのだそうです。

 

 

 

つまり、「餌取り」さえいなければ疑似餌は必要ないことになりますが

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朝は餌取りが多いこともあるので、
「スーパーオキアミL」を刺してスタンバイすることに^^

 

 

 

 

 

カツオの知識その2:潮が暗い

 

「今日は潮が暗いねぇ」

海の状況を見て渋そうな顔をする真治船長曰く、
「暗い潮」よりも「澄み潮」のほうがカツオの食いは良いそうです。

これにはびっくり!

メダイや真鯛とは対照的に、カツオは「澄み潮」のほうが釣れるんですね! 魚によって釣れる潮の条件が違うとは、勉強になりました^^

 

 

 

 

ただ、あまり当たって欲しくなかったこの読みが…。

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見事的中

朝から棚が深く、仕掛けを下ろしてもなかなかカツオのスピードに追いつけません。

 なんと午前11時まで船中ノーヒット~

 

 

 

 

もっともどの船も同じような状況だったようで、

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無線で「当たり」の合図が出るとカツオのポイントは大混乱!

こうなると海の下はコマセ一色、カツオのお腹もすぐにパンパンです。どの船も拾うような当たりしかなく、ほとんど宝くじ状態でした

 

 

 

とうとう見切りをつけて男旅に出かける高志船長、

「今日はカツオ、いまいちなんで、マグロ狙っていきます

 

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もちろん密かに用意しておいたマグロ仕掛けに変更!

ハリミツの目玉ビーズを試す機会を得ましたが、

 

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私の竿は曲がりませんでした^^;

 

 

 

 

 

右舷胴の間でヒット!

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ちょっとサメに甘噛みされたようですが、無事に揚がってきたマグロは28㌔。お見事です^^

でっかいピンク色のビーズを咥えていますね。

 

思うに、ビーズは何色でも食うと思うんですよね。それよりも、フロート効果を狙ったビーズによく食うように思えるのですが。。

 

針は最近「ジャイアンとキハダ」が人気ありますね。
針やビーズにかんしては今後も継続して観察していこうと思います。

 

 

 

 

今日は撃沈!?

 

ようやく活性の高そうなカツオナブラを発見したのが午後12時半!!

この機会を逃したらボウズ確定です。

気合を入れて仕掛けを投入しますが、しかし「ぼよん」と竿が跳ねて「付け餌だけ」取られること実に2回!

 

 

 

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「マルキュー55mm」に比べても大きな「スーパーオキアミL」

 

この大きさがいけないのでしょうか

 

 

隣の人はピンクのマルキュー55mmで食わせていましたから、疑似餌がだめなわけではないはずです。ただ、私の擬似餌には食わない

 

 

どうやら今日はカツオの足がとても早いようです。

みんな間に合ってないよ! 15メートルでいいから!」
という船長のアナウンスがあったくらい。

つまり、猛スピードすぎて「食いが浅い」…?

 

 

DSCN3713

とりあえず疑似餌をはずすと、

 

 

 

 

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コマセを振り終えると同時にヒット!

 

上記写真を見てのとおり2本とも口が壊れています。

やっぱり食いが浅いようで、
こんなときは疑似餌は向かないのかもしれません。

 

いずれにしても、オマツリを嫌って強引に巻きすぎなのか、口が壊れて取り込みで2回バラしましたから、難しいですね。

 

 

 

 

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なんと1本は針が頬に刺さっていました。

 

 

 

 

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なんとか最後の40分で4本ゲット、
いやはや危なかった^^;

 

 

 

ツナと野菜のスタミナカレー

 

「ツナ料理」は生のカツオからでも簡単に作れます。

お刺身に飽きたら「ツナカレー」という選択支はいかがでしょうか^^

冷蔵庫にのこった野菜を利用して、
夏の熱さをふきとばす激ウマカレーを作りましょう~!

 

 

 

 

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今回使用したのは、解凍した土佐作りのサクと、

 

 


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冷蔵庫にあった野菜、

 

 

 

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そして調味料です。
なくても大丈夫な調味料は緑色で記しています

 

 

 

 

カツオを焼く

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「ひとくち大に切ったカツオ」と、「塩」「こしょう」「ガーリックパウダー」「小麦粉少々」を混ぜ合わせ、

 

 

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強火ででさっと表面を焦がします。
(煮込んだときに「旨み」を逃さないようにします)

 

 

 

 

野菜を炒める

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お鍋で「玉ねぎ」「人参」「ガーリック」のみじん切りを炒めます。

※クミン、コリアンダー、カレー粉を入れるならこのとき一緒に混ぜます。(各小さじ1)

狐色になったら

 

 

 

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残りの野菜を追加してさっと炒め合わせます。

 

 

 

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さきほど炒めたカツオを入れ、水を加えます。

同時に、カツオの臭みを取るため「ローリエ」または「ローレル」を数枚と、「赤ワイン」、「醤油」を大さじ3づつ入れます。

沸騰させ、アクを取り除いたら、 15~30分ほど弱火で煮込みます。

 

 

 

ルーを入れる

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固形のルーと、少量の「オイスターソース」または「中濃ソース」、「カレー屋さんのかくし味」を入れて、弱火でさらに15分~30分煮込みます。

 

 

 

 

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最後にバターを溶かし

 

 

 

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完成~^^

 

夏の熱さをふきとばすスタミナカレー、
きっと家族の人気メニューになりますよ^^

 

 

 

カツオ・マグロの胃袋と心臓のつくだ煮

 

カツオとマグロの「胃袋」が美味しいって知ってました?
それどころか「心臓」まで美味しい珍味になるんです!

捨てるなんてもったいないシリーズ第二弾、
釣った当日にできる「最高のおつまみ」をとくとご堪能あれ~^^

 

 

 

心臓の位置

 

 

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青い矢印の「ラッパ形状」の部分が心臓です。白いポンプの部分もコリコリして美味しいですから、一緒に調理します。

※心臓は、写真のように頭を割らなくても手を突っ込めば簡単に取れます。

 

胃袋は、
コマセが詰まっているからわかりますよね(笑)

 

 

 

ぬめりを取る

 

↓マグロの胃袋

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胃袋を切り開き、流水でごしごししごいて「ぬめり」をとります。

臭みを取るのが理由ですが、完全に「ぬめり」を取ろうとするとけっこう大変ですから、ある程度で大丈夫です。

 

 

 

↓カツオの胃袋と心臓

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心臓は、流水にさらしながら手で揉んで、血を抜きます。
しばらく水に晒しておいても大丈夫です。

 

 

 

 

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下処理が終わったら、適当な大きさにスライスし、
生姜を効かせて甘辛く煮ます。

 

例:カツオ2~4本ぶんの「胃袋」と「心臓」に対して

  • 醤油:大さじ3
  • 酒:大さじ1
  • みりん:大さじ1
  • 砂糖:小さじ2
  • 刻み生姜:たっぷり
  • 水:100cc

上記タレを鍋に入れて落し蓋をし、
タレがなくなる手前まで弱火で煮ます。

 

 

 

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完成!

 

コリコリした食感と、
決して癖のない濃厚な味わいをお楽しみください^^

 

う~ん、ビールが飲みたい(笑)

 

 

カツオ100%で付け餌考察(2013/08/18)

 釣行データ
釣行日 2013/08/18(日)
船宿 五エム丸
竿 ダイワ(Daiwa) GOUIN BULL HH-220
リール シマノ (Shimano) TIAGRA30A(ティアグラ)PE8号
仕掛け1 ハリス18号1本針3.5~4メートル、環付きインターフック15号
ビシとテンビン チドリ式天秤108式 MH型   青物バスター80号
水温 26 度
葉山沖:澄み、ゆるい  15-30m
パターン 中潮1日目  (干潮8:34)(満潮15:55) 
月輝面 +87.7% 月齢11.2
南西、やや強い
波高 0.5-1.0M
天候 晴れ
船の釣果 カツオ:0-10(竿頭:左舷ミヨシ2番目)
キメジ:0-1
自己釣果(左舷胴の間) カツオ:7

 

 

「え!?昨日は(マグロの)当たりさえなし!??」

DSCN3499

 

船長曰く、どうやら昨日は調子が悪かったようで、多くの常連がマグロを狙うなか、一度も当たらなかったそうです。

男の子は諦めが肝心、もはやマグロはこの世にいなかったことにします。
ちくしょうっ。

 

 

今日はカツオで

竿頭目指すっ!ヽ(`Д´)ノ

 

 

先週、T様にいただいた疑似餌を試しますよ~。

 

 

 

 

付け餌の加工

 

スピードを重視するカツオ釣りでは「付け餌を取れないようにする工夫」はひとつの課題ですよね。お手軽な方法がありました。

DSCN3498

塩をまぶします。

 

もちろんただの塩なので、アミノシュリンクのような「美味しさUP効果」はありませんが、少なくとも塩の「締め効果」で、コマセを振ったときに付け餌が取れてしまうようなことは防げます。

 

 

DSCN3501

さらに「疑似餌」を使用することで、餌取りに対応、カツオに有効とされる「ケイムラ効果」にも期待して朝一の活性に備えます。

(写真は特選オキアミ55mm。針は腹側ギリギリに通し、魚の針掛かりに影響がでないようにします)

 

 

DSCN3486

※なおsuperオキアミは「Mサイズ」が特選オキアミの「55ミリ」相当です。私の好みはsuperオキアミ。より柔らかいので、「針掛かり」や「吸い込み」の良さはsuperオキアミが上と感じました。餌の回転を防ぐため足はすべて切り取り、尻尾も落とします。

 

が。

 

 

 

いつまでクルージング?

 

ふと、眠ってしまい、起きたらもう8時じゃないですか~
出船して2時間、カツオのナブラが見当たらない ?

DSCN3508

 

 

 

 

どうも先週とは様子が違います。
カツオの群れが入れ替わったのでしょうか。

DSCN3512

 

 

 

 

 

8時30分、
ようやく「当たった!」というひとつの無線を頼りに各船が大集合!

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うひょ~

これだけたくさんの船が集まるとどうしても拾い釣りになります。カツオは足を止めずに各船のコマセをめぐるんですね~。

こういったときはスピードがカギ!

やっぱり電動リールのように糸送り機能があるほうが有利です。レバードラグ式のトローリングリールは仕掛けの落ちが悪いですね…。今後の課題です。

 

 

 

 

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皆に遅れながらもHIT!
疑似餌効果でしょうか^^

 

 

 

 

 

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途中、竿がボンっと揺れて針掛かりしないことが1回あったので、途中で「丸掛け」にしたくなりましたが、同時に餌取りも多かったので「疑似餌」をつけて続行することに。

 

 

 

 

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ゲット~。

片側8人はオマツリしますね

 

3度の流しで2本ゲットしたところで、

 

 

 

 

 

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再びクルージング~^^;

食いが悪いと感じたのか、船長、大船団をはなれて男の一人旅です。

 

 

こういったときはイチかバチかですが…

 

 

 

 

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さすが高志船長!!(☆ω☆)

11時ジャスト、程よいサイズのナブラを発見!!

 

 

 ナブラの独占です!!

 

 

 

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こういったときは棚が勝負、 カツオが船のコマセについてしまえばこっちのもんです。いかに早く落とすかはあまり関係なくなります。どの棚で食うか、ジャストの位置さえ当てれば入れ食い開始!!

 

 

 

DSCN3531

しばらくすると無線で船が集まりますが、
数隻程度ではカツオの入れ食いは止まりません。

 

このときの棚は15~20メートルで、仕掛け4メートルに対して18メートルが入れ食いの位置でした。こうなるともう疑似餌はいりません。房掛けでガンガン仕掛けを落とします。

 

結果的には写真をとる余裕もないほどのパラダイス状態となり、半端ないオマツリのため目の前でバラすこと実に6回でしたが、めげずに仕掛けを投入し続けさえすればHITHITの連続で…

 

 

DSCN3539

結果、2.6~3.4㌔が7本で沖あがりとなりました!

HITそのものは全部で15回以上、
今年は本当にお祭りですね^^

 

 

 

カツオの活き締め効果ってどんだけ?

DSCN1390b

 

 

釣り人ができる範囲で最高のお刺身を食べるにはいったい何日かかるんだ\(^o^)/

 

 

というわけで、ナイフ締めにしたカツオで
最高のお刺身にチャレンジです!

 

(以下緑文字は補足になります

 

 

 

ナイフ締め

 

DSCN3517b

エラを開いて内側からナイフを差し込み「中骨」をブスっと切断。神経を断絶します。一瞬、ビクッ!と跳ねた後、力なく身が垂れていれば成功です。

 

※ピアノ線による神経つぶしはやっていません。というかできません^^

※死んだら一時的に魚の体温が上がるそうです。本来であれば活き締め後、すぐに水氷に5~10分ほどつけるのが正解だそうですが、それもやってません。

※尻尾の骨も断ってません。

 

必要最低限の処理のみです^^

 

※追記:ナイフ締めが成功しても尾ひれが痙攣することがあります。その場合は、尻尾の骨を断って痙攣を収めます。

 

 

 

血抜き

 

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↑写真の血抜きは「活き締めしてない」カツオのもので、「活き締め」すると、こんなにどばっと血が出ません。なかなか血が出ないので、尻尾を振って無理やり出します。(尻尾も切ると血がでやすくなります)

15分ほど放置します。

 

 

 

 

クーラーBOXに海水を張る

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魚体を氷に直接つけると「身が焼ける」そうですが、そこまで気にしません。死後硬直までは「5度」がよく、死後硬直がはじまってからは「0度」がよいそうですが、それも管理できないので気にしません。

「海水を張り」さえすれば大丈夫です。
帰宅後には氷が解けてしまいますが保冷は効いています。

 

 

 

 

寝かせるための準備

※血抜き箇所を追記しました。

DSCN3541b

頭と尻尾を落とし、内臓は腐りやすいので取り除きます。

↑血は菌が発生しやすいので、矢印の方向にしごいて血を抜きます。腹身の部分は内側からしごきます。割いた腹の中骨あたりもしごいて血を抜きます。(計7箇所)

※血は真水で洗いません。浸透圧の関係で身が悪くなるので、キッチンペーパーで拭くだけにします。

 

 

 

 

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ジップロックに入れば密封できるので最高でしたが、
「大」でも入りませんでしたので

 

 

 

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身が露出している部分にはキッチンペーパーを巻き、酸化を防ぎます。さらにラップでぐるぐる巻きにして、冷蔵庫で保存します。

 

 

 

 

 

当日の状態

午前中に釣ったカツオ(10時間経過)は、死後硬直がはじまってました。
午後に釣ったカツオ(4時間経過)は、まだぶらんぶらんで、死後硬直さえはじまってませんでした。

 

この2本で試します。

さて、美味しくなるのはいつでしょう^^

 

 

 

翌日の状態

 

午前中に釣ったカツオ(30時間経過)は、ちょっと柔らかくなりはじめてました。
午後に釣ったカツオ(24時間経過)は、死後硬直中で、カチンコチン。

 

 

翌々日の状態

 

午前中に釣ったカツオ(54時間経過)は、けっこう柔らかくなってました。
午後に釣ったカツオ(48時間経過)は、まあまあ柔らかいです。

 

 

ここしかないっ!ヾ(*ΦωΦ)ノ 

 

 

と判断し、捌いてみることに…。

 

DSCN3548

 

 

 

 

 

結果発表

 

まずは54時間経過したカツオからです。

DSCN3549

↑魚体は綺麗なものでしたが、

 

 

DSCN3550

↑切り口は腐敗がはじまってました。「足が早い」とはこのことですね。
鼻を近づけるとちょっとニオイもしますが、

 

 

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↑中身は無臭で綺麗なものです。
酸化した切り口だけばっさり切り捨てます。

 

 

 

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捌いて見れば

 

 

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ぷるっぷる^^
歯ごたえはありませんが、このしっとり感がたまりません!

 

 

 

 

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結果的には、48時間も54時間もそれほど変わりませんでした。
釣り人の特権、腹身づくし~^^

 

 

 

 

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でもネギたっぷり~(笑)

 

見事なトロカツオでございます^^
これなら誰にでもできるはず!?

 

ちょっと面倒くさいですが、とっても美味しいです!
気が向いたらチャレンジしてみてはいかがでしょうか^^

 

 

※追記:

冷蔵庫の温度設定を下げたら熟成時間がのびました。
熟成は保存状態に左右されるようですから、熟成の目安は「身の硬さ」で判断するのがよさそうです。

 

※追記2

熟成に失敗した例もあります。
よろしければ参考までにどうぞ^^

 

 

カツオの血合いステーキ

 

「カツオの血合いがステーキに!??」

 

昨年お知り合いになった方に教えていただき、はじめて食べたときはびっくりです。これは捨てるのもったいないです、美味い!!

最近雑誌にも載ったとか?

釣り人直伝のシンプルな血合いステーキをぜひお試しあれ~^^

 

 

 

やり方はとっても簡単!

 

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血合い肉に塩こしょうし、

 

 

 

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先にフライパンでゴマ油を熱し、
ガーリックスライスを死ぬほど入れ、軽く火を通します。

 

 

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次いで血合い肉を入れます。

写真は分厚いですが、私は薄いほうが好みでした。
「レア」焼きが「通」だそうですが、私は苦手(笑)

 

 

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完成!
タレは、「わさび醤油」がおすすめです。

ガーリックと一緒に食べてくださいね~^^

 

 

あいさつは釣り人の「徳」と「得」

 

つい先日のこと。

「カツオ・キハダ船」に乗船したとき、「あいさつ」にはじまりお知り合いになったばかりのT様から、こんなものを頂いてしまいました^^

 

 

 

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信じられないかもしれませんが、これ、全部でなんと7,000円です。

 

 

私は、疑問に思うとすぐ人に聞く癖があります。

この日も、和気あいあいと釣りを楽しませて頂いた間、お隣に座られた(竿頭の)「T様」にいくつか質問させて頂きました。

 

「やっぱりゴムのオキアミって釣れますか?」

 

私がそう質問すると、T様は無言でうなずき、

 

「これあげるよ」といって、
さりげなく「特選オキアミ」を5つくれたのです。

 

 

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あまりに衝撃で「え~っ!?いいんですか? こんなに??」
と目を白黒させていると、

 

「今日みたいに朝の活性があるときはこれで1発^^
保険で付け餌と房掛けにするといいよ」

 

とにこやかに説明してくださり、

「家に帰ったらすぐ冷凍しないとダメだよ」

と補足してくださいました。

 

 

もちろん何度も御礼を言いましたよ^^
ありがたく頂戴したうえで、さらに質問です。

 

「特選オキアミってやっぱり通販で買いますか?
どこで買うのが良いですか?」

 

するとT様、特選オキアミの55mmは今は売ってないんだよ、とその理由まで教えてくださいました。理由についてはここでは控えさせて頂きますが、2013年8月12日現在、この商品は手に入らないはずです。

 

代わりに、

 

「これなら売ってるよ。赤いのはすぐ売り切れるから貴重だよ」
と言って

 

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今度はスーパーオキアミをくれたのです。
これ一個1,000円ですよ。信じられません。初対面ですよ?

 

T様はよく○曜日に来ているのだそうで、「よかったらおいでよ」とまで言ってくださいました。「また教えてあげるよ」と暗に言ってくれたのです。

とても嬉しかった^^

 

「船」密着型情報ほど、強力な知識やテクニックはありません。この日は、他にも気になる情報を、T様に質問し、そして教えて頂きました。

 

 

 

さて、何が言いたいかおわかりでしょうか^^

 

私は、当然ですがこれらの一連を期待して、T様に話しかけたわけではありません。しかし、これらの一連は朝の「あいさつ」がもたらしてくれた幸運であることは間違えようのない事実です。

 

 

「今日も一日よろしくお願いします!」

 

一度でも「あいさつ」しておけば、その後
とても話しやすくなります。

ニコやかに「あいさつ」されて気持ちよくない人なんていませんよね?
それはつまり、いつでも質問できる体制が整うということです^^

 

あいさつは自分のために行う行為です。

 

ですからもう一度だけ言わせてください^^

 

はじめてでも釣れる方法」という記事がどんなに評価されなかったとしても、はじめてでも釣れる方法は、そして釣れるための早道は、「あいさつ」と「船長の言うことをよく聞くこと」です^^