「釣行記」カテゴリーアーカイブ

網代つちそう丸でイカブリ!!(2015/12/12)

釣行データ
釣行日 2015/12/12(土)
船宿 網代・つちそう丸 / イカブリ船
竿(泳がせ) ダイワ(Daiwa) VIPER TAILM-227
リール(泳がせ) ダイワ(Daiwa) マグマックス500 
竿(ヤリイカ)  ダイワ(Daiwa) 極鋭ヤリイカ AGS 167 TUNE(使用せず)
リール(ヤリイカ)  フォースマスター800(使用せず)
仕掛け(泳がせ) ハリス:24号 4.5m(船宿推奨は26号)
中オモリ6号 (船宿指定は7~8号)
BBサルカン 4号
BBサルカン スナップ付 4号
親針:15号  孫針:14号(基本はヒラマサ系、すっぽ抜けしにくく結びやすい針です^^)
K型天秤70cm
オモリ120号
水温 21℃
初島 速い 棚40~90m
天候 晴れ
船の釣果 1-11本(ワラサ4-5㌔)
自己釣果(右舷胴の間)
    5本

 

DSCN3652b

本日は東京から伊豆・網代(あじろ)へ大人の遠足ですー^^

 

 

 

DSCN0129b

やってきたのは「つちそう丸」さん。「半夜イカブリ船」に予約しました。

 

ちょっと早く着きすぎたので
船の目の前の駐車スペースで待機です^^;

 

 

 

DSCN0131b

さて、ここのところ釣れている魚のサイズは4~5㌔のワラサです。それでいてハリス24号以上って、一体どんな釣りのスタイルなのか興味深々。

 

人が集まってきたところで情報収集することに^^

 

まずは差し当たりない質問で 

「イカは最初に釣って餌にするんですか?」

と常連さんに尋ねると、

 

「今日はイカ釣らないかもしれないよ」 

 

…(°д°) エッ イマ ナント?

 

イカブリなのにイカを釣らない…(°д°)

 

「ほほほほ本当ですか?!」

まさか

「死んだイカ餌ももってきたほうがいいんですか?!」

 

「なにも持ってきてないんですけど大丈夫でしょうか…(°д°) 」

 

と、ハリスの太さなんてどうでも良くなるほど深刻な話題に(笑)

 

てっきり「イカ餌」は自分で釣るものだとばかり思っていましたが、イカを釣らずにいきなりブリを狙いにいくこともあるようです。

 

そして前日のブログに船長のコメントがあった通り、本日はいきなりブリ狙いでした。

 

「餌」はみなスーパーでヤリイカの「生」や「冷凍」を購入する等
思い思いのイカ餌を持参しているようで、

 

持ってきてないのわたしだけー?(σ≧▽≦;)σ カエッテイイデスカー
←船長のブログをよく読みましょう

 

 

DSCN6680bどうやら「ヒイカ」の冷凍でも喰うことがあるそうですけどベストは「ヤリイカ」。ほかマルイカの冷凍も(常連さんの反応が)悪くない感じでしたので次回は持参しようかと思います^^;

 

 

 

DSCN0133b

集合の時間になると、船長から名前を呼ばれます。

 

釣り座は船長が決めるのでたぶん公平です(笑)

 

ここで「活きイカ」を5杯購入。

 

一旦、沖に出てしまうと「活きイカ」は手に入らないので、皆さん迷わず購入されていました。この日は最大で5杯購入できましたけど、日によって「活きイカ」は手に入らないこともあるようです?

 

 

 

DSCN0135b

船べりにはキーパー(ラーク)が設置されていました。嬉しいサービスですね。

 

ただしラーク専用のアダプターは見当たらなかったので、
竿が「細軸」の場合は忘れずに持参する必要がありそうです。

 

というかみなさんキハダを釣るような太い竿ばっかりで、アダプターは必要なさそうでした(笑)

 

本当にこれブリ船(。-_-。)? 

 

 

DSCN0136b

わたくしの釣り座は右舷の4番です。

 

おっ、これが噂の

 

 

 

DSCN0137b

自分専用の「イケス」ですねーっ(*≧∀≦*)

 

先ほど購入したヤリイカが泳いでおりました^^ 

 

 

 

DSCN0139c写真は、自作仕掛けになります。ちょっとオリジナル入ってますので基本はつちそう丸さんのページを参考にされてください^^

 

※中オモリを使ってイカの動きを安定
させるという独特の「天秤仕掛け」です。

 

 

 

DSCN0140b

出っヽ(゚д゚ヽ) 

船っ(ノ゚д゚)ノ 

 

 

 

DSCN0141b

次第に暗くなっていきます。

 

大人の夜遊びです。

 

 

どどどどどどどどど 

ドキドキしますねーっ!(*≧∀≦*)キャー 

 

 

DSCN0150b

指差し確認はじめっ!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

ドラグはギチギチに締める!!!ヽ(`Д´;)ノ  

 

 

イエッサー!!(*≧ 3≦)p

 

 

以上!!ヽ(`Д´;)ノ  

 

船長からも再三アナウンスがありますけれど、オマツリすると捕獲率が下がります。そしてガンガンに巻いてもオマツリしますので、ドラグ「フル」は本当に重要だとやってみてわかりました。

 

てゆーかハリス24号ってキハダマグロが釣れる太さですから、 強引に巻いてバレたなら運が悪かったとしか言いようがありません! ← のちのち運が悪かった人になります

 

 

DSCN0158b

「はいどうぞ!棚は下から10メートル!!」

 

と船長のアナウンスで一斉に仕掛けを投入し!

 

 

DSCN0168b
のっけから周囲で当たりまくりーの!ヽ(`Д´;)ノ

 

 

 

DSCN0159b

あっしの竿は…

 

曲がりませんねー(°д°) ?

 

 

DSCN0146b

無事に帰ってきちゃいました ( ˘•ω•˘ )

 

 

めげないぞROUND2!!(`д´/;)/  

 

 

FIGHTっ!! ヽ(`Д´;)ノ

 

 

DSCN0163b

おおっ?!∑( ̄□ ̄;)

 

唐突に訪れる前アタリ!!

 

ドキドキとうるさい
心臓をよそに平静を装って!!(`д´/;)/

 

慌てず十分に食い込みを待ち…

 

くいくい…!!

 

 

ぐんぐん…!!!

 

 

 

ドンッ!!!!!

 

 

 

キタ━(゚∀゚)━!

 

 

ここでアワセっしょ!!

 ( ✧Д✧)ドッセイ

 

 

DSCN0169b

…(°д°)??

 

 

 

DSCN0169cグレてもいいですか…(°д°)

 

てゆーかですね! 

 

 

 

DSCN0142c敗因は「親針」の付け方でした。

 

今まで「親針」は「水管」にさえ刺しておけば
問題ないと思っていましたが、

 

「水管」に刺しただけだと
頭だけ持っていかれることがあるようです!

 

 

DSCN0167d

正解は「水管」に刺して「筒」に抜きますねっ!

 

 

DSCN0167c

なお「水管」というのは口みたいに見えるところで
水をピューピュー吐く部位です^^

 

 

DSCN0175b

こうしてだいぶ出遅れましたけど^^;

 

 

 

DSCN0178b5杯の「活きイカ」を使って「2本」のワラサをゲット!!

2回はオマツリによる水面バラシでした^^;

 

なるほど太ハリスは超ドM巻きのため、そしてオマツリ対策のためなんですねっ!! (๑•̀ㅂ•́)و✧

 

 

 

さて、ここで大問題です

 

もう餌(イカ)がありません(笑)

 

これにて試合終了かと途方にくれていたら、

 

 

DSCN0177b

隣のおじさまからお裾分けを頂きました!!(*≧∀≦*)アリガタヤー

 

まあでも、冷凍餌なのであまり期待はしていなかったのですが…

 

 

 

DSCN0184b

なんと!!

 

棚を取り直そうと仕掛けを落とし直した次の瞬間、フォール中にヒット!!?

 

 

DSCN0191b

これは餌をくれたおじさまに進呈です^^

 

…∑( ̄□ ̄;) ハッ

 

ここでいくつかのピースがパチパチとハマりました。

 

 

DSCN0183b

 

 「今日は潮が速いですからね、(糸がフケますから)マメ棚を取り直してくださいね」という船長のアナウンス。

 

そこで(糸がフケるので)30秒と経たずに棚を取り直してみると、早くも数メートル誤差が出ていたという事実。

 

ということは、マメに棚を取り直していない方は棚がズレている可能性があるという事実。

 

こんなときこそ、一人勝ちできる
チャンスかもしれないと思う妄想…(°д°)。

 

そしてフォール中にヒットしたという事実から、「冷凍餌」は動かしたほうが良いのかもしれないというイメージが湧き、

 

ならば手持ちより「置き竿」のほうが(この日はウネリがあったため適度に揺れていいのかもしれない…!!

 

というわけで、

 

 

DSCN0188b残り1時間を切ってはいましたが船長に声をかけて「冷凍餌」を購入し、(買えるんですね!)

 

 

 

DSCN0192b

こんなにもハリスが弛んだ状態で大丈夫だろうか
とヤリイカの大きさに心配しながらも 

 

 

 

DSCN0183b

名付けて「置き竿にして超頻繁に棚を取り直す釣法」

 

 

 

DSCN0199b

どういうわけかっヽ(`Д´;)ノ 

 

 

 

DSCN0197b

みんなが釣れていたときには不調だった自分の竿がっヽ(`Д´;)ノ 

 

 

 

DSCN0190b曲がりまくりーのヽ(`Д´;)ノ 

 

 

 

DSCN0198bズキュンズキュンでしょー(*≧∀≦*)

 

「また当たったの?」なんてラスト30分は一人勝ちでした^^; 

 

ちなみに棚は船長の指示棚通りです。人と違うことと言えば、わたしはクッションゴムをつけていなかったので、そのぶん50㌢ ほど棚を下げたことくらいでしょうか。

 

船長曰く、「棚は上げても食うけど下げても喰わないからね!」とのことでしたので、本日のアタリ棚は常に10メートルだったと思います。(フォール中のヒットだけは5メートルくらいでした)

 

アタリ:9回
ゲット:5本
オマツリによる水面バラシ:3回
巻き上げ中のフックアウト:1回(合わせが早かったかも)

 

まとめますと、

 

マメな

棚の取りなおしは超重要!! 

 

以上であります!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

  

DSCN0201b

この日はワラサしか釣れませんでしたが
太ハリスで強引に釣り上げるつちそう丸さんのスタイル超面白いです!

 

家が近かったらこりゃハマってますねー^^; 

 

⇒網代つちそう丸で半夜イカブリその2「冷凍イカ」と「仕掛け考察」(2018/11/24)

 

タチウオ上達の秘訣!? ~沖手神競子の備忘録~ (°д°) エッ?

 釣行データ
釣行日 2015/12/5(土)
船宿 川崎つり幸 / タチウオ
竿 ダイワ(Daiwa) 極鋭ヤリイカ AGS 167 TUNE
リール フォースマスター800
仕掛け

ハリス8号3メートル2本針(DビーズマーキングLL
針 D−MAX 2/0
ムラムラパイプ(ケイムラ、グリーン)

テンビン ヤマリアK型天秤50cm
水温 17℃
剣崎沖 棚:140-160m  観音崎沖 棚:45-55m
パターン 小潮3日目  (干潮 5:04 満潮 12:04)
月輝面 33.4% 月齢23.4
北東、弱い
波高 0.5-1.5m
天候 晴れ
船の釣果(1隻目) タチウオ:20-43 本
自己釣果(左舷ミヨシ3番) タチウオ:    38 本

hannpane-chouka

どうすればもっと

上達できるでしょう!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

ということをテーマに

今回は「剣崎沖」と「観音崎」のタチウオについて
レポートしたいと思います^^

 

 

本日の剣崎沖

DSCN0095b前回紹介した名人の釣り方は、

 

  1. 水面から頭上まで竿先をゆっくりめに(もしくはスゥっと)聞き上げ、
  2. 聞き上げたぶんだけリールを巻き取りながら竿先を下げる

 

という単純なものでした。

(船長に教えていただいた追加情報によると、どうやら名人は2番の後に、竿先を数回揺らして誘いを入れてから1番に戻るようです。)

 

そしてアタリがあったら、

 

  1. 穂先をピタリと止め
  2. 数秒食い込みを待ち、
  3. 間合いを見計らってビシを下げないようにリーリングしながら穂先を下げて、
  4. 合わせを入れる

 

1~2番がタチウオとの駆け引きのとき! ヽ(`Д´;)ノ 

押してダメなら引くし、引いてダメなら押す…タチウオの活性に合わせてアタリをコントロールし、食い込ませる!

 

というのはタチウとの駆け引きではよく聞く話ですが、具体的なイメージがないとどう対処して良いかわからないものです。

 

この駆け引きについて、詳しくは後述するとして、

 

 

hannpane-choukaとりあえず先週も

 

 

 

DSCN0108b今週も「名人の釣り方」でそれなりに釣れまして、改めて「名人の釣り方」は状況を選ばない素晴らしい釣り方であることを再確認いたしました^^

 

がしかしであります!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

DSCN0094b本日は波高く海の状況は最悪っ!ヽ(`Д´;)ノ 

 

船が揺れるので状態のキープが難しく、あれ?と思ったらアタリを弾いている、もしくは掛かりが浅くて巻き上げ中にバレてしまう状況です。

 

一体どうしたら「船の揺れ」を計算に入れて
コンスタントに掛けられるでしょうか。

 

色々試した結果、わたしなりに有効だと思った方法は「餌を取られない程度にハリスを弛ませる」ことでした。

 

  1. たとえば水面から頭上まで2メートル聞きあげたら
  2. 1.5メートルリールを巻き取りながら竿先を下げる

 

 これで0.5メートルぶんハリスを弛ませることができます。ハリスを弛ませたぶんだけ「船の揺れに影響がない時間 = タチウオに違和感を与えずに食わせる間」を作り出すことができるというわけです。

 

海中のイメージは、

 

tachi-kennzaki01

2メートル聞きあげているときは「ハリスが張った」イメージです。

 

 

tachi-kennzaki02

そして1.5メートルリールを巻き取りながら竿先を下げたときは
「ハリスが弛んだ」イメージです。

 

 

 

tachi-kennzaki03

こうして船の揺れを吸収してタチウオに食わせる間を(活性に合わせて)0~3秒ほど作り、

 

 

 

tachi-kennzaki04

1番に戻って再び2メートル聞き上げているときにアタリの感触を得ます。

 

シャクる速度は、

テンポよくリズミカルに誘ってタチウオの活性を上げても良し、ゆっくりめに誘って「渋タチ」にアピールしても良し、

 

もしくはテンポ良く誘ってタチウオの活性を上げつつ、アタリ棚周辺だけゆっくりめに誘ってもいいですね!

 

そしてアタリがあったらピタリと竿の動きを止めて、0~3秒ほど様子を見る( = 駆け引きする)のが基本になると思いますが、究極的な駆け引きは「タチウオに付け餌を小魚だと思わせる」ことだと思っています。

 

 

諸説あるタチウオのアタリの話

DSCN0063bヒットした瞬間、手元に届くアタリがタチウオにとっては小魚の抵抗だとします。

 

その小魚は、アタリ直後に力を失ってもいい( = 竿先を少し下げても良い)けれど、そうするとタチウオが針の違和感に気づく「間」を与えることにもなり、針を見切られて逃げられることもしばしばあります。

 

ですからタチウオが餌を咥えた後、(ハリスのテンションを保つ程度に)小魚の抵抗を演出するぶんには、むしろタチウオを興奮させる良い刺激剤になると思うんですね!

 

たいていの場合、小魚のくせに力強く抵抗したら、タチウオはビックリして餌を放してしまいます。

 

もちろん中には強めに引っ張っても「小魚のくせに生意気なっ( ̄□ ̄;)!!」と言わんばかりに下品なアタリを噛ましてくるタチウオもいますけれど、

大半のタチウオは小魚の凄まじいパワーに恐れおののいて
餌を放してしまうことが多いです。

 

ですからアタリ後の駆け引きは、「ハリスのテンションをつかず離れずの一定に保ち、小魚の抵抗を演出すること」を基本とし、

さらにそのときの手応えで渋タチなのか活タチなのかを判断し、次の投入でゆっくり誘うべきか動的に誘うべきかを判断して攻略すれば良いと思っています。

 

 

フォール

tachi-kennzaki05

タチウオは逃した魚をしばらく見ているといいます。

 

そこで、アタリを弾いてしまったときは、

バラした棚より下に2~3メートル仕掛けを落としなおし、もう一度ゆっくりめに誘い直すと、良い確率で2本目の針にアタックしてきます。(2本針前提の話です)

 

で、こうして仕掛けを落とし直している最中に、
むしろ激しくアタリが出ることもあるんですね。

 

 

tachi-kennzaki06

スプールを親指で軽く押さえながら仕掛けを落とし込むと、先ほどバラした棚の前後で「ココッ!」という手応えが得られることがあります。

 

 

DSCN0099bフォール中のアタリは、良い確立で針がかりするケースが多いので、気づかないともったいないです。

 

  1. 落下中にアタリを感じたら即、仕掛けの落下を止め、
  2. 0~3数秒待つ(激しいアタリなら0秒、そうでないなら3秒等タチウオの活性を読む)
  3. 食ったかなと思ったら大急ぎでリーリングし、
  4. 当たっていたなら鬼アワセ!!

 

ただ、「落とし込みが有効」だからと言って、イカのようにいきなり上から落とし込みで狙っても、喰わないようでした。

 

 

tachi-kennzaki05あくまで下から誘って、一度はタチウオに餌をターゲティングさせ、タチウオの顔を上に向かせた後、その棚に落とし込むのは有効だと感じました。(タチウオが上を向くのは基本、得物を狙っているときのみだそうです)

 

 

 

観音崎

DSCN0104b

 

楽しいっ!ヽ(`Д´;)ノ 

 

水深が浅くてアタリがわかりやすいって、
こんなにも楽しいものでしたっけ!ヽ(`Д´;)ノ 

 

観音崎での釣りは最後の1時間のみでしたが、ここで型の良いタチウオを10本以上追加することができ最高のお土産ができました^^

 

ただ、この日の観音崎はちょっとテクニカルでした。

 

  1. アタリ棚が狭い
  2. 潮がゆるい

 

簡単に言うとちょっとアタリが遠かったので、

 

一旦「名人の釣り方」をやめて、
自分の中での「基本」に戻りました。

 

わたしが一番大事にしている「基本」です。

 

その基本とは…!!

 

 

「おじさん釣法改」

DSCN0107b

数年前から当ブログを読んでくださっている方にしか
わからないであろう「おじさん釣法」(笑)

 

「おじさん釣法」はわたしの中では基本中の基本で
今でも毎回少しずつ進化を遂げているお気に入りの釣り方です。

 

 

 

DSCN0100b

観音崎の場合はだいたい底からが基本ですので、

 

  1. 着底したら5秒待って糸フケを取る(潮流れがないときは手前マツリしやすいので3~5秒待ってハリスを潮になじませます)
  2. 3~5メートル巻き取り、そこからシャクリはじめる
  3. 水面から目線まで約1メートルほど(アタリに神経を集中させながら)スウっと聞きあげ
  4. 即、1巻き(約50cm)リーリングしながら穂先を下げる
  5. 0~2秒待つ(雰囲気があるなら0秒、渋いなら2秒等)
  6. これを指示棚の上限まで繰り返す

 

名人の釣り方に比べ、シャクリ幅が狭い釣り方なので、「水深が浅いとき」や「アタリ棚の幅が狭い」ときに有効です。また「糸フケの利」を狙った釣り方なので、潮の流がゆるいときにも有効です。

 

(ちなみに水深が深いときは、竿の動きが仕掛けに伝搬しにくいので、大きく誘える名人の釣り方が有利だと思います)

 

とくに4番がポイントで、

 

 

tachi-kennzaki08聞き上げて張ったハリスを、

 

 

 

tachi-kennzaki09

フワッと脱力させることに意味があります。

 

これ、潮流れがゆるくても、
擬似的に潮流れがあるように見せられると思うんですね!

 

この釣法は「吹き流し仕掛けの利」を積極的に取り入れた釣り方とも言え、タチウオの活性を上げるのに向いている釣り方だと思っています。

 

ということは、逆に潮流れがあるときは、そんなに効果がない釣法かもしれません。みんなが釣れていないときこそ、試す価値がある釣り方かもしれませんね^^

 

というわけで、「名人の釣り方」とこのフワッと脱力させる「おじさん釣法改」を組み合わせると、無限の可能性をもってタチウオを攻略できるんじゃないかと思った一日でした!

 

 

ハリスを弛ませるテクニックの話

DSCN0072b ハリスを弛ませて 仕掛けを潮に吹き流すことは、自然の力を見方につけるという観点では素晴らしいテクニックだと思います。

 

ただし仕掛けを吹き流すと、アタリそのものがわからなくなり、知らぬ間に餌を取られやすくなりますので、むしろ積極的に餌を動かして、

「ああっ、餌が逃げていく!」

「逃すかヽ(`Д´;)ノ 」

とタチウオに思わせることもまた重要であり、この「静」と「動」のバランスこそ、その日その時間によって違うタチウオの活性をコントロールする技なんだと思います。

 

 

以下、余談になりますー。

 

 

フォースマスター800

DSCN0102b

もっとタチウオ釣りたいっ!ヽ(`Д´;)ノ 

 

そんな思いで購入したシマノの電動リール「フォースマスター800」。

 

今までずっと「ダイワ党」だったのに
わざわざシマノの「FM800」を購入した理由。

 

それは、比較的軽いモデルなのにとんでもないパワーがあるからです。とくに水深が深いときは、パワーの有無が仕掛けの回収速度 = 釣果に大きく影響しますもんね!

 

で、FM800の感想ですが…。

 

すげぇです。

 

…一気にシマノ党になりそうです(笑) 

 

とは言え、ジョグレバーの位置が中途半端だったり、メンテナンスオイルの注入口がない等、ダイワのほうが好きな点も多々あります。

 

シマノの電動ケーブルは重く、軽いケーブルは別途購入する必要があるという設定はいただけませんけれど。

 

でも、FM800のパワーは本物でした。実測でオモリ100号、160メートルの水深を1分15秒くらいで上げることができます。

 

ただしパワーはあってもスプールが細軸なので、トルクに過剰な期待をすると裏切られるかもしれません。

 

はい。タチウオ釣りにこれ以上のトルクは必要ないので超満足!^^

 

545gという重さに満足できるなら、ライトゲーム用リールとしてかなり満足度の高いリールだと思いました^^

 

 

名人さん

hannpane-choukaなんと本日は「名人さん」が乗っていたにもかかわらず
その方が名人さんであると気づいたのは釣行後。

 

せっかく名人さんが近くにいたのに
一切観察できなかったなんてなんたる不覚

 

次回お会いしたらガン見決定です( ˘•ω•˘ )

 

タチウオで極鋭ヤリイカAGS!! ~渋タチ攻略のきっかけとは?!~

 釣行データ
釣行日 2015/11/7(土)
船宿 川崎つり幸 / タチウオ
竿 ダイワ(Daiwa) 極鋭ヤリイカ AGS 167 TUNE
リール ダイワ(Daiwa)レオブリッツ300J
仕掛け

ハリス8号2.5メートル2本針(DビーズマーキングLL
針 D−MAX 2/0
ムラムラパイプ(ケイムラ)

テンビン ヤマリアK型天秤50cm
水温 20℃
下浦沖: 濁り  メインの棚:底から20m以内
パターン 若潮  (満潮 7:07 干潮 13:53)
月輝面 18.2% 月齢25.1
北東、弱い
波高 0.5m
天候 曇り
船の釣果 タチウオ:7-26 本
自己釣果(左舷舳先) タチウオ:  26 本

hannpane-chouka渋いときのタチウオって、

広範囲に棚を探ったあげく、ようやく小さなアタリを得られたというのに、竿の動きを止めるとパッと餌を放してしまったりしますよね

 

「渋タチ」攻略はかねてからの課題でした ( ˘•ω•˘ )

 

 

DSCN9837bさて本日は、「観音崎」に比べればテクニック不要と言われる「下浦沖」での楽勝タチウオ釣り…のはずでしたが、

 

 

 

shibutachi

奇しくもここで「渋タチ」に
遭遇し!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

 

DSCN9849bこれを攻略して参りましたのでご報告です!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

以前船長に「名人の竿はかなり硬いよ」というアドバイスをもらっていたためこれを実践、その結果でございます^^

 

なんと今回
掛け損ねはたったの1回!(๑•̀ㅂ•́)و✧キター

 

 

 

DSCN9824b今回の使用竿は「極鋭ヤリイカ AGS 167 TUNE」。「オモリ負荷80-180号」とあってタチウオの竿ではラインナップがないほど硬い竿です。 

 

なぜ、この硬い竿が「渋タチ」に有効なのでしょうか。

 

ちょっと遠回りなようですが「渋タチ」が餌をパッと放してしまう理由から順に考えて参りましょう!(๑•̀ㅂ•́)و✧

 

 

渋タチが餌をパッと放してしまう理由

DSCN9842nなぜ渋いときのタチウオは
餌を「パッ」と放してしまうのでしょうか。

 

言わずもがな、咥えた餌に「違和感を感じる」からに他なりません。

 

ではどうしたらタチウオに
違和感を与えずに済むでしょうか。

 

 

shibutachib

もっとも簡単な方法は「仕掛けを吹き流す」ことかと思います。

 

(たとえば80cmシャクって誘いあげ、50cm巻き取りながら竿を下げるなどしてハリスを弛ませたうえで、その時間を長めにとってヒットを狙えば、タチウオに違和感を与えずに食わせられるはずです。過去の釣り方はそんな感じでした。)

 

しかしハリスが弛んでいる時間を長くとると 自分もアタリに気づくのが遅れがち。結果、気づかないうちに餌を取られたり、針ごと飲み込まれてハリスが切れてしまったりします。

 

こうした餌取りを攻略するために、 

 

shibutachid

前回のような「名人の釣り方」常にハリスを張った状態で誘いあげ、アタリを取っていくのが一つの手段になるかと思います。

 

が、こうして「常にハリスを張る」ということはまた、

 

 

shibutachigヒットの瞬間タチウオに違和感を与えやすいのも事実。

 

では、

ハリスを張った状態で誘いながらもヒットの瞬間タチウオに違和感を与えない 

 

そんな釣り方はできないものでしょうか。

 

とここで、アタリの取り方を見直すべく「柔らかい竿」と「硬い竿」の「アタリの取り方」の違いについて、考えてみたいと思います。

 

 

柔らかい竿と硬い竿のアタリの違い

DSCN8953b

前回まで長らくわたしが愛用してきた竿はA-ブリッツ タチウオ M-195。誘いと食い込みのバランスを重視した7:3調子のタチウオ専用竿です。

 

穂先が柔らかめなので、前アタリを「目感度」で察知するのに優れており、アタリも弾きにくいほうなので初心者の方にオススメす^^ 

 

 

DSCN8947cしかし渋いときのタチウオは、「目感度」でこちらがアタリを察知してピタリと動きを止めると、餌をパッと放してしまうことがあります。

 

これ、もしかして、「目感度」でアタリに気づいてからでは時すでに遅しなのではないでしょうか。

 

 

DSCN9834b

ここで名人の釣り方を例に、タチウオのアタリを想像してみます。↓

 

  1. 水面から頭上まで竿先をゆっくりめに聞き上げ、
  2. 聞き上げたぶんだけリールを巻き取りながら竿先を下げる

 

↑タチウオのアタリは1番のとき、

 

 

shibutachie

竿先をゆっくり聞き上げているときにアタリがあります。

 

聞き上げているのでハリスは「張った状態」ですが、潮の流れもあるのでハリスはほんの少しだけ「弛んだ」状態であると想像できます。

 

 

shibutachif

パクリ。

 

タチウオが餌を咥えた「瞬間」はまだ、
ハリスはちょっとだけ弛んでいます。 

 

ハリスが弛んでいるので
タチウオはまだ違和感に気づいていません。

 

そしてこちらもアタリに気づきません。

 

しかし聞き上げているので
間もなくハリスは張った状態になり、

 

自分もタチウオもアタリに気づきます。 

 

 

DSCN8947cさて柔らかい穂先の場合、このアタリは「目感度」として現れるわけですが、 

 

 

 

shibutachig「目感度」が現れたときにはすでに
ハリスは張った状態です。

 

  1. ハリスが張ったから
  2. 「目感度」として穂先に変化が現れる

 

ということは、「目感度」で自分がアタリを感じたときには、すでにタチウオはハリスの抵抗を感じていますね!

 

なるほど警戒心の高い「渋タチ」となると、この微妙なハリスの抵抗に違和感を覚え餌を放してしまう可能性があるわけです。おそらくですけど。

 

ならば一旦、「目感度」というアタリを捨てようじゃありませんか。

 

 

DSCN9845b

というわけで硬い竿、
極鋭ヤリイカ AGS 167 TUNE」の登場です。

 

穂先が硬いので「目感度」よりも先に「手感度」が得られます。

 

 

shibutachie

たとえば竿先をゆっくり聞き上げているときにアタリがあると、

「船が揺れてもちあがったとき竿が少し重くなるような感覚」で「手感度」が得られます。ハリスが張った感触です。竿を柔らかめに持って集中していれば、ハリスが張りきった瞬間、タチウオの存在を感じてピタリと竿の動きを止めることができると思います。

 

この感覚がつかめれば、前アタリと同時に竿の動きをピタリと止めた後、タチウオの動きに合わせて「穂先を送り込む」ことも「聞き上げる」こともでき、タチウオに違和感を与えない程度に「ハリスを張った状態を維持」することができます。

 

この状態を維持することができれば「渋タチ」でも簡単に食い込みます。

 

すみません、文章力が足りずこれ以上の説明が難しいですけど

 

 

DSCN9843b

とにかく渋タチ攻略には硬い竿が良さそうです!(*≧∀≦*)

 

9:1調子のヤリイカ竿は「渋タチ」に最適なのかも?!!

 

 

 

ニュースタンダード針 

DSCN9840b

余談になりますが「餌が綺麗についている」ことも重要ですよね。

 

個人的に、餌がズレにくいのは最重要なので「ケンの数」「ケンの大きさ」を重視して今まではワームフック 2/0を愛用してきました。

 

 

DSCN9816b

そして今回、はじめてダイワのD−MAX 2/0を使用してみたのですが

 

 

 

DSCN9818b

これ素晴らしいですね!

 

ケンが大きいぶん餌がズレにくく、「驚異の貫通力」と言うだけあって刺さりも秀逸なD−MAX

 

今後のタチウオスタンダート針になりそうです^^ 

 

もうちょっとコマセキハダ!! ~ヒットと針とハリス切れの関係?!~

釣行データ
釣行日 2015/10/17 (土)
船宿 五エム丸/カツオ・キハダ船
竿 自作(先径2.2mm元径14mmのグラスソリッド)
リール シマノ(SHIMANO) ティアグラ30A
ビシと天秤 サニービシ100号  305式 NH型天秤
天秤とショックリーダーの結節具

トローリングスナップ5号 (ショックリーダー:ナイロン 60号/200lb5m、結節はPRノット
 PE8号500m

ヒット仕掛け ハリス24号12メートル  15号
水温

22度

澄み  ゆるい  棚 50~60m 

パターン 中潮3日目  (満潮 7:53  干潮 15:23)
月輝面 +15.2% 月齢4.1
北東 ほどほど
波高 0.5-2M
天候 雨のち曇り
船の釣果 キハダ:船中ヒット6回  1本35㌔
自己釣果(右舷ミヨシ2番) ヒット2回ですー(๑ˇεˇ๑;)•*¨*•.¸¸♪

10801693_1571465379735268_7752380825227117056_b

先週の10月10日は

 

 

DSCN9306b

ペンペンやら^^;

 

 

DSCN9313bソウダガツオに混じって^^;

 

 

 

DSCN9323b

キメジが 

 

 

DSCN9334b

バリバリとヒットし

 

 

DSCN9337b

久々に豪快な釣りを満喫できました!(๑•̀ㅂ•́)و✧

 

このときはストップ&ゴーでしたのでハリスは短めの20号4.5メートル。サメがいたのでやり取りを楽しむ余裕はなく、ファーストラン後はドラグをMAXで締めてスーパーゴリ巻きでのゲットでした。

 

 

DSCN9365bちなみに釣り友の戸田くんは同日、今年に至っては希少なカツオを一人で5本も釣っておりました。爆弾のようにコマセを撒き、ハリス長は2メートル。さらにハリスを長くして、キメジを2本追加しています。

 

当たり前といえば当たり前ですが、棚や仕掛けの長さ、コマセワーク等で釣れる魚も変わってくるんですね^^

 

さて、

 

 

DSCN9048b

最近気に入って使用しているキハダ針

 

 

DSCN9325b

前回キハダが釣れたときからしばらくカンヌキを捉え続けており、ネムリ針の威力には感心させられるばかりです。

 

しかし、

 

ネムリ針なら100%カンヌキに掛かる!! 

 

この確信は、本日のキハダ船でもろくも崩れ去ることになります。

 

 

 

10月17日土曜日

DSCN9501b

今日は釣れちゃうかなー(๑ˇεˇ๑;)•*¨*•.¸¸♪

 

なんていつものように殺気を消すべくよそ見していた9時55分――― 

 

 

 

DSCN9519B

 

入ったぁ!!! 

 

 

 

DSCN9510b

ファーストランで200メートル出された後、3分ほどやり取りをしてキハダの抵抗が弱くなってきたところでマグロリングを投入、

 

 

 

DSCN9512b

今日こそスタンディングで獲る!!

 

と気合入魂で50メートルまで寄せた後、

 

 

 

DSCN9503B最後はサメと勝負すべく

キーパーに置いて「ゴリ巻き」勝負…!!

 

しかしラッキーなことにこのときはサメがおらず、

 

もはや捕獲を確信しながら竿を起こして
ビシを手にとった―――

 

その瞬間でした。 

 

…?

 

「あれ?」

 

テンションがありません

 

 

DSCN9517b

 

 

 

えええええハリス切れー(^o^;) ?!!

 

ハリス先端の形状を見る限り「魚歯」によるハリス切れ…。

 

きっと針を飲まれていたに違いありません。
ここまで持ちこたえたのは太ハリスのおかげでしょうか。

 

針を飲まれていた。

 

ネムリ針であるにもかかわらず。

 

チーン(๑ˇεˇ๑;)•*¨*•.¸¸♪

 

2回目のヒットもほぼ同様で、
しばらくやり取りしてからのハリス切れでした。

 

 

DSCN9048bこうしてネムリ針であれば必ずカンヌキに掛かるという確信はもろくも崩れ去ったのであります。

 

 

 

DSCN9051bどんな針を使っても飲まれてしまえばそれで終了。

 

ならば、なんとしても針を飲まれずに
済む方法を考えねばなりません。

 

どうすれば針を飲まれずに済むでしょうか…?!

 

どうすれば少ないヒットをものにすることができるでしょうか…?!

 

あーもう眠れません

 

 

コマセキハダは運なのかどうか

DSCN9218bよく、ストップ&ゴーで掛かるキハダは「事故」(または運)だと言いますが、

 

コマセについたキハダはゆったりと船を周回しているので誰にでもチャンスがあると思うのですが、いかがでしょうか。

 

運だと思うならそこにテクニックはないことになります。

 

でも、掛ける人は胴の間でもコンスタントに掛けています。

 

そこにテクニックは…

 

きっとありますよね。

 

 

思うに、ビシを警戒しながら船を周回するのがコマセキハダなら、

 

 

DSCN6184c真鯛のテクニックが同様に通じるのではないでしょうか。

 

コマセ真鯛の場合、ハリスを長くするのは「より自然に付け餌を漂わせる」ためだとか、ビシから遠いところに付け餌を置いて「魚の警戒心を解く」ためだとか言いますけれど、

 

 

DSCN9031b

同様の考えで前回はハリス9~10メートルでキハダを掛けることができましたし、

 

そして今回は、

 

 

DSCN9498bハリス12メートル、真鯛のようにコマセはポロポロ、ハリスを自然に漂わせてるイメージで、掛けるには至りました。

 

考え方が合っているかどうかはわかりませんが、
掛けたのは事実です。

 

さて、

 

この「ハリスを自然に漂わせる」
というのがクセ者です。

 

ハリスが自然に漂うということは、
ハリスに「ハリ」がないということですから、

 

 

harisuchou

ヒットの瞬間糸はフケている可能性が高いです。

 

つまりその瞬間、ヒットしたかどうかが
自分にもキハダにもわかりません。

 

ヒットがわかる瞬間は
あくまでハリスが張ったとき。

 

キハダが針を加えたまま移動して
ハリスが張ったときです。(だと思います)

 

そう考えると、(コマセキハダのように)遊泳速度が遅ければ遅いほど、ハリスにテンションが掛かりにくく、その間に針を飲まれやすいことになります。

 

なんてことでしょう。

 

喰わせるために長くしたハリスが
かえって仇になるとはっ!!ヽ(`Д´;)ノ

 

 

harisuchou2となると、ハリスは短いほうが針は飲まれにくいことになります。 

 

もちろん日によって変化する潮の流れで、
キハダの捕食スピードも変わると思います。

 

ひょっとしたら12メートルではなく、11メートルだったらカンヌキを捉えていたかもしれません。

 

いずれにせよ、

 

 

 

DSCN9516b

この日、サメに追われながらも1ヒットをモノにした方の
ハリス長は7.5メートル。 

 

なるほど標準的な6~8メートルが
結果的にはバランスが良いのかもしれません。 

 

「長ハリスがダメなら短くする」

 

今日学んだことはこの1文に尽きますが、さらに、

 

ハリスを細くして潮流の影響を少なくしたら、
より糸フケは出にくくなるでしょうか。

 

もしくは針を重くしても、
糸フケは出にくくなるはずです。

 

すべてはやってみないとわかりませんが
色んな組み合わせに可能性はありそうです。

 

これだから釣りはやめられませんねー^^

 

 

DSCN9505bだいぶ水温が下がってきちゃいましたけど、

 

 

 

DSCN9274b

21℃までキハダは狙えるそうですから
もうちょっと狙いますかねー!!(๑•̀ㅂ•́)و✧

 

 

時化後のカツオ・キハダはストップ&ゴー!!? ~オキアミの付け方についてちょっと~(2015/10/03)


釣行データ
釣行日 2015/10/03 (土)
船宿 五エム丸/カツオ・キハダ船
竿 自作(先径2.2mm元径14mmのグラスソリッド)
リール シマノ(SHIMANO) ティアグラ30A
ビシと天秤 サニービシ100号  305式 NH型天秤
天秤とショックリーダーの結節具

トローリングスナップ5号 (ショックリーダー:ナイロン 60号/200lb5m、結節はPRノット
 PE8号500m

仕掛け ハリス 22号4.5メートル  15号
水温

23度

薄濁り  ゆるい  棚 20~30m 

パターン 中潮4日目  (満潮 8:20  干潮 13:51)
月輝面 +68.4% 月齢19.8
北東 弱い
波高 0.5M
天候 晴れ
船の釣果 キメジ 0-1本 (7.2-7.6㌔)  他カツオ・ヒラソウダ
自己釣果(右舷ミヨシ) キメジ     1本  ヒラソウダ1本

10801693_1571465379735268_7752380825227117056_bつい先日まで好調だったマグロさんは…

 

 

 

DSCN9190b時化後いったいどこ行っちゃったのでしょうっ

 

 

 

DSCN9193bどうやら時化の影響で濁ってしまった「暗い潮」を嫌い、マグロは深く潜ってしまったようです^^;

 

 

 

DSCN9208b

そんなわけで本日はストップ&ゴーのカツオ船?でありますっ!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

逆噴射するエンジン音!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

気合の入った船長の合図!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

マッハで仕掛けを投入し!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

指示棚+ハリス分からコマセを2回ほど振って指示棚で待つこと数秒!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

チュドーン!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

チュドーン!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

DSCN9210b

あっという間に船下を通過する魚に対応するため
釣り人の動きにもスピードが求められ、

 

コマセはポロポロではなく比較的ドバッと、(といっても今年は出しすぎは良くないみたいですが)

そしてハリス長も(コマセと同調させやすい)短めが有利であります!!

 

これはカツオに限らずキハダであっても
同様のことが言えるそうです。

 

 

DSCN9218bそしてキハダがいるとすれば、カツオ・キメジの混成群…その最下層となりますが、 

 

 

 

DSCN9175b

動きの速い群れに対して「長ハリス」ではどうにもならず^^; 

 

みんながフィーバーしているときも
私の仕掛けに反応はありませんでした

 

そんなことをやっていると、 

 

「今日はマグロいないみたいですからね、ハリス長い人は短くしてくださいね~」

 

 

って船長~(^o^;) 

 

 

 

owataそれトドメっす。

 

こうしてマグロを諦めてようやく
ハリスを4.5メートルに詰めたのであります!!

 

 

 

DSCN9245b

すると皮肉にも指示棚の最下層で
「キメジ」がヒット!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

 

DSCN9231b直前にサメによる被害を見ていたので「ゴリ巻き」必須でしたが^^;

 

 

 

DSCN9227b

無事キメジをゲットしました^^

 

詰まるところ攻略のポイントは、日々変化する魚の動きに対応した「ハリス長」だと思うのですが、これまた難しいっすね~^^;

 

前々回のようにハリス6メートルが良くヒットする日もあれば、今回のように4メートル前後が良い日もありますし、

 

かと思えば前回のように10メートルが良い日もあるんです。

 

基本的には魚の動きが速ければ短めのハリス、まったりしているときは長めのハリスが良さそうですけれど、

 

やってみないとわからないというのが正直なところです^^;

 

 

 

オキアミの付け方についてちょっと

DSCN9198b前回のキハダも今回のキメジも「抱き合わせ」でのヒットした。「丸掛け」の有効性が語られる昨今でもわたしは「抱き合わせ」が好きです。

 

理由は色々ありますが、オキアミを2匹をかけると、

 

  • 表面積が広くなったぶんだけ潮の影響を受けやすい
  • 針の比重を少しでも下げられる
  • 丸掛けのように失敗しにくい

 

という効果が得られると思っています。

 

さらに本日の場合は、付け餌が「コマセから拾ったものだから」というのも理由の一つです。コマセから拾ったオキアミは良くても2Lサイズなので、大きな針では「丸掛け」しづらいんですね^^;

 

しかし相手がカツオやヒラソーダとなると「抱き合わせ」では「チップ」が多くなるのも事実。

 

本日もやたらとオキアミの頭だけかすめ取られるので

 

 

丸掛けのテスト 

DSCN9239b

最後の手段はやっぱり「丸掛け」^^;

 

写真を見ての通り、付け餌にしたのは2L以下のオキアミなので「針の軸」がバレバレです。

 

それでも喰うでしょうか?

 

というテストです。

 

もし喰ったなら、ヒラソーダやカツオはやっぱりオキアミの「目」を狙って喰っていそうですが…

 

 

 

DSCN9240bなんとテスト1回目で喰っちゃいました~(笑)

 

 

 

DSCN9239b

となると、針の軸が見えてしまうことよりも、シャクってもオキアミの頭が外れないようにすることのほうが重要ですね。

 

針先をオキアミの眉間に埋め込むと比較的外れにくいように思いますが、いかがでしょう?

 

 

 

DSCN9178b

そしてもし、針を飲まれにくい「キハダ針」を使いたいけどオキアミがうまく刺せないという方は、 

 

 

 

DSCN9179b

針先に対してまっすぐ 

 

 

DSCN9180b

付けてみてください^^ 

 

きっとうまくいくと思います。

 

 

DSCN8537b余談になりますがオーナー針の「閂キハダ」と「キハダ針」はブラックライトを当てるとこんなふうに紫外線を反射します。

 

 

 

DSCN9242b本日は時化後、潮が濁り気味でしたので、

 

 

 

DSCN9228bケイムラがその効果を発揮したのかも?!

 

 

 

DSCN5066b

そうそう、もしコマセを付け餌にするなら、持ちが悪くなるので海水に直接浸けるのはNGです。

 

ジップロック等に入れてある程度「流水解凍」したら、

 

 

DSCN9243b選別してクーラーBOXで保存しておくと1日持ちますぞ^^

 

とにもかくにも

 

  

DSCN9173bこれって赤身なのかと疑いたくなるような^^;

 

 

 

DSCN9031bキハダカムバック!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

キハダフェスティバル2015!! ~コマセポロポロ計画~(2015/09/26)


釣行データ
釣行日 2015/09/26 (土)
船宿 五エム丸/カツオ・キハダ船
竿 自作(先径2.2mm元径14mmのグラスソリッド)
リール シマノ(SHIMANO) ティアグラ30A
ビシと天秤 サニービシ100号  305式 NH型天秤
天秤とショックリーダーの結節具

トローリングスナップ5号 (ショックリーダー:ナイロン 60号/200lb5m、結節はPRノット
 PE8号500m

仕掛け ハリス 24号10メートル  15号
ハリス 20号9メートル   15号
水温 24度
薄濁り  ゆるい  棚 40~50m 
パターン 大潮1日目  (干潮 9:34)
月輝面 +94.0% 月齢12.8
北東 弱い
波高 0.5M
天候 曇りのち晴れ
船の釣果 キハダ 0-2本 (27.5-32㌔)
自己釣果(右舷ミヨシ) キハダ     2本

10801693_1571465379735268_7752380825227117056_b先週までわたしが乗ると渋くて渋くても~

 

 

DSCN8951b

シルバーウィークはキハダを諦めて
潤しのタッチーに浮気したところ

なんと同日( ̄□ ̄;)!! 

 

 

 

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faceBook友達のMikaさんが

当ブログで紹介していた「閂キハダ」とハリス6メートルで

 

キハダ釣っちゃったじゃ
ないですの~!!(`д´/;)/

 

マジですの… (;゚;Д;゚;)

 

ブログを見て勉強してくださったそうです。

 

そして諦めきれずにここまで辿りついたそうです!!

 

なんて素敵なことでしょう!!

 

ウルトラスーパーメガ盛りおめでとうございますっ!!(*≧∀≦*)キャー 

 

 

であるのに…

 

あっしあなぁにやっとるんじゃ目を覚ませっ
( ‘д’⊂彡☆))Д´) パーン

 

 

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気持ちがあれば釣れる!!

 

とっても大切なことを教わりました^^ 

 

 

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さらに翌日、連日絶好調川島先輩からかな~り貴重なアドバイスを頂きました。

 

  • ハリス6メートルを標準とし
  • 朝バリバリで活性高いとき 短いハリス有利 
  • 食い渋り時間帯長ハリス

この戦法で2日間やってマグロ 取れましたぁー‼︎

 

9月26日現在4本ゲット素敵すぎますっ!!(*≧∀≦*) 

 

こうして最強頂き
ったたしは…

 

 

DSCN9017b

もはや

絶対に釣れる( ̄▽ ̄) 

 

そう思うことしかできなくなりました( ̄▽ ̄) 

 

 

DSCN9020bしかしまあアレです(^o^;) 

 

 

 

DSCN9011b

前日まで好調だったのにまたまた不調な本日 

 

周囲を見渡してもやりとり中の「黄色い回転灯」は回っておらず(^o^;) 

 

 

maruikaB01こんなくだらない質問をするくらいなら
早々に長ハリスを試すべきだったでしょうか(笑) 

 

 

 

DSCN9024b

そうこう迷っているうちに

10時54分中乗りの中澤さんにヒット!! ヽ(`Д´;)ノ

 

 

 

コマセポロポロ作戦 

DSCN9045bここで意を決して標準的なハリス長6メートルから
10メートルに変更です。

 

コマセワークを想像しやすいものとするため
渋くてもあえて潮の影響を受けやすい太ハリス24号を選びました。

 

また「長ハリス」は糸がフケやすいぶんヒット時の伝達が遅く、針を飲まれやすいため、迷わずネムリの強いキハダ針に変更し、

 

 

DSCN9012b

さらにコマセをポロポロ出すため青物バスターからサニービシに変更しました。 

 

 

 

その1発目…!!

 

 

 

 

 

 

 

 

DSCN9019b

キ━━━━━タ━━━━━(゚(゚∀(゚∀゚(☆∀☆)゚∀゚)∀゚)゚)━━━━━!!

 

 

 

DSCN9027b待ってましたよマグロちゃん!!(*≧∀≦*) 

 

今季のアタリなんとしても
フルスタンディング
とりたいところっ!!(`д´/;)/

 

がしかしっ!!ヽ(`Д´;)ノ  

 

 

itaic

( ̄▽ ̄;)…。

 

 

DSCN9025b

同時にヒットしたエビングの方はもちろんスタンディング、ルアーの場合はそれ以外に選択支はありません。

 

しかしわたしの目の前にはキーパーがあります。

 

な…

 

なんちゅ~甘い誘惑っ(。>д<)

 

 

itaie

 

 

 

itaif

 

 

 

 

itaiq

こ…(ノ ̄△ ̄;)

 

今回は言い訳が見当たりませんな…(ノ ̄△ ̄;)

 

サメを理由にゴリ巻きしようかと思ったんですが…(ノ ̄△ ̄;)

 

…(ノ ̄△ ̄;

 

 

DSCN9036b

もぉなんでもいいから…( ̄▽ ̄;)

 

 

DSCN9035b獲るっちゃゴリ巻きに変更っ!!
行け行け~っ!

 

 

 

DSCN9026b

ところで、このとき
幸運にもサメがいなかったのは

 

ま…

 

まさか遊びで巻いてみた海蛇カラーのリングが
効いたとかないですよね

 

 

DSCN9029bリングがハマりさえすれば

 

 

 

DSCN9030b

こっちのもんです!!(*≧∀≦*)

 

 

 

DSCN9031bキャー嬉しいっプリンおめでとう~!!
q(≧ε≦*)三(*≧ 3≦)p ウレシ~

 

 

 

コマセワークについてちょっと 

procedure-goemumaru-2015-09-26T173A373A15-1b

なお2本目は

 

 

 

DSCN9045b

ナイロンハリスのフロート効果を試したくて
20号9メートルにしたら喰いました。

 

フロート効果を狙っていたので
コマセワークは6メートルのときと同じです。

 

ただ、

 

 

DSCN9095b

胃袋のオキアミはたったのコレだけ^^;

 

おそらくは、船下のビシを大きく避けて周回するキハダが、上から落ちてくるコマセに興味を惹かれながらもビシには近づかず、たまたま目の前にあった針に喰っただけではないでしょうか。

 

となると、流しっぱなしのキハダの場合、コマセワークはそこまで重要じゃないのかもしれず、

 

コマセの振り方よりはむしろ

コマセをポロポロ長くだせるほうが重要なのではないでしょうか…?!

 

 

DSCN9050b

2回目はサメがウヨウヨしていたので
船長が操船で回避してくださいました^^ 

 

 

 

DSCN9049b

ちなみにどういうわけか2回目に
入れたマグロリングはどこかへ消失しました

 

リングを嵌める部分でラインがすり抜けてしまったのでしょうか^^;

 

 

 

DSCN9065b

もしかしてこちらのリングのほうが構造上抜ける心配ないですかね。自重が軽いので何かしらオモリをつけないと沈まない気がしますけど^^;

 

 

 

DSCN9051b

なんと本日キハダ針のカンヌキ成功率は100%!!

 

 

 

DSCN8992bそうそう、余談になりますがハリスとサルカンの「結節」が心配なようでしたら強化チューブによる強化結びをお試しください^^ 

 

 

DSCN0447b

結び方が至って簡単な上にかなり強力ですぞ^^

 

 

DSCN0448b

ハリス22号までチューブ径0.8mm、
それ以上の太ハリスはチューブ径1mmです。 

 

 

DSCN9099b

とにもかくにも次第に脂が乗りはじめて食味にも期待できる秋のキハダ!!

 

よう~やく本格
スタートですね~っ!(*≧∀≦*) 

  


DSCN9070b高志船長本日もありがとうございましたっq(≧ε≦*)三(*≧ 3≦)pキャー

 

 

タチウオ名人の釣り方?!考察(2015/09/21)

 釣行データ
釣行日 2015/9/21(月)
船宿 川崎つり幸 / タチウオ
竿 ダイワ(Daiwa) A-ブリッツ タチウオ M-195
リール ダイワ(Daiwa)レオブリッツ300J
仕掛け

ハリス8号3メートル2本針(DビーズマーキングLL
ヤマリア(YAMARIA) タチウオ針 WF 2/0
ムラムラパイプ(グリーン、紫)

テンビン ヤマリアK型天秤50cm
水温 24℃
観音崎沖: 濁り  メインの棚:底から15m以内
パターン 小潮3日目  (満潮 11:07) 
月輝面 47.6% 月齢7.8
北東、弱い
波高 0-0.5m
天候 曇りのち晴れ
船の釣果 タチウオ:8-36 本
自己釣果(右舷舳先) タチウオ:  36 本

hannpane-chouka本日はマグロ釣りの小休止につり幸さんでタチウオと遊んできました^^

 

 

DSCN8948bところでつり幸さんには、
通常の竿頭の倍は釣ってしまう「名人」さんがおられます。

 

以前、その方の釣り方を聞きづてに教えてもらったところ、

 

水面から頭上まで竿先をゆっくりめに聞き上げ、聞き上げたぶんだけリールを巻き取りながら竿先を下げる。

 

これの繰り返しだというんですね!
※聞きづてですので正確な情報ではないかもしれません。

 

もちろんタチウオは当たりがあっても「掛けるまでが難しい」ので、その辺のテクニックはさすが名人といったところですが…

 

にしても特別な誘いなくとも
タチウオは釣れちゃうものなのでしょうか??

 

 

DSCN8947bさっそく試してきましたっ!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

…。

 

ちょっとトラブルがあってオマツリで穂先が折れてしまい
途中から大失速してしましたが^^;

 

 

DSCN8958bなんと釣り開始
2時間半で25本!!(`д´/;)/ 

 

そのままいけば1日で60本釣れちゃう勢いであったのであります!!ヽ(`Д´;)ノ

 

やってみてわかりました。

 

名人の釣り方は驚くほど
アタリが取りやすいです( ✧Д✧)ピキン!!

 

 

勝手に名人の釣り方考察 

DSCN8938b

数ある東京湾のタチウオ漁場のうち「観音崎」は潮が速いことで有名ですが、たとえば潮が速いと吹き流し仕掛けがたなびいちゃって、アタリがとれません。

 

そう、極端な話、アタリを常に取りたいなら
仕掛けを常に張っておく必要があります。

 

 

DSCN8951bここで名人の釣り方を再確認いたしましょう。

 

  1. 水面から頭上まで竿先をゆっくりめに聞き上げ、
  2. 聞き上げたぶんだけリールを巻き取りながら竿先を下げる

 

ポイント1

1番の状態では、仕掛けがまっすぐになっていることが想像できます。つまりアタリが取りやすい状態です。

たとえタチウオを掛けられなくとも、餌を取られたかどうかがわかるので、無駄にシャクリ続けることなく仕掛けを回収することができます。

 

結局、いつの間にか餌が取られるようなときは、仕掛けがたなびいているときです。これがまずなくなります。

 

ポイント2

比較的ゆっくりめに聞き上げるので、アタリを弾きにくく、アタリが出たときの対処がしやすいです。

 

以下、私見ですがわたしなりのアタリ対処法です。

 

強烈な一撃 ⇒ ガンガンシャクっていると強烈にアタリがでることがあります。こんなときは即アワセ。即アワセしないと針を飲まれてしまいます。

穂先に明確な変化が現れるソフトタッチ ⇒ 聞き上げているときに穂先が沈んだ、または「触った」感触があったなら、穂先の動きをピタリと止めて、2数ほど食い込みを待ってから合わせます。もしアタリを弾いてしまっても、3~5メートルほど仕掛けを落とし直し、もう一度誘いあげれば、けっこうな確率で食ってきます。名人の釣り方ではもっとも多いアタリパターンかもしれません。

かなり微妙なウルトラソフトタッチ ⇒ これが難しいですっ! 竿先の動きを止めるとパッと餌を放してしまうし、かといって待ちすぎると餌を取られてしまったり。こんなとき、たとえば餌を小刻みに揺らして「小魚の暴れ」を演出するなど、微妙な操作で攻めてみたいですが、柔らかい竿では難しいです。本日はじめて硬い竿が欲しくなりました。もっともタチウオ攻略の秘訣は「棚」かと思いますので、餌さえついていれば、3~5メートルほど仕掛けを落とし直し、もう一度誘い直すのはとにかく有効です。

 

 

まとめますと、名人の釣り方は、

 

  1. アタリがわかりやすい!
  2. 活性によって違うアタリの出方に対応しやすい!

 

のかな~とわたくしは思います^^ 

 

 

オキアミよりキハダが釣れちゃうワームって本当?! ~最近のハリス長考察~ (2015/09/05)


釣行データ
釣行日 2015/09/05 (土)
船宿 五エム丸/カツオ・キハダ船
竿 自作(先径2.2mm元径14mmのグラスソリッド)
リール シマノ(SHIMANO) ティアグラ30A
ビシと天秤 青物バスター100号  305式 NH型天秤
天秤とショックリーダーの結節具

トローリングスナップ5号 (ショックリーダー:カーボナイロン24号/100lb3m、結節はPRノット
 PE8号500m

仕掛け ハリス18号6メートル 閂キハダ14号
水温 25度
薄濁り  はやい  棚 30m 
パターン 小潮2日目  (満潮 9:23  干潮 14:53)
月輝面 -53.1% 月齢21.5
北東 弱い
波高 0.5M
天候 曇りのち晴れ
船の釣果 キメジ: 0-2  カツオ: 0-1 他ヒラソウダ
自己釣果(右舷ミヨシ2番) (。>д<) テヤンデイ

10801693_1571465379735268_7752380825227117056_b仲間は順調に(^o^;)

 

 

 

S__7946255bキハダを獲っているというのに(^o^;)

 

 

DSCN8632Bわたしの獲物はこんなんばっかし(^o^;)

 

あ~れ~(^o^;)

 

 

DSCN8785bと思っていたら、この日は朝のうち1時間ほど好調な時間帯がありキメジバリバリ船下通過!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

わたしのキメジはオマツリ中、
サメの胃袋に収まってしまいましたが(^o^;)

 

 

DSCN8776bたったの30分で三回ヒットした方もおり…!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

 

DSCN8796b

…?

 

ふと、キメジをヒットさせた方の仕掛けには
とある共通点があることに気づきました。

 

 


DSCN8796bみなハリス6メートル…?

 

キメジと言ったらハリスは長くても4.5メートルで釣れるイメージです。

 

であるのに、ハリス6メートルという長めの仕掛けにしか食わないというのは摩訶不思議

 

偶然でしょうか(。-_-。)?

 

それとも今年の魚を攻略する
何かヒントが隠されているのでしょうか…?!

 

 

 

初心者さん向けハリス長考察

DSCN8755b真鯛でもワラサでも渋いときには「軽量針」といいますね。

 

「閂キハダ」も、キハダ狙いの針としては「比重の軽さ」を売りにする渋対策用の「軽量針」です。

 

 

DSCN8757bしかしそれでもキハダをターゲットにした太軸針はやっぱり重いです。風呂場で実験してみるとあっという間に針が落下する様子を確認できます。

 

ですから、たとえ「海水の浮力」や「ハリスと付け餌の比重」により「針の落下速度」が緩やかになるとしても、やっぱり針は数秒で沈むと考えるのが妥当だと思うんですね。

 

そう考えると針は、常に、「指示棚よりハリスぶん下に落ちている」と仮定できます。これは真鯛でも同じ考えが通用すると思います。

 

であれば、コマセはやはりハリスぶん落としたところから振りはじめるのが妥当ではないでしょうか。その上で、潮流れが速いようなら、ちょっと上からコマセを振りはじめる等、人それぞれに工夫があるわけです。

 

そんなわけでここでは、

「針はビシよりハリスぶん下にある」

という前提で話を進めます。

 

ではなぜ、この日みたいに長めのハリスが有効な日があるのでしょうか。

 

それは、魚の動きが関係していると思われます。

 

魚は必ずしも指示棚を通過するとは限らないそうです。とくに今年はシラスでお腹が一杯だからなのか、魚がビシを嫌って船下を通過してくれないことが多いそうです。

 

また、たとえ魚が船下を通過したとしても、ビシから距離をおくように深く潜って船下を通過することもあるそうです。

 

たとえば指示棚が30メートルなら、
40メートル付近を通過することもあるのだそうですね。

 

ならば、そのぶんビシを下げたら良いと思うかもしれませんが、ビシを下げてしまうと、魚も一緒に下がってしまうため、難しいのです。

 

そうなんです。

 

そんなときは、ハリス長めで「針を下のほうに置いておく」のが有利ということになります。

 

コマセはポロポロ、だいたい指示棚よりハリス分かその少し上までビシを落とし、ハリス半分くらいまで素早く3回程シャクリあげ、指示棚にセットして間もなくズドンという理想的なヒットがこの日は目立ちました。 

 

もし、この先カツオが多く釣れはじめるようなら
そのときはハリス短めのほうがいいかもしれません。

 

しかしキメジ主体の今は、最低でも4.5メートルはあったほうが良いかと個人的には思っています。

 

 

ワームの威力!!

DSCN8792b

ちなみにこの日、隣の方がワームとオキアミの抱き合わせでヒットさせていました。

 

ワームと言えば「餌取り」対策、
最初はただの偶然だと思っていました。

 

しかし(^o^;)

 

 

DSCN8793b

エビングの方も同じくワームを使用していたことにビックリ!

 

なんとヒット数はコマセをしのぐ5回です。

 

エビングメモ:
1ジャーク2~3巻きで「ぎゅん」と初速にピッチをつけてシャクり、竿を立てたときに一瞬ピタリと穂先の動きを止め、しかしそれ以外には意図的な「止め」は作らず連続的なシャクリでヒットさせていました。
てっきりエビングは「止め = 間」が必要だとばかり思っていましたが、魚の活性に合わせてテクニックも色々なのですね^^

 

 

まさか…

 

 

DSCN8812cこんなゲジゲジに喰うなんて(^o^;)

 

 

 

DSCN8834bその翌日となる9月6日は、うって変わってまったりモード。動きの速い群れは追わず、コマセについたキハダを一日中狙いました。

 

そうなんです。

 

わたしが船に乗る限りでははじめて、キハダがコマセについて船の周りをぐるぐる周回しているじゃありませんか!ヽ(`Д´;)ノ 

 

いつ食ってもおかしくない状況が続きましたが
この日は船中2ヒット。

 

 

DSCN8842b

目前まで迫りくる巨大なサメをなんとかしようと船長も必死で手繰り、

 

 

 

DSCN8844b30㌔のキハダが無事ネットイン!
q(≧ε≦*)三(*≧ 3≦)pカックイ~

 

ハリスはなんと30号の極太仕掛けです。
それでも食うのだから「付け餌」を注目せざるを得ません。

 

まさか…

 

 

DSCN8812bやっぱりコレ…?( ̄▽ ̄;)  

 

困りましたね…。

 

「エビング」でも「餌釣り」でも等しく効果を発揮するとなると…(^o^;)  

 

…。

 

え~っ偶然じゃないの~(σ≧▽≦

 

 

DSCN8825bちなみにたとえばこの商品、 

 

 

 

DSCN8820b

紫外線に当てるとケイムラが反応してこんなふうに光ります。

 

実はけっこうイメージと違う色で光る商品が多いので、最近は紫外線に当ててケイムラ色を確認するのが当たり前になってきました^^

 

ケイムラの話は…

 

…また今度いたしましょ(๑•̀ㅂ•́)و✧

 

 

オーナー針「閂キハダ」でキハダ狙い!! その実力やいかに?!(2015/08/14)


釣行データ
釣行日 2015/08/14 (金)
船宿 五エム丸/カツオ・キハダ船
竿 自作(先径2.2mm元径14mmのグラスソリッド)
リール シマノ(SHIMANO) ティアグラ30A
ビシと天秤 青物バスター100号  305式 NH型天秤
天秤とショックリーダーの結節具

トローリングスナップ5号 (ショックリーダー:カーボナイロン24号/100lb3m、結節はPRノット
 PE8号500m

仕掛け ハリス20号6メートル 閂キハダ15号
水温 27 度
澄み  ゆるい  棚 15~40m 
パターン 大潮2日目  (干潮 10:33)
月輝面 -0.3% 月齢29.1
南西 弱い
波高 0.5M
天候 晴れ
船の釣果 キハダ: 0-1 (5.8 – 26㌔)
自己釣果(右舷トモ) ナイショ

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本日は五エム丸の「キハダ専門船」に乗り込んできました。

 

カツオが少ないのでどうしても
例年に比べて盛り上がりに欠けますが

 

 

DSCN8205bキメジ・キハダならたくさんいるので
望むところでしょう!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

 

DSCN8184bところで、

 

本日は当ブログでお馴染みの「釣り友Tくん」こと戸田くんが一緒でした。できれば何か新しいことを試したいといつも思っている私たちは、

 

今日は「閂キハダ」
強度をテストしよう!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

DSCN8259bということで二人とも「閂キハダ」で挑戦することに。

 

針の詳細は1日目に紹介したとおりですが、

 

 

DSCN8178B

果たしてこの針、キハダに対して強度が足りるのかは半信半疑ながらも、「南方延縄結び」に「ノットガードV」を吹きつけてしっかり結び目を補強しつつ、

 

 

DSCN7712b

ここ最近の食い渋り対策としてはもってこいかもしれません。

 

Tくんは14号
わたくしは15号で挑戦しました。

 

 

DSCN8202b

午前7時過ぎに釣りを開始してから間もなく

 

 

 

DSCN8203b各船でポツポツとヒットを確認し

 

 

 

DSCN8226b

同船者のヒットに興奮を覚えながらも

 

 

 

DSCN8227b

自分たちの順番はなかなか回ってこないまま

 

 

残すところ1時間になりました。

 

それはもう「キメジ」が盛大に跳ねちゃって、「キハダ」クラスはもういないのかな、なんてちょっと弱気になり始めたころ

 

 

DSCN8247b戸田くんにヒット!!ヽ(`Д´;)ノ  

 

水深20メートルとごく浅場でのヒット、キメジかと思いきやファーストランで200メートル走られてキハダ確定といったところ!

 

しばらくやり取りを楽しんでキハダが弱ってきたところで、同船者のサポートによりマグロリングを投入し、

 

 

DSCN8250c14分の格闘の末、サメのアタックもなく理想的な形で上がってきたのは――― 

 

 

 

DSCN8250

26㌔のキハダでした!!

 

戸田くんおめでとう~ q(≧ε≦*)三(*≧ 3≦)pキヤー

 

 

 

…さて。

 

問題の針の強度はといえば???????

 

 

DSCN8251b

…(ノ ̄△ ̄;)アラ? 

 

取り込んだ瞬間、閂にバッチリ掛かっていたはずの針が、ポロッと外れました(笑)

 

見ての通りもはや原型をとどめておらず、
14号(線径1.56mm)だとちょっと厳しい印象です

 

しかし、

 

DSCN5880bじつは昨年わたしが運よくキハダを獲ったときもほぼ同じ状況でした。

 

「閂を捉えていた」という点も同じ、
取り込んだ瞬間にポロっと針が外れたという点も同じです。

 

ということは、もしかして閂さえ捉えていれば、針が伸びても簡単には外れないのかもしれませんね!(テンションさえ抜けなければ)

 

 

 

DSCN8238b

その後ヒットはなく、

 

「最後に1回だけ流して上がります」

 

という納竿の一投で、

 

 

 

 

DSCN8252b

なんとも皮肉ではありますが、こうなるとキメジでもなんでも獲れればありがたいです!!(๑•̀ㅂ•́)و✧ヨッシャ

 

船中4ヒット中2本を確保して終了でした。

 

 

DSCN7712b

こうして結果的には食い渋りに効いてしまった閂キハダ 

 

 

 

DSCN8211b戸田くんもわたしも丸掛けでハリス20号6メートルの結果でしたが

 

 

 

1439607918467b

戸田くんは何やらこんなものを使用しておりましたぞ( ✧Д✧)ピキーン!

 

 

 

 

DSCN8251cそうそう、

余談ですけどハリスの切り端は切りっぱなしではなく、ライターで焼いてしっかりコブを作って「すっぽ抜け」を防いでくださいね(๑•̀ㅂ•́)و✧

 

 

激熱!? スーパーボイルキメジ船!!(2015/08/11)


釣行データ
釣行日 2015/08/11 (火)
船宿 五エム丸/カツオ・キハダ船
竿 自作(先径2.2mm元径14mmのグラスソリッド)
リール シマノ(SHIMANO) ティアグラ30A
ビシと天秤 青物バスター100号  305式 NH型天秤
天秤とショックリーダーの結節具

トローリングスナップ5号 (ショックリーダー:カーボナイロン24号/100lb3m、結節はPRノット
 PE8号500m

仕掛け ハリス16号4.5メートル 閂キハダ15号
水温 26.8 度
澄み  ゆるい  棚 15~40m 
パターン 中潮1日目  (干潮 8:05)
月輝面 -12.0% 月齢26.1
北東 弱い
波高 0.5-1M
天候 晴れ
船の釣果 キハダ: 0 – 22㌔
キメジ: 0-2本
自己釣果(右舷ミヨシ) (๑ˇεˇ๑;)•*¨*•.¸¸♪

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まだまだ始まったばかりのカツオ・キハダ釣り。

 

であるのに最近は各船の釣況があまり芳しくないようで「渋い」と思って敬遠される方も多いようです

 

確かにカツオは少ないですが、
キメジ・キハダはたくさんいます。

 

むしろキメジを釣りたいって方には
チャンスなんじゃないでしょうか 
( ˘•ω•˘ )?

 

8月11日はどんな状況だったのでしょうか。

 

 

さっそくいって参りましょ!ヽ(`Д´;)ノ

DSCN8043b

午前7時10分、

我らがキハダプロジェクトリーダーを発見! (そっくりだったので見間違えました。人違いだったようです

 

ちょうど相模湾のど真ん中で釣りが開始されたころです。

 

 

DSCN8048b

水色は澄んでいました。

 

カツオやキメジは潮が暗いと沈む傾向にありますが、水色が澄んでいるならいつ浮いてもおかしくない状況です。

 

しかしどういうわけか指示棚は40メートル前後と深く、朝のうちは魚が浮いてくる気配がありません

 

それでいて群れのスピードが速いので、各船仕掛けを下すタイミングに苦戦しているようです。

 

 

 

DSCN8050b

なにしろカツオが釣れないのですからとても好調とは言えませんが、キメジの群れを追いかける船団は健在で、

 

 

 

DSCN8046b

ポツポツと

 

 

 

DSCN8060b

各船にヒット!

 

 

 

DSCN8056b五エム丸でも大トモにヒットキタコレ!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

 

 

DSCN8061b

そしてわたくしにも…!!!!

 

 

 

DSCN8063b

チップがありました(๑ˇεˇ๑)

 

 

…(๑ˇεˇ๑;)チーン

 

 

 

DSCN8097b

状況が変わってきたのは午前10時過ぎです。

 

群れの動きが次第にまったりとしてきました。

 

こうなるとキハダの雰囲気を感じるのは
わたしだけじゃないと思います。

 

各船、魚の行く道を先回りして、その様子をソナーや目で確認しながら、様子を見つつ仕掛け投入の合図を出しています。
 

こんなとき、 

 

 

DSCN8023b

魚はまだ船下に入っていないことが予想されます。

 

そこで、コマセ缶を閉じ気味にして、いざというときコマセが残るように調整するのもアリでしょうか。

 

コマセを振らないのも一手だと思います。

 

もちろん投入の合図でしっかりコマセを振っても、しばらくしてから当たるときは当たりますので…

 

こういった駆け引きはなかなか難しいです(^o^;) 

 

 

 

DSCN8099b11時過ぎ、状況は次第に良くなりはじめ

 

 

 

DSCN8098b

五エム丸でもダブルヒット!!

 

 

 

DSCN8103b

そして11時20分には左舷大トモで

 

 

 

 

DSCN8104b

 キハダゲット!

 (๑•̀ㅂ•́)و✧

 

 

 

 

DSCN8149bさらに状況は変化し続け…12時頃でしょうか。

 

ボコボコ…

 

 

DSCN8148b

ボコボコと…(;゚;Д;゚;)

 

 

 

DSCN8123c船団の至るところでボイル多発!!

ヽ(`Д´;)ノ

 

キメジが各船の隙間をぬうように豪快に
跳ねはじめたじゃありませんかっ!(`д´/;)/

 

 

 

DSCN8150b

右にも左にも、 

 

 

 


こんなボイルがあちこちで
出まくり興奮状態!!(`д´/;)/

 

いつどの席でヒットしてもおかしくない状況が最後まで続きました。 

 

キタヨキタヨー=͟͟͞͞(๑•̀д•́๑=͟͟͞͞(๑•̀д•́๑=͟͟͞͞(๑•̀д•́๑) 

 

 

DSCN8067b

そんな状況を見て、

 

「餌がこまけぇな」

 

とつぶやくのは同船した丸ちゃん船長。

 

どうやらキメジが捕食しているのは
イワシになりきれていないシラスのようです。

 

つまりベイトが小さく、だからでしょうか
同じ群れを追っている船を見る限り、ジギングよりコマセのほうがこの日は優勢だったように思います。

 

イワシを追う群れより、シラスについた群れのほうが、よっぽどオキアミを食べてくれそうじゃないですか??

 

 

そして終盤戦!

DSCN8144b

ででで出たっ

サメ付きナブラ!! 

 

船団で同じポイントを攻めた結果?!
サメもおびき寄せてしまったようです。

 

そうなんです。

 

サメがいることはわかっていたので…

 

 

DSCN8091b

ヒットと同時にスーパーゴリ巻きいざ勝負!!(`д´/;)/

 

そしてあっさりと
サメに献上!!(๑•̀ㅂ•́)و✧

 

数メートルも巻き上げないうちに
とんでもない勢いでドラグを出されて一貫の終わりでした(๑ˇεˇ๑)

 

…(๑ˇεˇ๑;)•*¨*•.¸¸♪

 

 

 

DSCN8171b

それでも獲る方と、
獲れない方の差ってなんでしょうね。

 

シミュレーションその1 
  1. ヒットと同時に合わせを入れて、
    カンヌキに掛けると同時に魚の顔をこちらに向ける。
  2. ドラグを締めて強引に巻く。
  3. しかし一度も走っていないキメジは体力を持て余しているため、ほとんどのケースで巻き上げ中に下に突っ込もうとする。
  4. ドラグを出せるほどのパワーを持っていないキメジはその場に停滞するか、良型だとドラグが引き出されたりする。
  5. こうしてモタモタしている間にサメに狙われる。

 

ならば、はじめにある程度走らせたほうが良いのでしょうか。
こればかりは状況によると思いますが、

 

 

シミュレーションその2 
  1. キメジとは言えファーストランは走らせてあらかじめ体力を奪っておく。
  2. 走りが止まったその一瞬の隙に食われるケースもあるので、
  3. 魚が止まりそうなタイミングを見計らってドラグを増し締め
  4. 一気に巻く!! 

 

 

 

DSCN8169bいずれにしても、アオザメの遊泳能力はサメの中ではもっとも速く、瞬間的には時速35㌔にも達するそうですから、ターゲティングされたらアウト

 

何やったって獲れるときは獲れるので、
一番必要なのはかもしれません ( ˘•ω•˘ )

 

 

DSCN8173b

そんなわけで船中10人で9ヒット、

6ゲット!!(๑•̀ㅂ•́)و✧ 

 

残念ながら
わたしはボウズでしたが…(ノ ̄△ ̄;)

 

そもそもキハダ・カツオは
博打性の高い釣りものです!

 

 

DSCN8166bせっかくの夏のお祭り
楽しんで参りましょっ(๑•̀ㅂ•́)و✧