「料理」カテゴリーアーカイブ

大鯛の味やいかに!「鯛しゃぶ」と「笹寿司」

 

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5.5㌔の真鯛。

成長するには8年以上かかるといいますね。

 

長生きしましたね…。

ちょっと感慨深いです…。

 

 

 

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今までは根魚の王として、
海底に君臨してきたことでしょう。

 

 

しかし今は、食材。

 

 

市場では、2.5㌔を超えると値が落ちるそうですから、
5.5㌔の市場価値は低いのかもしれません。

 

ならばむしろ、せっかく釣れた王様に失礼のないよう
美味しくいただこうじゃありませんか^^

 

 

 

 

 

 

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なるほど、少し磯の香りが強い感じです。臭みはどちらかというとウロコにありますね。季節がらか、脂は乗っていないこともありません。

 

真鯛の1㌔~2.5㌔を羊の肉にたとえるなら、子羊のラム肉、
5.5㌔の真鯛はマトンといったところでしょうか?

 

ならば、臭みが消える料理法なら美味しく頂けますね^^

 

 

 

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兜焼きも食べましたが、少々ぼそっとした印象でしたので、

 

 

 

 

 

 

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ダシにするのがよさそうです。

 

昆布と、少々の酒で煮込み、(大鯛の場合は「生姜」も少々)

 

 

 

 

 

 

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鯛しゃぶにしました^^(写真は2.65㌔の真鯛)

 

タレは、定番なら「ポン酢」や「ゆずポン」、
「ごましゃぶ」もバッチリ合いますね!

 

 

お好みの野菜と、

 

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「もみじおろし」や「アサツキ」と合わせて、
冬ならではのホクホク感を堪能できます^^

 

 

 

 

 

そして、押し寿司。

 

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はアマゾンで

 

 

 

 

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桧押し寿司器 大は梅沢木材工芸社のヒノキを購入^^

 

 

 

 

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寿司桶は30cm、米3合で丁度良い感じの大きさを選びました。

 

(酢飯は、寿司酢90ml、みりん30ml、塩大さじ1/2)

 

 

 

 

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鯛は、塩をまぶして10分、

 

 

 

 

 

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「甘酢(寿司酢)」に15分くらい漬けるといい感じです^^

 

 

 

 

 

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型に、笹を三枚、敷き詰めます。

 

 

 

 

 

 

 

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酢で締めた真鯛のサクを敷き、

 

 

 

 

 

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酢飯を詰めすぎない程度に入れ、

 

 

 

 

 

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蓋をして押します。

 

このまま冷蔵庫で食べるときまで寝かせます。(食べるときは1時間ほど室温に戻してから食べます)

 

 

 

なお、

 

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同じ大きさのタッパが二つあれば、

 

 

 

 

 

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もう一つのタッパで押しぬくことができるので
お気軽に試したい場合はおすすめです。

 

 

 

 

 

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大鯛でも美味しくいただくことができました^^

 

 

 

 

 

青物デビューなら「イナダ」最高、脂ノリノリでしょ~!

 

12月に入り、だいぶ寒くなってきましたね^^
お出かけの際はぜひ、暖かい格好をしていってくださいね。

 

 

 

ところで、

 

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これは先日釣れたイナダなのですが、
まさかイナダにこれほど脂が乗っているとは、思いもよらず

 

 

 

 

 

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1か月前に釣れたワラサと「同等」の脂質ですね^^

 

 

 

 

 

…ちょっと昔の話になりますが…。

 

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10年前の葉山は多くの「イナダ船」でにぎわっていました。

 

美味しいイナダを求めて、右も左もイナダ船、
私の相模湾デビューはイナダですから、よく覚えているんです。

 

であるのに、
最近はイナダ専門船の数がだいぶ減ってしまいました。

 

… なぜでしょう?

 

イナダを美味しいと思う釣り人が
少なくなってしまったのでしょうか。

 

それとも、釣り人がレベルアップして「イナダの釣り味」では
満足できなくなってしまったのでしょうか?

 

もちろん、あれから10年ですから、レベルアップした当時の釣り人が「イナダ」ではなく「ワラサ」のパワーを求めるというのなら、わかります。

私にも覚えがあります^^;

 

しかし、新しく釣りをはじめた人はどうでしょう?

 

いきなりワラサ狙い?

チャレンジャーですね…。

 

釣り人が減っている?

それは悲しいですね…。

 

 

 

 

 

 

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はじめて青物を釣ったときの喜びは計り知れないものがあります。
イナダであれ、無理をすれば4号ハリスをちぎるパワーの持ち主です。

 

それでいてイナダは、はじめてでもたくさん釣れる可能性を持ったパワーファイターですから、充実度満点! 青物デビューするには格好の相手だと思うのは、私だけでしょうか?

 

ましてや、マダイやアマダイ、イシダイ等の外道として「イナダのお土産を確保」してくれる船なんて、最高すぎますね><!

 

…あ、

 

 

 

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小さくてもちょ~ジューシーな
カブト焼きは見逃したら大損です~^^

 

 

 

 

 

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ブリしゃぶならぬ「イナしゃぶ」も
温まって最高ですねぇ(*´д`*)ホクホク

 

ものすご~く脂がのっていますから、美味しく釣れちゃう
12月のイナダは、青物デビューには最高なんです^^

 

 

 

 

 

 

 

 

プチ・キハダ解体記 ~保存と食味の記録~

 

キメジ?
…キハダ?

 

10㌔のレギュラーサイズとはいえ…

 

 

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…台所にのせれば立派なマグロ~^^

 

食べるのには1週間かかりそうですね。

釣れちゃった暁には、しっかり「保存」して
長く楽しみたいですね~^^

 

今回は、「水氷」に浸かったクーラーBOXのなかで一晩「放置」し、
翌日に解体を行いました。

 

 

 

 

 

解体

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はたして…

 

 

 

 

 

 


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15センチの「出刃包丁」で…

 

 

 

 

 

 

 

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無事解体しきれるのでしょうか…

 

 

 

 

 

 

 

 

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ここまでは問題ないですね^^

 

 

 

 

 

 

 

…というか、

 

 

 

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「ペンギン」に見えますね…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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問題はここです
なんとしても「カブト焼き」は食べたいです。

 

手が滑ると危ないですから、「布巾」を当てて作業します。

格闘すること10分…

 

 

 

 

 

 

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なんとか半分に割ることができました^^

 

ただ、頭を断ち切るのは相当な労力です
これ以上の大きさなら冷凍包丁を試してみたいところ

 

 

続きまして、ガスコンロに入れるため、
もう少しだけ分解することにします。

 

エラに沿って包丁を入れると、簡単に「カマ」がとれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

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ヒレは料理バサミでチョキ チョキ…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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身のない不要な部分をカットします。

体高を落とすために、
「延髄の部分」を包丁でくり抜きました。

 

また、「アゴ周辺のゼラチン質」は大変に美味しいので、
「舌」と「アゴ」の間に包丁を入れ、アゴを残してカットします。

 

 

 

 

 

 

 

 

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でけた~^^

 

 

 

 

 

 

 

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焼けば「脂の泉」であります…。

 

 

 

 

 

 

 

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ハラモも…。

 

 

 

 

 

 

 

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ご飯3杯コース…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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運よく胃袋も空っぽ!

 

 

 

 

 

 

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分厚い胃袋は
コリコリで本当に美味しいですね^^

 

 

 

 

 

 

 

 

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ぎゃ~

失敗じゃ~(ノ><)ノ

 

でも酸化しないようパッパと捌いちゃいます^^

 

 

 

 

 

 

 

 

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中落ちは血合いを避けながら
スプーンで掻きだしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

保存

 

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今回は、

「赤身(背身)」「中トロ(腹身)」と切り分け、
さらに「上」「下」「大トロ」と、
計10個のブロックを作りました。

 

血合いは「腐敗」につながりやすいですから、
可能な限り取り除いたほうが良さそうです。

 

 

 

 

 

 

 

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キッチンペーパーで身を包み、できるだけ空気を抜きながら、
ジップロック等で密封しました。

 

4~5日で食べれそうなブロックのみ冷蔵庫
それ以外はレマコムの冷凍ストッカーで急速冷凍です。

 

はたしてお刺身の具合は、5日間でどのように
変化していくのでしょうか^^

 

 

 

 

 

 

捌いた日(2日目)

 

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この日はお寿司で食べました。
部位は「中トロ」です。

 

歯ごたえを感じながらも、
程よく「しっとり」として…

 

なんて美味しいんでしょう…

 

 

 

 

 

 

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驚いたのは中落ちです。
想像を超える脂の多さにびっくり…

 

 

「寝かせる」ことで、
本当にこれ以上美味しくなるのでしょうか??

 

 



 

 

 

3日目

 

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部位は「大トロ」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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正直、ここまでとは…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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こちらは「中トロ」の「下」です。

 

明らかに「色つや」が増し、
味も一段と「濃く」なりました。

 

 

 



 

 

 

 

4日目

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この日にはじめて、

 

 

 

 

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悪くなっている部分がありました。
赤みは水分が出やすいのかもしれません。

血の部分から腐敗していますね…。

 

やっぱりキッチンペーパーは
毎日取り替えないとダメなんでしょうかねぇ

 

もっとも、
悪くなっているのはほんの一部です。

 

切り捨ててしまえば、

 

 

 

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「赤身」の「上」

 

深い色…。

 

濃い味わい…。

 

赤身でありながら、
その食感は溶ける「霜降り」のようです…。

 

(人´∀`).☆.。.:*・°

 

 

 

 

 

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「漬け丼」も試しました。
トロッとした食感がまたいいですね…。

 

 

 

 

 

 

 

5日目

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「中トロ」の「上」。

 

 

4日目と5日目はほぼ同等の「食味」でしたので、
10㌔サイズの熟成は4日くらいかと思います。(冷蔵庫0~5℃)

 

これでもかと、毎日、
贅を尽くしておりますが

 

それでも「飽きない」のがマグロの魅惑…。

 

また釣りたいですね~

 

 

 

 

 

 

…あ、

 

 

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これは「カツオ」です^^

 

今時期のハラミはトロですねぇ。

 

だもんで、
他の釣りものをさしおいても、カツオ船が終わるまでは
なかなかやめられないんですよね~^^;

 

 

 

 

シイラのお刺身初挑戦! ~食中毒考察~

 

シイラの体表には毒があるといいますね。
お刺身を食べて苦しんだ体験談とか読んでいるとけっこう怖いです。

 

それなのに

 

先日のカツオ釣りにてたまたま掛かってしまったシイラちゃん♀。
万が一のボウズに備えて「バター焼き用」として持ち帰ったのですが^^

 

 

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な~にがツボだったのか、我が家の「娘」がえらく
気に入ってしまいまして

 

「シイラのお刺身食べる~o(≧▽≦)o」

 

と言うので、これは困った…

 

 

 

 

 

 

腸炎ビブリオ食中毒

 

調べるほどに恐ろしい食中毒。

シイラのお刺身を食べるには、シイラの体表にあるとされる「腸炎ビブリオ菌」と「体表粘液毒」についてよくよく知る必要がありそうです。

 

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そもそもシイラをこんなふうにに子供に持たせたらいけないんですね

 

そこで、ウィキペディア食品衛生の窓に記されている内容を、
順を追って考察することにしました。

 

 

真っ先におっかない文章は、コレ。

 

 

「重症例では、心臓毒性によって患者を死に至らしめる場合もある」

 

….。

 

 

冷静に考えたら刺身はなしですね。
やめたほうがいいと思います。

 

 

しかしながら、腸炎ビブリオ食中毒の原因は、

 

ほとんどの海産魚介類生食が原因になりうる」

「菌は海水温度が20℃以上の5~6月から次第に増加し、7月から9月の夏場に集中する」

 

というのだから、シイラに限らず、夏場に釣れるカツオやマグロも十分、危険ということになりますね。

 

んん…??

 

おかしいですね。

 

私は10年以上釣りをしていますが、
「釣り魚」で食中毒になったことは一度もありません

 

…おや?

 

食品衛生の窓によれば、
4℃以下の保存でビブリオ菌の繁殖は防げるそうですね。

 

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釣ってすぐ「氷」締めにする「釣り魚」の場合はまず問題なさそうです。
さらに温度計で冷蔵庫内を管理すればバッチリでしょうか^^

 

 

そしてさらに、

「魚介類に使った調理器具類は良く洗浄・消毒して二次汚染を防ぐこと」「まな板を使い分ける」

とありますが、これも、

 

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除菌用の洗剤を使っていれば問題なさそうです。

 

うーん。

なんか解せないなぁ

今まで、そこまで気にしなくても平気でしたが…。

 

 

と思っていたら、「シイラ毒について直接水産技術省に問い合わせた」という素晴らしい記事がありました。

食中毒の原因はヒスタミンと考えるのが妥当なのだそうです。
「鮮度低下」に気をつければ問題はなさそうですね^^

 

 

 

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■特に夏場はクーラーボックスの氷をしっかり入れる。

■夏場、捌くときだけは冷房を強めに入れる。

■お刺身は捌いたらすぐ冷蔵庫に入れる。

 

 

うむっ、
冬場ならまず気にしなくても大丈夫でしょう^^

 

 

 

※生食は自己責任でお願いいたします。 

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おおっ!なんかウマそう…。

 

1㌔ちょっとのシイラでも結構、脂のってるんですね…。

身も無臭です。

ぱぱっと捌きましたよ…。

 

 

 

 

 

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うっほ~!

しっとりしていますね!

 

歯ごたえはありませんが甘味があります。
クセがありませんね…。

 

めちゃめちゃ美味しい!

 

もちろん
家族全員なんともありませんでしたよ~^^

 

 

 

「ワラサのナメロウ」と「鯛茶漬け」

 

青物はだいたい「ナメロウ」になりますね^^

 

ワラサの「尻尾」や「お刺身の残り」は、
「ナメロウ」にすると日持ちもするのでおすすめです。

 

ワラサの場合は「ネギ」より「玉ねぎ」との相性が
良いのだそうですよ^^

 

 

 

 

 

ワラサの「ナメロウ」

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味噌を「みりん」で伸ばします。

今回は味に深みが出るという「塩麹」をプラスしました。

 

 

 

 

 


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「叩いたワラサ」と「みじん切りにした玉ねぎ」を入れ、

 

 

 

 

 

 

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「醤油」をひと回しと、甘めにしたい場合は「砂糖」を加えます。

 

「ごまペースト」も合うかな~と思って入れてみました。
ほんのり風味アップで悪くないですね。

 

あ、生姜を入れ忘れました…

 

 

 

 

 

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和えて一晩寝かせれば完成です。

 

 

 

 

 

 

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一番のおすすめはやっぱり「お茶漬け」^^

今回はウーロン茶を使用しました。

 

ほか、ナメロウを「つみれ」にして鍋に入れても美味しいですし、
食べるラー油」等を加えてピリ辛にしても美味しいですよ^^

 

 

 

 

 

 

鯛茶漬け

 


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これはもう、お刺身の残りでなくとも
是非食べたいですね~。

 

 

 

 

 

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ごまペーストを使いますが

 

 

 

 

 

 


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ペーストがない場合は「白ごま」を大量にすり潰して
「味噌」と「みりん」で和えてもいけますよ^^

 

 

 

 

 

 

 

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醤油「2」:みりん「1」:酒「1」:ごまペースト「2」、

 

お好みで↓
「すりごま」「味噌」「砂糖」を足し、

 

 

 

 

 

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「真鯛の切り身」と和えます。

 

一晩寝かせて….

 

 

 

 

 

 

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お茶を注ぎ、
「刻み海苔」と「みつば」を乗せれば完成です。

 

お茶漬けといえば「煎茶」が一般的ですが、
お茶はなんでも代用できますね。(今回はウーロン茶)

 

 

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カツオ同様、鯛のアラや皮をダシにしてスープにすると、
より一層おいしくいただけます^^

 

 

 

 

 

 

真鯛の「カブト焼き」と「澄まし汁」

 

真鯛は「カブト焼き」の王様!

 

天然だからこそ、
「深く」て「上品」な味と香りが楽しめますよね。

 

カブトで作った澄まし汁も最高ですね~^^

 

 

 

 

 

 

カブト焼き

 

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私はよく焦がしますが….
美味しさに変わりはありませんっヽ(`∀´)ノ

 

血をさっと酒で洗い、
あれば「粗塩」で焼きましょう。

 

白身のほうから焼くと、「脂」が全体に行きわたりやすく
ふっくら仕上がりますよ^^

 

焼き具合は「目の白さ」でコントロールです~。

 

 

そして…

 

 

 

 

 

oniko

今宵は 鬼ころしでしょうか^^

 

 

 

 

 

 

hakaisan

それとも八海山でしょうか?^^

 

 

 

 

 

 

bijin

まさか月下美人ですか!?(゚Д゚)

 

 

 

 

 

 

kokuryu

こここ黒龍とか????(゜д゜;)

 

 

 

 

….。

 

仕掛け代をとるか、酒代をとるか….。
悩みどころです…。

 

 

 

 

 

 

 

 

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今宵は発泡酒にしとこっと

 

 

 

 

 

 

澄まし汁

 

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「腹身のアラ」に「カブト」も入れると良いダシがとれます^^

軽く塩をふって炙り…

 

 

 

 

 

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沸騰したお湯に入れ、

煮立ったら「アク」を取って酒をひと回し入れます。

 

 

味は

 

」のみ><!

 

 

真鯛の芳醇さを味わいたいなら
塩のみ」でございます。

 

10年前、真鯛のお師匠様に教わったんですよ~。

 

 

 

 

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30分くらい弱火で煮込んだら、
最後にちょろっとだけ「醤油」を入れるのがミソです。

 

 

 

 

 

 

 

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みつばとネギを入れて完成!

 

この汁を飲むとお寿司が食べたくなります(笑)

 

 

 

真鯛とワラサのお刺身

 

秋も深まりお刺身もトロっトロ!

 

真鯛の場合、「メス」より「オス」のほうが美味しいと
言われています。

 

 

 

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頭のこぶが張り出して男っぽければ「オス」、
逆に滑らかで綺麗な体色であれば「メス」だそうですね。

 

30センチ未満の小鯛は判別が難しいそうですが、
これは立派に「オス」?

いや、体色が綺麗なのでメスかな…。

 

 

 

 

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これは「オス」?(うむむ…?)

 

 

 

 

 

 

 

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これは「オス 」でしょう^^;
体色もやや黒っぽいですし

 

さらに「真鯛」の場合、
「メダイ」と違って1~2㌔くらいが美味しいと言われていますから、
今回はこの子↑を「お刺身」と「湯引き」にしようかと思います。

 

 

 

 

 

 

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湯引きは超簡単。真鯛の「サク」に、

 

 

 

 

 

 

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キッチンペーパーをかぶせ、上からたっぷり熱湯をかけるだけ^^

皮が丸まったら、流水にさらして熱をとります。

 

 

 

 

 

 

 

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よく水気をふき取りましょう。

 

 

 

 

 

 

 

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盛り付けて完成~^^

真鯛はもちもちの触感と、あま~い脂がたまりませんね!

 

「湯引き」は「モミジおろし」と「ポン酢」でさっぱりいただき、
お刺身はなんと言っても

 

 

 

 

 

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あまくち醤油~!

真鯛やワラサのように身が甘い刺身にはぴったりですね!

 

 

 

 

 

 

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2日目が最高でございました^^

 

 

 

 

 

 

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ワラサも脂ノリノリでしたよ~。

背身の部分はそれほどでもありませんが、

 

 

 

 

 

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腹身は舌の上でとけるかのようです^^

 

秋は釣りたい魚が多くて困りますね~

 

 

 

お刺身対決! 【カツオVSヒラソウダ】

 

「ヒラソウダ」のほうが「カツオ」より脂がのっていて美味しい!??

 

なんと、「カツオ好き」にとっては聞き捨てならないこの情報!
はたして本当に「ヒラソウダ」のほうが美味しいのでしょうか?

 

というわけで今回は「お刺身対決」です><!

 

 

 

 

レギュレーションは熟成後

 

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初日に食べてしまっては「脂の多いヒラソウダ」に軍配が上がるのは目に見えてますからね、

 

 

 

 

 

 

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今回はやや低めの温度に設定して55時間、冷蔵庫で熟成しました。

 

 

 

 

 

 

 

55時間後…

 

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まずはヒラソーダを

 

 

 

 

 

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パカッ。

 

ニオイなく熟成成功です~^^
一度でも失敗したことがあるとドキドキします

 

 

 

 

 

 

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まずは「脂」チェックです。

 

 

 

 

 

 

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皮つきのまま軽く炙ってみます。

 

 

 

 

 

 

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うおおお、ジューシ~!

 

とても2㌔弱の魚とは思えませんね

 

 

 

 

 

 

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次いで刺身盛り~^^

 

 

 

 

 

 


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こ…

これは…。

 

喉を潤すようなこの脂質、
カツオであれば4㌔クラスに匹敵するんじゃないでしょうか…。

 

 

…こんな日に限ってビールが…ないorz

 

 

 

 

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さて、気を取り直してお次はカツオくん。

 

 

 

 

 

 

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パカッ。

 

うむっ、きれいに熟成できました^^

 

 

 

 

 

 


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こちらもまずは皮つきのまま

 

 

 

 

 

 

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炙ってみます。

 

 

 

 

 

 

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あら…

 

やっぱり脂質ではヒラソウダに勝てませんね

 

しかし、最大で1メートルにもなるカツオに対してヒラソウダの最大は60センチですから、1.8㌔同士であれば大人と子供、脂のノリが違っても仕方ないのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

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充分おいしそうではありますが…。

 

 

…。

 

…はっ!??

 

いやいや食べるまではわかりませんよっ! ヽ(`Д´)ノ

 

 

 

 

ジャッジΨ(☆w☆)Ψ

 

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まずはヒラソーダから。

うむっ、見た目を裏切らないジューシーなお味です^^

2日間熟成させたにもかかわらず、歯ごたえがしっかりしていますね。
それでいて、良質な脂が口のなかでとろけます…。

 

うめぇ…( ̄∀ ̄)

 

 

 

…。

 

…おや?

 

ただ味は薄いですね…。

よく言えばとても上品ですが、
「ヒラソーダの味とは?」と聞かれたら、
どう答えていいのかわかりません。

 

意外とさらっとしています。

 

 

 

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次いでカツオです。

 

おお…!!?

 

脂は少ないものの、熟成したおかげか? むしろ口どけ良く、
ヒラソウダより濃厚です。

 

美味い!!

 

これだよ~^^
やっぱりカツオは味がしっかりしていますね!

 

 

 

 

結論

 

どちらもうめがった~

これは好みでしょうか^^;

 

家族の判定は意外にもみなカツオでしたが、ただ、これが初日なら脂質の多いヒラソウダに軍配が上がったと思います。

 

 

ちなみに

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ヒラソウダの血合いステーキも美味しかったですよ~。
ごま油とガーリックたっぷりで◎^^

 

 

 甲乙つけがたし!(≧∇≦)

 

いやいや、
今回は贅沢な対決をしてしまいました^^;

 

 

 

 

ヒラソウダのお刺身を当日により美味しく!

 

この時期に釣れるヒラソウダは型も良くて脂ノリノリ!

 

できれば当日に食べたいものですが、当日はどうしても脂が固く、じゅわっと広がる肉汁を堪能するには一工夫欲しいところ^^

 

そこで…

 

土佐づくり等でも活躍するガスバーナー
お皿の上からひと吹きしちゃいましょう!

 

 

 

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表面で固まった脂がとろけ、
まるで肉汁をふりかけたようにジューシーになります。

 

 

皮つきのまま炙れば香ばしく、
料理の手間もはぶけて一石二鳥ですね^^

 

 

 

(ソウダ)カツオの澄まし汁

 

 

「立派な型」であれば「カブト焼き」になるカツオ系の「おかしら」も、「小さい型」だと焼くにはちょっと微妙ですよね^^;

 

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そんなときは「ダシ」にしちゃいましょう。

 

 

 

 

 

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「腹身のアラ」や「脂ののった皮」と、

 

 

 

 

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半分に割った「おかしら」

 

この「おかしら」がものすごく良い「ダシ」になります^^

 

ただ、カツオ系は一歩間違えると「」のせいで猛烈に「酸っぱく」なりますから、「エラ」や「血」は、きれいに取りのぞかないと食べて仰天!

 

「酸っぱ!!Σ(°Д°υ)」

 

「梅干し汁」でも飲んだかのようです。(笑)

 

 

「カブト」は「塩と酒」をふって軽く焼くと風味が増しますが、
面倒なときは水でじゃぶじゃぶ洗うだけでOK~^^

 

「脳みそ」が落ちないように洗ってくださいね^^

 

 

 

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煮立ったお鍋(水1.5~2L)に、

「具材」

「しょうが片」

「塩」大さじ1/2(塩をふってカブトを焼いた場合は必要ありません)

を入れ、

 

 

 

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強火で5分、
アクが出てきたら「弱火」にしてアクを取り除きます。

 

 

 

 

 

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「醤油」

「酒」

みりん

をひと回しずつ入れ、10~20分ほど「弱火」でコトコト…。

 

「みりん」を入れると酸味がマイルドになりますよ^^
味が薄い場合は「塩」で調整すると良いです。

 

 

 

 

 

 

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「濃厚な脂」には「ネギ」と「みつば」がよく合いますね。

幸せの味ですよ^^