萬栄丸で半夜クロムツ第三戦!!~誘い下げの妙~(2016/12/26)

釣行データ
釣行日 2016/12/26(月)
船宿 萬栄丸 / 半夜クロムツ船
竿 自作(先径2.2mm元径14mmのキハダ用グラス無垢)
リール シマノ フォースマスター3000  PE3号
バッテリー 電力丸
仕掛け 幹間1.5㍍ 全長6㍍の3本針 
幹糸10号
ハリス8号75㌢
針:がまかつムツ17号(銀)
 :がまかつムツ太地17号(銀)
他: BBサルカン3号、ハヤテクレンスナップ8号
パワーオヤコ 5×6号
水温 17℃
洲崎 : うす濁り ゆるい  棚100m前後
パターン 中潮2日目  (満潮 14:14 干潮 21:22)
月輝面 9.2% 月齢26.6
南、弱い⇒のちやや強い
波高 0⇒1M
天候 曇り
船の釣果 クロムツ:10-25本  他スミヤキ等
自己釣果(左舷ミヨシ) クロムツ:    25本
スミヤキ:   5本
アジ   : 2匹
ハチビキ: 1匹
スルメ:  1杯     

 

DSCN3049b12月26日(月)

 

この日は千葉県 勝山港「萬栄丸」さんにお邪魔してきました♪
狙うはクロムツでありますσ(≧ε≦o)

 

 

20161228_195037b

ところで「クロムツ」の料理は数あれど「しゃぶしゃぶ」がまたウマいですねーっ(*≧∀≦*)

 

 

20161228_201536b皮付きのまま、しつこい脂をさっぱり落として
「とろける旨みポン酢でいただくこれ最高♪

 

お刺身や煮付けに飽きたらぜひオススメです♪ 

 

 

dscn8925bそして「スミヤキ」は白味噌仕立ての煮付けが…

 

 

dscn8939bまじぱねぇーσ(≧ε≦o)♪

 

銀ダラもびっくりの濃厚な味わいに
白味噌の風味で甘めにトロリです♪

 

というわけでスミヤキは裏本命であるぞー
q(≧ε≦*)三(*≧ 3≦)pキャー

 

  

sumiyakiしかしスミヤキは一般的には 嫌われがちな悪タレ外道

 

「道糸のマーカーをエサだと勘違いしてあっという間に噛み切ってしまうのだから、この外道を好んで釣る人はいないかもしれません^^;

 

 

harisu

でもスミヤキが釣れることもそう多くはないので♪

 

 

michiito釣れる日にこれたならこのくらいなんてこと…♪

 

 

michiito3

ないですよね…( ´∀`)ハハハ

 

 

michiito2

この恨み… (꒪⌓꒪)

 

 

michiito4

はらさでおくべきか…(꒪⌓꒪)

 

 

 

… (꒪⌓꒪)

 

 

 

…Σ(‘◉⌓◉’)ハッ

 

そんなわけで次回は「スミヤキ対策」として道糸の上50㍍を「マーカーなしの黒い道糸」にしようかと考えております^^;

 

あ。

 

kuromutsu

もちろんクロムツも
バッチリ釣ってきましたぞ(๑•̀ㅂ•́)و✧

 

 

誘い下げの妙

michiito2

何度もスミヤキに道糸を切られているうち「とある事実」に気づきました。

 

なぜ切られるのか。

 

どんなアクションのときに切られやすいのか。

 

突然道糸を切られるということは、それまでは喰い気がなかったのに、とある瞬間スイッチが入って、突然喰い気を起こすからにほかなりませんが、

 

ではスミヤキの喰い気を促す起爆剤となるのはどんなアクションなのか…(꒪⌓꒪)

 

それは引いては、クロムツや他の魚の
食い気を促すための参考にもなると思うのです。 

 

胴突き仕掛けの釣りではすでに
「誘い下げ」が有効であることはご存知の通りですけど、

 


そんな誘い下げの妙がわかるドキュメント映像を撮ってきましたので、よろしければ見てくださいねっ♪

 

こうなると

 

次は誘い下げたときの「餌の動き」を
撮影してみたくなりますね…o(-`д´- 。)

 

お試し水中映像カワハギ編!!(2016/12/18)

 釣行データ
釣行日 2016/12/18(日)
船宿 五エム丸 / カワハギ
竿 極鋭カワハギ AIR 1455
リール ダイワ(Daiwa) エアド 100H (PE0.8号)
仕掛け(幹糸) 快適カワハギ ウェイト 移動式 (4本針)
仕掛け(針) D-MAXカワハギ パワーフック  針4.5号 7cm & 10cmなど
オモリ 快適船シンカー 丸型 30号 夜光
中オモリ 水中カメラ装着のため使用せず
集魚アイテム ヒラヒラスカート
ツインラトラー
ルミコレッド
アサリを締めるアイテム アミノソルト
その他 チョイ置き船べりトレイ    チョイ置きホルダー
水温 18℃
カメギ根: 澄み ゆるい
棚:30~50m
パターン 中潮3日目  (満潮:08:13 干潮:13:32) 
月輝面 78.8% 月齢18.6
北 弱い
波高 0-0.5M
天候 晴れときどき曇り
船の釣果 カワハギ:8 – 31 枚
自己釣果(右舷ミヨシ) カワハギ:    12 枚

DSCN3197b

12月18日(日)

 

久々となるカワハギ釣行で今回、
みずから課したミッションは水中での動画撮影です。

 

水中で何が起きているのか…(。-_-。)

 

どうやってエサを取られるのか…(꒪⌓꒪)

 

一体、海底ではどんなカワハギ地獄が展開されているのか…(;꒪ö꒪)

 

 

dscn1152b見てみたいっ!ヽ(`Д´;)ノ 

 

というわけで試しに使ってみたのは
水深50メートル対応の小型カメラです^^

 

testbお値段は8000円と比較的安価ながら、

 

本体マイクロSDカードのみ購入すれば、とりあえず水深50メートルがお手軽に撮影できちゃうのは良いですね^^

 

 

testa1まー画質はあまり良くないですけど、
お魚さんたちの様子はちゃんと撮れてました^^

 

で、 

 

まさか
こんなことになって

いたとは…(;꒪ö꒪)

 

と海中の出来事に
衝撃を覚えつつも…(꒪⌓꒪)

 

課題となったのは
カメラというより撮影の腕でした。

 

カメラを装着しながらも一応、カワハギを釣ろうとしたため、誘ったときのカメラの回転やブレが酷いです

 

また海中の「緑かぶり」を取り除くには赤色のレンズフィルターが必須であるということも知りました。

 

などなど、綺麗に見やすく撮影するためには
色々とノウハウが必要であることも学びつつ…

 


今回は「お試し版」ということで
水中の雰囲気だけでも楽しんで頂けたらと思います^^

 

※追記:大変申し訳ないことに酔っちゃう方多数のようです 次回こそは見れる動画撮ってきますので、酔いに自信がない方は今回の視聴はご遠慮ください

 

 

あー。

 

極上の竿が1本買える値段だというのに…

 

もっと綺麗に撮りたいという欲が
ふつふつと…(; ̄Д ̄)

 

kireinitoritai

 

九十九里片貝港・喜美丸で大型ハナダイ!!~ウィリー考察編~(2016/12/13)

釣行データ
釣行日 2016/12/13(火)
船宿 喜美丸 / ハナダイ船
竿 ダイワ(Daiwa) リーディング スリルゲーム 64 M−195
ダイワ(Daiwa) A-ブリッツ タチウオ M-195お試し
リール ダイワ(Daiwa) エアド 100H (PE0.8号)
フォースマスター800PE2号)お試し
仕掛け

自作(全長2.7m ハリス2号 針チヌ金2号)

ビシ

サニービシ FL 60号

テンビン ワンウェイ天秤 S
クッションゴム ロングライフ1.2mm 20cm(使ったり使わなかったり)
水温 17.5℃
片貝沖: 薄澄み  棚: 20~25m
パターン 大潮2日目  (干潮 9:48 干潮 15:27)
月輝面 98.6% 月齢13.6
北東5㍍
波高 0.5-1m
天候 曇り
船の釣果 ハナダイ:5-35 枚 (外道に真鯛・石鯛・ウマヅラハギ等)
自己釣果(右舷ミヨシ) ハナダイ: 17 枚

hannpane-chouka12月13日火曜日。

 

本日は九十九里片貝港の「喜美丸」へ
ハナダイ釣りにやって参りましたっ(ノ≧∀≦)ノ

 

dscn8785b今回は「週間つりニュース」の取材で

 

 

dscn8782bそこには釣りガール「そらなさゆりさん」の姿も♪

 

そらなさんが表紙を飾る週間つりニュースは
12月19日月曜日発売ですのでお見逃しなくですねーっ(*≧∀≦*)♪

 

 

ウィリー仕掛けにこだわる

dscn8776bさて今回のお題は「ウィリー」です。

 

実は、喜美丸のホームページにはすでに「ウィリー仕掛けでも良いけど先針はオキアミをつけたほうが良く釣れます」と書かれていました。

 

つまり今時期の低活性はウィリー針のみでは厳しいのかもしれません。

 

DSCN9101bしかしどぉーしても、夏場に楽しんだ「剣崎イサキ」の高活性が頭から離れず、今回はその延長戦としてウィリー仕掛けにこだわることにしました^^

 

もしウィリー仕掛けがダメなら、
オキアミ餌と比べてどんなふうにダメなのかを調査するのみです♪

 

で、ウィリー仕掛けの考察を述べる前に、

まずはハナダイの低活性と高活性について、
理解を深めたいと思います。

 

 

ハナダイの低活性と高活性

dscn8787b釣行後に上乗りさんから聞いた話です。

 

「低活性のときは、たとえば3㍍と狭い範囲に反応が固まり、誘い上げても喰いが悪いので、シャクってからの待ち時間を長めに取る。棚重視の釣り方となる」

 

「しかし高活性のときは、たとえば10㍍と広範囲に反応が散らばるので、どんどんシャクって追いかけてくる魚を喰わせるような攻めの釣り方ができる」

 

とまるでイサキやタチウオの話を聞いているかのようでした。

 

今回の指示棚は水深20-25㍍でしたので、この時点で低活性なのかもしれませんが、

 

  1. 25㍍まで仕掛けを落とす。
  2. 竿をシャクってコマセを出しながら2㍍誘い上げ、
  3. そこで数秒待つ。(低活性なら長めに待つ)
  4. 喰わなければ20㍍まで(シャクってはステイしつつ)探り、
  5. 1に戻る。

 

そしてアタリを得たなら針掛かりの仕方によって
低活性と高活性を見極めることもできそうです。

 

針を飲まれるようなら高活性かもしれず、
口の皮一枚に針掛かりするようなら低活性かもしれません。

 

また低活性時の特徴はアタリの出方にもありました。

 

  1. もぞもぞと細かい震えのような前アタリがある。
  2. ここで合わせても掛かりが浅くバレてしまうので、
  3. ちょっと引き込むまで待ってから合わせる。

 

意外と奥が深いです♪ 

 

 

ウィリー仕掛けと空針(オキアミ餌)の比較

dscn8796d

結論、

 

「オキアミのほうが食いは良い。ただしオキアミは小型が先に喰う傾向があるため、大型が掛かりにくい」

「対してウィリーは大型が掛かりやすいものの、アタリはやや少なめ」

「ウィリー仕掛けでもステイ(待ち時間)を長めに取ると良い」

 

 

dscn8796bま~魚の活性による喰いの違いによって
ここまで翻弄されるとは思いませんでしたけど

 

大型ばかりで楽しめました♪

 

というわけで、

  


上記の内容を動画にもまとめてみましたのでよろしければ見てください(*≧∀≦*)♪

 

 

補足:竿について

sao今回わたしが使用した竿は6:4調子の柔らかい竿です。

 

対してイサキやハナダイで一般的に使用される竿は、ゲーム系の8:2または7:3調子の先調子。先調子ならではの操作性と目感度の良さが繊細なアタリを取るのに向いているからにほかならないわけですが、

 

ではなぜわたしが柔らかい竿を使用するのかと言えば、それは「引き味をより楽しめる」からです♪

柔らかい竿は激しくシャクっても跳ねにくい点も美点です^^

 

とくに6:4調子にこだわっているわけではなく、たとえば7:3調子の「極鋭ゲームM-175AGS」なんかも竿が柔らかくて引き味が堪能できそうですよね♪

 

ぶっちゃけ

  • しっかりシャクれる
  • 繊細なアタリが取れる

この二点さえクリアできればどんな竿でも良いと思っています。

 

もちろん柔らかい竿を使用することで、目感度は不利になるので、

  • 硬調ハリスを使う
  • クッションゴムを使用しない (大型が掛かったときはドラグ対応)

わたしの場合はこの二点で目感度を補い、6:4調子ならではの操作感とダイナミックな魚の引き味を堪能することとしました^^

 

まあ、柔らかい竿は少数派だとは思いますけれど^^;

 

  

アマダイディギング!!~ディグアームの正しい使い方~(2016/12/10)

釣行データ
釣行日 2016/12/10(土)
船宿 五エム丸 / アマダイ船
竿 イワ(Daiwa) A-ブリッツ タチウオ M-195
リール フォースマスター800
仕掛け

ハリス3号1.8メートル2本針(枝針30cm)
※下針から80cmのところにDビーズマーキングのMまたはLを使用し枝針を接続。サルカンを使用しないのは、潮流を意識して誘い下げるフロート効果を狙いたいため)

9号

発光玉ソフト・ピンク・2号(枝針のみに使用)

テンビン ディグアーム80号
ヤマリアK型遊動40cmオモリ80号
水温 18.3℃
城ケ島沖 :  澄み ゆるい   棚70-100m
パターン

中潮1日目  (干潮 7:14 満潮 13:34)

月輝面

79.2%  月齢10.6

北東、ほどほど
波高 1M
天候 晴れ
釣果 船の釣果 アマダイ:0-5尾(23- 52cm)
自己釣果 アマダイ    5尾(最大39cm)
ほかキダイ、ヒメ、赤ボラ、イナダ、ナマコ(笑)

DSCN0742b12/10土曜日。

 

本日はサニー商事社長、大社長とともに
アマダイ釣りにやって参りましたっ(๑>ᴗ<๑) ♪

 

ところで、「ディグアーム」が発売されてからはや4か月が経ちますけれど、みなさま快適にディグアームを使用されているでしょうか?

 

dscn8588bまず申し上げたいのは、

 

ディグアームは万能ではありません。
ディグアームさえあれば釣れるなんて夢物語はありません。

 

すでに通常のオモリで多くの攻略法があるわけですから、ディグアームは別の付加価値があってしかるべきアイテムです。

 

ならばディグアームはどう使用すべきかと言えば、

 

 

dscn8751b通常のオモリではできないことをやるために使用します♪

 

たとえば海底でオモリを小突きたいとき。

 

 

dscn8618%ef%bd%82通常のオモリだと、小突くたびに砂にめり込んだり、オモリが寝てしまったりするので、(とくに柔らかい竿だと)トン、トンと小突くのが関の山です。

 

なかなかリズミカルには小突けません。

 

 

dscn8767b対してディグアームは、海底でオモリが横たわるため、オモリをリズミカルに「叩く」ことができます。また「跳ね」を演出することもできます。

 

砂を巻き上げるだけが能ではないのですね^^

 

…たとえばこの日渋かった後半。

 

 

15391321_693649617469453_5811549633779494519_ob底潮が流れているときに、海底でディグアームを強めに叩き、仕掛けに振動を与えて「リアクションバイト」させた1尾です^^

 

そんなわけで、ディグアーム主体で攻めるのも良し♪

もしくは通常のオモリ主体で攻めて、どうにもパターンがうまくハマらないと思ったらディグアームを試すのも面白いと思います♪

 

総じてディグアームは色々試せる
攻略アイテムのひとつ
ですよね!

 

ただですね。

 

冒頭で申し上げたように
ディグアームは「万能オモリ」ではありませんから、

 

以下で紹介する「欠点」もしっかりと理解しつつ、アマダイ釣りをより快適に楽しんで頂けたらと思います^^

 

 

オモリの落下速度について

dscn8584bディグアームはオモリの形状が特殊です。

そのため潮の抵抗を(同号数の通常のオモリと比較して)受けやすいです。

ですからどうしても落下速度の面では不利ですし、そのぶん仕掛けも流されやすくなります。

 

そこでまず用意したいのが細いライン。

 

PE2号だと太く1号なら快適に扱えるという印象です。

 

ディグアームはLTタックルで快適
扱えるオモリだと認識すべきでしょう^^

 

また、

 

仕掛けの落下中はサミングしながら

dscn8601bこれは通常のオモリでも言えることですが、仕掛けの落下中は軽くスプールを押さえて糸フケさせないよう「サミング」しながら仕掛けを落とすのが基本です。

 

なぜならそれがもっとも落下を速める方法だからです。

 

糸がフケると、潮の抵抗を余分に受けて仕掛けが流されやすくなり、かえって落下が遅くなります。

 

そして仕掛けが流されれば当然、オマツリもしやすくなるので、ディグアームを使用する場合はとくに仕掛けがまっすぐに落ちるよう強めに「サミング」をしながら仕掛けを落とすと良いと思います♪

 

 

仕掛けを流さない

dscn8603cこれはアマダイに限らず底モノ全般で言えることですが、

 

底モノはたいてい船を流して魚を探るため

底にオモリをつけっぱなしに
していると仕掛けが流されます。

そして隣の方とオマツリします。

 

ですから定期的に仕掛けを持ち上げ、糸フケを取る必要があります。

 

これは通常のオモリでも言えることです。

 

 

まとめ

15493268_693647484136333_6418347837923917216_o%ef%bd%82

オマツリしてしまうとそもそも釣れませんから、
オマツリを防ぐことはとても重要です。

 

そのため

 

  • PEを細く(1号など)
  • 仕掛けの落下中はサミングする
  • 仕掛けを流しっぱなしにしない

 

特にこの3点を意識して、
ディギングにしかできない攻略法をぜひお楽しみくださいねっ♪

 

 

dscn8752b今のところわたしは「柔らかい砂地」または、硬めの砂地でも「底潮が流れている」ときにディギングの効果を感じております^^

 

あ。

 

今回は撮影に失敗してしまったので動画はありません

 

ディギングの動画はいずれ
アップしたいと思います(๑•̀ㅂ•́)و✧

 

お試しアマダイその2 !!~ディギング釣法と誘いの考察~(2016/11/26)

 釣行データ
釣行日 2016/11/26(土)
船宿 五エム丸 / アマダイ船
竿 イワ(Daiwa) A-ブリッツ タチウオ M-195
リール フォースマスター800
仕掛け

ハリス3号1.8メートル2本針(枝針30cm)
※下針から80cmのところにDビーズマーキングのMまたはLを使用し枝針を接続。サルカンを使用しないのは、潮流を意識して誘い下げるフロート効果を狙いたいため)

9号

発光玉ソフト・ピンク・2号(枝針のみに使用)

テンビン ディグアーム80号
ヤマリアK型遊動40cmオモリ80号
水温 18.8℃
亀城根 ~ 城ケ島沖 :  澄み   棚70-100m
パターン

中潮1日目  (干潮 8:10 満潮 14:22)

月輝面

10.1%  月齢26.4

北東、弱い
波高 0.5-1M
天候 晴れときどき曇り
釣果11/23(水) 船の釣果 アマダイ:2-8尾(21-36cm)
自己釣果 アマダイ    8尾(最大35cm)
釣果11/26(土) 船の釣果 アマダイ:2-6尾(23- 50cm)
自己釣果 アマダイ    6尾(最大36cm)

 

DSCN0742b11/23水曜日。

 

よぉ~やくサニー商事の新商品「ディグアーム」を
試せる日がやって参りましたあっ^^

 

 

dscn8588bディグアームの使用方法はご覧のとおり商品のタグ裏に記載があります。

 

これは教科書以上に想像力を
膨らませることができる貴重な資料!ヽ(`Д´;)ノ 

 

普通のオモリでも通用する
アマダイ釣りのメソッドが凝縮されていますね^^

 

 

digarm

もちろんディグアームの使いどころは、砂質が柔らかいところです。

 

たとえば相模湾の江の島沖は、砂質が柔らかいため、「砂煙をたてる」という「ディグアームの効果」に期待できます。

 

ただ相模湾の亀城根沖や、城ケ島沖のように、砂質が硬いような場所では、そもそも砂煙をたてにくいので、ディグアームの効果は薄いかもしれません。

 

そんなわけで、効率良く釣果を上げるなら、
オモリを使い分けるのが良さそうですね!

 

 

dscn8593b11/23水曜日は35センチのアマダイを筆頭に8尾ゲット♪

 

通常のオモリの方と差がついたのは、砂質の柔らかい「江の島沖」です。
もちろんディグアームを使用しました^^ 

 

 

dscn8596b

11/26土曜日は、青イソメで、デカアマ釣れないかな~♪
なんて最初の1時間を無駄にしましたけど(笑)

 

 

 

dscn8607bなんだかんだで36㌢のアマダイを筆頭に6尾ゲット♪(チビアマを除く)

 

この日は砂質の硬い「亀城根沖」と「城ケ島沖」でしたので、普通のオモリを使用しての釣果です^^

 

そんなわけで今回も、アマダイ釣りをもっと楽しむべく、いくつかのメソッドについて考察して参りましょ~σ(≧ε≦o)

 

あ、ごちゃごちゃ文章を読みたくない方は
ページ下の動画を参考にどうぞ♪

 

 

アマダイ釣りを考える

dscn8603b基本的にアマダイ釣りは、

 

オモリが着底して底立ちを取ったら、

仕掛けの長さ分聞きあげ、

誘い下げる。

 

これの繰り返しです。

 

たったこれだけのことなのに、
なぜ誘い方によって釣果に差がつくのでしょう。

 

マメな棚のとりなおし?

 

これはかなり重要ですよね^^

 

海底はたいてい斜頸しているので、棚ボケしないよう
定期的に底立ちを取り直すことはとても重要だと思います。

 

また底立ちを取り直すということは、仕掛けを上下に動かすことにもなるので、特別なテクニックがなくとも有効な誘いになると思います。

 

ここまでは、どんなサイトにも載っている
アマダイ釣りの常識かもしれません。

 

でも、さらに踏み込んでアマダイを楽しむなら、

 

・作為的に「仕掛けの弛み」を作る

外道(またはアマダイ)のアタリで潮流を読む

 

この2点を意識しても良いと思います^^

 

 

仕掛けの弛みはアマダイ攻略?!

dscn8603b

わたしの誘いは基本的に「攻め」です。

 

どちらかというと仕掛けをよく動かし、聞きあげや誘い下げを繰り返しながら、積極的にアタリを取りに行くスタイルです。

 

 

nomare

であるにもかかわらず、23日にアマダイが釣れたときは半数以上、針を飲まれていました。

 

針を飲まれているということは、アマダイが針を喰った瞬間、アタリに気づかなかったということです。

 

そしてアタリに気づかなかったということは、仕掛けが弛んでいるときに喰ったということです。 

 

ですからアマダイは仕掛けが弛んでいるときに好んで喰う傾向があると思うのです。

 

まあ、よくよく考えれば、「仕掛けを弛ませる」ということは、「仕掛けを潮に乗せやすくする」ということでもあるので、

 

これは「吹き流し仕掛け」で渋いときの
常套テクニックでもありますよね!

 

この「仕掛けを弛ませる」ということについて、
もう少し詳しく説明しますと、

 

 

amadai8

たとえば海底から仕掛けの長さ以上、
聞きあげたとします。

 

このとき、潮があまり流れていなければ、
仕掛けはある程度垂れさがった状態になると思います。

 

図のような感じであれば、
アマダイは視界にあるオキアミを喰っても良さそうです。

 

でも、潮がないから図のようになるわけで、
潮がないなら喰わないかもしれません。

 

そんなとき、

 

amadai8

たとえば海底からハリス分以上聞きあげたところから、

 

 

amadai9誘い下げることで、仕掛けの流動によりハリスを弛ませ、少しでも針が潮に乗りやすい状態を作ることができます。

 

こんなとき、アマダイの喰い気は起きやすいのかもしれません。

 

 

amadai5

また潮流が速いときは、

たとえば海底から仕掛けの長さ分聞きあげた位置だと、棚がズレていることになるので、

 

 

amadai6徐々に誘い下げて、(海底から30㌢のあたりをホバリングして巣穴を守っていると思われる)アマダイの目の前に、オキアミを持っていってあげる必要があります。

 

とここまで説明すると、

 

「無茶言うなよ」という声が聞こえてきそうです。

 

「そもそも、誘い方以前に、
どうすれば潮流の速さなんてわかるんだ? 」

 

「潮流の速さがわからなければ、上記の内容なんて意図して実践できないじゃないか」

 

と。 

 

おっしゃる通り、

 

潮流を読む必要があります^^

 

 

外道(またはアマダイ)のアタリから潮流を読む

gedouまず海底からの聞きあげにより、
外道(またはアマダイ)のアタリを得ます。

 

聞きあげているときに外道(またはアマダイ)のアタリがあったら、そのとき海底から何㌢のところでアタリがあったのかを、記憶しておきます。

 

そして仕掛けを回収し、先針と枝針のどちらの針に喰ったのかを見て、仕掛けの長さから起算し、仕掛けの弛み具合を判断します。

 

ひいては潮流を読みます。

 

 

amadai7たとえば仕掛けの長さ分聞きあげて、外道(またはアマダイ)が先針に喰ったなら、先針は海底より少し上を漂っていたと想像でき、仕掛けは少しだけ弛んでいたと想像できます。

 

なので潮はユルいけど少しは流れてるのだと想像できます。

 

こんな感じで外道(またはアマダイ)の喰い棚により、潮流が読めれば、狙って釣れるようになりそうですよね♪

 

しかし、文章は難解で
実践できそうにもないよ

 

というわけで今回は、上記の内容を実釣でもやってみましたので、よろしければ動画のほうも参考にして下さいねっ^^

 

収録は相模湾の「亀城根」から「城ケ島沖」のアマダイ考察であります♪

 

11月のカツオ爆釣2016年ファイナル!!(2016/11/12)

釣行データ
釣行日 2016/11/12 (土)
船宿 長三朗丸/カツオ・キハダ船
竿 自作(先径2.2mm元径14mmのグラスソリッド)
リール シマノ(SHIMANO) ティアグラ30A
ビシと天秤 青物バスター100号+ プラスミキサー50号
305式 NH型天秤
天秤とショックリーダーの結節具

トローリングスナップ5号 (ショックリーダー:ナイロン 60号/200lb5m、結節はPRノット
 PE10号500m

仕掛け

ハリス18号4.5メートル  18号
ハリス16号3メートル  13号

水温

21.2度

澄み ゆるい 
メインの棚:15メートル前後 ほか30-40メートルなど

パターン 中潮2日目  (干潮 8:58  満潮15:06)
月輝面 91.1% 月齢12.4

北東 弱い

波高 0.5-1M
天候 晴れ
船の釣果

12-23本

自己釣果(右舷ミヨシ) カツオ:10本
マメジ:1本
チャッパ:2本
ヒラソーダ:15本

10801693_1571465379735268_7752380825227117056_b

11月12日土曜日。

 

いや~すっかり寒くなりましたね~(^o^;)  

 

わたしの常宿五エム丸はすでに
「カツオ・キハダ船」は終了しておりますので^^;

 

 

pd2-1477902961-1-366b今回は年40回以上マグロ船に乗り込むという「柳さん」にお誘い頂きまして、

 

長三朗丸のカツオ・キハダ船に乗り込んできましたっ!!ヽ(`Д´;) 

 

柳さんは、相模湾のコマセが解禁する8月前からキャスティングでマグロを狙いはじめ、イワシに付きはじめたらフカセ、終盤はコマセでマグロを獲りまくっているスペシャルハンターです^^

 

 

dscn8540b

そんなわけで本当は柳さんの隣で
本格的にマグロが狙えたら最高だったのですが^^;

 

 

dscn8536b

この日は近場で巨大な「サメ付イワシナブラ」をいくつも発見し、

 

 

dscn8548b

水深15メートルで
カツオ入れ食い!!ヽ(`Д´;) 

 

もっとも表層のナブラには15㌔前後のマグロも確認できたそうですから、

 

今回わたしにはヒットしませんでしたけど、

 

続行したくなりますねぇ…o(-`д´。;)

 

マグロ…o(-`д´– 。;)

 

 

pd2-1478936762-3-619

さて、柳さんのフカセテクニックは来年本格的に盗むとして^^;

 

 

 

dscn1188b

今回はウェアラブルカメラで、

 

 

pd2-1478936761-1-773b 釣行の様子を

 

 


初編集してみましたので
よろしければ見てくださいねっ(*≧∀≦*)

 

文章では伝えきれないカツオ釣りの雰囲気を
楽しんでいただければと思います^^

 

 

dscn8565bところでカツオの塩タタキ最高ですね~.:*:*:(ノ≧ڡ)。゚:*

 

 

dscn8553b皮に塩をまぶして、バーナーで炙り、レモン汁またはポン酢で頂きます。

 

醤油に飽きたらぜひ、お勧めの逸品です^^

 

 

dscn8545bさて続行か否か!!ヽ(`Д´;) 

 

と悩ましい感じなので本年はこのへんで
ご挨拶に変えさせていただきます^^;

 

本年も「カツオ・キハダ釣行記」に長らくお付き合い頂きまして、誠にありがとうございました!!

 

また来年お会いしましょー(*≧∀≦*)

 

キハダ用サメ避けリングKEEPOUTの実力やいかに?!(2016/10/31)

釣行データ
釣行日 2016/10/31 (月)
船宿 五エム丸/カツオ・キハダ船
竿 自作(先径2.2mm元径14mmのグラスソリッド)
リール シマノ(SHIMANO) ティアグラ30A
ビシと天秤 ワンタッチ缶L100号 (+留め栓
青物バスター100号+ プラスミキサー50号
305式 NH型天秤
天秤とショックリーダーの結節具

トローリングスナップ5号 (ショックリーダー:ナイロン 60号/200lb5m、結節はPRノット
 PE10号500m

仕掛け

ハリス24号6メートル  18号 
水温

23度

澄み ゆるい 
メインの棚キハダ :60~80メートル
メインの棚カツオ :40メートル

パターン 大潮3日目  (満潮 5:15  干潮11:01)
月輝面 0.3% 月齢0.4

北東 弱い

波高 0.5-1M
天候 晴れのち曇り
船の釣果

カツオ:0-2本
マメジ:0-8本
キハダマグロ: 0-2本 11~13㌔(船中3本)

自己釣果(左舷ミヨシ) カツオ:2本
マメジ:2本
ヒラソウダ:1本
キハダマグロ: 1本13㌔

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10月31日月曜日。

 

どんどん寒くなってきて
マグカツの雰囲気も薄れてきましたねー^^;

 

ここのところ好調だった城ケ島西沖も、水温23度を切るようになり、
もはやキハダの反応は残っていない様子…(´-ω-`)

 

どうやら反応は西へと移動しているようです。

 

例年からすれば西へと
移動するのはファイナルの前兆…!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

dscn1076b

それでもこの日は、相模湾のど真ん中で
これでもかと言うほどたくさんの反応が見られ、

 

 

dscn1074b「流しっぱなしのコマセキハダ」を堪能することができましたので、

 

 

 

dscn1077b実行すべきは「コマセポロポロ計画」でありますo(-`д´- 。)

 

今回は、

 

この2つを比較テストしてみました。

 

そしてこの日は、

 

  • 凪ぎで船があまり揺れない
  • 潮が緩い

 

こんな条件でしたので、「止め栓で塞いだワンタッチ缶」だとなかなかコマセが出ない印象です。

 

そこで「ワンタッチ缶100号」をメインに使用したところ、

 

 

dscn1079b棚80㍍で

 

手ごたえは15㌔前後の
マー坊クラス!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

 

dscn1081%ef%bd%82でもセカンドランの途中で切れちゃった…^^;

 

サメにやられたのか。

 

それとも針を飲まれたのか…。

 

いずれにせよ「手持ちでアタリを取れば針は飲まれない」
というのは過信ですかねー^^;

 

 

むー ( ˘•ω•˘ )

 

 

集中集中~ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

 

dscn1079bからの2発目!ヽ(`Д´;)ノ 

 

ファーストランは40メートル走って水深120メートルへ…!

 

走りが止まったところでフッキングすると、
またもやその手ごたえはマー坊クラス。

 

いや…。

 

キメジクラスかも…

 

いずれにせよ、サメが少ない夏場であれば
ファーストラン終了とともにゴリゴリ巻いてこれる重さです。

 

しかし船長から

「サメがうじゃうじゃいるよ」と聞いて、

 

 

dscn1038b今回はKEEPOUTのサメ避けリングを試すことにしました。

 

※本数は6本。長さは4メートル。オモリは80号を2つ。テープの幅は7.5㌢と広いので半分に折ってホチキスで留めました。PPバンドが硬くて扱いづらいのに対してKEEPOUTは柔らかく作りやすい印象。作り方の詳細は前回を参照ください^^

 

とはいえ、水深120メートルでリングを入れても
サメにやられてしまいそうです。

 

なぜならリングを入れるためには、

 

  1. 魚の頭を上に向けておく必要があるので、リングが到達するよりも前に巻きはじめる必要がある。
  2. それでいて巻き始めが水深120メートルだとあっと言う間にサメゾーンに到達してしまいそう。

 

そんな理由から、

竿をぐいぐい煽って魚を挑発し、
水深200メートルまで無理やり走ってもらいました^^;

 

そのセカンドラン終了直後にリングを入れて、

 

さらにリングが到達するであろう1分くらいは魚を遊ばせておいてから、

 

ゴリ巻き開始!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

ひいひい~

 

 

ふう~(;꒪ö꒪) 

 

 

魚が大きくなくても

 

水深200㍍からのダッシュは

 

きびし~

 

ふんぬ~(;꒪ö꒪) 

 

と本人は必至ながら

 

「情けないなぁ。

そんなに(魚)大きくないでしょ(꒪⌓꒪)」

 

と船長に言われちゃうような巻き上げスピードでしたけど^^;

 

 

dscn1083b無事13㌔ゲットo(-`д´- 。)

 

背中にちょっぴり甘噛みの跡がついてましたけど、
一応成功ですかね^^; 

 

もっとも

 

リングを入れてもサメに食われたという情報は
たくさん耳にするので^^;

 

PPバンドKEEPOUTも万能ではないのかもしれません。

 

それでも今回のように多くのサメを回避できることもあるので
試す価値はありそうですよね!

 

あとは前回の投稿にコメントをくださったベテラン柳沢さんのように、毒を持ったまだら模様の海蛇を模して白黒の紐を使うのも面白そうです^^

 

ほか「なんて毒っぽくて良いんじゃない?」という船長の意見もあるので、来年のリングはオリジナルカラーで賑わうのかも?!

 

 

dscn1122b後半は小田原沖にてカツオ狙いです。

 

ストップ&ゴーからの船を止めての流しっぱなし

 

 

dscn1127b

カツオ!(`д´/;)/

 

 

dscn1128b

ヒラソウダ!ヽ(`Д´;)ノ

 

 

dscn1132b

本メジ!(`д´/;)/

 

いずれもカツオ下のキハダを狙うべく指示棚40㍍のところ、
勝手に60㍍前後を探った結果でした^^;

 

というわけでメジカツも、
本気で狙えばどれだけ釣れたことやらの高活性…!!

 

 

1477902197-2-6803bさて、キハダ釣行も残りわずかとなりました!

 

叶うのであれば、

 

 

dscn1152b

入荷してはあっと言う間に売り切れてしまう人気商品
魚のバイトシーン撮ってきたいと思います!!(*≧∀≦*)

 

まあ、

 

水深50㍍しか対応しないので
キハダは撮影できませんけど^^;

 

自身のコマセワークが想像通りなのかを確かめたいと思います(笑)

 

奇跡のキハダはスレ掛かり!!?サメ避けリング成功例後編(2016/10/25)

 

 

前編からの続きです。

 

2度目のヒット 

dscn1001b9時45分。

 

指示棚60メートルでの事。

 

アタリがないまま2分以上が
経過したところで
船長からのアナウンスです。

 

 

dscn1009%ef%bd%82

とアナウンス。

 

これを受け多くの方がスルスルと棚を下げました。

 

これはチャンスです。

 

2分以上が経過したにもかかわらずキハダの反応がその場に残っているのなら、キハダはまだコマセについている可能性があります。

 

それでいて皆のビシにはコマセがほぼ残っていないのなら…

 

わたしは迅速に仕掛けを回収するのみ。

 

 

dscn1008c

そこでコマセをポロポロ出すべく
青物バスターからサニービシに変更しました。

 

またコマセ容量を確保すべくプラスミキサーは未使用としました。

 

そして青物バスターのときと同じコマセワークで
アタリを待っていると…

 

 

 

dscn0997c

約1分後にヒット!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

 

 

dscn0994bソナーに映るサメは一匹だけだと船長に教えて頂きました。

 

でもどうせならリングの効果を試してみたいです。

 

そこでセカンドラン後、

水深200メートルでサメ避けリングを投入しました。

 

オモリを約1㌔分増したことにより
ストレスなくリングが落ちていきます。

 

そして水深200メートルでしばらくキハダを遊ばせてから、ポンピングを開始しました。

 

今度のキハダはあまり大きくはなさそうです。

 

 

いける…!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

そう確信して50メートルほどリフトしたところで、

 

 

…!! 

 

キハダが突然暴れはじめました。

 

すでに体力は残っていないようで、走りはしません。

 

しかしキハダが暴れた次の瞬間、

 

フッ、と手応えがなくなりました。

 

 

 

 

…..!!!!

 

 

針が外れた…!!?????

 

 

 

 

dscn0994b

後々考えると、このときちょうどリングが到達したのだと思われます。

 

リングに1㌔ほどオモリを増したことにより
けっこうな衝撃が魚を打ったに違いありません。

 

そして魚がビックリして暴れ、

 

針が外れた…。

 

 

も~~~~体では理解していても頭では納得できず、

反射的にリーリングしていました。

 

するとなぜか再びズシッという重みが蘇りました。

 

 

へ?(°д°) 

 

 

一度は針が外れたのに、

もう一度針掛かりすることなんてあるのでしょうか。

 

しかも今まで感じた重みの倍は重たい手応えです。

 

例えるなら20㌔のキハダが50㌔に化けたような…

 

 

ぬぐ…(;꒪ö꒪)

 

 

重…(;꒪ö꒪)

 

もも

 

もしかしてサメ…(;゚;Д;゚;)

 

こうなったら意地でも引き剥がしてやろうと
キーパーに竿を置いてゴリゴリ巻きました。

 

ところが、弱ったキハダ特有の首振り運動が
竿先をクンクン揺らすときがあります。

 

あ、キハダついてる(。-_-。)

 

かと思ったら異常に重くなったり。

 

サメんにゃろう…!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

もはや意味不明ながら…

 

重たい何かをひたすらに巻き続けるしかありませんでした。

 

 

ぬおおお…(;꒪ö꒪)

 

 

dscn1003b

「あ、リング決まってないな」と船長。

 

 

 

dscn1004b

「あーっ。 針が口に掛かってない!」

 

と船長。

 

 

もうドキドキするから
何でもいいからはやく上げて~(笑)

 

 

dscn1005b

いやほんと奇跡です。

 

 

 

dscn1005c

まさかのスレ掛かり(笑)

 

 

 

dscn1006b

「これマー坊サイズだったら皮切れてたね」

 

 

 

dscn1006c

それほどマグロサイズの皮は丈夫なのだと言う、お話でした

 

 

 

1477380994-1-9022bあはははは

 

スレ掛かりちょー重かった

 

 

今回のサメ避けリング

dscn0923c

使用したのは手締め用のPPバンドです。

 

 

dscn0986bPPバンドの巻き癖は、逆巻にして
テープで20分ほど止めておくと癖が取れます。

 

本数は12本としましたが、洋征丸のベテランK様より6本くらいでやっているとの情報を頂いたので、6本で良いのだと思います。(K様ありがとうございます!)

 

 

dscn0977b接合部はホチキスで止めただけ。

 

オモリは取り付けやすい小田原型 が良さそうです。

 

オモリはビニールテープでグルグル巻きにして、オモリ自体が露出しないようにしました。なぜなら「オモリとリングの隙間にPEラインが挟まって落下中に止まってしまった」という失敗事例があるからです。

 

今回は80号を3つ付けましたが、オモリが重すぎるとリングがマグロの首に入った瞬間、ビックリして大暴れするようなので、もうちょっと軽くても良いのかもしれません^^;

 

 

keepout次回はKEEPOUT試そーっと(*≧∀≦*)

 

サメ進入禁止( ̄乂 ̄)

 

奇跡のキハダはスレ掛かり!!?サメ避けリング成功例前編(2016/10/25)

釣行データ
釣行日 2016/10/25 (火)
船宿 五エム丸/カツオ・キハダ船
竿 自作(先径2.2mm元径14mmのグラスソリッド)
リール シマノ(SHIMANO) ティアグラ30A
ビシと天秤 青物バスター100号  プラスミキサー50号
305式 NH型天秤
天秤とショックリーダーの結節具

トローリングスナップ5号 (ショックリーダー:ナイロン 60号/200lb5m、結節はPRノット
 PE10号500m

キハダのヒット仕掛け

ハリス24号6メートル  18号 
水温

23.5度

澄み ゆるい メインの棚 :60~80メートル

パターン 長潮  (満潮 13:03)
月輝面 26.8% 月齢24.1

北東 弱い

波高 0.5-1M
天候 曇り
船の釣果

キハダマグロ: 1本23㌔

自己釣果(右舷大トモ) キハダマグロ: 1本23㌔

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10月25日火曜日。 

 

すっかり秋ですねー(´-ω-`)

 

だいぶ寒くなりましたけど本日もキハダ狙いです!(๑•̀ㅂ•́)و✧

 

 

dscn0971%ef%bd%82前回は「補強仕掛け」にもかかわらずハリスが捻切れたので

 

 

 

dscn0990b
今回はハリス24号で勝負することにしました。

 

 

 

1477274280366

ここ数日は、キハダがコマセについて
ヒット連発なんて流しもあったようですが、本日は果たして…?!

 

 

dscn0999b本日の漁場は「城ヶ島西沖のパヤオ」からやや亀城根に寄ったあたりで、

 

 

 

dscn0997b魚を追いかけて船が止まること1投目。

 

指示棚は60メートルです。

 

船長の操船によって魚が船下に入ってくる方向はまちまちですけど、追いかけた魚を通り越して仕掛けを投入する場合、大トモから順にヒット権が与えられる場合が多いです。

 

ただし群れのスピードが速いとトモでは仕掛けの投入が間に合わず、ミヨシの方でしかヒットしないということも。

 

そんなわけでトモに座って「ストップ&ゴー」を狙うなら
仕掛けの投入はマッハを目指します。

 

 

dscn0996%ef%bd%82なおわたしのコマセワークは、

 

青物バスターの設定で棚+ハリス2/3落としてから
棚まで2回に分けてコマセを振ります。

 

潮にもよりますが概ね30秒くらいでコマセを出し切るイメージです。

 

そしてハリス6メートルなら約10~20秒後に
垂れ下がった針とコマセが同調するイメージです。

 

今年のキハダはすべてこのイメージで
コマセを振り終えてから約20~30秒後にヒットしています。

 

でも本当に大切なのは、コマセの振り方よりも
海中をイメージすることのような気がします。

 

 

dscn0997c来た!!(;꒪ö꒪)

 

最近のキハダはなぜか前アタリ後すぐに走らないことが多く、

 

「あれ?カツオか?」なんて竿を持ち上げると

その重量はズッシリσ(≧ε≦o)

 

これはキハダだと確信できたらドラグは弱めたまま、再び走ってもらうべく竿をリフトしてキハダに針掛かりしたことを知らせましょー(≧∇≦)

  

もちろん魚が走っているときはその重さはわからないので、
走りが止まったら判断するようにします。

 

1㌔強のドラグでファーストランは
水深150メートルへ!

 

 

dscn0994b本日はPPバンドでサメ避けリングを作成してきました。

 

さっそく船長にサメの泳層を聞いてみると、 

 

「なんか今日はサメいないんだよね 」 

 

 

へ?(◉Θ◉)

 

 

サメがいない?(◉Θ◉)

 

 

新作リングが使えないのはちょっと残念ですけれど

 

サメがいないなら

獲れる!(๑•̀ㅂ•́)و✧

 

そう確信してドラグを7㌔に絞めて強気でポンピングしはじめました。

 

けっこう良いサイズ!!(σ≧▽≦)σ

 

ところが100メートルまでリフトしたところで
痛恨のセカンドラン!ヽ(`Д´;)ノ 

 

7キロのドラグをいとも簡単に引き出します。

 

やば

 

一瞬、対応に遅れながらもドラグを3キロくらいに弱め、キハダは水深280メートルまで疾走しました。

 

でも仕掛けは強化チューブ仕様のハリス24号。

これくらい余裕で耐えられるだろうと思っていたのですが…(^o^;)

 

水深280メートルで遊ばせること1分。

 

そろそろリングを投入しようかなと思ったところで、

 

 

dscn0998bプツリ(^o^;)

 

完全に捻切れてる(^o^;)

 

 

あーあやっちゃった(^o^;)

 

 

あーあーあーあーあ(^o^;)

 

 

へたくそがー( ꒪ д꒪ ⊂彡☆))Д´)パーン

 

 

dscn1013bところで今回は瀬戸丸のベテランTさんにリングを入れてもらったり、ノウハウを教わったりと大変お世話になりました。

 

教えて頂いた内容の中であらためてハッとしたのはビシの重さです。

 

今回のケースは青物バスター100号にプラスミキサー50号を追加して計150号の重さです。

 

今更ですが150号はかなり重いです。

 

そんなビシの重さを、キハダの疾走中だけは無効化できる「遊動天秤」を最重要とされる方もいるくらいですから、

150号のオモリを背負った通常の天秤ともなればハリスにとんでもない負荷をかけているのは間違いないです。

 

そういった意味で「50号のプラスミキサー」はキハダに対して諸刃の剣と言えるのかもしれません…。

 

詰まるところ、キハダが首をふってクンクン竿先を揺らすだけの重いだけのときは強引にファイトしても問題ないけれど、

 

突発的な走りにだけは注意しないと今回のように大物を掛けたときハリスが捻切れると言うことを痛切に感じたのでした。

 

仕掛けを補強していても過信は禁物ですね…

 

 

またファーストラン後のフッキングで大物だと感じたら、セカンドランを見越してファーストラン後しばらくは遊ばせて、

様子を見つつセカンドランに持ち込み、

リングを入れるならセカンドランが止まった所で入れ、

 

さらにセカンドランでキハダが水深200メートル以上の冷たい潮に到達したのなら、その冷たい潮でしばらく遊ばせて一気にキハダを弱らせ、

 

リングが到達したときはキハダの頭が
上を向いている必要があることをお忘れなく!!

 

あとは勝負です!!

 

これで切れたら運がなかったと諦めましょう!!

 

後編に続く

 

状況対応でキハダ攻略!!? & サメ避けリング失敗談(2016/10/22)

釣行データ
釣行日 2016/10/22 (土)
船宿 五エム丸/カツオ・キハダ船
竿 自作(先径2.2mm元径14mmのグラスソリッド)
リール シマノ(SHIMANO) ティアグラ30A
ビシと天秤 青物バスター100号  プラスミキサー50号
305式 NH型天秤
天秤とショックリーダーの結節具

トローリングスナップ5号 (ショックリーダー:ナイロン 60号/200lb5m、結節はPRノット
 PE10号500m

キハダのヒット仕掛け

ハリス20号6メートル  18号 
水温

24.5度

澄み ゆるい メインの棚 :40~50メートル

パターン 小潮1日目  (満潮 9:34  干潮 14:46)
月輝面 57.4% 月齢21.1

北東 弱い

波高 0.5-1M
天候 曇り
船の釣果

カツオ:    0~3本 (1.5~3.8㌔)
キハダマグロ: –船中5ヒット

自己釣果(左舷ミヨシ) –(ヒット3回のみ)

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10月22日土曜日。

 

前日までの好調が嘘のように静まり返った城ヶ島西沖の、パヤオ周辺^^;

 

 

dscn0954bカツオやメジを狙う船がある中、
漁場の雰囲気はキハダマグロです。 

 

なんたって前日までは、真鯛船のように流しっぱなしで、コマセについたキハダをじっくりと狙えたのですから~ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

dscn0951b

ところで、キハダはどこからやってくるのかと言えば、黒潮と一緒に相模湾に入荷するようです。

 

そして黒潮が入ってくれば、水温が上昇するので、漁場の水温を見ていればいつまでキハダを狙えるかが予測できます。

 

ただ、水温は上昇と下降を繰り返しているので、昨日の群れと本日の群れの特徴が同じであるとは限りません。

 

昨日までは「コマセキハダ」が主流でしたけど、本日のキハダはストップ&ゴーに近いのかも…。

 

コマセキハダなのか…。

 

それともストップ&ゴーなのか…。

 

ある程度相模湾のキハダ釣りをこなしてきている方であれば、上記2点がどちらであるかは、自船と他船の動きを見て予想できるかと思います。

 

 

キハダマグロの状況対応!! 

dscn0949bキハダが向こうからコマセに寄ってきてくれるようなときは、船を流しっぱなしにして狙うことができます。

 

そんなときは 

「反応が入ってきたよ~」

 

と船長のアナウンスがあったときにチャンスを逃さぬよう、

サニービシで、

コマセポロポロ計画で攻略するのも一手だと思います。

 

 

dscn0960%ef%bd%82対してこの日は、仕掛けを落とすとすぐに群れが散ってしまう感じで、

 

船も散開する傾向にありました。

 

こんなときは勝負は一瞬と考え、

 

仕掛けを落としてから
1分以内が勝負かもしれないので、

 

コマセをぶわっと撒きやすい青物バスターで、通り抜けのキハダを狙うときのように速攻を徹底しても良いかもしれません。

 

もちろんこの2極端な
釣り方だけだとは思いません。

 

その中間もあるはずですけど、

 

わたしの熟練度はまだ中間を狙えるようなレベルではないので

 

今回は上記の2択で攻めるようにしました。

 

 

午後からの好転!! 

dscn0967b雰囲気が若干、好転したのは午後からでした。

 

キハダ狙いの雰囲気はストップ&ゴーに近いものだと判断できる内容でした。

 

そしてとうとうカツオの顔を見た船を発見。

 

ならば、その上でキハダを狙うのであれば、
ストップ&ゴーでカツオ下のキハダを狙うのみです。

 

 

 

dscn0947c

喰ったぁ!!!! (*≧∀≦*)

 

 

 

dscn0962b

結論から言うと今回はいつもの仕掛けでキハダを3回当てました。

 

でも…

 

 

 

全部バレちゃった…(T-T)

 

 

 

サメ避けリング不戦敗 !!?

dscn0947b

最初のキハダは同船者がカツオを当てた流しでのことでした。

 

コマセを振ってから約20秒後に手持ちで前アタリを捉え

 

ファーストランは約200メートル。

 

「船長今日はサメ何メートルですか?」

 

「140メートルから上!」

 

ぎえー深い

 

こりゃあサメ避けのリングを入れないと上がる気がしないぞ

 

そこで、

 

dscn0940c水深180メートルあたりで22cmの自作リングを投入。

 

PPベルトは紐が柔らかくて扱いやすく、4メートルという長さでも一人で投入できたのでとりあえずは成功です。

 

ところが不運にもオマツリしてしまい^^;

 

まだ仕掛けを上げていなかった方の針が、
海中でヒラヒラと漂う紐に引っかかってしまったようです。

 

その方の針を回収するのと共に、
リングも引っ張られて上がってきました。

 

やばいです。

 

このときすでにキハダの水深は120メートル。

 

サメゾーンに突入しています。

 

ここからリングを再投入するには時間が必要です。

 

そこでキハダにもっと潜ってもらうべくドラグを緩めますが、

 

キハダはすでに力なく頭を振るばかりで、
体力を使い果たした感じが伝わってきます。

 

仕方がないので水深120メートルでリングを再投入しました。

 

しかし投入後すぐに、

 

ゴツゴツと明らかにおかしな手応えが響き、

 

水深100メートルあたりであっという間に
サメにガブられてしまいました…(T-T)

 

サメの数も半端ない気がします。

  

だからこそ今回はサメ避けリングに頼るつもりでいました。

 

なのでサメにガブられた時点で…

 

…戦意喪失してしまいました…。

 

 

わたし思います。

 

 

dscn0811b最初からサメ避けリングに頼らず、
それでも獲るんだという強い気持ちでいたのなら、

前回のようにサメがいても獲れたのかもしれません。

 

しかし

 

「リングがなくなった…」

 

「どうやって獲ろう…(;゚;Д;゚;)ダラダラ」

 

こんなふうに考えていては、2回当たろうが3回当たろうが獲れるはずもありませんよね…。

 

ほんと、

 

キハダを獲りたいならまず強い気持ちが必要でありますっ!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

サメなんて怖くねぇ!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

くらいの…!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

ハートが…!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

 
持てればいいんですけど…(T-T)

 

 

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そんなわけで、2回目のヒットはファーストランで300メートル走られた後、強引にリフトした結果、残り80メートルでのハリス切れ。

 

ちもとにギザギザした傷が複数あったところを見ると、針を飲まれていた可能性はありますけれど、ハリスの先端がカールしていたので、ハリス切れの直接の原因は強度不足だと思っています。

 

もちろん予測でしかありませんけど^^;

 

 

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3回目は横に走られたので、リングを入れようか迷いました。

 

そして「よし、リングをいれよう!」と決心してリールを手放したとき、ラインが一瞬だけぶわっと弛み、

次の瞬間パン!と弾けるようにラインブレイク。

 

弛んだラインがヒレに引っ掛かって切れたのかもしれません。

 

でも…。

 

本当はハリス切れの原因なんてどうでもいいんです。

 

1回目をバラしたときすでに、
今日は何をやっても獲れる気はしませんでした。

 

最も必要なのは強い気持ちであります!(•̀ᴗ•́)و ̑̑

 

 

 

自作リング失敗の理由を考える

dscn0932bまず生地(PPベルト)がダメなのかも^^; 

 

PPベルトは吸水しません。

なので水中に入れても重くはならないだろうと考えました。

しかしPPベルトは繊維中もっとも軽く、水に浮く素材でもあるため、オモリを1㌔分増したにもかかわらず落ちるのが遅かったです。

 

もっとスーッと早く落ちる素材じゃないとアカン

 

PPベルトの柔らかくて絡みにくい点は
とても気に入っていたのですけど…^^;

 

 

dscn0941bやっぱPPバンドじゃないとダメかぁ

 

PPバンドの巻き癖は、引っ張ればとれるのかな