ハリスといえばフロロカーボンという時代。
確かに、ナイロンと比較すると
フロロカーボンはあらゆる点で優れています。
- 擦れに強い。
- 比重が高いので潮の影響を受けにくい。
- ほぼ吸水しない。
- 紫外線の劣化が少ない。
- 屈折率が水に近いので魚に警戒心を与えない。
- 伸びない。
これだけの利点があるのですから、
フロロカーボンを使わない手はありませんね^^
しかし、では何故ナイロンハリスはなくならないのでしょう。釣具屋に足を運べばたいていナイロンハリスは売っています。
答えは簡単、
ハリスとして「需要がある」からですよね!
ナイロンハリスには、
フロロカーボンより優れている点が2つあります。
- 柔らかい
- 安い
なんと値段はフロロカーボンの半値。半値の仕掛けで同じ獲物が釣れるなら、これはすばらしいコストパフォーマンスですよね。
そして、なんと言っても、柔らかい。
柔らかいので「ベイトの動きが良くなる」としてルアーで使用される一方で、太ハリスゆえの「結びにくさ」をも見事に解消してくれます。
しかし、いくら安くて、結びやすくても、目的は釣りですから、
釣れなければ意味はありませんよね?
ナイロンならバリバス
お金があって、かつ仕掛け結びも問題なくできるなら、やっぱり良質なフロロカーボンがいいです。
ただ、もし中途半端に安価なフロロカーボンを買うくらいなら、「バリバス」というナイロンハリスをおすすめします。
中には「硬すぎて結べない」「巻き癖が取れない」といったように、「フロロカーボンだから良い」とはとても言えないようなハリスもあります。
ですから私は、ハリスの種類以上に、メーカーによる特性が大きく左右すると思っています。
ナイロンハリスの不利な点を独自の技術で解消する「バリバス」
私自身、釣ったカツオの9割以上がこのバリバスですし、18号や20号の「バリバス」で、20㌔以上のキハダマグロを釣り上げている方をたくさん見ています。
何より、結びやすいので、初心者さんにおすすめしたいハリスとして、
「バリバス」を紹介しました^^
なお、バリバスを使用するなら、
留め金ははずさないでください。仕掛け作りでオマツリします(笑)
ハリスがスプールに巻かれていない点が「バリバス・大物ハリス」の難点でしょうかね^^;