「釣行記」カテゴリーアーカイブ

2015年夏、カツオ・キハダ船開幕ヽ(`Д´;)ノ 今年の新作アイテムレビュー(2015/08/01)


釣行データ
釣行日 2015/08/01 (土)
船宿 五エム丸/カツオ・キハダ船
竿 自作(先径2.2mm元径14mmのグラスソリッド)
リール シマノ(SHIMANO) ティアグラ30A
ビシと天秤 サニービシ100号  305式 NH型天秤
天秤とショックリーダーの結節具

トローリングスナップ5号 (ショックリーダー:カーボナイロン24号/100lb3m、結節はPRノット
 PE8号500m

仕掛け ハリス16号4.5メートル 閂キハダ15号
水温 26.8 度
澄み  はやい  棚 20~40m
パターン 大潮4日目  (干潮 11:41)
月輝面 -99.3% 月齢16.1
南 弱い
波高 0-0.5M
天候 晴れ
船の釣果 カツオ: 0-2
キメジ: 0-2(3.8-5.5㌔)
自己釣果(右舷ミヨシ) キメジ:   2

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とうとう今年も相模湾に熱い夏が
やってまいりましたっ!ヽ(`Д´;)ノ

 

2015年

コマセカツオ・キハダ船開幕ですっ!!

キ━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )タ━!!!!!

 

 

 

DSCN7787bさて毎年そうですけど、開幕当初は魚が「コマセ」に付くまで少し時間がかかると言われていますね。

 

 

 

 

DSCN7847b

そんなわけで初日となる本日はのんびりクルージング覚悟での
乗船でしたが^^;

 

 

 

 

DSCN7795b

午前6時50分!ヽ(`Д´;)ノ 

 

場所につくなりルアーの方が早くも水面に跳ねているキメジをキャッチマジカ━━Σ(ll゚艸゚ll)━━━!!

 

 

 

 

DSCN7796b

なんとキャスティングであるのに「メタルジグ」でのヒットでした。すぐに沈んでしまうボイルを予測してのメタルジグでしょうか?

 

…まじ?

 

まじ??

 

今日って釣れちゃう
日なの?!!(;゚ロ゚ノ)ノ

 

 

 

DSCN7835b

ってスイカ食ってる場合か

うまっ(๑•̀ㅂ•́)و✧

 

仲間内が乗るとだいたいこんな感じで緊張感がありません( ˘•ω•˘ )

 

 

 

DSCN7811bそうこうしている間に各船が
次々と集結し…(;゚;Д;゚;)

 

 

 

DSCN7821b嫌でもテンションあがるっしょコレ本当!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

 

DSCN7859b

これぞ相模湾のお祭りだっ!!(`д´/;)/

 

 

 

DSCN7880b

とんでもねぇ熱気であります!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

キタヨキタヨ=͟͟͞͞(๑•̀д•́๑=͟͟͞͞(๑•̀д•́๑=͟͟͞͞(๑•̀д•́๑)

 

 

DSCN7781bところで、今年はキハダ大漁祈願を込めて竿を自作しました。 

 

 

 

 

34364b

そして、前日の夜には「願いが叶う」と言われている幸運のブルームーン強く強くお願いしました。

 

 

絶対にキハダが釣れますように。

 

 

 

 

…(。-_-。)  

 

 

 

小さくてもいいので「キハダ」が釣れますように。

 

最後にそう小声で付け加えました。

 

 

 

…(ノ ̄△ ̄;)オット

 

 

DSCN7829b

その願いが叶ったのかどうか開幕初日から魚がコマセに反応するという異常事態発生!!( ✧Д✧) カッ!!

 

 

 

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一日を通して鳥山がひとつもなかったので
もしかするとベイトとなるイワシが例年より少ないのかもしれません。

 

ならば、コマセ釣れるチャンスにも
大いに期待できるというものです…!! 

 

 

 

DSCN7799b

…(ノ ̄△ ̄;)アラ?

 

こんなときマルイカで遊ぶなんて愚の骨頂何やってんのわたし( ✧Д✧) カッ!!

 

 

 

 

DSCN7790Bすぐさまオキアミの抱き合わせに変更したところ、これは頭だけかじられて不発!!

 

 

 

DSCN7828b

ならばと吸い込み重視の「丸掛け」に変更したところ、

 

 

 

 

DSCN7842b

キ━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )タ━!!!!!

 

 

これはキメジを掛けたときの動画です。キメジ相手に慎重なわたしの姿に笑いたい方だけご覧ください(笑)

(撮影してくださったルアーのSさんありがとうございます!)

 

 

初心者さん向け「ゴリ巻き」メモ:
ドラグが滑って下に走るようならおそらく「キメジ」です。キメジはカツオと違って口が硬いのでわりと強引に巻くことができます。むしろハリスのテンションを緩めると、魚のサイズが小さくても歯やヒレに引っかかってハリスが切れることがあります。また夏とはいえサメがいる可能性もゼロではないので、魚が走ってドラグが滑ったときだけ耐え、あとはテンションが緩まないようゴリゴリ巻くのが良いかと思います。取り込みで怪我をしないよう指サックを忘れずにです^^

 

 

 

「閂キハダ」

DSCN7677b

昨年末に好調だったオーナー針の「キハダマグロ」。

 

ご存じの方も多いかと思いますが、今年はその軽量版として「閂キハダ」がNEWラインナップされました。

 

 

 

DSCN7712b同メーカーの環付針と比較して軽いので、「渋対策」として期待できるのはもちろんのこと、 

 

 

 

DSCN7680b

個人的に注目したいのは「ケイムラ塗装」です。

 

可視光線では届かない「暗い海」でも届くのが紫外線、その紫外線を反射するのがケイムラです。

 

ケイムラは夜光玉と違って蓄光ではなく、自然の光を反射するので魚に警戒されにくい色として知られています。

 

必ずしも警戒されないとは限りませんが、南風が吹くと「潮が濁りやすい相模湾」では、ケイムラが有効なことも多いんじゃないでしょうか。

 

 

 

DSCN7862b

青物が苦手とする「潮が暗いとき」でも

 

 

 

DSCN7862c

こんなふうにアピールできちゃうわけです^^

 

ちなみに紫外線加工液にオキアミを漬けると
オキアミ全体が紫外線に反応します。

 

対してケイムラ塗装が施された針は、上図のようにオキアミの一部だけが紫外線に反応するイメージです。

 

これ、グラデーションがかかって
より自然な発光に見えるんじゃないでしょうか( ✧Д✧)ピキン!!

 

 

DSCN7846b

可視光線が届く水深でも針の色が「オキアミカラー」なので安心です^^

 

 

   

DSCN7843b

ひとつ「閂キハダ」の難点をげるとしたら、

 

 

 

 

DSCN7844b魚が掛かると塗装がすぐ剥げちゃうことでしょうか。

 

 

 

 

DSCN7707b

また環付針ではないので「すっぽ抜け」するんじゃないかと不安に思いがちです。しかしそこは「キハダ針」というだけあって、ヘッドが分厚く思った以上にしっかり感があります。

 

まだキハダが釣れたわけではないので強度は謎ですけど 

 

 

 

DSCN7705b

さらにノットガードVを使用して安心感アップ!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

 

 

DSCN7706b

ドライヤーで乾かすとより強度が上がるそうです^^

 

 

  

DSCN7849bそんなわけで2本目も難なくゲット!!ヽ(`Д´;)ノ

 

 

 

 

DSCN7766b

付け餌は、個人的には「刺魔王」などの加工されてないブロックタイプのオキアミが好きですが、

 

 

 

DSCN7774b

依然として不凍タイプのオキアミが人気あるようです。

 

なかでも「ダブルスペシャル」は駄目なオキアミが一粒もない完成度。仲間内ではかなりの人気で、通販はもちろん店頭でもなかなか見かけないレアアイテムです。見かけたら幸運かもしれません^^

 

 

 

DSCN7771b

ほか目新しいアイテムとして
特船シリーズに75ミリが追加されました。

 

 

 

 

DSCN7833b

むちゃくちゃデカイのでキハダ向きかと思いますが

 

 

 

DSCN7834b特筆すべきは特船の55ミリに比べてかなり柔らかいことです。 

 

プルプルなので食い込みがよさそうですね。

 

水深が深くて餌取りが心配なったとき、キハダにアピールするには良さそうな大きさだと思いました。

 

 

DSCN7859bところで熱くなって忘れがちなのが熱中症対策です。今年は昨年より暑いので要注意です。

 

 

 

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水分補給はもちろんのこと

 

 

 

DSCN7890b首元を冷やせるタオルがあるだけでもだいぶ違いますけど、

 

恥ずかしながらそれでも
頭が痛くなり熱中症気味になったわたくし^^;

 

 

 

DSCN7905b友人のアドバイスにより氷のペットボトルで首筋を冷やしたらすぐに頭痛は緩和しました。とくに寝不足の方は注意してくださいね!

 

 

 

 

DSCN7859b

というわけで

 

 

 

DSCN7880b

開幕初日から激アツとなった相模湾!!

 

 

 

 

DSCN7909b今後も期待大ですね!! .:*゚:*:(ノ≧ڡ≦)。゚:* 

 

 

中深場でもゼロテン!マルイカ穂先の最終型!?(2015/07/25)

 釣行データ
釣行日 2015/7/25(土)
船宿 五エム丸 / マルイカ
竿1 ダイワ(Daiwa) 湾フグ X-180 穂先は自作
竿2 ダイワ(daiwa) メタリア マルイカ MH-150 穂先は自作
リール

Daiwa(ダイワ) スポルザ150R

仕掛け図 仕掛け図  直結5~6本
水温 24.2℃
カメギ根沖: 薄濁り 速い 40~60m
パターン 長潮  (満潮 11:55) 
月輝面 +59.4% 月齢9.1
南西
波高 0.5-1M
天候 晴れ 
船の釣果 マルイカ:2-54 杯
自己釣果(右舷ミヨシ) マルイカ:   54 杯 (ムギ1割)

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7月に入ってすぐのことです。

 

8月から始まるキハダ用のロッドパーツを購入するため、鎌倉にある藤沢つり具センターにお邪魔してきました。

 

するとなんと…∑( ̄□ ̄;) !!

 

 

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達人マルイカ穂先再現したというグラス素材が売っているじゃありませんか…!ヽ(`Д´;)ノ

 

 

 

DSCN6877b

「柔らかい穂先」と「硬い穂先」が2種類置いてありましたので、気になった硬いほうを1本買ってみました。

 

※マルイカ終盤の7月現在、在庫があるかはわかりませんので
気になる方は直接お店にお問い合わせください。

 

 

 

DSCN7571d早速色を塗ってガイドをつけてみました。ノギスで測ってみると穂先は0.3ミリ、穂先から10センチくらいの部分が0.6ミリです。

 

達人の穂先はもっと「長い」ものとばかり思っていましたけれど、意外と短いのですね。

 

ただしこの穂先、

 

 

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先日のつり情報に載っていた「達人の答え」ともまたほんの少し違うテーパー(曲がり)でしたから、達人の本当の答えはより感性に頼ったところにあるのかもしれません^^;

 

 

 

 

DSCN6599b

そんなわけで1ヶ月前まで長めだった穂先はその後どんどん短くなり、

 

 

 

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現在はこんな感じです。

 

達人の穂先よりはちょっと長め、細めです。

 

理由は、トップガイドが折れても第二ガイドまで詰めて、そのまま使用したいからです。

 

基本的に穂先の長さ

アタリがわかるぶんだけ(またはゼロテンがコントロールできるぶんだけ)あれば良いのですね^^

 

 

DSCN7509b

穂先が折れて第二ガイドまで詰めてもちゃんとアタリは出ます^^

 

 

  

DSCN6809b

というわけで荒海でバラシまくりでも

 

 

 

DSCN6839b浅場では1番2番が取れるくらいの釣果は得られておりましたが(^o^;)

 

 

 

 

DSCN7028b未知数なのは中深場です。

 

マルイカは、夏場になり水温が上がるにつれ、水温の低い深場に潜っていくそうです。水温がどんどん上昇する梅雨明けから先は、嫌でも中深場ですね。

 

はたして浅場でその威力を発揮してきたゼロテン竿は、

 

 

DSCN7520bライン伸度水深などの影響を受ける中深場でも本当に活躍するのでしょうか!?

 

 

 

DSCN7022b

7月に入って以降、

 

 

 

DSCN7528bどんどん水深は深くなり、

 

 

 

33101b7月25日はとうとう水深60メートルの城ヶ島手前までやってきました。

 

中深場です。

 

  

DSCN7636b

そんなわけで

 

 

 

DSCN7533b

水深が深くでも(^o^;)  

 

 

 

33117b

ゼロテン竿は(^o^;)  

 

 

 

DSCN7645b

問題なくその威力を発揮することがわかりましたっ!ヽ(`Д´;)ノ

 

どんなわけだっヽ(`Д´;)ノ!?

 

 

以下、3回の釣行でわたしなりに気づいた
中深場でのメモになります(^o^;)

 

 

硬質のラインを選ぶ

DSCN6625b

水深が深くなると、「合わせ」たときや「イカが引いた」とき、水深が深くなったぶんだけPEラインやハリスが伸びます。

 

そしてPEラインやハリスが伸びたぶんだけ
アタリが鈍く小さくなります。

 

そこで、ハリスはできるだけ伸びない硬質なラインを選ぶのが良さそうです。

 

ただし、硬質なラインを使用しはじめてから
ライントラブルが多くなり、穂先を折る頻度が増えました。

 

ですからわたしのように仕掛けの扱いにまだあまり慣れていない方は、硬質なハリスを使用するのはそれなりの覚悟が必要かもしれません。

 

でもきっと効果はあると思います^^;

 

水深とゼロテンコントロールの関係について

DSCN7616b

さて本題です。

 

水深が深くなったときオモリの重さはどう変化するのでしょうか。

 

※水中での物体の重さを考えるとき、浮力や水圧の変化を考えがちですが、その内容についてわたしの認識に間違いがあったため、記事の一部を修正しました。以下コメントでいただいた内容になります。 

 

===================

浮力と水圧はオモリの重さと関係ありません。

 ===================

水深10mの時と100mの時で浮力が変わらないのは、上から押さえつける水の圧、すなわち水圧がかかるのと同時に、下からも水圧がかかるからです。この差分が浮力となって現れます。浮力が変わらない=水圧によって押さえつけられる差分が変わらない、ということです。

 

水圧は浮力に影響を与えないし、またオモリの荷重にも影響を与えません。水深が深くなった際に重く感じるのは、ラインの水の抵抗によるものです。

===================コメント終わり

Koga様ありがとうございました\(^o^)/

 

そんなわけで、ラインの水の抵抗により水深が深くなるほどオモリは重く感じるという話でした。ならばラインに抵抗があるぶんだけ余計な負荷が穂先に掛かっていることになります。

 

穂先に余計な負荷がかかるということは、 

 

 

DSCN6587b

小さなアタリもラインの抵抗に紛れてしまうことになります。

 

これが深場ではゼロテンが難しい理由なんですね。

 

でも、ゼロテンの真意は穂先に負荷をかけないことです。 

 

 

 

DSCN7571d

ですから深場では、浅場よりも意識して穂先に負荷をかけすぎないようにコントロールするのがコツかもしれません。

 

 

結局、

 

 

DSCN6649c

前回のように硬い竿でもアタリが取れるということは、
そういうことだと思います。

 

負荷をかけないゼロテンのコントロールさえできれば、硬い竿でも(極小のマルイカ以外であれば)アタリはわかると思うんですね。

  

 

DSCN7508b

ですから最近は、

 

 

  

DSCN7646b穂先が折れてもだいたいそのまま使用しています。

 

もちろんアタリはかなり小さくなります。

 

でも集中してさえいればごく微量な変化が穂先に現れます。

 

マルイカをはじめてこれで11回目になりますが、
ようやく一番大事なことがわかりました。

 

それは集中力です。

 

 

 

DSCN7527b

基本的にゼロテン釣法は叩いてピタリと止め、

待つわけですが、

 

このときできるだけオモリ負荷を減らすようなゼロテン(でも決して道糸は弛んではいけない)を意識して、1ミリ以下のアタリを取ってやろうという気持ち集中力が、

 

穂先以上に大切だっちゅー話これ本当ヽ(`Д´;)ノ

 

 

 

DSCN7635b

ほかリールの性能も「手返し」を重視するならかなり重要です。

 

浅場では快適だった100クラスの「エアド」が中深場ではパワー不足でした。好調なときに手返しが悪くなったときは悔しい思いをしましたが、150クラスのリールに変更したら中深場でも快適でした。

 

ダイワだとスパルタン、シマノだとメタニウムHGが「ダブルハンドル」で「軽く」「パワー」もありオールラウンドで人気あるようです^^

 

 

浅場マルイカゼロテン考察 ~ゼロテンキープテクニック~(2015/06/27)

 釣行データ
釣行日 2015/6/27(土)
船宿 五エム丸 / マルイカ
竿 シマノ(SHIMANO) バイオインパクトXマルイカ 82−MH150
リール

ダイワ(Daiwa) エアド 100H

仕掛け図 仕掛け図  直結6本
水温 22.1℃
カメギ根沖: 薄濁り ゆるい 15~30m
パターン 中潮1日目  (干潮 7:27 満潮:14:00) 
月輝面 +74.6% 月齢10.5
南、弱い→やや強め
波高 0-0.5M→0.5-1.0M
天候 曇りときどき晴れ
船の釣果 マルイカ:6-73 杯
自己釣果(右舷ミヨシ) マルイカ:   73 杯

DSCN6164b 「アタリが取りやすい穂先」を求めて、

 

 

 

DSCN6164b前回に引き続き、 

 

 

 

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今回も当たり前のように「新作」を試す予定でした。

 

 

しかし…(;゚;Д;゚;)

 

 

 

DSCN6632c

朝からポッキーこれ
どないしょ~(σ≧▽≦

 

しかも穂先ではなく並継ぎの
根本からポッキーです(笑)

 

 

 

DSCN6632d

ブランクも割れてしまったので、修理しない限りこの竿はもう使えません。

 

しかしこんな日に限って替えの竿を忘れてしまったわたくし

 

 

 

maruikaB0

「船長、竿貸して

くださいっ!ヽ(`Д´;)ノ 」

 

 

「えっ、今日は

持ってきてないよ…」

 

 

 

 

…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…(°д°)…。

 

 

 

 

 

 

 

…Orz…オワタ…

 

 

 

もはや釣り続行不可能かと思われたそのときです。

 

 

 

  

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バイオインパクトでよければ使います?」と戸田くん。

 

 

…(°д°)…。

 

 

 

( ✧Д✧)ピキン!!

 

 

 

トモヨ━━━━━(゚(゚∀(゚∀゚(☆∀☆)゚∀゚)∀゚)゚)━━━━━!!

 

こうして九死に一生を得たのでありますっ !!(`д´/;)/

 

 

 

 

硬い竿でゼロテンションをキープする

DSCN6630bというわけで借りた竿は「バイオインパクトX82 MH-150」。

 

借りておいて失礼な話ですが、最近使用しているペナペナの竿とは比べるまでもなくまるで棒のように硬い竿です。

 

 

 

DSCN6633b

しかしゼロテンションの利点を知ってしまった以上、
やりたいのはゼロテンション。

 

なんとかこの硬い竿ゼロテンションをキープするしかありません。

 

 

 

DSCN6649b

海が凪いでいればなんてことはないゼロテンションですが、

 

 

 

 

DSCN6647b

この日、せっかく凪いでいた前半は、「青物」が回遊しており不調

 

 

 

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イカの状況が良くなってきた後半には風が吹き荒れてきてしまい

 

 

 

 

DSCN6627b

ミヨシに座ったわたしは、1.5メートル近くの高低差何かしらの方法で吸収する必要がありました。 

 

ここで「ゼロテンションをキープするための基本」をおさらいです。

 

 

 

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ゼロテンションをキープするためには基本、

船が下に傾いたら竿を上げ、

 

 

 

 

maruikaB2

船が上に傾むいたら竿を下げる必要があります。

 

図はちょっと大げさです。

 

実際には「アワセ」の幅が必要ですので、竿は上げても目線くらいに保ち、できれば常に竿を水平に保ち、アタリが確認しやすい状態を保ち続けたいところです。

 

これ、海が荒れるとそれなりのテクニックが必要です。 

 

 

 

ダイワ(Daiwa)林さんのゼロテン・パーミング

DSCN6682bゼロテンションをキープするために、真っ先に参考にさせてもらったのが林さんのゼロテン・パーミングです。詳細はぜひブログで確認して頂きたいですが、

 

簡単に説明させて頂きますとその内容は、

「竿とリールの握り方」を見直すだけでゼロテンションが保ちやすくなる、というものです。

 

竿の重心に中指を当てると、中指を支点竿のコントロールがしやすくなり、船の揺れに対応しやすくなるという理屈です。

 

林さんのブログはためになるのでカワハギ釣りの頃から
参考にさせてもらっていました^^

 

 

 

DSCN6673bもっともミヨシの場合は「リールの握り方」だけで対処できる波高にも限界があるので、

 

 

 

  

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今回はさらに船から身を乗り出してやってみました。

 

腰に負担がかかりますが、できるだけ竿を水平に保つためには
これも有効な手段かと思います^^

 

 

 

達人のゼロテンキープテクニック

DSCN6683bところで先日発売されたつり情報 。

 

 

 

 

DSCN6685b以前のゼロテン特集にも増して目を惹いたのが、竿をコントロールせずにゼロテンションをキープするという達人の技です。

 

詳しくは雑誌を見てほしいのですが、簡単に言うと達人は「道糸の出し入れ」だけでゼロテンションをキープするというのです。

 

 

確かに公開されている達人の動画を見る限り、着底後クラッチを入れていませんね…。

 

そこでわたしが実践したのは、

 

 

 

DSCN6668b

 

  1. 糸フケが出ないように指で軽くスプールを押さえながら着底させ、
  2. 着底後、クラッチを入れずにそのままゼロテンション。
  3. 竿を水平に保ったまま、道糸の出し入れのみでゼロテンションをキープする。 

 

これを実践してみました。 

 

 

maruikaB4

具体的には、船が水平のときを基準として、竿を水平に保ちます。

これを基準とします。

 

 

 

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船が上に傾いたら、
スプールを押さえている指の力を緩めて道糸を出します。

 

たまに指がスプールに引っ掛かってミスすることもありますが、これくらいならやってできないこともありません。

 

 

…しかし

 

 

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船が下に傾いたときは、ゼロテンションをキープしたままリールを巻き取らねばならず、難しさがハンパではありません

 

達人は本当にこんなことやっているのでしょうか…

 

 

結局、わたしの腕では、

 

 

maruikaB6船が下に傾いたときは
竿を持ち上げて対処するのが精一杯で、

 

 

 

maruikaB3

船から身を乗り出してゼロテンションをキープする」という鈍くさいテクニックが関の山でした^^;

 

 

でもですね。

 

 

 

DSCN6666bクラッチを切ったままゼロテンションする」という部分だけは、やめずに実践し続けました。

 

 

なぜなら…

 

 

 

DSCN6672b

今まで見えていなかったアタリが取れるようになったからです。

 

一般的に「ゼロテンションに至るまでの動作」は、

 

  1. 着底したらリールを「半巻き」してクラッチを入れる。
  2. 糸フケがある場合はさらにリールを巻いて微調整し、
  3. ゼロテン状態にする。

 

という流れになるかと思います。 

 

しかしこの「リールを巻く」「糸フケを取る」という「えっこらせ」みたいな時間があまりにもったいないです。

 

わたしが考えていたより、もっと速くマルイカはスッテに触っていました。この貴重なアタリが、イトフケを取るという行為のせいで見えなくなっています。

 

ですから、

 

  1. 糸フケが出ないように指で軽くスプールを押さえながら着底させ、
  2. 着底後、クラッチを入れずにそのままゼロテンション

 

します。 

 

 

DSCN6658b土日は船も人も多いため、イカがスレるのも早いです。ですからいかに着底直後のアタリを見逃さないかが、釣果を左右すると思うんですよね…。

 

 

 

 

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なぜ、達人が着底と同時に釣り上げることができるのか

 

その魔法のようなテクニックの謎が、今になってようやくひとつ理解できたように思います^^

 

 

 

 

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そんなわけで、だいぶ出遅れてやる気のなかった朝ですが

 

 

 

 

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巻き返して73杯ゲット !!(`д´/;)/

 

 

 

 

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あとは、直結によるどうしようもない水面バラシをなんとかしたいです(笑) 

 

 

 

 

おまけ:アタリの見極め方なんてあるのかどうか

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ところでバイオインパクトXは非常に硬い竿ですが、それでもちゃんとアタリが出ていることにビックリしました。

 

 

 

DSCN6664bこの日は結局、マイクロ級は1杯も取れませんでしたが、アタリがあるときは穂先1・2ミリくらいの小さなアタリがちゃんと視認できます。(大きいアタリは1センチ動くときもありました)

 

ただ、思い返せば、この小さなアタリに、マルイカ1回目の釣行から気づけたかと言うと、怪しいです。 

 

そして、たとえアタリに気づいたとしても、反射的に掛けられたかどうかは、もっと怪しいです。

 

わたくしマルイカはこれで7回目ですが、ある程度釣れるようになってきたのは、頻繁に空アワセするようになった3回目からでした。

 

 

 

DSCN6649c

波だろうがなんだろうが怪しいと思ったら「即合わせ」します。すべてのアタリは1ミリだと思い、空アワセでもなんでも定期的に真剣に小さく鋭くアワセます。

 

この「空アワセ」こそが、上達のコツで、だんだんアタリの感覚がわかるようになる早道だとわたしは思います。

 

周囲を見ていると、釣れていない方は、アワセる回数も全然少ないです。もっと釣りたいなら、もっと積極的に、アタリの可能性そのものを増やしても良いのでは?と思ったので、「おまけ」として書いてみました^^

 

 

 

浅場マルイカゼロテン考察 ~一進一退の自作竿と多くの課題~(2015/06/13・20)

 釣行データ
釣行日 2015/6/13・20(土)
船宿 五エム丸 / マルイカ
竿1 ダイワ(Daiwa) 湾フグ X-180 穂先は自作
竿2 ダイワ(daiwa) メタリア マルイカ MH-150 穂先は自作
リール

ダイワ(Daiwa) エアド 100H

仕掛け図 仕掛け図  直結6本
水温 21.6℃
カメギ根沖: 薄濁り ゆるい 15~40m
パターン 中潮3日目  (満潮 6:00 干潮:13:01) 
月輝面 +13.2% 月齢3.5
北、弱い→南
波高 0.5-1M
天候 曇りのち晴れ
船の釣果6/13 マルイカ:5-64 杯
自己釣果(右舷ミヨシ2番) マルイカ:   48 杯
船の釣果6/20 マルイカ:4-69 杯
自己釣果(右舷ミヨシ2番) マルイカ:   68 杯

DSCN6164b過去4回の釣行で見えないアタリが数多くあることを知ったわたしは、

 

 

 

 

24611b

へたっぴでも簡単にアタリが取れる竿を求め…

 

 

 

 

DSCN6484b

とうとう自作竿への道に
迷い混みましたっ!ヽ(`Д´;)ノ 

 

ゼロテンション専用竿
デビュー戦です。

 

(ゼロテンションについての詳しくは前回の記事でまとめておりますのでよろしければどうぞ^^) 

 

 

 

S__40443907b

参考にしたのはもちろん達人の竿です。

 

とはいえ、いきなり達人のように極細に削れば、

 

 

 

DSCN6339b速攻で折れてしまうんじゃ
ないだろうか…(^o^;) 

 

でも細く削らなければ結局、アタリがわからないんじゃないだろうか…(^o^;)

 

とアレコレ思い悩んだ結果、

 

 

 

DSCN6447b

初号機はちょっと硬め穂先となりました。

 

ゼロテン時、30号のオモリで穂先が真下を向くギリギリの硬さです。(穂先にかかるオモリ負荷は6号相当です)

 

それでも、湾フグ竿よりははるかに柔らかいので
アタリはバリバリ見えると思ったのですが…

 

 

 

 

DSCN6573b

結論から言いますと

 

まだまだ見えないアタリがありました。

 

 

 

 

DSCN6289b

いや、きっと見えているのですが、30号オモリでゼロテンションができるギリギリの硬さに設定してしまったため、

 

どうしてもゼロテンションの姿勢を保つところに神経が行ってしまい、船が揺れると、肝心の「判断に迷うような微妙なアタリ」に集中しきれませんでした…。

 

 

あっ。

 

言い訳のようになってしまいましたけど^^;

 

 

改善策は簡単で翌週には克服しました。

 

 

 

DSCN6587b理屈的には、 ゼロテン時にかかる穂先へのオモリ負荷をもっと小さくすることで、より安易に道糸を張った状態がキープできるはずです。

 

つまり穂先をもっと削りこむことで、より軽い力でゼロテン状態がキープでき、より小さなアタリが取れるのではないでしょうか。

 

30号オモリでゼロテンションができるギリギリの負荷は、6号です。今回は0.6ミリの穂先で、6号負荷のゼロテンションができたので、0.3ミリにすれば、だいたい3号負荷でゼロテンションができると思います。

 

0.2ミリなら2号負荷…。

 

つまり細く削るほどより軽い力
ゼロテンが保持しやすくなるというわけです。

(詳しい理屈は前回の記事を参照ください)

 

 

 

DSCN6447b

ちなみに、これはあとから気づいたことですが、初号機のように穂先を太くするなら、オモリは40号にすべきでした。

 

そのほうが簡単にゼロテンをキープできますね。(そのぶん小さなアタリは消えると思いますけど^^;)

 

 

 

 

DSCN6487bところで…。

 

こちらの彼は、わたしのブログによく出てくる「Tくん」こと戸田くん。2週連続マルイカの竿頭で、若いのに釣りがウマいです。

 

最近はよく一緒にマルイカを釣り、
学べることは互いに情報交換しています。

 

 

 

DSCN6452b

そんな彼、…何かに憑りつかれたように毎週

 

穂先を細く…

 

細く削り込んでは…(°Д°)

 

 

 

 

DSCN6558b

ポッキーのように爽快に折りまくり…(^o^;) 

 

 

 

 

DSCN6561b

負のオーラ全開
毎回のように失意のドン底に落ちております(笑)

 

そん彼を見てしまっては、なかなか
穂先を細くする勇気がでませんでしたけど…(^o^;) 

 

 

 

DSCN6539b

0.35ミリならギリギリ折れないのでは?!

 

これならアタリ見えすぎちゃうのでは…?!!(;゚;Д;゚;)ダラダラダラ

 

 

と「2号機」ではそこそこ細くした結果

 

 

 

DSCN6575b明らかにゼロテン状態がキープしやすくなり…!

 

 

 

 

DSCN6555bそして同時にノイズも多く拾うようになりました(笑)

 

あかんあかん

 

穂先のストローク長すぎました

 

波が立ちはじめるともうノイズだらけでよくわかりません^^;

 

 

 

DSCN6599b

そんなわけで、次回作の穂先は短めに準備中で、

 

 

 

DSCN6596b

先径0.2ミリまで削り込んだ結果、サルカンの重さだけでゼロテンションができるようになりました(笑)

 

 

とまあ、細くすればいいみたいに書いてしまいましたが、

 

 

 

 

DSCN6570b

折れます(^o^;) 

 

穂先の細さは少なからずリスクになります(^o^;) 

 

細くするなら穂先のスペアが必要です(^o^;) 

 

 

…ちゅうかですねっヽ(`Д´;)ノ   

 

 

 

S__41672716b

どんなに細く削りこんでも、曲がりに対してグラス素材はそこまで弱くありません。 つまり丁寧に扱っているぶんには(0.2ミリ以上ならたぶん)折れないと思います。

 

問題なのは巻き込みです。

 

縦方向の力です。

 

根掛かりに対処しようと道糸を引っ張って奮闘していたら、いつの間にかスッテを巻き込んで、気づいたら折れていました。

 

戸田くんの穂先もほとんどは根掛かりによる巻き込みです。

 

ですから根掛かりの際はドラグを緩めてから対処するのが良さそうです。

 

あとはスッテをギリギリまで巻き上げないことですね… 。

 

 

ちょっとでも巻き込むと…

 

 

 

DSCN6558b

ポッキーです(笑)

 

 

とまあ、穂先のことばかり書いてしまいましたが

 

 

 

DSCN6561b

2回連続、竿頭の彼から得たことはこれだけではありません^^

 

 

 

 

巻き上げ速度について

DSCN6502b

6月13日―――。

 

この日の釣果は48杯と、
結果はイマイチでしたが一応、2番手でした。

 

 

  

DSCN6553b

しかし竿頭の彼は64杯、その差はなんと16杯です。  

 

この差、

 

実は巻き上げ速度の速さが一番の原因でした。

 

 

 

 

DSCN6471b

ご存じの通りマルイカの足はとても弱いです。

 

強引に巻き上げるとやっぱり切れることがあるので、今までは慎重に巻いていました。

 

 

しかし…

 

 

 

DSCN6485b

クルージング主体の渋い日は ―――

 

 

1日に1回あるかどうかの

 

 

 

DSCN6480b

連発できる流し

どれだけ取り込めるかが勝負の分かれ目です。

 

わたしのほうが先に掛けたのに、
後から掛けた戸田くんのほうが先に取り込みを開始し、

 

わたしが再投入した頃には次を掛けている戸田くん。

 

 

 

DSCN6569b

は…

 

速えぇ…(;゚;Д;゚;)

 

この点に注意して、翌週の6月20日には巻き上げ速度を速くして対応したところ、

 

 

 

DSCN6567b

それなりにバラしたものの^^; 

 

 

 

 

DSCN6585c

68杯と
大健闘ですっ!(`д´/;)/

 

竿頭の彼まであと1杯差でした…(^o^;) 

 

大きい個体の場合は、巻き上げが速すぎるとやっぱり途中でバレますが、それ以外の個体なら、スピードアップで釣果は格段に上がると思います^^

 

 

 

アタリスッテ メモ

DSCN6494b

2週とも、明るめの黄色と緑によく反応しました。写真はダイワのミッドスッテ43Sで、ダイワがこだわる0.5mmカンナの6本立て仕様。

 

この既製品にも良く乗ったのは間違いありませんが、

 

 

 

DSCN6568b

さらに上を行くのが戸田くん作成の
35ミリに詰めた元ダイワのオリジナルスッテです。

 

スッテの位置に関係なく乗ってきます。どうも「青帽」が凄まじい威力を発揮しているように思え、なんと2週連続で猛威を奮うほどの威力でした。

 

 

 

DSCN6577b

チビエビ3.5は「ケイムラ」が大活躍^^

 

いつもの「緑」はなぜか不調でしたね…。

 

 

 

DSCN6579bほか、チビエビ5を水研ぎペーパーで削り、コンパウンドで磨いたオリジナル?スッテも活躍しました。 

 

いずれにせよ
イカが小さいとやはり小さ目のスッテによく反応するようです。

 

 

そしてスッテの色は…

 

間違いなく関係ありますね…。

 

 

 

DSCN6589b竿やスッテの作り方は、いずれ詳しく紹介したいと思います^^

 

 

 

初心者でもマルイカ スソ脱出計画その1!~スッテ、仕掛け、タックルメモ~(2015/06/05)

 釣行データ
釣行日 2015/6/5(金)
船宿 五エム丸 / マルイカ
竿 ダイワ(Daiwa) A-ブリッツ タチウオ M-195
リール ダイワ(Daiwa)スポルザ150R
仕掛け図 仕掛け図  直結
水温 20.1℃
カメギ根沖: 薄濁り ゆるい 15~40m
パターン 中潮2日目  (満潮 5:46 干潮:12:49) 
月輝面 -92.8% 月齢18
北、弱い
波高 0-0.5M
天候 曇り
船の釣果 マルイカ:23-84 杯
自己釣果(左舷胴の間) マルイカ:    77 杯  (ムギ1)

DSCN6190bマルイカはくそ小さいからきっと面白くないっ!ヽ(`Д´;)ノ

 

と決め込んで今まで手を出さずにきましたが(^o^;)

 

 

 

アタリがくそ

小さくて…( ; ゜Д゜)

 

 

DSCN6289b

ムズ面白いっすね~(σ≧▽≦)σ

 

 

 

 

DSCN6188b前回はマグレで64杯 (^o^;)

 

 

 

DSCN6286b今回もマグレで77杯取れました(^o^;)

 

 

 

DSCN5945bでも最初は訳がわからず船長にスッテを選んでもらったもんです( ̄▽ ̄)

 

というわけで今回は、はじめのうち迷いやすいスッテや仕掛け、タックルについてのごく基本的なことについてメモしてみたいと思います^^ 

 

 

 

基本的なスッテの知識 

DSCN5927b

えっ?! 

 

こんなにカラフルなスッテなのに 「ケイムラ系」とか「ピンク系」とか分類できるんですんか?!

 

最初はこんなレベルから始まったわたくし(^o^;) 

 

 

DSCN5932b

一見メチャクチャに見える色でも、そのスッテには「ケイムラ系」とか「ブルー系」とかの系統があるそうな。

 

 

 

DSCN5934b

その見分け方は… 

 

 

 

DSCN5934c

超簡単!ヽ(`Д´;)ノ

 

基本ボディ色で判断します。どう見てもカラフルにしか見えない派手なスッテも、まずはボディ色で判断します。

 

そして実際の見え方は、

 

 

umi2

(暗い海の中を模して) 光に透かすと予測できるそうな^^

 

 

 

 

DSCN5989b

たとえばこのスッテ。

 

パッと見は「布巻きのレインボー」ですが、
ボディはクリアな「ピンク」。

 

 

DSCN6001b

光に透かすとボディ色で屈折し、布の色で柔らかく拡散します。

 

色の分類は…しづらいですが、

一応「ピンク系」ですかね(^o^;)

 

 

 

DSCN6291b

布巻きスッテの定番は「ゼブラ」でしょうか。

 

状況を選ばない「茶色」と
濁り潮に強い「黄色」を持ってると重宝しますぞ^^ 

 

※2017年追記:最近は布系を使っている方をあまり見なくなりました^^; 

 

 

DSCN6002b

そしてガス糸巻きのスッテは、

 

 

 

DSCN6004b

布より光を通しにくい感じです。

 

 

 

 

DSCN6253bなかでもグリーンはなかなかの実力派。
日並みを選ばず強い印象です^^

 

 

 

DSCN6301b

こちらはメタルです。

 

 

補足================= 
※スッテの種類は、その沈み具合によって「メタル」「シンキング」「フローティング」の3種類があります。基本は「シンキング」。店頭に置いてあるスッテのほとんどはシンキングです。

「フローティング」は通常、ブランコ仕掛けのみで使用します。
================= 

 

 

  

DSCN6300b

メタルは他のスッテと違い「重い」ので、スッテの一番上に配置すると、竿を叩いたとき仕掛けの動きが良くなるそうです。

 

浅場で使用している方はあまり見かけませんが、中深場で動きの伝達が鈍いときなどに、より実力を発揮するようです。

 

  

  

DSCN5994bまたウェイト入りのスッテも、

 

 

 

DSCN5999b

シンキングの中では誘い効果の高いスッテです。

 

 

 

 

 

DSCN5946bほかオイル入のものは、 

 

 

 

 

DSCN5947b

竿を叩く(シェイクする)と中身が分散して
これがアピールになるそうです。

 

 

とまあ色んな種類がありますけれど^^;

 

 

DSCN6030b

スッテの基本はクリアタイプ

 

daiwa宮澤さんの解説ページを引用しますと、

「基本的には、最近流行りの布をまとっていないクリア(はだか)なタイプをメーンにするのが無難だろう。ケイムラボディーとピンクボディーを交互に配色しながら、間に緑や黄色を上下や中間にコマセヅノとして配置する」

 

とあります。

 

もっとも日によってアタリスッテがコロコロ変わるマルイカ釣り。

 

 

 

DSCN6037b

スッテは本当に好みだと思いますが、

 

 

 

 

20150530_131814b浅場のマルイカはだいたい小さいので、

 

 

 

 

20150530_081931b

チビエビ3.5は人にも人気です(笑)

 

どの色も実績が高く、個人的にはグリーンと黄色がお気に入り。

 

 

 

20150530_074800b

ほかFNネオンツートンがやたらと強い日があったり、

 

 

 

 

DSCN6270b

FNブルのグリーンにしか乗らない流しがあったりと、

 

 

 

 

DSCN6080b

ま~スッテ地獄ですね(笑)

 

 

 

 

DSCN6303b

ほか一番安いハダカボディのスッテを購入して
オリジナルスッテを作るのも面白いです。

 

マッキー で塗るだけ…

 

と船長に教えてもらいました(^o^;)

 

今のところ黄色いボディに赤マッキーを塗ったものが高実績を誇っております(笑)

 

 

 

DSCN6293b配色の一例です。決まりごとはありませんが、同色は一つ見破られたら全滅するので並べません。

 

そして下のスッテにイカが掛かると手返しが悪くなるため、アタリスッテは真ん中より上に配色し直すようにします。

 

※追記:

イカの活性次第ではイカが上に浮いてこないときもあります。ですから配置換えは状況次第。下でアタリがあったスッテは下につけたままにしておくのも一手です。

 

また、スッテの良し悪しは日時や海況によって変化します。青系がよかったりピンク系が良かったりと様々ですので、触らないと思ったらどんどんスッテを変えてアタリスッテを探しましょう!

 

 

DSCN6293f

 

DSCN6293eイカが色盲って本当なんですかね^^;

 

 

 

 

直ブラ仕掛け

DSCN5949f

アタリのわかりやすさは面白さに直結しますっヽ(`Д´;)ノ 

 

それでいて取り込みでバラすと失意のどん底に落ちますっ!ヽ(`Д´;)ノ 

 

というわけで、まずは「アタリがわかりやすくバラしにくい」という「直ブラ」からはじめて、取り込みに慣れてきたら「手返しの早さ」を求めて「直結」にするというのはいかがでしょう^^

 

 

daiwa1

仕掛け作りが面倒くさければ直ブラリーダーというのが売っています。浅場のときは幹間100センチ、本数は5本で十分でしょうか^^

 

 

 

 

DSCN6040b

部品をバラバラで買うなら

 

 

DSCN4059b

ビーズ周辺の結びは「八の字結び」さえできれば結べます。 

 

 

 

daiwa2ほか直結ブラリーダーというのも売っています。手返し重視のため上3本を「直結」にし、下2本を「直ブラ」にしてバラシを防止するという組み合わせです。この組み合わせも人気ありますね^^

 

 

 

直結仕掛け

DSCN6038b 

 

直結仕掛けは「スナイプビーズ」を介して
スッテを脱着できるようにします。

 

 

DSCN6196b1.スナイプビーズにハリスを通します。 

 

 

DSCN6197b2.同じ穴に、もう一度ハリスを通して折り返します。 

 

 

DSCN6200b

3.ハリスの先端に八の字結びでコブを作ります。

 

3mmのスナイプビーズに対し、ハリス4号なら八の字結び1回、ハリス3号以下を扱う場合はすっぽ抜け防止のため2重にコブを作ることをおすすめします^^

※追記:どうやらスナイプビーズの穴の大きさにはムラがあるようです。2重コブだけでは抜けてしまうこともあるので、より確実な方法を紹介します。

ハリスの太さにかかわらず、2番の後、ハリスの先端にもう一本「別のハリス」をあてがいます。そうしてハリスを2重にした状態で、八の字結びを行います。「別のハリス」の余分をカットすれば出来上がりです。メインのハリス、別のハリスともに、わたしは4号で作成しています。

 

こうして作った輪っかを、

 

 

DSCN6206b

カンナに引っ掛けて、締めます。

 

※追記:輪っかはカンナの中央に引っ掛けます。12本あったら6本と6本の間に引っかけます。 中途半端な場所にひっかけるとすっぽ抜けることがあるのでご注意ください^^;

 

 

DSCN6205b

できあがりー^^

 

 

DSCN6209c

一番上と一番下に「10号くらいの小さなローリングスイベル」をつけると糸ヨレ解消になります。もちろんすべてのスッテにつけても良いです。

 

※追記:ローリングスイベルをすべてのスッテにつけると、糸ヨレは起きにくくなりますが回転方向のアタリ(震え系)が消えやすくなります。腕と相談してスイベルは減らせるなら一番上だけに減らすと良いかもしれません。

 

 

maruika_shikakezu

わたしの仕掛けは(達人の仕掛けを参考に)こんな感じです^^

 

 

 

DSCN6268bなお、底にオモリをつけたまま誘うと「根掛かり」することがありますので「捨て糸」は付けるにこしたことはありません。

 

わたしは4号の幹糸に対し、2号の捨て糸で対応しています。

※追記:実際に根掛かりしてハリスを切りたい場合、捨て糸2号だとやや切りにくいため最近は1.5号を使用しています。ただし、仕掛け投入時、なにかに引っかかるとオモリだけ飛んで行く確率も増えるのでご注意です^^;

 

 

リーダーシステムのすすめ

DSCN5969c

ぐああああ道糸が

竿に絡んだっ!(`д´/;)/

 

なんて経験はないでしょうか^^;

 

マルイカ釣りのPEラインは1号前後と非常に細いため、取り込みの際にPEラインが竿に絡みがちです。

 

こうなると再投入が遅れるばかりか最悪ライン切れなんてことも。

 

 

 

DSCN6148b

そんなライントラブルを解消するため「リーダーシステム」を組みます。

 

「リーダーシステム」とか言われると

 

うっ

 

と拒絶反応を示される方もおられるかもしれませんが(^o^;)

 

サルカンを使用しないで
PEラインとハリスを直接結ぶだけです。

 

一度リーダーシステムを組んでしまえば、一番上のスッテギリギリのところまでハリスを巻き取ることもできますし、PEラインと竿が直接、干渉することなく糸絡みを防げます。

 

また、下のほうについたイカも
素早く取り込むことができますね。

 

PEラインとハリスを結ぶには、ルアーでおなじみの摩擦系ノット、

FGノットが向いています。

 

 

DSCN6218b

見てください(笑)

こんなにヘタクソでも結節強度が保てるほど摩擦系ノットは強いです。

 

FGノットで一番難しいと感じるのはおそらく「編み込み」ですが、PEラインの色が飴色に変わるほど締めるという点さえクリアすれば摩擦系ノットは非常に強いです。

 

最初は細ラインだと難しいかもしれませんので
太めのラインで練習すると良いと思います。

 

 

 

S__40714246bそれでも難しいと感じたらEZノッターラインツイスター(電動)というような(FGノットの編み込みを補助してくれる)器具もありますぞ^^

 

 

 

 

マルイカの竿とリール 

maruika-saizensen

ダイワ商品であれば、詳しくはマルイカ最前線に竿とリールの選び方が載っています。

 

 

shimanoTV

シマノTVも参考になりますね^^

 

基本的に浅場は柔らかめの竿で攻めるのが主流のようですが、

 

叩く。

止める。(アタリを見る)

掛ける!(`д´/;)/

 

この三点を重視して攻めるマルイカ釣りのこと、

繊細なアタリを見るため穂先は柔らかく、「叩く」「掛ける」といった操作性を確保するため胴は硬いほうがやりやすいと感じております。

 

使用してみた竿の一例を挙げますと、

 

 

DSCN6130b

たとえば「深場向き」とされるメタリアMH-150。

 

深場向きなので非常に硬く、浅場に多いマイクロ級のアタリを取るのは難しいです。

 

対して「浅場向き」とされるレッドチューンM-140は、負荷をかけると胴まで曲がる6:4調子の非常に柔らかい竿です。

 

柔らかいのでアタリはわかりやすいです。しかし柔らかいのでどうしても叩きづらいです。また胴まで柔らかいので、反射的に掛けても間に合わないことが多くなるかもしれません。

 

こういったバランスを考えて好みの竿を探すことになるわけですが、浅場のマルイカは竿で半分勝負が決まると思いますので、慎重に選んでくださいね^^

 

※追記
2016年のゼロテン竿「極鋭ゲームMC-150AGS」のインプレッションはこちら

2017年のゼロテン竿極鋭マルイカレッドチューンMCの動作確認youtubeはこちら

ゼロテンションの攻略についてはこちら

 

DSCN6296bリールは間違いなくダブルハンドルをお選びください!

 

イカを掛けたら反射的にリーリングしますので、ハンドルが一つしかないと咄嗟にハンドルを握れず「空振り」することがあります

 

浅場のみで使用するなら100サイズの軽い「エアド」や「スティーレ」「ステファーノ」、中深場も考慮に入れてリールの剛性を確保するなら「スパルタン」など、

 

いずれも「ハンドル1回転あたりの巻き取り長」が70センチ前後のハイスピード仕様を選びます。

 

→ダイワメーカーのリール一覧 

 

 

竿置き

20150530_065844b第一精工の「フリースタンド 」と「置太郎 」を組み合わせて使用する方が多いです。置き太郎は「オモリ置き」として使用するみたいですね。

 

  

DSCN6228bチョイ置きホルダーは比較的リーズナブルで使い勝手も良いのですが
船穴の間隔でしか設置できないのが玉にキズ。

 

 

DSCN9705bチョイ置きキーパーは好きな位置に固定できるので
混雑時の微妙な調整も可能です。

 

またツノマットは直結仕掛けをセットできるので便利です。とりあえずスッテを掛けておきたいときや、スッテの本数を投入器の穴数以上につけたいときなど、あると便利です。

 

 

オモリについて

20150530_071630e

マルイカといえば「落下速度が速く」「感度の良い」タングステンが有名ですが、タングステンは高価すぎるので根掛かりの可能性がある浅場には向きません^^;

 

スカリータイプにしましょう!

 

六角、または六宝タイプは
落下速度が遅いので避けたほうが無難です

 

軽いほど感度が上がりますが、あまりに軽いとなかなか落ちないので30号くらいが無難かなと個人的には思います^^(浅場なら30-40号、水深50-70メートルなら50号、水深80メートル以深なら60号が目安です)

 

 

 

カンナを研ぐ

DSCN6219b針先が鈍くなれば当然、掛かりが悪くなります。その針先をピカピカに復活してくれる「カンナくん大成功です!ⅱ

 

写真のものは11センチと14センチに対応しています。

 

ちょっと値段は張るんですが
一つ持ってると重宝しますぞ^^

 

 

DSCN6140b

歯ブラシは…

 

 

 

20150530_105141b

あったほうがいいですね^^ 

 

 

 

※追記

DSCN6550b

いつの間にか勝手に飛び出して、勝手にお亡くなりになるイカさんの哀れな事故を防ぐため、「魚飛出し防止ネット」なるものを使いはじめました。

 

 

 

DSCN6565b

あると便利です^^ 

 

 

メダイでオキアミ・万能餌の威力?!(2015/05/09)

釣行データ
釣行日 2015/05/09(土)
船宿 五エム丸 / メダイ船
竿 ダイワ(Daiwa) VIPER TAILM-227
リール ダイワ(Daiwa)レオブリッツ300J
仕掛け 幹間1.5m・ハリス8号50センチ・下針1.5mの全長4.5m
3本針吹き流し仕掛け。
針:カンヌキ青物14号
他: BBサルカン3号、BBサルカン スナップ付 3号
Wクレン親子 5×7号おもり150号サニービシ夢の天秤
水温 17.7℃
州の崎~沖の瀬 :濁り   棚90m
パターン 中潮4日目  (満潮 7:23 干潮 14:31)
月輝面 -74.9% 月齢20.3
南 弱い
波高 0-0.5M
天候 曇り
船の釣果 メダイ:2-3 (3人)
自己釣果(左舷ミヨシ) メダイ:3 真鯛:1   ほかメバル・アカイサキ多数

DSCN4249c久々にメダイ船にでも乗ろうかと「五エム丸」に予約した朝のこと…

 

 

 

nebou2

…。

 

nebou3


 

 

nebou5

…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

nebou4

ええええええええええええええ

 

久々にやってしまいました 出船ギリギリの大寝坊!?

 

歯磨きもそこそこに大慌てで家を飛び出し

 

 

DSCN5855b

滑り込みセーフっヽ(`Д´;)ノ

 

ε=(・д・`*)ハァ…

 

 

…∑( ̄□ ̄;) ハッ

 

とここで重大な

過ちに気づきました

 

 

 

(;゚;Д;゚;)イ

 

 

イカ餌忘れたああああああああああああああ

 

 

 

…(°Д°; オワッタ・・・

 

 

 

 

メダイの特エサ

DSCN5865b

「船長っ、先日8本釣れた日は
どんな餌に食いましたかヽ(`Д´;)ノ?」

 

 

 

DSCN3834bホタルイカが良かったみたいだよ。

 

その場でメダイの腹を捌いてる人がいてさ。
胃袋から小さなイカがたくさん出てきたみたい。

 

だからスルメイカなんかの場合は、切り身よりも、目玉のついたゲソのほうが反応良かったみたいだね」

 

 

…そうなんです。

 

どんな魚も「そのときのベイト」が「最高の釣り餌」として活躍するもの!最近のメダイはホタルイカに付いているのかもしれず、支給のサバ餌では心もとない感じです

 

こうなったら…

 

 

DSCN5867bいきなり最終兵器
投入するっきゃないしょヽ(`Д´;)ノ

 

 

 

 

DSCN5870b

万能餌として名高い「オキアミ」くん。

 

 

 

DSCN5858b

一度メダイは忘れて五目釣りを楽しむことにしました(笑)

 

 

 

DSCN5859b

じつは出鼻をくじかれ
まったくやる気のなかった朝ですが^^; 

 

 

 

DSCN5874b釣れると楽しくなるゲンキンなわたくし(笑)

 

 

 

DSCN5878b

「大きなイカ餌」には掛かりにくい魚たちがバリバリ食ってきます。

 

 

 

 

DSCN5886b

おおっ…∑( ̄□ ̄;)

 

 

 

DSCN5877b

当たりがあったら1メートルくらい巻いて、ちょっと待ってると2匹目がつくようです^^

 

とまあ

 

 

DSCN5891b

なんだかんだと五目釣りを楽しんでいると

 

 

 

 

DSCN5896b

突然のごっつい手応え

キ━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )タ━!!!!!

 

久々の豪快な引き!

 

これは本命かもしれません!ヽ(`Д´;)ノ

 

絶対にバラしたくないので
やや慎重にその引きを堪能していると、

 

「サメがいるねぇ」

と船長

 

いやですぅ~(//▽//)

 

ぬうう、やはりというべきか
沖の瀬周辺はサメの巣食う海…

 

 

DSCN5861bこうなったら「電動MAX」プラス「ゴリ巻き」で勝負をかけるのみですっ!ヽ(`Д´;)ノ

 

おらおら~~~~~~ヽ(`Д´;)ノ

 

お…

 

 

DSCN5860b

おら…(°Д°)?エッ

 

 

 

 

今回の作戦

DSCN5871b

今回の作戦は、大小様々な魚をオキアミで同時に狙うという作戦です。

 

従いまして、メダイなどの中型魚が喰っても問題ないよう「大きな針」としながらも、その「大きな針」を小型魚が吸い込みやすいよう丸掛けを試しました。

 

 

 

DSCN5887b

また針の大きさが魚に見破られないよう「オキアミカラーの針」をチョイス。

 

棚は、メダイの棚(五エム丸さんの場合は上からの指示棚)より5メートルくらい下がおおよそのメバルの棚です。よってコマセは指示棚より9メートルくらい落としてから振りはじめました。

 

 

 

DSCN5901b

真鯛はたまたまでして(^o^;)

 

ボーっとして底まで仕掛けを落としてしまい、底から5メートルあたりからコマセを撒きはじめ、10メートルに置いた瞬間、引き込みました。

 

あくまでメバルを狙った結果です^^;

 

 

 

DSCN5870b

それにしてもまさか全長4.5メートルの三本針に真鯛が食うとは思いもよりませんでしたが…

 

 

 

 

DSCN5880b

本命の船中ファーストヒットはなんとオキアミ!

 

 

 

 

DSCN5882b

もともと真鯛の外道としても有名なメダイですから、オキアミが有効だとしても何もおかしくはありません^^

 

ただし、オキアミは餌取りにやられやすいです。

 

仕掛けを落としている最中にゴツゴツ触りがあるときは、すでに餌がないことも多いですね。

 

ですからオキアミは
マメに仕掛けを上げてチェックする必要があり、

 

面倒な方はやはり餌もちの良い
「イカ餌」のほうが良いのかも^^;

 

なお、

 

 

DSCN5893b

最後の流しではコマセ切らせてしまい
サバ餌のみの投入でしたが

 

 

 

DSCN5892b

これはラッキーでした^^;

 

 

 

 

DSCN5900bというわけで、五目を楽しみながらメダイを釣るなら
オキアミを試す価値もありそうです?!q(≧ε≦*)三(*≧ 3≦)p

 

 

 

ヤリイカ中層攻略!(2015/05/02)

 釣行データ
釣行日 2015/05/2(土)
船宿 勝山・庄幸丸 / ヤリイカ船
竿 ダイワ(Daiwa) 極鋭ヤリイカ AGS 167 TUNE
リール ダイワ(Daiwa) マグマックス500 (PE4号 500m)
仕掛け 11cmのタマゴ針10本・
幹糸6号・ハリス5号の回転ビーズ仕様。
枝間120cm・全長1320cm・ハリス10cm・
BBサルカン 2号、BBサルカン スナップ付 2号
オモリ 120号 (150号も用意)
ヨリトリサルカン ボールベアリング仕様の五連サルカン
水温 17.8℃
州の崎~布良沖: うす濁り 速い      棚:190m前後
パターン 大潮1日目  (干潮:9:44 満潮16:9)
月輝面 +96.1% 月齢13.3
北 凪
波高 0.5M
天候 晴れ
船の釣果 ヤリイカ:5-49杯
自己釣果(右舷トモ2番目)
ヤリイカ:   30杯

DSCN5273bさて今まで散々底からのヤリイカに注力してきましたが、ヤリイカが中層にいるなんてビックリしたこの日^^;

 

 

 

DSCN5819bはじめのうちは底でポツポツ乗ったのですが、

 

 

 

DSCN5815b

指示棚が「中層」になった途端に誰も釣れなくなり撃沈ムード…

 

このまま終了するかと思われた正午前のことです。

  

 

Σ(゚д゚)!!

 

ふと気づきました。 

 

…仕掛けの落下中になにやら触りを感じます。

 

どうやら生体反応のようですが… 

 

DSCN5823b

とにかくそこで仕掛けを止めてみると… 

 

 

 

DSCN5818b

 いたのねっ!(`д´/;)/

 

 

 

DSCN5826b

意外と活性高いじゃないのっ!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

 

DSCN5829b

というわけで地味ながらもなんとか30杯釣ることができました^^;

 

でも最初からわかっていれば底釣り同様かなり釣れたかもしれない勢いを感じましたっ!ヽ(`Д´;)ノ

 

それでいて下からシャクって狙っていた方はまったく釣れていませんでしたから、不思議ですね。

 

というわけでこの日有効だった上からの攻め方を紹介したいと思います^^

 

 

 

ヤリイカ中層の釣り方 (自己流ですが釣れたのであっていると思います)

DSCN5812b

たとえば指示棚が150~190メートルと広範囲で
底は210メートルと想定します。

 

竿を垂直にして150メートルまではできるだけ早く仕掛けを落とします。これはイカ釣り共通ですね^^

 

そして150メートルからは、

 

 

DSCN5816b竿を立てた状態にして(それだけで速度が落ちます)イカの触りに注力します。スプールに指を触れる程度に当てておくと触りがわかりやすいかもしれません。

 

スピードは遅すぎないほうが良いと感じました。が、これは日並によるものかもしれませんのでいろいろ試してください。

 

意識を集中すれば9:1調子のヤリイカ竿ならまずわかるような触りです。手感度です。(イカなのかそのベイトなのかはわかりませんが)コツコツなにかに触れる感触が伝わってきます。

 

触りがあったら、そこで仕掛けを止めれば最低1杯は釣れると思います。が、上から狙っているので

おそらくその触りは下のツノ…!( ✧Д✧)ピキーン

 

多点掛けしたいならもう少し仕掛けを落とす必要があります。ここからはスプールに指を当て、キュッ、キュッと仕掛けを1、2メートルつづ落としながら誘い、(もしくは一気に10メートル落としても良いかもしれませんが)計5~10メートルくらい仕掛けを落とします。

 

途中で乗ってきちゃうこともありますが、5~10メートルくらいは仕掛けを落とさないと多点掛けできないので損です。

 

そこが当たり棚であれば、仕掛けを止めた直後にズンズンと乗ってきます。

 

 

DSCN5830bもし乗ってこなくても、一度聞き上げてみるとズシッと重みが伝わることがあります。乗ってからの釣り方は底釣りと同じです。

 

乗ってこなければ残念ですがその棚はハズレです。指示棚の下限まで誘いながら落とし込みを繰り返します。

 

上から落とす誘いは慣性の法則でプラヅノがふわっと舞っているイメージです。詳しくイメージしたい方は初回の記事を参考にしてください^^

 

 

 

DSCN5827b
この日は追い乗りを狙っても効果が薄かったですが、狙うなら底からと同じ方法でよいかと思います。

 

以上でありますっ!  .:*゚:*:(ノ≧ڡ≦)。゚:*

 

 

 

 

初心者でもヤリイカ爆釣?!釣れるときに釣るための基本的なことメモ(2015/04/25)

 釣行データ
釣行日 2015/04/25(土)
船宿 勝山・庄幸丸 / ヤリイカ船
竿 ダイワ(Daiwa) 極鋭ヤリイカ AGS 167 TUNE
リール ダイワ(Daiwa) マグマックス500 (PE4号 500m)
仕掛け 11cmのタマゴ針10本・
幹糸6号・ハリス5号の回転ビーズ仕様。
枝間120cm・全長1320cm・ハリス10cm・
BBサルカン 2号、BBサルカン スナップ付 2号
オモリ 120号 (150号も用意)
ヨリトリサルカン ボールベアリング仕様の五連サルカン
水温 17.8℃
州の崎~布良沖: うす濁り 速い      棚:190m前後
パターン 小潮1日目  (満潮:7:56 干潮15:08)
月輝面 +41.5% 月齢6.3
北 ほどほど
波高 1~1.5M
天候 晴れ
船の釣果 ヤリイカ:38-88杯
自己釣果(右舷トモ2番目)
ヤリイカ:   78杯

DSCN5273b

本格的にヤリイカをはじめて5回目と課題も多くまだまだへたっぴなわたくしではありますが…

 

今回わたくし…(ノ ̄△ ̄;

 

 

DSCN5749cへたっぴでもたくさん釣れることを証明して参りましたっ!ヽ(`Д´;)ノ

 

 

 

DSCN5737b

今回は基本となる底の釣り方を実践したのみ。着乗りしないときだけタルマセや「ストンと仕掛けを落とす誘い方」を試しました。

 

いかにオマツリを減らし…(°Д°)

 

手返しよく釣るか…(°Д°)

 

そして今後の課題はツノ数をどれだけ増やせるかだと思っています( ̄▽ ̄)

 

以上3点! 

 

その熟練度で釣果が
決まると思われますっ!ヽ(`Д´;)ノ

 

というわけで今回は、当たり前のような上記内容を少し掘り下げただけの地味な内容ですが  わたしなりに気づいたことをメモしておこうかと思います。

 

 

 

 

オマツリ防止!

DSCN4204d雑誌などでイカ釣りに必須と紹介されているヨリトリリング。名前の通り糸撚りを軽減してくれるアイテムです。手前マツリ防止にも期待できるので使用されている方も多いかもしれません。

 

がしかしっ(^o^;)

 

ヨリトリリングは潮の影響を受けるとリングが回転するという構造上、潮の影響を受けやすく、潮が速いと糸がフケてオマツリの原因になります。

 

※追記:当記事のコメントに「ヨリトリリングは回転しない」というご指摘をいただきました。そこでヨリトリリングの役割についてちょいと検証してみることに♪ 興味がある方はこちらをご覧ください。

 

よくあるオマツリのパターンとしては、イカの取り込み中に糸がふけてしまい隣の方とオマツリしてイカを落とすというパターンです。

 

そんなわけでサルカンはボールベアリングタイプで回転性能の良い「五連サルカン」が良さそうです。

 

とくに好調な日は混み合いますから中オモリの使用も避けたほうが無難かもしれません^^;

 

また仕掛けのヨレを軽減するアイテムは五連サルカンだけではありません。オモリ側のサルカンもやはり回転性能の良いBBサルカンが有効です。  

 

 

DSCN3875b

ほか(市販仕掛けのような)ヨリチチワ結びは「乗り」がわかりやすい反面、少々ヨレやすいため、

 

 

 

DSCN5008b回転ビーズもいいですね(σ≧▽≦)σ

ヨレに対する効果はBBサルカンの類より上かもしれません^^;

 

ただし回転ビーズも万能ではありません

たとえば投入器にツノを落としたときビーズが引っ掛かって落としにくいことがあります。またオマツリすると引っ掛かって取れにくいこともあるので、回転ビーズは好みが別れるかもしれません(^o^;)

 

どんな仕掛けも一長一短ですね(^^;

 

 

 

取り込みのタイミング

DSCN5735b

個人的に考えてしまうのが取り込みのタイミングです。

 

潮が速い日は、隣の方と同時に仕掛けを取り込みはじめると仕掛け同士がオマツリすることがあります。

 

「道糸」と「仕掛け」が絡んでもたいしたオマツリにはなりませんが、「仕掛け同士」が絡むと、解くのに時間がかかるうえイカを落とす可能性もあり厄介です。

 

これを避けるため、巻き上げのタイミングをずらします。具体的には自分の仕掛けの巻き上げ速度をちょっぴり遅くするなどして、隣の方と同時に取り込まないようにします。

 

それってタイムロスじゃん…(°Д°)

 

と思われるかもしれませんが、オマツリで時間を奪われるよりよっぽど効率的かと思っています。

 

ヤリイカ釣りはほんと焦り禁物ですよね

 

 

 

ツノ数を増やすには

DSCN4767b

初心者向けの取り込み方法については以前の記事で紹介したとおりです。

 

  1. 空ヅノはツノマットに刺しておき
  2. 「イカが付いているツノ」だけ船内に取り込みます。
  3. 「道糸に近い①」から順にイカを外しては投入機にツノを落としていきます。 

 

それを繰り返せば手前マツリすることもありません^^ 

 

がしかしっ(^o^;)

 

 

DSCN5746b

こんなふうに一気に取り込めるのもツノ数10本が限界でしょうか

 

というか、ブランコ仕掛けですから、たくさんイカを取り込めば少なからず手返しが悪くなります。できればこのタイムロスは改善したいところ。

 

そうなるとやはり、イカを一杯ずつ外しながら、そのつど投入器に仕掛けを落とせるよう練習する必要があります。これができれば、取り込み終了とともに仕掛けを落とせるので、かなり手返しが良くなりますね^^

 

 

 

DSCN5689b

見聞きする限りでは、多くを釣られる方のツノ数は14~20本

 

まあとんでもない数ですが、ツノ数が少なければ物理的にそれ以上釣れないのも確かです。

 

ならば!ヽ(`Д´;)ノ

 

ツノ数を増やすことを目標にしっ!ヽ(`Д´;)ノ

 

手返しよく釣ることを目標にしてこそっ!ヽ(`Д´;)ノ

 

束越え目前でしょう!ヽ(`Д´;)ノ

 

 

 

すっ…

 

すみません言い過ぎましたっ( ‘д’⊂彡☆))Д´) パーン

 

  

 

取り込みでイカを落とさない方法?! 

DSCN5737b

ところで、こんな荒海でイカを1杯ずつ外していたら

 

イカがぽちゃぽちゃ
落ちちゃうでしょっ!ヽ(`Д´;)ノ

 

と心配になりますよね。

 

でもそれは半分、誤解かもしれません

 

 

 

DSCN5705c

たとえばこちら。掛かりが浅いです。巻き上げスピードがもう少し速ければ身切れしていたかもしれません。

 

つまり巻き上げスピードひとつで取り込みの成功率は変わると思うのです。とくにパラソル級のヤリイカは引きも強いのでなおさらです。

 

水深が浅いときは意外とバレませんが、たとえば水深が200メートルなど深いときは「ゆっくり巻き上げ」ないとバレる確率が高いと感じています。

 

巻き上げスピードは秒速1秒、いや、パラソル級を多点掛けしてめちゃくちゃ重いときはより遅くても良いかもしれません。

 

 

ならばヽ(`Д´;)ノ

 

巻き上げ速度に気をつけて

 

イカを1杯づつ取り込めるよう練習すれば

 

 

束越え目前でしょう(`д´/;)/

 

 

 

 

すっ…

 

すみません言い過ぎましたっ( ‘д’⊂彡☆))Д´) パーン

 

とにかく取り込みでイカを落とすようなら
巻き上げ速度が速いかもしれません^^;

 

 

 

爆乗り時の「追い乗り」テクニック?

以前紹介した「追い乗り方法」について、さらに具体的なイメージのメモになります。

DSCN4987b

着底して糸フケを取り、すぅっと竿先を聞き上げると、

 

 

 

DSCN4987c

ずっしり!(`д´/;)/

 

着乗りするときはだいたい竿を水平にしたあたりで重みを感じますね。

 

この時点でイカは乗っていますが、ここで追い乗りを狙うべく電動リールを超スロー巻きにしながら、竿をゆっくり頭上まで聞き上げていきます。

 

 

 

DSCN4945b

そのまま超スロー巻きにして穂先を凝視していると、新しいイカの触りをクンクン感じることがあります。

 

ここが最大のチャンスっ!ヽ(`Д´;)ノ

 

追加の乗りを感じたときは、イカが引き込んだぶんだけをいなすように竿先を下げます。もしくは竿先を下げることで、超スロー巻きを相殺し海中の仕掛けをその場に一瞬だけ留めるイメージです。

 

どういうわけか乗るときはここで一気にズンズンっ!と乗ることが多いです。

推測ですがこれはキンメ釣りのように、1杯のイカが乗ったときのツノの揺れで他のイカがリアクションバイトするのでしょうか?

 

手ごたえを感じたら、徐々に電動速度を速めつつイカを掛け、竿先を下げながら巻き上げに入ります。(いつまでも超スロー巻きではバレてしまいます)

 

 

 

DSCN5831b

なおこの一連の動作は「船の揺れ」を考慮に入れていませんので、船が揺れているときはその揺れを考慮したうえで上記内容としてください^^

 

 

 

 

 

1447946917この日は9点掛け2回、ほか5点掛け以上多数!

 

取り込みの課題とオマツリさえクリアすれば、束越えも夢じゃないかもしれませんね

 

 

DSCN5724b 

 

カマス引っ掛け仕掛け新バージョン!! ~泳がせ船でカマス爆釣?!~

 釣行データ
釣行日 2015/4/11(土)
船宿 小田原・坂口丸 / カマス泳がせ船
竿(泳がせ) ダイワ(Daiwa) VIPER TAILM-227
リール(泳がせ) ダイワ(Daiwa) レオブリッツ 750メガツイン
竿(カマス) ダイワ(Daiwa) メタリア・ヤリイカ MH-175
リール(カマス) ダイワ(Daiwa)レオブリッツ300J
仕掛け(泳がせ) 上糸:シーガ―FXR船16号1.5m
ハリス:シーガ―FXR船16号1m
捨て糸:シーガ―FXR船16号10cm未満
トローリングスナップ 5号
クロスベアリング 4×3
BBサルカン 2号
BBサルカン スナップ付 3号(道糸との結節)
おもり150号
仕掛け(カマス) 上糸、幹間、捨て糸:ハリス12号・1.2m
ハリス8号・20cm
プラヅノ

Wクレン親子
BBサルカン 2号
オモリ 120号
水温 14℃
瀬の海:うす濁り ゆるい  棚:80-100m
パターン 小潮2日目   (満潮 8:33)  (干潮 15:52)                
月輝面 -61.5% 月齢21.7
北東、吹いたり止んだり
波高 0.5-1M
天候 雨のち曇りときどき晴れ
船の釣果 カマス:2 – 98
自己釣果(右舷) カマス:     98  スズキ:1

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本日は小田原の坂口丸さんにお邪魔してきました^^

 

狙いは…

 

 

 

DSCN5429b

カマス爆釣っ!ヽ(`Д´;)ノ

 

前回に引き続きカマス「引っ掛け釣り」の考察です。

 

前回の反省点からもろもろ改良を加え仕掛けをバージョンアップ。さらに釣り方も、掛かりの良いフリーフォールだけでなく、シャクリによる「誘い」を重視して作戦を練ってきました。

 

 

 

結果…(°Д°) 

 

 

 

 

 

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ばくちょ~ばくちょ~(`д´/;)/

 

途中から小型をリリースしなければ100本超えてました(^o^;)

 

正直、こんなにも釣れてしまう「仕掛け」と「釣り方」を
公開して良いものかちょっぴり悩みましたが…(^o^;)

 

お師匠も書いてるのでわたしも全部書きます(笑

 

題して

「ごまプリン流?!
カマス引っ掛けルアー釣法!!~攻略編~」

でございますっヽ(`Д´;)ノ

 

 

わ~パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ…

 

 

 

 

…(ノ ̄△ ̄;)アラ?

 

 

 

※追記:関係者の方にお話を伺ったところ、カマスの引っ掛け釣りにおける「プラ角仕掛け」の考案者は、渚丸さんとのことです。素晴らしいアイディアに拍手ですね! オリジナルの爆釣仕掛けが気になる方は、渚丸さんにレッツゴーです^^

 

 

 

 

プラヅノ仕掛け改

DSCN5267b

11センチのプラヅノに小さめのトリプルフックを取り付けたのが、前回

 

これ、作成にけっこうな時間がかかるうえ、仕掛けをロストしたとき
現地で仕掛けを作れないのが難点です。

 

そこで考えたのが、

 

 

 

 

DSCN5363b

こちらっ(σ≧▽≦)σ

 

今回はブランコ用ではなく直結用のプラヅノを使用しました。お尻のほうにハリスを結べば簡単にフックが結べます。これで仕掛けをロストしても、予備さえあれば簡単に交換できますね^^

 

さらにはトリプルフックが尻尾の役割を果たし、
落下中にヒラヒラと踊って誘いの効果も演出できると考えました。

 

 

自信作ですっ!(`д´/;)/

 

 

※プラヅノとハリスの結び方は移動結び
フックとハリスの結び方は深海結びで十分かと思います。

 

 

 

 

DSCN5360b

そしてトリプルフックの大きさは「1」と「2」を試しました。

 

どちらもよく掛かりますが…

 

 

 

 

 

トリプルフックの弱点

DSCN5419b

トリプルフックには弱点があります。一つ目はサバです。

 

5本針のすべてがサバに飲み込まれたときは
なかなか針が外れなくてげんなりしました(^o^;)

 

これを改善するならお師匠のように針を変えるしかないと思います

 

が、トリプルフックの威力が凄すぎるのも事実。

 

この日は1日トリプルで通しました。

 

 

 

 

DSCN5413b

そしてトリプルフックのもう一つの弱点は
「幹糸」をひどく傷つけることです。

 

これは幹糸を太くすることで対応できます。今回はハリス12号を試し、仕掛けをロストすることなく1日を通すことができました。

 

が、仕掛けをロストすると痛いので
傷の状態は定期的にチェックするのが良さそうです^^

 

※追記:幹糸の傷はどんな針でもその「返し」によって多少なりとも傷つきます。その点、「返し」のないルアー用のバーブレスフックは幹糸への傷を与えにくく、またバーブレスフックは「返し」がないぶん魚が取り込みやすく、手返しよく釣れるため昨今の引っ掛け釣りにおけるトレンドになってきました。タチウオ用のトリプルフックが人気あるようです。

 

 

 

針数と取り込みのコツ

DSCN5367b

針数は、4本以上なら
風で飛ばされないようマグネット必須でしょうか(^o^;)

 

写真はスーパーマグネット
ほかウルトラマグネットなんかが売っています。

 

今回は泳がせ竿も同時に出していたため、
「ヒット率」と「手返し」のバランスを考えて5本針としました。

 

が、胴付き仕掛けは「強風」というだけであっさり糸が絡みます。中には8本以上を使いこなす方もおられますが、慣れずに5本はちょっと多いかもしれません。

 

なお取り込みのコツは、魚を1本ずつ針から外しながら取り込むことです。魚はイカと違い、暴れますので、複数のカマスを一気に取り込むと、仕掛けを知恵の輪状態にされがちですから、ご注意ください

 

 

 

 

枝スの長さ

DSCN5366b

枝スの長さは前回同様、20センチとしました。短めです。

 

その理由は、

 

  • 糸絡みしにいくい
  • 取り込んだとき手前マツリしにくい
  • 電動シャクリ中にフック同士がオマツリしにくい
  • ルアー効果を狙う(後述)

 

という考えです。

 

※ほかフリーフォール中に「引っ掛かり」やすいことから察するに、まず枝スが先にカマスの体に触れ、その枝スを伝って針掛かりするのだと考えます。ならば、枝スは短いほうがカマスに悟られる時間が短いと考えました。

 

 

※追記: その後の考察により枝スの長さは5センチでも10センチでも問題なく掛かることがわかりました。が、枝スの長さに従って針やプラツノの動きも変わってくるはず。今後、海や魚の条件次第ではこの枝スの長さも課題になってくるかもしれませんね!

 

 

プラヅノと空針 ~誘いの検証~

DSCN5365b

今回は、プラヅノの「誘い効果」がどのくらいあるのか
「空針」を混ぜて検証してみました。

 

 

まず面白いのが…

 

 

 

DSCN5419b

こちら!(≧∇≦)

 

サバ多点掛け最悪~(^o^;)

 

と思いながらハッとしました。

 

 

 

DSCN5419c 

「針のみ」の仕掛けを丸呑み…?!

 

黒い針がにでも見えるのでしょうか。

 

ご存じの通り、サバは仕掛けをフリーフォールさせているとき食ってきます。しかし仕掛けを止めているときにはまず食いません。あくまで動いているものに反応します。

 

って、まるっきりルアーじゃないですかっ(`д´/;)/

 

 

 

ということは…(ノ ̄△ ̄;)

 

 

 

あくまでフリーフォール的な動きが有効な引っ掛け釣りですが、より多くを釣りたいなら巻き上げ時の動きも考察する価値がありますね!

 

 

 

…針さえも疑似餌と考え…(°Д°) 

 

 

どう躍らせて、食わすか…(°Д°) 

 

 

 

 

んんんん萌お

キタ━― ヾ(ΦωΦ* )ノ―━!!

 

 

 

 

ヾ(ΦωΦ* )ノ

 

 

 

 

電動ジギングのイメージ

DSCN5394b

電動ジギングのイメージは仕掛けによって変わると思います。今回の場合は「胴付き仕掛け」の「枝ス長20センチ」ですので、この枝スがうまく踊るように考えてみます。

 

まずシーボーグビーストマスターであれば電動を中速か、それよりやや速めに巻きます。わたしのリール・レオブリッツはパワーがないのでMAXで巻きました。

 

 

 

 

kamasuA

電動をonにして、竿先を下げた状態から50センチほどシャクり、

 

 

 

 

kamasuB

竿先を下げます。

 

このとき「電動巻き上げのスピード」を相殺するように竿先を下げます。シャクって持ち上げた仕掛けを一瞬、その場に停滞させるイメージです。すると枝スは、慣性の法則でフワッと浮くと思います。

 

もし、枝スの長さを長くした場合は、シャクリのストローク量を増やしたほうが良いかもしれません。色々試してみてください^^

 

 

 

kamasuB

フワッヽ( ̄▽ ̄)ノ

 

 

kamasuA 

シャクリ~の!(`д´/;)/

 

 

 

kamasuB

フワッヽ( ̄▽ ̄)ノ

 

 

 

kamasuA

シャクリ~の!(`д´/;)/

 

 

 

kamasuC

あ~んどフリーフォール!ヽ( ̄▽ ̄)ノ

 

 

 

 

… ヽ( ̄▽ ̄)ノ

 

 

 

 

DSCN5407b

今回はこのイメージで、

 

 

 

 

DSCN5425b

フリーフォールに負けじと

 

 

 

 

DSCN5424b

シャクリでも

 

 

 

 

 

DSCN5422b

たくさん食わせ&掛けましたぞ(≧∇≦)

 

 

 

以下Q&Aです。

 

================================
Q・ツノの色や種類はなんでも良いのですか⁇

 

A・この日はピンクやグリーンに当たりましたが、色までは考察が進んでおりません^^;どうなんでしょう笑

でも基本は引っ掛けなので、空針でも大丈夫です。
プラヅノと空針を交互に入れても良いかもしれません。
================================

 

 

================================
Q・しゃくりは大きく⁇ 触りみたいな感じを引っ掛けるのですか⁇

 

A・この日はいろいろ試しましたが
シャクリは50センチくらいが良かったです。

触りとかは関係ないです!

引っ掛けです(笑)

 

 

Q・サバが途中で仕掛け止める感じですか⁇

 

A・そうです! そのまま錘の重さで引っ掛けたほうがいいときもありますし、積極的にシャクって掛けたほうが良いときもあります。(と思います)

 

( ̄▽ ̄)ニヤッ
================================

 

 

 

 

 

 

当たってるよ~

 

 

 

 

 

 

 

なんか竿の様子がおかしいよ ~

 

 

 

 

 

 

 

 

atari

 

 

 

 

 

DSCN5379c
キテル━― ヾ(ΦωΦ* )ノ―━!!

 

 

と船長の呼びかけでようやくハモノ竿の異変に気づき

 

 

 

 

DSCN5387b

スズキゲット! (`д´/;)/

 

 

…カマスに夢中でまったく気づきませんでした(笑

 

 

 

 

 

DSCN5389b

ちなみに今回は針の付け方を工夫しました。

 

というのもカマスは口が堅いので、針を上顎に掛けると、ハモノが掛かったとき合わせを入れても口が壊れず、ハモノの掛かりが悪そうです。

 

そこで、

 

 

 

 

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比較的壊れやすい口角に掛けたところ

 

 

 

 

 

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バッチリ親針に掛かってました^^

 

 

 

 

え~ …(ノ ̄△ ̄;)

 

 

…針が呑み込まれて
ハリスがギザギザだってことは …(ノ ̄△ ̄;)

 

 

恥ずかしいので言えませんな~(ノ ̄△ ̄;)

 

 

…(ノ ̄△ ̄;

 

 

 

どこまで進化する!?~カマス釣り新釣法~(2015/04/06)

2015/04/06

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最近、相模湾のカマス釣りが絶好調ですが、
気づいている方は気づいていると思います。

 

竿頭とスソの方の釣果に差がありすぎる日があることを。

 

カマス50本といったら6~7分に一本は釣れる計算です。水深100メートル以上ならまさに入れ食い。…であるのに、スソの方は2本?!

 

秘密の匂いプンプンします~(^o^;)

 

この謎を解明すべく、先日、
スソを覚悟してカマス船に乗ってきました。

 

 

 

 

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結果、スソでした(笑)

 

しかもこの2本、どちらも口に掛かったわけではないのです。思えば1年前にも引っ掛けでカマスを釣っていたことを思いだしました

 

まさに知るべくして知った「引っ掛け」釣り…(^o^;)

 

 

 

 

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カマス釣りにおいて「引っ掛け釣り」が有効なことは、ごく最近知られたことだと思います。この情報は、一部の方しか知らないから釣果に差がでるのだと思います。

 

もちろん状況が良ければ従来の餌釣りが功を奏することもあると思いますが、 カマスの群れが動かずに固まった状態を狙うなら、「引っ掛け」釣りが猛威をふるう日もあるのだと痛感しました。

 

そしてその釣り方と仕掛けを工夫する技をいくつか見聞きしてきました。いずれも独自の考えで工夫されたオリジナリティー溢れる仕掛けです。しかしそのテーマはみな共通。いかに「引っ掛け」て釣るかです。

 

さすがに見聞きしただけの仕掛けをここで紹介することはできません。多くの事実はカマス船に乗船し、ご自身の目で確かめてただければと思います。

 

 

しかし先日、

 

 

 

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渚丸さんが正式に「電動ジギングによる引っ掛け釣り」と称してカマスの「釣り方」を変更しました。

 

ときを同じくして諸先輩方のありがたい情報により
「プラヅノ」が有効だと判明。

 

 

 

 

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そこでプラヅノを使用してみたのですが…

 

プラヅノにはカエシがありません。

 

最初に試したときは引っかかってもすぐにバレてしまい、プラヅノでは一本も船内に取り込めないまま惨敗を喫しました

 

そこで二回目は…

 

 

 

 

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11センチのプラヅノを改良してトリプルフックを取り付けました。従来の胴突き仕掛けの枝スをプラヅノに変えるだけです。

 

幹糸は120センチ。

 

引っ掛けるので、枝スの長さはあまり長くないほうが絡みなく良さそうだと感じ、枝スは20センチとしました。

 

写真の針は、ツノの大きさにあわせて小さめのトリプルフックとしましたが、餌に反応しないような渋い日は、もっと大きめの針で引っ掛けに専念したほうが良いと感じました。

 

ただトリプルフックは幹糸を傷つけてしまうこともあるようです。
まだまだ改良の余地がありそうですね^^;

 

 

 

なお参考までにプラヅノの作り方を紹介しますと、

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カンナをペンチで曲げて

 

 

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ハリスを切ってカンナを分解。

 

 

 

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素のプラヅノに、トリプルフックを釣名人などで仮止めします。

 

 

 

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6号くらいのハリスを結びます。 ちょ~雑で心配になったので
さらに釣名人でガチガチに加工しました

 

 

 

 

 

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引っ掛け釣りですから「スレ掛かり」が大半ですが、しっかり口に掛かることもありました。これはプラヅノに「誘いの効果」があることの証明かもしれません^^

 

 

 

 

釣り方はいたって簡単。

 

仕掛けをフリーフォールさせて、電動ジギングのように中速よりやや速いスピードでシャクるだけ。それを指示棚の範囲で繰り返すだけです。

 

まだまだ未開拓の釣りですから
いろいろ試す価値はあるかと思います^^

 

 

 

 

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なお通常のカマス仕掛け(3本針の胴突き仕掛け)でも、より大きな針をつければそれだけで仕掛けの落下中に引っ掛かりやすくなります。

 

餌をつける場合は、カマスをフリーフォールさせた餌にまとわりつかせて、大きな針で引っ掛ける…そんなイメージでしょうか。

 

仕掛けを落としている最中に引っ掛かったら、サバが掛かったときのように仕掛けが浮きますので、すかさず合わせます。

 

 

 

 

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なお引っ掛けるので、ムツ針のように針先がネムっている針は向きません。ストレート針が有効です。丸せいご丸海津のようなストレート針の、大きなものが良さそうです。

 

きっとこれから、みなオリジナルの仕掛けで、
人それぞれに仕掛けが進化していくのでしょうね^^

 

 

 

 

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編集後記=============================

ここで紹介した内容は、カマス釣り本来の釣り方や仕掛けではありません。よってわたしはこれらの釣り方を推奨しているわけではありません。

 

ではなぜ、引っ掛け釣りを紹介したのかと言えば、いままでカマス餌釣りで撃沈を繰り返してきた方にとっては、リベンジできる貴重な情報になると思ったからです。

 

ここで紹介した内容は、現時点(2015年4月)では主流ではない釣り方です。

 

あくまでご自身の判断で、やりたいと思ったなら試されて下さい。船長の指示がある場合は、あくまでも船長に従って頂きますようよろしくお願いいたします^^

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※釣りの先輩めじ吉さんがカマス釣りの独自ノウハウを公開されています。研究熱心なハートに脱帽です

 

※追記:関係者の方にお話を伺ったところ、カマスの引っ掛け釣りにおける「プラ角仕掛け」の考案者は、渚丸さんとのことです。素晴らしいアイディアに拍手ですね! オリジナルの爆釣仕掛けが気になる方は、渚丸さんにレッツゴーです^^