「釣行記」カテゴリーアーカイブ

狙え! キハダのストップ&ゴー2016!! (2016/09/11)

釣行データ
釣行日 2016/9/11 (日)
船宿 五エム丸/カツオ・キハダ船
竿 自作(先径2.2mm元径14mmのグラスソリッド)
リール シマノ(SHIMANO) ティアグラ30A
ビシと天秤 青物バスター100号  プラスミキサー50号
305式 NH型天秤
天秤とショックリーダーの結節具

トローリングスナップ5号 (ショックリーダー:ナイロン 60号/200lb4m、結節はPRノット
 PE10号500m

ヒット仕掛け ハリス20号6メートル  18号
水温

27度

濁り はやい メインの棚 25~30m 

パターン 若潮  (干潮 6:02  満潮 13:26)
月輝面 65.9% 月齢9.7

北東 ほどほど

波高 1-1.5M
天候 土砂降り
船の釣果 カツオ: 1本  
キハダマグロ: 1本   17.5㌔
自己釣果(右舷大トモ) ( ✧Д✧)!!

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先週まではカツオとか^^

 

 

dscn0037c小キメジのチャッパくんに遊んでもらってましたけど^^

 

 

 

dscn0066bようやく五エム丸も9月10日からキハダ専門船が出ることになりまして、

夏本番!!ヽ(`Д´;)ノ

 

 

 

dscn0080b朝一からキハダ跳ねまくりで

 

 

dscn0073b

細かいイワシぴっちぴち(≧∇≦)

 

うーむ ( ˘•ω•˘ )

 

相模湾に入荷したイワシはかなりの数だそうで
こりゃコマセ厳しいかなーっ(^o^;)

 

 

dscn0009b

というわけで土曜日は、

 

 

 

dscn0063n

エビングでよく使用されるワームを
コマセ釣りでも応用できないかとアレコレ試してみることに。

 

 

dscn0113bDRスティック」はもとより、
柔らかさではピカ一の「ダッピー」ちゃん、

 

 

 

dscn0040bそしてゲジゲジ足の「エビングスティック
なんかがメインどころでしょうか^^

 

こういったワームを使用して
コマセ釣りでも釣果を上げる方もおられますよね!

 

このワーム。

一体どんなところに魅力があるのかと言えば、

 

・生命感の演出(エビングでなくともやり方によっては魅せられそう?)
・浮力によって針の自重を相殺できる

 

 

dscn0089b

たとえば、エビングスティックとDRスティックを2個付けにすると、ちょうどオキアミマグロ18号の自重約1㌘を相殺でき、浮きも沈みもしないサスペンド (停滞) 状態がつくれます。

 

もちろんオキアミは少しづつ沈みゆくので、オキアミコマセに針を同調させるなら針もわずかに沈むのが理想ですけど、

 

そんな理想も、針とワームの組み合わせ次第では
実現できそうですよね^^

 

 

dscn0095bとまあアレコレ試していると^^;

 

 

dscn0131b優柔不断な性格が災いし

 

 

dscn0137bDRスティック2個付けの方にヒットしたらそっちに傾き^^;

 

 

dscn0132bオキアミの方に喰ったら「やっぱオキアミかなー」なんて
迷いに迷ったあげく^^;

  

ガラガラの船内で計5回もヒットがあったにもかかわらず、わたくし当たりすら出せずにこの日は終了…

 

 

あ~れ~(^o^;)

 

やるならやると決めないとダメだわー(^o^;)

 

 

dscn0138bただ、後半になってコマセに反応しはじめると、オキアミにもワームにもヒットしていたので時合次第なのかも…?

 

今後もワームの検証は続けますが…^^;

 

土曜日は結果を出せなかったので(^o^;)

 

とりあえず日曜日は基本に立ち返り真面目にオキアミでストップ&ゴーやることにしました!(笑)

 

 

本題です。

 

 

狙えキハダのストップ&ゴー!!

dscn0080b

土曜日も日曜日もキハダはイワシを追いかけていました。

 

 

dscn0070b

イワシナブラはキャスティングの独壇場。
コマセ組の出る幕ではございません。

 

しかしひとたびキハダが動きはじめると

 

 

dscn0118bキハダの群れを追いかけて
ストップ&ゴー!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

dscn0123b

いつの間にか船団が形成され

 

ポツポツと当たる流しがあったりなかったり^^;

 

 

dscn0125bこんな日のキハダはたいてい船下を避けて、
船と船の間をすり抜けていくようです。

 

どう考えても船を嫌がっているような動きですけど
それもそのはず^^;

 

すでにキハダはイワシをたべてお腹いっぱい?

他の餌に興味なんてありません??

 

そんなキハダを船が追い回すものだから、キハダも船を避けるように泳ぐのだと思われます。

 

 

dscn0146b土曜日も日曜日も釣り場は城ヶ島沖でした。

そしてキハダは船から逃げるように沖の瀬方面へ走っていきました。

 

そうして沖に出たキハダは、そのまま相模湾から抜けてしまうのかと思いきや、どっこい夜になると再び湾内に戻ってくるそうです。

 

もしかすると昼間の追いかけっこで遊び疲れたキハダは、湾内のおいしいイワシを求めてディナーの時間には戻ってくるのかもしれません。

 

そして夜から朝方にかけてイワシを捕食し…

 

朝になったら再び「お腹が満たされたキハダ」と
船との楽しい追いかけっこがはじまる…^^;

 

まさにイワシが豊富すぎると釣れない理由ここにアリですが、イワシをたっぷり捕食しているカツオやキハダは、

 

 

dscn0196b脂がのって本当に美味しいので
悪いことばかりじゃありませんよねっ(≧∇≦)

 

そして湾内のイワシが少なくなったころ、ようやくキハダも船についてコマセをついばみはじめ、釣り方のテクニックも変化して、秋のコマセ・キハダ釣りが本格化しはじめる…。

 

のかなーなんて思ったり(≧∇≦)

 

ちょっと話がそれましたが^^;

 

 

dscn0125b何が言いたいのかと言うと、ストップ&ゴーのキハダは船を嫌がって素直に船下を通ってくれないことが多いということです。

 

そんな流しは空振りになります。

 

そしてキハダは、キハダの進行方向に立ちふさがったA船の前で一旦ストップし、A船の存在に困惑しながら左右もしくは下のいずれかに方向転換しようとします。

 

そして、A船の後方からキハダを追ってきたB船とC船がA船の左右に回り込むと、キハダは左右の逃げ場を失い、ABC船の中では一番静かなA船の下を通過するしかなくなる…。

 

こんな流しでA船にチャンスが訪れます。

 

船長は、他船の動きを見ながらナーバスなキハダの軌道を読み、ようやくキハダを船下に通してはじめて釣り人にヒット権を与えます。

 

これ、もの凄く貴重なヒット権です。

 

だから「はいどうぞ○○メートル」といったアナウンスも唐突だったりしますし、上記の理由からあえて「仕掛けの投入が間に合うかどうか」の瀬戸際でアナウンスすることもあるそうですから、その船長の意思を尊重するなら仕掛けの投入は迷わず「速攻」であるべきです。

 

「ストップ&ゴーのキハダは、コマセについたキハダと違って、ただ船下を通過するだけだから、あとはそこに針が置いてあるかどうか。丁寧にコマセを撒くよりも先に、キハダの目の前に仕掛けを置けるかどうかだと思うよ」

 

そんなわけで、船の動きが素早い(ストップ&ゴーのときの)コマセの振り方は、棚 + ハリス2/3くらいビシを落としてから適当に1、2回素早くコマセを振って、速攻で棚にセット

だいたい1分以内に竿が入らなければ
その流しは縁がなかったことになるでしょうか。

 

もちろんキハダの進行方向に対する船の向きによってはヒット席が偏ったりしますけど、それはもう釣り人には(船長にも? )コントロールできない領域です。

 

あとは、船長と自分の運を信じて「速攻」を徹底するのみ…。

 

あ、上記の内容は一番ナーバスなキハダの
例かと思いますので参考までにお願いします^^

 

またこれらの内容が相模湾の船に共通の考え方なのかどうかはわかりませんのでご了承ください^^; 

 

ハリスの長さは長くても6メートル。

4.5メートルとどちらが良いかはちょっと迷いますけど、日曜日は潮が早かったので迷わず6メートルを使用し続けました。

 

 

dscn0152bちゅーわけで土曜日のリベンジを誓った翌日9月11日(日)は、

 

 

dscn0166b

朝からどしゃ降りでみんなブルブル(笑) 

 

 

dscn0161b視界もちょー絶悪くてまともな群れに遭遇できず

 

 

dscn0171bそのうえ食い気がないんだからどうしようもない感じで

 

ヒットもないまま操舵室の無線からは

 

お疲れ様でしたー」

 

「またよろしくお願いしますー」

 

「たかし君またよろしくお願いしますー」

 

「お疲れ様でしたー」

 

って、試合終了ー^^;

 

 

dscn0178bかと思った
13時すぎ!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

ロスタイムに突入し
はじめてまともな群れを発見!!

 

長三朗丸さんが助っ人にきてくれたところで

 

 

dscn0150b

ケイムラチューブ仕様のオキアミに 

 

 

 

dscn0173b

なんか喰ったあっ!!(`д´/;)/ 

 

置き竿がビョビョと跳ねたので
反射的にリーリングで合わせを入れました。

 

 

む…。

 

走らない…。

 

 

まさか…

 

ここにきて

カ・ツ・オ ( ˘•ω•˘ )?

 

なんて疑心暗鬼に
ドラグを締めて巻きはじめると^^;

 

 

dscn0173

マグロやんけー!!
q(≧ε≦*)三(*≧ 3≦)p

 

反射的にドラグを緩め、
走らせること80メートル!!

 

ちょっと中途半端な走り方ですが、止まりゆく魚のテンションが抜けないようスプールに親指をあてて、しっかり魚を止め、ドラグを締めたら、合わせを入れてフッキング!!

 

やり取り開始です。

 

本来であれば100メートル以浅は
サメゾーンとして警戒すべきところです。

しかしこの時期、西ほどサメが多くない東方面、城ヶ島沖。船団もなく、そのうえ群れを見つけてすぐのヒットだったため、船のエンジン音に寄ってきたサメもいなさそうです。

 

ラッキーすぎる!!( ✧Д✧)ピキン

 

でも今回はゴリ巻きの練習と
決めていたためスタンディングはしません。

 

果たして前回の教訓どおり体重を乗せるようにリーリングしはじめると、

魚はすぐに軽くなりました。

 

 

…(°д°) エッ?

 

 

抜けた…?!!

 

いや、そうではないと過去の経験が
警笛を鳴らします。

 

「そういうときはどんどん巻く!」と船長の言うとおり、キハダはそれなりのスピードでこちらにむかって泳いできています。

 

こんなことがあるからリールの2スピードはLowには入れられません。

とっさの判断でLowとHighを切り替えられる方は話が別ですが、昔Lowギヤにして巻き上げが追いつかず、捕れる魚を逃したことがあります。

 

ファーストランでは80メートルしか走らなかったため、再び走りはじめる可能性に警戒しながらも、どんどん巻きあげると、やはりというべきか残り20メートルで激しく竿を叩きはじめました。

 

マグロが首を振りはじめた…‼

 

「そこは巻いちゃダメだよ!」と船長のアドバイス通り、ここでもう一度ドラグを緩めて走らせます。

 

ふたたび魚が止まって、ドラグを締め、リーリングしてテンションが加わると、ようやく魚の大きさが手に伝わってきました。

 

たいして大きくはなさそうです。

 

リングの必要性は感じません。

 

あとはゴリゴリ巻きあげるのみじゃ!!( ✧Д✧)オラー

 

 

 

dscn0180b

やったー(*≧∀≦*)

 

17.5㌔と小ぶりですけど完全体はやっぱ嬉しいっ(σ≧▽≦)σ

 

 

dscn0181bあれ?! 

 

…針がない。

 

…。

 

…(°д°) ハイ? 

 

 

dscn0184b

なんと、ハリスを引っぱると、針のチモト部分がひょっこり登場!

 

うわーギリギリ
チューブに守られてる(^o^;) 

 

これ、やり取り中にハリスのテンションがちょっとでも緩んでいたら、ハリスが歯に引っかかってブツっと切れていたかもしれませんね。

 

キハダが走りはじめる前に合わせを入れたから、カンヌキに掛からなかったのでしょうか?

 

でも合わせを入れなかったら、もっと飲まれていたかもしれません…。

 

難しいですね(笑)

 

 

dscn0185bというわけで前回に引き続きチューブ補強作戦大成功でした^^

 

さて!! 

 

 

dscn0057b

そろそろサメ対策リングも用意ですかねっ(≧∇≦)

 

 

キハダ仕掛け考察2016・後編(2016/08/27)

前回の続きです。

はたしてケイムラチューブ仕様の仕掛けは
強度抜群に釣れるのでしょうか…?!

 

とその前に…

 

 

がまかつの新作オキアミマグロ

DSCN9728b

相模湾のキハダであるなら
針の主要どころはだいたいこんな感じでしょうか^^

 

 

 

DSCN9737b

いずれも「針飲まれ」を防ぎやすい太軸設計のネムリ針です。

 

 

 

DSCN9737c

各商品、ネムリの角度やヒネリのキツさで刺しにくさが変わってきます。

 

詰まるところ「強度」「飲まれにくさ」「軽さ」「使いやすさ」のバランスで好みがわかれるところですけど、 

 

 

DSCN9737d

オキアミマグロ」の軽さはちょ~絶に魅力的!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

というわけでしばらくは「オキアミマグロ」を使用し、
その強度を検証してみようかと思います。

 

 

DSCN9767bさて、ケイムラチューブ仕様の補強仕掛けは釣れるのかという話ですけど、

 

 

 

DSCN0447b

それ以前にサルカンの結節で切れてはもとも子もありません。

 

 

DSCN0448bサルカンの結節にお悩みでしたら
「サルカンの補強結び」ぜひ試してみてくださいね^^

 

最強です(๑•̀ㅂ•́)و✧

 

 

実践!!

DSCN9855b

これまで釣れまくっていたカツオはどこへ行ったのやら。

 

 

 

DSCN9872b8月27日(土)は台風の影響なのか水色がよろしくなく、

 

 

 

DSCN9863b各船ちまなこになって探索するもカツオの顔は見れただけ^^;

 

棚も30~40メートルとカツオにしては深いです。

 

 

DSCN9874b

なーんかおかしいなと思っていたら

 

 

 

DSCN9871bいつの間にやらキハダ釣れてる^^;

 

はやくもサメが出てきたようですね。

困ったもんだ。

 

このあたりで仕掛けをキハダ用に変更です。

 

 

 

と10時過ぎ!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

DSCN9876b

当船五エム丸のルアーマン
にもキハダヒット!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

最近はエビングの喰いが目立ちますけど、

 

 

DSCN9865b

どうしたらコマセを喰ってくれるでしょうか。

 

ここまではハリス4.5メートルのケイムラチューブ仕様、しかし4.5メートルでは喰わないようなので、ストップ&ゴーながらもハリスを6メートルとやや長めにしてみると…?!

 

 

DSCN9898b

やっぱ喰わないかぁ^^;

 

いまのうちに小便しとこ。

 

 

syouben

こういうの何の法則って言うんですかね…(°д°) 

 

 

DSCN9899b

キ━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━

(  )タ━!!!!!

 

 

 

DSCN9882b

釣り友の戸田くんに社会の窓をしめてもらってやり取り開始!ヽ(`Д´;)ノ 

 

1年ぶりのキハダとのやり取り、
こりゃあ楽しいです!!(*≧∀≦*)

 

「キハダはただ重いだけ」なんて言う方もいますけど、不慣れな自分にとってはこのポンピングでのやり取りが非常に楽しいっ^^

 

楽し…

 

たの…

 

 

 

…。

 

 

itaie

 

 

 

 

 

itaif根性根性~っヽ(`Д´;)ノ 

 

ある程度下のほうでやり取りして
針が飲まれていなさそうならリングを投入!!

 

リングを投入したらすっぽりハマるよう
キハダの顔を上に向けるべく強引に巻くべしっ!!

 

そしてサメがいるようなら
残り100~50メートルになったら竿を置いて

 

 

DSCN9884b

ゴリゴリ巻くべし!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

というのがここ近年の自分のスタイルです。

 

ただ未熟なことに、巻くのが遅かったようで、
サメにターゲティングされてしまい、

 

残り100メートルで変な重さが加わりました。

 

ここでおそらくサメに1発ガブられ、

 

さらに時々、変な重さ(サメのちょっかい)を感じながらも残り50メートルまで上げてくると…

 

 

…ん?

 

 

…リーダーが見えた…(°д°)?

 

 

もしかして…

 

 

…残り50メートルではなく…(°д°)?

 

 

 

…0メートル?!??(;゚;Д;゚;)

 

 

tamo

慌てて船長を呼んでタモ入れしてもらう間に、目の前には2匹のサメが… 

 

やっば~

 

 

DSCN9887b

がぶっがぶっがぶっ(^o^;)  

 

当然ながら

「あと何メートルかわからないようじゃダメよ」と船長に叱られ

 

 

DSCN9888b

リング決まってたのに巻き上げ遅すぎるよ」

とダメ出しの追加

 

茶色いサメは動きが速いのでどうしようもないけれど、青サメは遅いのでどんどん巻けば回避できるのだと船長は言います。

 

「そんなこと言ったって重いしー」と返すと、

 

「巻き上げスピードを上げるにはコツがあるよ」と船長。

 

リール内側に向かって体重を乗せるように力を入れると、ゴリゴリ巻けるよと教えてくれました。

 

わたくし力が入りすぎみたいですー^^;

 

 

DSCN9917b

なおこの状態で19.6㌔。推定25㌔くらいのキハダでしたけど

 

 

 

DSCN9889b

カンヌキを捕らえた針は、

 

 

 

DSCN9895b

びくとも曲がっていませんでした^^

 

もちろんたった1回掛けたくらいではわかりませんけど、1gという軽量(ジャイアントキハダの14号相当)を実現しながらこの強度。

 

手応えありです^^

 

 

DSCN9901b

ところで、ビーストマスター6000ってとんでもないパワーですね!

 

ご存知の通り船の電源ではパワーが出ないので専用の充電器は必須ですが、22㌔のキハダがポンピングなしでスルスル上がってくるのは圧巻です!

 

 

DSCN9891bほか、メバルベイトを装着した仕掛けにもヒットしたんですけど、

 

これはキハダのダブルヒットでオマツリしてしまい、
変なところで切れてしまいました。

 

残念^^; 

 

 

DSCN9762b

というわけで強化仕掛けは大成功でした^^

 

  

キハダ仕掛け考察2016・前編(2016/08/27)

釣行データ
釣行日 2016/8/27 (土)
船宿 五エム丸/カツオ・キハダ船
竿 自作(先径2.2mm元径14mmのグラスソリッド)
リール シマノ(SHIMANO) ティアグラ30A
ビシと天秤 青物バスター100号  プラスミキサー50号
305式 NH型天秤
天秤とショックリーダーの結節具

トローリングスナップ5号 (ショックリーダー:ナイロン 60号/200lb3m、結節はPRノット
 PE10号500m

ヒット仕掛け ハリス20号6メートル  18号
水温

27度

薄濁り ゆるい メインの棚 30m 

パターン 長潮  (干潮 5:46  満潮 13:02)
月輝面 28.5% 月齢24.3

北東 やや強い

波高 1-1.5M
天候 曇り
船の釣果 カツオ: 0-1本  3.8-4㌔
キハダマグロ: 0- 1本   17.5-22㌔
自己釣果(右舷ミヨシ) キハダマグロ: 半分

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8月20日は、台風接近のため
ジェットコースターと化したアトラクション船で

 

 

DSCN9681b

ポツポツとカツオを拾いぬき

 

 

DSCN9696b凪いできた後半戦はマグロ…!!

 

ここのところエビングが有利な日が続いておりますが、

 

 

DSCN9703b

ようやくキハダがコマセにつきはじめてきたのかどうか。シーガーの桃たろうさんがコマセで掛けているのを発見!!

 

 

 

DSCN9709b

そこで仕掛けを6メートルと長めにとって
カツオの泳層より5メートルほど下を狙ってみると…。

 

 

 

DSCN9705c

おっ!?

 

さっそく竿がボインと跳ねるような当たり方…!!

 

 

…これはカツオ(。-_-。)?

 

…そう思ってドラグを増し締めて、巻きはじめた…

 

 

 

DSCN9705b

 

そのときっ!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

強烈な引き込みに鳥肌がたつ感触を覚えながらも
咄嗟にドラグを緩めましたが、

 

 

DSCN9704b

時すでに遅し(T-T) 

 

ハリスは一切ザラついていなかったので
針を飲まれていた形跡はなく、

 

まさに結節切れ
ドラグの設定ミスです。

 

ハリス20号でもあっさり切れるものですね。

 

一番もったいない
バラシ方をしてしまいました。

 

 

barashi

いやー(^o^;) 

 

一番悔しいのは船長の笑い方だったりしてー(^o^;) 

 

 

DSCN9710bおそらくこの部分で切れたのだと思います。

 

針とハリスの結節で
もっとも負荷のかかる部分です。

 

だからこそ、キハダとの強引なやり取りを望む方は
ハリスを太くしたり、

 

 

DSCN9713bもしくは補強結びにしたりするわけですけど、

 

「補強結びは渋いときはダメだよねー」という船長の言葉通り、この日、2度目のヒットはありませんでした。

 

こうなったら
対策を練るまでです!!

 

 

強化しても食っちゃうキハダ仕掛けを作りたい!!

DSCN9712b

キハダがコマセについて船を周回しはじめる晩夏~秋頃になると、キハダの遊泳速度は遅くなり、その結果針を飲まれることも多くなるかと思います。

 

しかしキハダの遊泳スピードが速いストップ&ゴーの時期は、(ネムリ針さえ使用していれば)そんなに針を飲まれることもないように思います。

 

おそらくストップ&ゴーのキハダは、針を飲み込むよりも先に自身の遊泳スピードによって針掛かりするのではないでしょうか。こういう掛かり方をするときは、カンヌキに掛かりやすいため、魚歯によるハリス切れの確率は低いと思われます。

 

なので一旦、魚歯対策はおいておき、

 

まずはドラグを締めても簡単には切れない
強靭な仕掛けを考えたいと思います。

 

キハダの瞬発力を恐れず
やり取りしたい!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

ファーストラン終了後、ドラグの設定は強めでいきたい!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

それでいて喰いのよい細ハリスでも強引にやり取りできる強靭な仕掛けとしたいっヽ(`Д´;)ノ 

 

というわけで

 

 

強化結び・改!! 

DSCN9649b

実績のあるメバルベイトをつければ「強化結び」の赤いチューブも誤魔化せるかなーなんて最初は思いました。

 

でもやっぱり喰いが悪くなるので
赤い補強チューブは使用したくありません。

 

ならば、

 

 

DSCN9726b以前紹介したとおり熱収縮パイプによる強化も良いと思いますが、

 

 

 

DSCN5240b熱収縮パイプは熱湯を使用するため、船上で結べないという欠点があり、最近はやらなくなってしまいました^^;

 

そこで、

 

 

DSCN9763b

キハダに対してすでに実績のあるケイムラ素材で強化すべく

 

 

 

DSCN9746b

ケイムラチュー~~~~ブっ!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

使い方は強化チューブ と変わりません。 

 

 

DSCN9750b

3㌢くらいにカットして、

 

 

 

DSCN9752b

ハリスに通します。

 

0.8mmのチューブに対してフロロハリスなら24号まで通ることを確認しました。入りにくいときは先端を斜めにカットすると入りやすいです。

 

 

DSCN9754b

あとは「坂本結び」にするだけです。

 

チューブを入れることで、

①…最も負荷がかかる部分を強化できる
②..坂本結びでやってしまいがちな「締め込みすぎ」の緩和

 

さらにケイムラチューブなので、

 

 

DSCN9767bご存知のとおり紫外線を反射します。

 

ケイムラ玉なんかと同じ色です^^

 

さらに!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

DSCN9762b

釣り友の戸田くんが過去キハダで実績を出している
メバルベイト を装着!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

さらにー!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

DSCN9772b

同様に過去実績のあるキハダ針全ケイムラ仕様とかねー(σ≧▽≦)σ

 

…。

 

こ…

 

コレ釣れんじゃね…(°д°)? 

 

後編に続く 

 

今でしょ! カツオ爆釣2016!! ~プラスミキサー50号新発売!!!~ (2016/08/13)

釣行データ
釣行日 2016/8/13 (土)
船宿 五エム丸/カツオ・キハダ船
竿 自作(先径2.2mm元径14mmのグラスソリッド)
リール シマノ(SHIMANO) ティアグラ30A
ビシと天秤 青物バスター100号  プラスミキサー50号
305式 NH型天秤
天秤とショックリーダーの結節具

トローリングスナップ5号 (ショックリーダー:ナイロン 60号/200lb5m、結節はPRノット
 PE8号500m

ヒット仕掛け ハリス14号2.25メートル  13号
水温

26度

澄み ゆるい メインの棚 10m 

パターン 若潮  (干潮 6:48  満潮 14:04)
月輝面 72.0% 月齢10.3

北東 弱い

波高 0.5M
天候 晴れ
船の釣果 カツオ:7-26 本  2-5.1㌔
別船
カツオ: 4-14本  2-6.3㌔
キメジ: 0- 5本   5.4-9.4㌔
自己釣果(右舷ミヨシ) カツオ:   26 本

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8月13日は

 

 

 

DSCN9563b

初島と真鶴の中間を沖に出たあたりで…!!

 

 

 

DSCN9568b

1投目から… !!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

 

DSCN9569b落とせば当たるカツオフィーバー!!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

 

DSCN9580b8時半には60L満タンの~~~~~~ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

 

DSCN9599b

9時過ぎには20本を超えるという!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

Xデーでありました^^;

 

「あのねー。カツオがこれだけ釣れて、次はキハダ狙いましょう!なんて、そんな贅沢なお客は五エム丸だけだよ ( ˘•ω•˘ )?」

 

と船長^^;

 

その後はキハダを狙うべく仕掛けと棚を変更したので、

 

 

DSCN9600bカツオは…。

 

…。

 

 

 

…(°д°) 

 

 

 

release1

逃がそうとしたときに限って
なかなか外れないものですね^^;

 

 

 

DSCN9597b氷が溶けて魚がダメになるので、各船早上がりでした^^

 

 

  

DSCN9574bなおわたしの釣り方は前回と一緒ですが、再投入のスピードを上げるべくオキアミの付け方は丸掛けのみ。

 

 

DSCN9575b(丸掛けはコマセのひと振りで針が露呈しますけど問題なく)

 

 

DSCN9587bそして取り込みも一瞬でキメるためグローブ装着です。

 

 

 

nukiage

大混戦でタモ入れが間に合わないときは
「抜き上げ」ましたが^^; 

 

 

 

nukiageBat

これはカツオがデカくて揚がらず^^;

 

 

 

DSCN9584bカツオいつ行くのーq(≧ε≦*)三(*≧ 3≦)p

 

 


今でしょーっ!!( ✧Д✧)
ピキン

 

 

 

 

プラスミキサー50号

DSCN9445b今回はサニー商事の新製品、50号のプラスミキサーを試してきました。100号のサニービシに装着すれば150号になります。

 

 

 

DSCN9581bなぜそんな重さが必要なのかと言えば、

 

前回紹介した通り、ストップ&ゴーのカツオでは投入スピードこそ釣れるか釣れないかの境界線だからです。

 

もっとも今回のように水深が10メートルなら
プラスミキサーは不要ですけど^^; 

 

今後、潮濁り等の理由により、魚の泳層が深くなると、どんなに頑張っても投入が間に合わないことがあります。

 

 

DSCN9493bそんなときにはプラスミキサー!ヽ(`Д´;)ノ 

 

今回は常に進化し続けるカツオ・キハダ釣りを一助するアイテムとして「プラスミキサー50号」を紹介させていただきました^^

 

 

 

DSCN9556b

なおプラスミキサーを装着してもコマセの詰め方は通常通り。今回はプラスミキサーがあってもなくてもコマセは5割前後としました。

 

 

 

DSCN9593b

そしてわたしは水深が浅くてもこの
プラスミキサーを標準装着とする予定です^^

 

なぜなら、落下速度を速めるためPEにシュッ! を吹き付けてスベスベになったPEライン、このPEラインを巻いたトローリングリールにありがちなバックラッシュを防ぐからです。

 

 

 

ところでっ(σ≧▽≦)σ

 

 

20160813_200732b最近わたくし初日に食べるモチモチ食感のカツオが大好きです!

 

背側は皮を引いて、腹側は炙り ^^

 

ハラモ部分も軽く炙って食べると超ジューシー^^

 

生姜派?

ニンニク派? 

それともわさび派ー(σ≧▽≦)σ?

 

 

DSCN9439bニンニクステーキはトマトを焼いて一緒に食べると
ぼそぼそ感なくジューシーに頂けます^^ 

 

 

DSCN9438c熟成が進んで身がゆるくなったら、

キュウリのシャキシャキ感をプラスして
「しそ」「ごま油」「ポン酢」でさっぱりと^^ 

 

 

DSCN9441b

定番の竜田揚げはもちろん

 

 

 

DSCN1336bカラシたっぷりのカツも旨いっ.:*゚:*:(ノ≧ڡ≦)。゚:* 

 

ほかツナとか佃煮お茶漬け等等、あげればキリがないですねー。

 

あー。

 

また太っちゃう^^; 

 

カツオフェスティバル2016!!!(2016/08/06)

釣行データ
釣行日 2016/8/6 (土)
船宿 五エム丸/カツオ・キハダ船
竿 自作(先径2.2mm元径14mmのグラスソリッド)
リール シマノ(SHIMANO) ティアグラ30A
ビシと天秤 青物バスター100号 サニービシ100号
305式 NH型天秤
天秤とショックリーダーの結節具

トローリングスナップ5号 (ショックリーダー:ナイロン 60号/200lb5m、結節はPRノット
 PE8号500m

ヒット仕掛け ハリス14号2.25~2.5メートル  13号
水温

26度

澄み ゆるい メインの棚 10~15m 

パターン 中潮2日目  (満潮 6:10  干潮 12:50)
月輝面 11.1% 月齢3.3

南 弱い

波高 0.5-1M
天候 晴れ 最高気温35度
船の釣果 カツオ:1-12 本  主に3㌔ 
自己釣果(右舷ミヨシ) カツオ:   12 本

10801693_1571465379735268_7752380825227117056_b

待ちに待った8月!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

ようやくコマセ解禁となった相模湾では、1日からはやくもカツオ爆釣の気配をみせております!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

DSCN9261bわたくし初参戦となる5日は大島まであと30分という漁場で!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

 

DSCN9356b6日は初島にほどなく近い漁場でっ!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

 

DSCN9394bナブラ!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

DSCN9404bナブラーの!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

 

DSCN9294bカツオやマグロが水面ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

 

DSCN9295b

ばっちゃばちゃー
の!! ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

 

DSCN9403bナショジオヽ(`Д´;)ノ 

 

 

 

DSCN9296b

グラフィック~!!!!
ヽ(`Д´;)ノ 

 

澄潮でイワシもカツオも丸見えでした^^

 

 

DSCN9367bからの大大大

船団!!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

 

DSCN9301b宇宙の神秘のごとくきらめくイワシの鱗…

 

そんなベイト以上にマグロ、カツオが相模湾にも入荷しているのかどうかっ!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 
DSCN9336b抱き合わせでも

 

 

DSCN9350b丸掛けでも

 

 

 

DSCN9374bズドン!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

DSCN9354bズドンと!!(`д´/;)/

 

 

 

DSCN9288b

カツオバイブレー
ション!! ヽ(`Д´;)ノ 

 

 ビチチチチチチチチチチ…..

 

DSCN9373b

磯野くんは胸ビレあたりを強めに押さえるか、もしくはそっと目にタオルをかけてあげると大人しくなります^^; 

 

とまあ入れ食いありーの、ポツポツあーりので、

 

 

DSCN9412bカツオフィーバーを楽しむことができた最高の2日間でした^^

 

 

針 

DSCN9237bところで、5日はまかつの新製品
「オキアミマグロ」の16号を試してきました。

 

マグロ針としては超軽量のオキアミマグロ16号。

 

この軽さなら、キメジはもちろん
カツオにも対応できるかなと思ったのですが、

 

 

DSCN9287bネムリ針は、手持ちで前アタリをガツン! と合わせてもカンヌキに掛かりやすく、また掛かりも浅いようです。

 

結果としてカンヌキが壊れやすく
チップや口切れが多発。

 

カツオにネムリ針はダメなのか~、なんて
そんな実験により5日は2番手に甘んじたので^^;

 

  

DSCN9239b6日は言い訳すまいと基本にかえって
環付きヒラマサの13号を使用したところ、

 

 

 

DSCN9416b大漁大漁~^^

 

 

 

DSCN9355bほかネムリ針を使用して途中までバラシに悩んだ釣り友の戸田くんも、

 

 

 

DSCN9417b懐の深い針に変更したところバラシの回数が激減しました^^

 

なるほど、カツオにはヒラマサ針のような懐の深さが必要なんだなと、あらためて感じた釣行でした。

 

というわけで^^

  

以下、カツオ釣りを復習しておきたい方向けに爆釣メモです。ベテランの方には眠たくなるような情報ですのでそっとブログを閉じてくださいまし~(σ≧▽≦)σ

 

 

カツオには軽量針

DSCN9417bカツオにはなぜ、軽量針が必要なのかと言えば、
それはハリスが短いからです。

 

ハリスが短いとハリスによるフロート効果が
望めませんので、針だけが沈んでしまいがち。

 

そこで針を軽くして、できるだけコマセに同調させやすくします。

 

かといって、針を小さくしすぎると今度は掛かりが浅くなり、口切れの原因となるため、適度な大きさが必要でもあります。

 

以上のことから理想を言えば、カツオには
軽くて強くて小さすぎない針が必要だと思われます。

 

そうなると、ネムリ針より間口の広い
ヒラマサ針が有利ということになってきます。

 

針を重く(強靭な針に)したいなら、ハリスを長くすれば良いのですが、そうすると今度はオマツリしやすくなりますし、取り込みも難しくなります。

 

なのでカツオは短ハリス軽量針が基本なのですね^^

 

針の軽さにこだわって、環付きではなく
普通のヒラマサ針を使用される方もおられます。

 

 

ハリス長と取り込みの関係

DSCN9238bどうしてカツオ仕掛けのハリスは短いのかと言えば、総じてカツオを取り込みでバラすとと~っても悔しいからです^^;

 

ハリス長は、魚の取り込み時、キーパーに掛けた竿を左手でもちあげて天秤を寄せ、右手で天秤を取り、そのまま天秤を頭上まであげれば、魚が取り込めるくらいのハリス長がベストです。

 

おおむね自身の1.5ヒロが丁度よく、
わたしの場合は2.25メートルがちょうど良いです^^

 

そして喰いが悪い日並みなら、同時ヒットが減ってオマツリも減るので、ハリスを長めに取れば良いと思います。それでも慣れないうちは3メートルにとどめておくのが無難ですけれど^^;

 

なおハリスの細さはオマツリを考慮するなら14号が無難ですが、細さにこだわって12号を使用される方もおられます。

 

またフロートしにくいという短ハリスの欠点を補うべく、柔らかハリスのFXR船を選ぶなんてのもノウハウの一部でしょうか^^;

 

ほか比較的柔らかめのハリスとしては「見えないハリス」や「Dフロン」などが個人的には好きです。

 

 

青物バスターの爆釣設定?!! 

DSCN9235b今回は青物バスターとサニービシLを試しました。

 

「喰わせたいのは針であってコマセではない」
「浅場で釣れる」

 

という理由から、今回はコマセを5割前後にして、2~3回しゃくってもコマセがちょっと残るくらいの設定を試しました。

 

 

DSCN9405b青物バスターであれば、下窓は全閉。上窓のみの調整で、1/2を基準に、コマセが出すぎるようなら1/3に。

 

サニービシであれば、上窓は全開。下窓のみの調整で、4メモリ(だいたい1㌢)を基準に、コマセが出すぎるようなら3メモリに調整しました。

 

いずれにせよ、カツオが釣れるチャンスは通常、仕掛けの投入直後、カツオが船下を通過した一瞬のみです。

 

なのでその一瞬にしっかりコマセを撒けて、それでいてコマセを撒きすぎない上記のような設定が良いと思ったところ、バッチリハマりました^^

 

  

スタンバイ!!

DSCN9369b勢いよく魚の群れを追いかける船!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

そして船が止まったら仕掛けを
即投入でありますっ!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

もちろんカツオは船が止まるのなんて待ってくれないので、仕掛けの投入スピード釣れるか釣れないかの!!

 

 

 

DSCN9285bそれくらいスタンバイは重要ですよね!

 

※ときには魚が船下を通過するのをじっと待って、唐突に仕掛けを落とすような「待ち伏せ釣り」のときもありますが、そんなときでも仕掛けを即投入できるよう準備しておくのが通であります^^

 

 

棚取り秘伝テク!?

DSCN9316bたとえば船長の指示棚が10-15メートルだったとします。

 

このうちどの棚を狙うのが正解でしょうか。

 

基本的にカツオを狙うときは棚の上限、カツオの下に群れをつくるキメジ等の大きな魚を狙うときは、棚の下限を狙うのがセオリーですが、

 

魚の種類を選ばないなら、仕掛けの落下時にスプールに軽く親指を触れて、魚の存在を感じ取ると良いです。

 

10メートルだろうが13メートルだろうが関係ありません。PEラインの違和感を感じたらそこがアタリ棚です。即仕掛けを止めて、その場でコマセを振り、1メートル巻いて、アタリを待つというのが今回実践したスタイルです。

 

仕掛けの落下中に違和感を得られた流しはだいたい1/2くらいの確率で直後に竿が曲がりました。

 

PEラインからなんの情報も得られないときは、
棚の下限または予測したところでコマセを振ります。

 

あくまで個人的な釣り方ですけどヒット率は格段にアップ、めっちゃ釣れちゃうのでここだけの話ですよっ(笑)

 

 

ヒット!! 

DSCN9331b魚がヒットしたらキタヨキタヨ━━( ゚∀゚ )━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(゚  )━(∀゚ )━( ゚∀゚ )━━!!!!

 

と叫んでヒットをアピール!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

周囲の雰囲気も盛り上がりますしタモ入れのフォローも促せます。
 

カツオが掛かったら、オマツリしないようドラグは締め、竿をキーパーに掛けてゴリゴリ巻くと捕獲率アップです。

が、あまりに強引すぎると口が切れてしまうため、魚が突っ込んだら巻くのを止めて耐え、少しでも巻けそうならゴリゴリ巻きます。 

 

魚が水面まで見えたら、船長や周囲の方にタモ入れしてもらいます。魚の顔を水面より上に出してしまえば、どんなに凄まじい走りを見せていたカツオも大人しくなるので、その状態でタモ入れしてもらいます。

 

 

DSCN9434bぬおー

 

 

DSCN9430b

トロカツオおいし~っq(≧ε≦*)三(*≧ 3≦)p

 

 

松輪瀬戸丸・剣崎イサキその2!!~ウィリーカラー検証のち、ゲームの達人!!~(2016/07/31)

釣行データ
釣行日 2016/07/31(日)
船宿 瀬戸丸 / イサキ
竿 ダイワ(Daiwa) リーディング スリルゲーム 64 M−195
リール ダイワ(Daiwa) エアド 100H (PE0.8号)
仕掛け

自作(全長2.7m ハリス1.75号 針チヌ1号)
瀬戸丸オリジナルウィリー仕掛け (濁り潮バージョン)

ビシ

サニー イサキビシ 60号

テンビン ワンウェイ天秤 S
クッションゴム ロングライフ1.2mm 20cm(竿が柔らかいため使用せず)
水温 25℃
剣崎沖: 薄濁り  棚: 海面から13~20m
パターン 中潮2日目  (干潮 8:42 干潮 15:56)
月輝面 9.2% 月齢26.7
北東、ほどほど
波高 0.5-1.5m
天候 曇りのちゲリラ豪雨
船の釣果 イサギ:? -119 匹
自己釣果(左舷ミヨシ2番) イサギ:  119 匹

hannpane-chouka

白ヽ(`Д´;)ノ 

ピンク(ノ゚д゚)ノ 

緑ヽ(゚д゚ヽ)  

イサキのウィリー仕掛けといえばこの三色が基本かと思いますが、

 

  

DSCN8837d市販のカラーフックも含め、どの仕掛けも色合いが「淡い」ことに疑問を抱いたわたくし。

 

なぜもっと発色の良い「蛍光色」は使われないのでしょうか

 

…なんで(°д°)?

 

 

DSCN9053bというわけで

 

 

DSCN9057b蛍光色を混ぜて

 

 

 

DSCN9075b自作仕掛けを試してみたのが7/29日。

 

 

 

DSCN9088b

もちろん、こういった検証は日並みによるところが大きいでしょうけど

 

 

 

DSCN9087bこの日は時間帯に関係なく白が好調。それ以外では思いのほかチョコレートが良く喰った印象で、ときどきケイムラ、ピンクといった感じでした。

 

蛍光色のなかではグリーンによく喰いました^^

 

こうして日並みによるデータを集めていけばきっと、

 

 

DSCN9116b

どんな日並みでも釣れちゃうオリジナルの
バリエーションができていくんだろうなー^^

 

なんて、

  

 

DSCN9102dLTイサキのゲーム性を満喫した…^^

 

帰港中のことでした。

 

 

 

達人の存在 

DSCN9099b

倍…∑( ̄□ ̄;) !!

 

 

達人の釣果、自分の倍ですか…?!

 

(  ̄▽ ̄)エッ

 

どんな釣り方をすれば倍も差がつくのかと、
興味は一気にウィリーカラーから達人の釣り方に…

 

さっそく船長と達人に
その釣り方を聞いてみました。 

 

 

DSCN9101b

==================================
仕掛けはウィリー。

ルアーのように小刻みにシャクリ続ける。

ステイしない。(待ち時間なし)

あくまでシャクリ続けた上でのリアクションバイト狙い。

多点掛けはむしろ狙わない。剣崎沖のイサキは水深が浅いので、一尾狙いで手返し勝負のが釣れる。
==================================

なるほど、達人になればなるほど
基本的な技術が卓越しているようです。

 

リアクションバイト狙いである点はわたしの釣り方も同様ですが、もはや釣り方もレベルも相当、違うのだと痛感しました。

 

この事実が…

 

少なからずショックだったんだと思います。

 

 

2日後。

 

 

DSCN9117b気づいたらまたイサキ船に乗っていましたー(^o^;) 

 

リベンジヽ(`Д´;)ノ 

 

 

DSCN9131b

とにかく、達人の釣り方を意識して、自分なりの攻略法を試すのみ…。

 

 

 

sedo_20160731172310_12_large

というわけで今回は、

 

たくさん釣るべく基本的なレベルを
上げるにはどうすべきか。

 

ということをテーマに、

仕掛けや取り込み方、そして釣り方に至るまで
いくつか気づいたことをまとめて報告してみたいと思います^^

 

 

イサキの仕掛け

DSCN9115b

仕掛けに迷ったら、ノウハウが詰まっている「瀬戸丸オリジナル仕掛け」がまずおすすめですけど

 

 

 

DSCN9116b

自作ウィリーを試すなら

 

 

 

DSCN9107b

手前マツリしにくい硬調ハリスがおすすめです。

 

糸捌きがだいぶ楽になります。

 

最上級はシーガーグランドマックス
比較的安価なバス用のR18も手ごたえアリです^^

 

捌きやすさで7lb(1.75号)をチョイス^^

 

 

DSCN9109b

針は、刺さりの良いチヌ針で「上顎」を狙い撃ち! ヽ(`Д´;)ノ

 

今後は0.8号も考慮に入れたいところですが、ひとまず1号で十分な手ごたえ。魚のサイズを考えると2号は大きいですね。

 

アミコマセまたは虫の動きを演出したいので、針は軽量タイプが良いと思います。金針と白針は、ウィリーの一部と考えて、どちらも入れておくとバリエーションになるかもしれません。

 

仕掛け図はナイショ

 

 

イサキの竿

DSCN9120b

達人の竿は7:3調子の極鋭ゲームM-175
わたしの竿は6:4調子のスリルゲーム64 M 195 です。

 

シャクリやすさでは7:3調子に軍配があがりますが、6:4調子でも問題なくシャクれます。

 

6:4調子の利点は、魚の引きを存分に楽しめることですね^^

 

ちなみにわたしはクッションゴムを使用しません。
理由は、竿が柔らかいことによる感度不足を少しでも補いたいからです。

 

 

基本はリアクションバイト狙い

DSCN9119b

達人の釣り方は、先述したとおり

「ルアーのように小刻みにシャクリ続ける」

ということですが、これを噛み砕くと以下のようになります。

 

  1. 海面まで下げた穂先を、リール1巻きぶんスッ、とシャクリあげ、ピタリと収束するように止める。
  2. リールを1巻きしながら穂先を海面まで下げ、1に戻る。

 

これを棚の下限から上限まで繰り返します。
達人は本当にこのシャクリの緩急だけで好釣果をあげます。

 

この釣法の利点は、

  • 多少糸がフケて正確な棚がわからなくなっても釣れる
  • あれ?さっきまでこの棚にいたのに…と迷うことがない
  • 釣れたときはリアクションバイトなので、高確率で上顎に掛かる=バラシが少ない

そして、

 

DSCN9124bスレ掛かりで釣れる
確率が増える!ヽ(`Д´;)ノ 

 

といったところでしょうか(笑)

 

でも、やっぱりイサキは棚。

 

アタリ棚を見つけたら、やっぱりその周辺を狙うのが好釣果への近道だと思うので、毎回、棚の下限から上限まできっちり誘う必要はないと、個人的には思っちゃうんですよね^^;

 

たとえば15メートルで当たったなら、次回は18メートルからシャクりはじめ、15メートルで1~2秒ステイ。それでも食わなければ、ふたたび18メートルまで落としてシャクり直すか、棚の上限までシャクり続けるか…という2択がわたしの釣り方です。

 

でも、仕掛けをふたたび落としたほうが良いのか、それとも下にはもう魚はいないから、上を狙うべきなのか、それがわかれば、もっと釣れると思いませんか?

 

実はわたし、今回の釣行で魚がどの棚にいるのか
ある程度わかるようになりました。

 

 

仕掛けのフォール時に魚の居場所をつきとめる

DSCN9127b

「仕掛けを落とす」ときの手感度が魚の居場所を教えてくれます。

 

まず仕掛けを棚の下限まで落とします。
このとき、スプールに軽く親指を当てて、PEラインの振動に集中します。

もし、魚がいれば、わずかにザラザラした感触が手に響きます。

 

ザラザラした感触を得たら、すぐに仕掛けを止めて、仕掛けが潮に馴染むのを数秒まってから、すぐにシャクリはじめます。

きっとザラザラした感触が手に響いた棚か、そのちょっと上の棚で、リアクションバイトが成功すると思います。

 

もしここで喰わなかったら、もう一度仕掛けを数メートル落としてみます。もちろんスプールに手を当てて、PEラインの振動に集中します。

もし、魚がいれば、ザラザラした感触がふたたび手に響きます。

ザラザラした感触がなかったら、もうそこに魚はいません。
きっとコマセ切れか、潮が変わったのだと思います。

 

DSCN9125bもう少し詳しい例をあげてみます。

 

仕掛けを落としてすぐは、なんの手感度もなく、棚の下限20mまで仕掛けを落としたとします。そこから15メートルまでシャクったけど、やっぱり反応がなかったとします。

 

でも、20~15mまでシャクったので、コマセに反応して魚が寄ってきているかもしれません。ここでフォールを試します。

 

するとザラザラした感触を得られることがあります。

 

まとめますと、

 

「フォール時の手感度で魚の居場所をキャッチ」
「ルアーのように小刻みにシャクリ続ける」

この2点で、おどろくほど効率的に棚を探れますね!

 

ちなみに手感度を上げる方法としていくつか思い浮かぶのは、

といったあたりでしょうか^^

 

 

取り込み

DSCN9088vこんなふうに魚を一気に取り込むと、魚がピチピチピチピチピチピチ跳ねてあっというまに仕掛けがダメになってしまうことが良くあります^^; 

 

そこで、

 

 

針外し多点掛けしたときは、色んなものを利用して、魚同士が干渉しないよう工夫すると、仕掛けをダメにされにくいです。

 

取り込み方ひとつで
釣果もだいぶ変わってきますね!

 

 

DSCN9121bいやーイサキがこんなにもゲーム性が高いとは^^;

 

おもろ~(σ≧▽≦)σ

 

 

松輪瀬戸丸・剣崎イサキ!! ~初心者でも爆釣術?!~(2016/07/09)

 釣行データ
釣行日 2016/07/7(木)
船宿 瀬戸丸 / イサキ
竿 ダイワ(Daiwa) リーディング スリルゲーム 64 M−195
リール ダイワ(Daiwa) エアド 100H
仕掛け

船イサキ カラーフック (ハリス1.5号 針チヌ2号)
瀬戸丸オリジナルウィリー仕掛け (濁り潮バージョン)

ビシ

サニー イサキビシ 60号

テンビン ワンウェイ天秤 S
クッションゴム ロングライフ1.2mm 20cm(竿が柔らかいため使用せず)
水温 21℃
剣崎沖: 薄濁り  棚: 海面から13~20m
パターン 中潮2日目  (満潮 5:31 干潮 12:31)
月輝面 8.6% 月齢2.7
南西、弱い
波高 0.5-1m
天候 晴れ
船の釣果 イサギ:15-62 匹
自己釣果(右舷ミヨシ) イサギ:   54 匹 アジ: 15匹 メジナ: 1匹 

hannpane-chouka

本日は、五エム丸の若女将えっちゃんと^^

リの剣崎イサキを釣りに松輪・瀬戸丸さんへお邪魔してきました(*≧∀≦*)

 

 

DSCN8837bイサキといえば昔はウィリーが主体でしたが、最近はカラーフックなるものが流行っているのでしょうか?

 

さっそく船長に仕掛けのことを聞いてみると、

 

 

DSCN8839b

瀬戸丸さんのオリジナル仕掛けは4本針のウィリー仕掛け。

 

4本の針すべてがウィリーだったり、カラー針が混じっていたりと、いろんなバージョンがあるようです。

 

そのうちの1セットを、なんと「お試し」と
いうことでもらっちゃいました(๑•̀ㅂ•́)و✧ヤッタネ!!

 

これは釣れないときの「とっておき」かなーっ(σ≧▽≦)σ

 

 

DSCN8840b

とりあえず、イサキの特エサ? と言われるイカの塩辛を試すべく、

 

 

 

DSCN8845bカラーフックの仕掛けからスタートしてみると…?!

 

 

 

DSCN8855b

おーっ釣れるじゃない^^

 

朝一は喰い良くアジ混じりで好調なスタート!!

 

 

DSCN8866b

棚の上限あたりで600gのメジナもヒットしました^^

 

 

 

DSCN8858bしかしー(^o^;) 

 

胃袋が小さいイサキのこと。お腹がいっぱいになってしまったのか徐々に食い渋りモードとなり… 

 

 

DSCN8863b

オキアミも試してみたんですけど、 あっという間に餌が取られてしまって、ダメだこりゃ^^; 

 

 

そんな中…!! 

 

 

DSCN8868b

他船で一人ポツポツと釣り続けている方を発見。

 

…∑( ̄□ ̄;) ハッ

 

さてはベテラン
なりねーっ!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

 

 

(p_q)ジー

 

 

(p_q)ジー

 

 

インプット
完了っ!! ( ✧Д✧)
ピキ-ン

 

 

DSCN8870bさっそくベテランの方の釣り方を真似してみると…。

 

…。

 

むー。

 

全然釣れなーい^^;

 

釣り方はほぼ同じであるのに、あっちは釣れ、こちっは釣れないとなると、いったい何が違うのでしょうか…。

 

わたしが使用している竿は 6:4 調子のムーチング、対してベテランの方は見る限り 8:2 調子の先調子です。

 

シャクリやすさに差はあれど、でもコマセで寄せる釣りですし、竿の調子でそこまで喰いが変わるとは思えないのですけれど…。

 

 

 

…∑( ̄□ ̄;) ハッ 

 

 

DSCN8839b…もしかして仕掛け?

 

「生餌」より「ウィリー」のほうが良いなんてことあるのでしょうか。

 

 

  

DSCN8873bさっそく仕掛けを変更してみると…

 

 

 

 

DSCN8874b釣れる?!

 

 

 

DSCN8875b面白いように釣れる?!

 

 

 

DSCN8883bなんと瀬戸丸オリジナルウィリー仕掛けに変更してからは
空振りなく釣れ続き…^^;

 

 

 

sedo_20160707161237_12b残り2時間で追い上げ追い上げ~^^

 

というわけで、今回体得したウィリー仕掛けの釣り方と、イサキ特有のアイテムを、初心者の方にもわかりやすーくメモしておこうかと思います^^

 

 

イサキビシ

DSCN8848b今回使用したのはサニーイサキビシ60号

 

メッシュ構造でアミコマセが出やすくなっているため、イサキを1匹掛けてその棚で待っていると、掛けた1匹が暴れてコマセを振り出し、「追い食い」を誘発してくれるというイサキ専用のサニービシです。

 

ただし、喰わせるのは針であってコマセではありませんから、コマセの撒きすぎは自らの首を絞めるようなもの。

 

おすすめの使い方は、

下穴は全閉。上穴のみで調整し、上穴は1/5前後。コマセは詰めすぎると出にくいため6~7割。(6mくらい棚を探ってもコマセが少し残るよう上穴を調整します)

 

コマセの出方は日並みもあると思いますので
いろいろ試してみてください^^

 

ビシの号数は、速潮に対応できる60号がオススメです。

 

 

ワンウェイ天秤

DSCN8847b

ビシの動きがワンウェイムーブ(一方向にしか動かない)ため、ビシが潮に馴染みやすく、ひいては天秤と仕掛けが潮になじみやすくなっています。

 

いちはやく仕掛けをコマセに同調させるにはもってこいの天秤ですね!

 

仕掛けが潮に馴染みやすいので、Sサイズでも海中での手前マツリは一度もありませんでした^^ 

 

 

 

ウィリー仕掛けについての所見

DSCN8864b

イサキちゃん餌、見過ぎ~(σ≧▽≦)σ

 

それくらいイサキは警戒心が高く、かなり近づいて餌を確認するため、スレ掛かりするときは目に掛かることが多いそうです。

 

となると、ウィリー仕掛けは見せすぎたらダメですね。

 

かといって、ウィリーを見せまいとシャクり続ければ、せっかくコマセに寄ってきたイサキをみすみす逃すようなもの。

 

なので、コマセを振って数秒は、イサキが寄ってくるのを待ち、イサキがウィリーの眼前に寄ってきたのを見計らって、ウィリーを誘いあげ、リアクションバイトを狙います。

 

なお、

 

DSCN8875cリアクションバイトが成功すると、ほぼ上顎に掛かります。

 

上顎に掛かるとバレにくいですから、
「追い食い」が有利になりますね!

 

 

ウィリー仕掛けの爆☆釣法

DSCN8861b

 

 

  1. 仕掛けを先に海に落とし、続いて仕掛けが漂ってないところにビシを投入する。(仕掛けが短いので、ビシを先に投入すると仕掛けが跳ねて手前マツリしやすくなります)

     

  2. 道糸のマーカーで正確に棚を測って指示棚の下限へ。

     

  3. 海面まで下げた穂先を、リール1巻きぶんスッ、とシャクリあげ、ピタリと収束するように止める。(このときにコマセが出ます)

     

  4. 2~5秒(おおむね3秒)ほど待つ。(コマセに魚を寄せます)

     

  5. リールを1巻きしながら穂先を海面まで下げ、3に戻る。
    (3に戻る動作でイサキが喰ったならタイミングバッチリ!)

 

これを、指示棚の下限から上限まで繰り返し、食わなければ仕掛けを回収します。(数を釣りたければ下のほうを、大物を釣りたければ上の方を重点的に狙います)

 

なお喰いが悪いときは長めに待ちますが、仕掛けを見破られないよう長くても5秒くらいが良さそうです。

 

とにかくイサキは、ウィリーが好みの動きをしたときに喰うそうですから、上記の釣り方を基本に、魚の活性に合わせてシャクリ方の緩急を研究すると良いと思います。

 

また「イサキは棚を釣れ」というくらい棚は重要です。次投は手返し良く、釣れた棚の2~3メートル下から誘いはじめると連釣しやすいです。

 

 

瀬戸丸オリジナルウィリー仕掛け 

DSCN8885b「ブログに載せても良いですか」と聞いたら快諾してくれた船長、なんて寛大なんでしょ~!!q(≧ε≦*)三(*≧ 3≦)pキャー

 

どうやらマルイカみたいに、潮によってウィリーのカラーやその配置、ハリスの長さにひと工夫あるみたいですね…。

 

「濁り潮バージョン」や「食い渋りバージョン」なんかもあるので、釣れないなーと思ったら、まっ先に船長に相談ですっ(๑•̀ㅂ•́)و✧

 

 

 

DSCN8907b

……..。

 

 

 

DSCN8897bなんスかコレ…(°д°) ベタベタ

 

松輪瀬戸丸・剣崎イサキその2!!~ウィリーカラー検証のち、ゲームの達人!!~(2016/07/31)

 

初心者でもマルイカ スソ脱出計画その2!!~ゼロテン釣法と追い乗りと極鋭ゲームMC-150AGS!!~(2016/06/25)

釣行データ
釣行日 2016/6/25(金)
船宿 五エム丸 / マルイカ
竿1 ダイワ(Daiwa) 極鋭ゲーム MC-150AGS
リール ダイワ(Daiwa) エアド 100H (PE0.8号200m)
オモリ ドラゴンシンカーTG 40号(予備で50号)
ハリス R18 (感度良好硬調ハリス)
仕掛け図 仕掛け図  直結8本
水温 21.5℃
カメギ根沖: 薄濁り 速い 50~60m
パターン 中潮3日目  (満潮 06:38 干潮13:37) 
月輝面 -86.0% 月齢19.0
南 弱い
波高 0.5-1M
天候 曇りときどき晴れ 
船の釣果 マルイカ:1-23杯 (ムギ6割)
自己釣果(左舷ミヨシ) マルイカ:   23杯 (ムギ7割) 

DSCN6164b
いやほんと、今年のマルイカさんは数が少ないうえに^^;

 

 

DSCN0626c

水深も50~70メートルと深くて^^;

 

 

DSCN8641b

初心者の方が挑戦するには
ちーと厳しい年になっちゃいましたけど^^;

 

 

初心者でもゼロテンション!!

DSCN0588b

そんな悪条件でも決してチャンスを
逃さないのがゼロテンション!!ヽ(`Д´;)ノ

 

もはや初心者だからと言ってゼロテンションは
無視できない時代に突入しました。

 

というわけで今回は、ゼロテンションに特化した釣り方や竿、追い乗りの方法などを、できるだけわかりやすく紹介したいと思います!

 

(基本的な釣り方や仕掛けについては以前の記事を参考にどうぞ^^)

 

 

では、さっそく問題です。

 

 

DSCN0588bこの写真はダイワのゼロテン竿
「極鋭ゲームMC-150AGS」の曲がりですが、

ゼロテンションをキープしている状態として
正しいでしょうか?

正しくないでしょうか?

 

…(ノ ̄△ ̄;)

  

いきなり…(ノ ̄△ ̄;)

 

 

わかるかーいっ( ‘д’⊂彡☆))Д´) ブベラ

 

 

DSCN0368c

こちらが正解です。

 

「極鋭ゲームMC-150AGS」でゼロテンションを
保つと上図のような曲がり方になります。

 

これはいったいどういう理屈なのでしょうか。

 

 

DSCN0376cたとえばオモリを持ち上げてみるとよくわかります。

 

オモリを持ち上げてしまうと、小さなイカがスッテを触っても、きっと穂先は微動だにしませんよね。

 

 

DSCN0373b

でもオモリを持ち上げなければ、
きっと小さなイカの触りも見えるはずです。

 

ゼロテンションは、穂先にかかるオモリ負荷をできるだけ減らす(ゼロにする)ことで、繊細なアタリを取りやすくする釣り方です。

 

ということは、

 

 

DSCN0588b

このように穂先がオモリを背負っていると
繊細なアタリが取りにくいことになります。

 

 

 

DSCN0368c具体的には、オモリを寝かせた状態で糸をピンと張ります。
この状態がゼロテンションです。

 

 

やっちゃえゼロテンション!!ヽ(`Д´;)ノ

DSCN8623b 

  1. オモリが着底したら即、糸フケを取り、オモリを寝かせた状態で糸をピンと張ります。糸を張らないとアタリは見えません。しかし糸を張る力は弱いほどアタリは見えやすくなります。この絶妙かつ不安定な状態をキープできるかが最初の難関です。

    イカは着底と同時に触ってくることが多いので、できるだけ早くゼロテンションの体制に入れるよう努力します。

    そして穂先を注視します。

     

  2. 竿はやや軽めに持つと、船の揺れを吸収しながらゼロテンションをキープしやすいです。

     

  3. アタリは、穂先または道糸に、「揺れる」「震える」「跳ねる」といったような変化として現れます。

    しかし最初はマルイカどころかムギイカのアタリでさえ「え? 今のがアタリ?!」というくらい小さく感じる(もしくは感じ取れない)ですから、どんなに繊細な変化でも小さく鋭くアワセるようにします。

    これもの凄く重要です。

     

  4. 船が揺れてゼロテンションのキープが難しいと直感したら、空アワセしましょう。まぐれで掛かることがあります。

     

  5. アタリがなければ竿を叩いてスッテを揺らし、イカを挑発。ピタリと動きを止めて、穂先を再び注視します。

     

  6. もしくは10メートル以上仕掛けを上げて、巻き落としを行います。イカは忘れっぽいですから巻き落としはかなり有効です。

     

※ゼロテンションの注意点
オモリを底につけたまま夢中になっていると仕掛けが流されてオマツリの原因になります。なので適度に巻き落としを行って、仕掛けとイカの記憶を同時にリセットしちゃいましょう!

 

なおこういった手法が有効になるのは、

 

 

DSCN8539b

直結か直ブラのみです。

 

アタリが最もダイレクトな「直結」こそ
ゼロテンション向きの仕掛けと言えそうです。

 

ただ、活性が低いときほど「下のスッテに乗りやすい」「直ブラのほうが乗りが良い」という傾向にあるため※、上のほうは直結にして手返しよく、下のほうは直ブラにして低活性とバラシに対応するという、「直結ブラ」仕掛けにするのも有効だと思います。

 

※活性の良し悪しにかかわらず、乗りが良いのは直ブラ、感度と手返しが良いのは直結ととらえるのが良さそうです。

 

 

DSCN8618b

スッテはダイワの新作、35sミラーを押す方が多いですね^^

 

ムギイカは何色でも乗ってくるので? スッテ選びはマルイカ主体で考えるのが良さそうです。澄潮だと布系は乗りが悪いので基本的にはクリア主体でいいですかね。

 

 

DSCN8627b

参考までにこの日のムギイカは緑に連発。

下から5番目というスッテの位置が良かったのか、色を好んだのか、どうなんでしょうね^^;

 

マルイカは、基本的には淡いブルー系によく乗るという話?ですが、わたしの場合はなぜかブルーの相性が悪く、ケイムラや黄色によく乗ります。

 

 

※2016/07/04追記:潮の濁りとスッテ色メモ

DSCN8802b7/4日は、上潮が澄潮でも、底潮は濁っていたようで、ミラーの黄色やジンジャーの乗りが目立ちました。

 

そして潮が変わると、黄色系には乗らなくなり、一変してチビエビのケイムラや、ダイワのミラーブルーがアタリスッテに。これだからスッテは万遍なく配色せざるを得ないですね!

 

またムギイカは、赤帽タイプの乗りが
良いのだと腕ききの方に教わりました^^

 

 

んー(。-_-。)

 

…。

 

なんか
難しくね(°Д°)?

 

 

…はい、難しいんですよねホント(笑)

 

 

ムギイカの追い乗り!!

DSCN8632b

マルイカの外道ムギイカ。

 

さすがスルメイカのお子様とあって、凶暴な性格で、派手に触ってくることが多く、意図的に追い乗りが狙えるうえ、ギュンギュン引くので、とってもエキサイティングな嬉しい外道です。

  

どういうわけかムギイカは、ただゆっくり巻くだけでは乗らないのに、1杯掛けてしまえば、あとはゆっくり巻くだけで、

 

2杯!ヽ(`Д´;)ノ

 

3杯 !!(`д´/;)/

 

と追い乗りさせることができます。(もちろんできないときも)

 

この現象が不思議で仕方なく(^o^;) 

船長にその理由を聞いてみたところ、

 

「ムギイカは墨を吐かせたら勝ち(神様談)」

 

なんですってー

 

最初の1杯を掛けて、そのムギイカが墨を吐けば、興奮してバカになった仲間たちが次々と乗ってくるそうです。

 

追い乗りがうまくいかなかったときは、
掛けたイカさんが墨を吐かなかったのかも?

 

てゆうかこんな大事なコト…。

 

もっとはやく
教えてよ船長…(°д°)…。 

 

残念なことにマルイカには
当てはまらないのですけれど^^;

 

 

極鋭ゲームMC-150AGS

DSCN8622b腕利きの方もこぞって使用している極鋭ゲームMC-150AGS。

 

ゼロテンションに特化すると崩れがちな3つのバランス、「叩く」「掛ける」「巻き上げる」といった基本要素が気持ちよくバランスされており、決してピーキーではなく扱いやすい仕上がりになっていますね!

 

ただし、オモリ負荷は30号の竿。
中深場でもストレスなく使用できるのかと言うと…

 

 

DSCN0374c

写真を見てもらえばわかる通り、たとえばオモリ60号だと、イカを掛けたときに胴まで入ってしまうため、重たいオモリを使用するなら意識して深めに合わせる必要があります。

  

そんな観点から、ゼロテンションでストレスなくイカを掛けられるのは、個人的には40号まで。中深場主体だと落下速度も重要ですから、タングステンの40号は欲しいところです。※

※ムギイカを狙うならぶっこみ勝負、落下速度がものを言うので、わたしの場合は周囲の方の落下速度を見て、負けるようならオモリを増します。たとえ掛けずらくなったとしても^^;

 

バットパワーがもっとあればなぁというのが正直なところですけど、中深場でも扱えちゃうゼロテン竿! 

はやく浅場で試したいですねー^^

 

竿の長さは、ゼロテンションのやりやすさでMC-180、叩きやすさや疲れにくさでMC-150といったところでしょうか(๑•̀ㅂ•́)و✧

 

ほかゼロテン竿として「アルファタックル:海人 マルイカ 150 AR-ZEROTEN」も人気がありますね!

 

 

オモリ 

DSCN8619b

うーむ。

 

タングステンスカリー

 

落下速度はピカ一なんですけどあまりに高価ですよね

 

そもそも浅場は、仕掛けの落下スピードもたいして差がつきませんし、根掛かりもするので、タングステンは不要です。しかし中深場となると、あるのとないのとでは雲泥の差があります。

 

中深場は根掛かりしにくいので
思い切って買っちゃえー(σ≧▽≦)σ

 

  

DSCN8546b

こちらはフジワラのゼロテン専用オモリ。

 

初心者の方にどうかなーと思って試しに使ってみました。

 

なるほど、比重が下に偏っているためオモリが底から離れにくく、ゼロテンションは保ちやすいです。「オモリがすぐ宙に浮いちゃうよ!」という方には良いかもしれません。

 

ただ、逆を言えばオモリ上端は浮きやすいですから、オモリを寝かせたまま状態をキープするのは至難です。またオモリ上端が不安定なことによって、穂先にノイズが発生する(=マルイカのアタリと勘違いする)ことも。

 

確かにオモリは宙に浮きにくいのですが、
正しい使い方がわからずじまいでした^^;

 

 

DSCN6049b

来年こそは、普通のオモリが使える浅場になりますようにっ!ヽ(`Д´;)ノ

 

 

五エム丸で根魚五目船!!(2016/06/18)

釣行データ
釣行日 2016/6/18(土)
船宿 五エム丸 / 根魚五目船
竿 ダイワ(Daiwa) GOUIN BULL HH-220
ダイワ(Daiwa) 極鋭ヤリイカ AGS 167 TUNE
リール ダイワ(Daiwa) マグマックス500

仕掛け( 胴突き)

 

 

ハリス:ジョイナー8号、幹糸:デュエル10号
針:がまかつムツ17号(銀)
他:
道糸と仕掛けの接続:スナップボールベアリング3号
仕掛けとオモリの接続:スナップボールベアリング1号
幹糸とハリスの接続:Wクレン親子4×6
オモリ150号

水温 22℃
沖の瀬 : 薄濁り ゆるい 棚330-370m
パターン 大潮1日目  (干潮 9:41 満潮 16:34)
月輝面 +94.5% 月齢13
北東 弱い
波高 0.5-1M
天候 晴れ
船の釣果 クロムツ:1-8  キンメダイ:0-3
自己釣果(左舷ミヨシ) クロムツ:   5 ギンメダイ:1 ノドグロ:3

DSCN0452b五エム丸の看板だったメダイちゃん…(T-T)

 

「春の名物」だったメダイちゃん…(T^T)

 

いとしのメダイちゃん
カムバ~ック!(。>д<)

 

といっても、年々変わりゆく潮とともに
どこかへ行ってしまったなら仕方ない(^^;

 

2016年!!

 

五エム丸のメダイ船は根魚五目船
に進化しましたっ!!ヽ(`Д´;)ノ

 

道具も釣り方も棚も「メダイ船」とはまったく別モノになりましたので、改めて「根魚五目船」を楽しむべくポイントを押さえてまいりましょ~(๑•̀ㅂ•́)و✧

 

 

仕掛けの投入

DSCN8590b

仕掛けは胴突き仕掛けです。

 

なんとキンメ釣りのように1流し1回の釣りになりました。投入時のオマツリを回避すべく、船長のアナウンスでミヨシから順に仕掛けを投入していきます。

 

では、投入直前の指差し確認
はじめっ!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

■船の移動時に風で仕掛けが絡んだりしていませんかっ!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

チェックおっけー!!(`д´/;)/

 

■仕掛けを足で踏みつけて
いませんかっ!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

あーっ!!!
踏んでいました隊長ーっ!!(。>д<)

 

たわけーっ( ‘д’⊂彡☆))Д´) パーン

 

仕掛を踏んでいると爽快な投入ができないばかりか、最悪オモリだけ飛んでいくなんてこともあるのでご注意です(^o^;)

 

「次の方どうぞー」という船長の合図でオモリを前方に放り投げて多点仕掛けをスポポポンと海の中へ!

 

 

針数とマグネット 

DSCN8577b針を固定すべくマグネットを使用します。マグネットは五エム丸でも無料で貸出してくれますので予約時に聞いてみてください^^

 

五エム丸で貸出してくれるマグネットは
全長80センチの比較的大きなマグネットです。

5~6本針くらいが適当に扱えます。

 

たとえば6本針にすると、底から10メートルくらいを一気に狙えるのでクロムツやメダイを狙うならぜひ扱いたい本数ですね^^

 

しかしながら、1流し1回の釣り。

仕掛けが絡んでしまうと貴重な1回分が台無しですから、慣れないうちは3~4本針でも十分だと思います(๑•̀ㅂ•́)و✧

 

五エム丸でオリジナル仕掛けも売っていますぞ。 

 

 

棚と釣り方 

DSCN8593b

メインターゲットとなるクロムツはだいたい底から10メートルくらいが遊泳層です。6本針ならその棚を一度に狙えますが、たとえば3本針なら底から5メートルくらいまで棚を探る必要があります。

 

いずれにしても、底だちを取ったら
1~2メートル巻き上げて棚をとります。

※オモリを底べったりにつけたままだと仕掛けが流されてオマツリしやすくなるため少し巻き上げて棚をとります。

 

ただ、底べったりが有効なときもあるので
色々試すのはアリですね!

 

  

DSCN8584B

誘うか、置き竿にするかというのは人それぞれです。

 

積極的に誘うならやや固めのロッドがやりやすいです。わたしはゴウインブルか極鋭ヤリイカAGSを使用しています。

置き竿にして棚だけコントロールしたい場合は、グラス無垢の深海ロッドやカツオ・キハダ用のグラスロッドで代用する方が多いです。

 

誘い方は、本当、日によってパターンが違いますが、

 

  1. 底だちを取ったら1~2メートル巻き上げて何もしない
  2. ゆっくり竿先を聞き上げる
  3. 2番の後、仕掛けをストンと落とす
  4. ゆっくりと仕掛けを巻き上げていく
  5. 数メートル誘い上げた後、今度は誘い下げていく
  6. オモリを底につけて仕掛けを少し弛ませる
  7. 誘った後の間が重要なことが多い

 

といったところでしょうか。

1番から攻めてみて、ダメなら2番、3番と
試していくのが良いかもしれません^^

 

 

DSCN8586bこの日は1番と2番が比較的有効で、

 

 

DSCN8594b

仕掛けを弛ませると高確率でノドグロカサゴがついてきました

 

が、

 

 

DSCN8597b

先にカサゴがついてしまっても
追い食い狙っちゃうもんねー(*≧∀≦*) 

 

 

追い食いについて

P6110048-f7930

追い食いで釣果を伸ばせるかは時合いによるところが大きいようです。

 

ポイントは2つ!!( ✧Д✧)ピキン

 

周囲を見てバタバタっとヒットしているならそれはチャンス!!

1匹掛けたらそのまま放置して(もしくは棚を上下のどちらかに少しずらして)追い食いを待ちます。1匹が針掛かりすると、その1匹が仕掛けを揺らして誘いになるというのは有名な話です?

 

周囲が釣れていないならヒットと共に仕掛けを回収です。

どういうわけか単発ヒットだと追い食いに至らないことが多いです。

そのまま仕掛けを放置しているとクロムツの鋭い歯でハリスを切られることもあるので、貴重な1匹は慎重に回収しようというわけです。

 

いずれにしても、魚の上顎またはカンヌキを捉えてしまえばそう簡単にはバレないですから、アタリがあったらひと呼吸置いてしっかり合わせを入れることが大切だと思います^^

 

以下、余談になりますー。 

 

 

深海リングはあってもなくても?!

DSCN5854c

深海釣りに必要不可欠とされる「深海リング

 

これ、クロムツをターゲットにした場合
本当に必要かどうか今一度考えてみたいと思います。 

 

DSCN5854d

深海”リング”は、仕掛けの回収時、針掛かりした魚がクルクル回ることで発生する仕掛けの撚りを、リングでキャンセルし、PEラインに伝達させにくくするアイテムです。PEラインの撚り切れを抑止します。

 

さらに、(深海リングについている)回転性能の良いボールベアリングサルカンが仕掛けの撚りを軽減します。

 

まとめますと、深海リングは「PEラインの撚り切れ」と「仕掛けの撚り」を同時に軽減できるアイテムです。

 

さらに仕掛け各所のサルカンすべてをボールベアリングに変更すれば、より仕掛けの撚りを軽減できますし、引いてはPEラインの保護にもつながります。

 

さて、クロムツは、キンメのようにくるくる回転しながら上がってくる魚ではないので仕掛けも撚りにくいです。

 

そう考えると、ボールベアリング製の
サルカンを使用すれば十分な気もします。

 

あっ、キンメがメインターゲットなら
深海リングは必須だと思いますけども(^^;

 

いずれにせよ、ハリスが撚れると喰いが悪くなるので、替え針は多めに用意しておいたほうが良さそうです^^

 

 

中オモリについて

DSCN8570b

下オモリが底についている状態で、中オモリ(または深海リング)を適度に下げていくと、仕掛けを斜めにしたり弛ませたりすることができます。

これはクロムツが底べったりのときに試す価値がありそうですが、こういった使い方は慣れた中級者以上向けの内容かもしれません。

 

また仕掛けを取り込むとき、中オモリを船内側に入れておくと、仕掛けが風に流されず、取り込みやすいなどの利点があります。深海リングであればハンドルに掛けられるのでなお取りこみやすいです。

 

ただ、中オモリを使用するなら「仕掛けの着底時」は要注意です。下オモリが着底したことに気づかずにいると、着底の勢いで中オモリが底まで落ちてしまい、仕掛けが絡んで手前マツリすることがあります。

 

また混雑時に仕掛けを弛ませると、
オマツリしやすくなるのでこれも注意ですね(^^;

 

 

特エサについて

DSCN8600b

サバが釣れたら!!(`д´/;)/

 

 

 

DSCN8601b

鮮度抜群の特エサゲット!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

とルンルンに魚を捌いていたら…(^o^;) 

 

時合いを逃しました…(ノ ̄△ ̄;)

 

…(ノ ̄△ ̄;)

 

たわけーっ( ‘д’⊂彡☆))Д´) パーン 

 

 

DSCN8572b

支給されたサバ餌はクーラーで保存しておけば
午後まで十分に持ちます^^ 

 

 

 

DSCN8613b

炙りうまっ ( ˘•ω•˘ )

 

 

五エム丸で日中クロムツ!渋いときにはこの対策?!(2016/03/13)

釣行データ
釣行日 2016/3/13(日)
船宿 五エム丸 / メダイ船
竿 ダイワ(Daiwa) GOUIN BULL HH-220
リール ダイワ(Daiwa) マグマックス500

仕掛け( 胴突き)

 

※メダイ五目船の標準的な仕掛けは天秤仕掛けです。

胴突き仕掛けを使用する場合は船長に一声おかけください^^

ハリス:ジョイナー8号、幹糸:デュエル10号
針:がまかつムツ17号(銀)
他: BBサルカン3号、ハヤテクレンスナップ8号
Wクレン親子 5×7号パワーオヤコ 5×6号
オモリ200号

水温 14.5℃
城ヶ島 : 薄濁り ゆるい  棚230m前後
パターン 中潮2日目  (満潮 7:23 干潮 13:47)
月輝面 +22.3% 月齢4.1
北東 ほどほど
波高 0.5-1M
天候 曇り~晴れ
船の釣果 クロムツ:0-9  シロムツ、キンメ
自己釣果(左舷ミヨシ) クロムツ:   9 シロムツ:4

DSCN0452b

クロムツの炙りって…(  ̄▽ ̄)

 

 

 

DSCN0459b

ほんとおいしいですよね!(≧▽≦) 

 

クロムツを釣りたいと思ったら
萬栄丸さんの「半夜」クロムツが最も有名でしょうか。

 

クロムツは日中になると深場に潜ってしまうので、浅場まで浮いてくる「夜」が数釣りに向いているというわけですが、

 

 

DSCN0452b

そのクロムツが城ヶ島沖でなんと日中に、

しかも流しっぱなし」釣れ盛っているというじゃありませんか!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

…(°д°) マジカ

 

 

DSCN0424b洋征丸さんも

 

 

 

DSCN0432b秀吉丸さんもクロムツ狙い!

 

五エム丸の「メダイ五目船」も本命そっちのけで?ここ最近はおもにクロムツを狙っているようです。

 

これは大チャンス!! q(≧ε≦*)三(*≧ 3≦)p

 

 

 

tsurikin01仕事が繁忙期でさえなければ…(~_~;) 

 

あー

 

 

DSCN0417b我慢できへん!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

 

 

DSCN0423b

2ヶ月ぶりの癒しよヽ(`Д´;)ノ 

 

 

 

DSCN0425b

カモンカモーン !(`д´/;)/ 

 

 

 

DSCN0427b

おっ。

 

…こっ、これは…(;゚;Д;゚;)!!

 

  

 

 

しめ鯖…(。-_-。)?

 

 

特エサ…(°д°)

 

 

しめ鯖…(。-_-。)?

 

 

特エサ…(°д°)

 

 

ま、迷ってんじゃねー( ‘д’⊂彡☆))Д´) パーン

 

 

DSCN0429b

クロムツにとってこれほど強力な
「特エサ」はございません! ヽ(`Д´;)ノ ←ギリギリまで迷った人

 

包丁まな板はおもちですか。

 

サバの身は大胆に削いで、
薄っぺらく仕上げると良い感じです。

 

そんなわけで、

 

 

DSCN0389

釣り勘を取りもどすまでに時間がかかったものの
終わってみればまずまずの釣果でした^^

 

今回は全体的に渋かったのですが「誘い方」以外にもいくつか「気づき」がありましたのでレポートしようと思います。

 

渋いとき。攻略のきもは二点!!

 

「棚」と誘いの「間」についてです。

 

 

DSCN0436b

活性が上がってくると食い上がってくる魚って多いです。
クロムツも例外ではないと思います。

 

なので着底したら、仕掛けを2メートルほど上げて、底に這うサメを避けつつ、ストンと落とす釣法で1メートルおきに誘いながら、食い気のあるクロムツを下から5メートルくらいまで誘いあげて、浮かせて狙うというのが一つの有効な手段になると思います。

 

実際、午前中に釣れたクロムツは、底付近では喰わず、胴突き仕掛けで底から4~5メートルの棚で喰いました。より下の棚で釣れたのはシロムツばかりです。

 

 

 

DSCN0444bところが午後になると、棚4~5メートルからは生体反応がなくなり、誘い下げていくと、シロムツに混じってクロムツがヒットするようになります。

 

全体的に渋かったのにもかかわらず
最後は底べったりで一人勝ち状態でした。

 

「棚」が良かったのでしょうか。

 

「誘い続けて」いたのが良かったのでしょうか。

 

それとも、「天秤」と「胴突き」仕掛けの差で
釣果も変わってくるのでしょうか?

 

 

DSCN0441bそこで実験がてら、

本日まだ一匹もクロムツが釣れていなかった「天秤仕掛けの方」に、今しがたクロムツが釣れた「棚」を教えてみました。

 

わたしの仕掛けは「胴突き仕掛け」ですから、これで釣れるようなら「仕掛けの種類」や「誘い方」よりもまずは

 

「棚」が重要なのだと推察できます。

 

直後、

 

その方はクロムツを3連続でゲット!!

 

やはり「棚」は最重要なのかもしれません。

 

ただ、水深は常に変化しますし食い気のある棚も少しづつ変化するので「置き竿」では限界があります。

 

できれば誘いながら棚を探れると良いですよね^^

 

 

誘い

DSCN0442b誘い方は、過去にも紹介したとおり

 

竿を頭上まで上げてストンと落とす

 

という釣法が ( 胴突き仕掛けの場合は ) 非常に有効ですが、今回ばかりはその手法だけではなかなか喰わず、苦戦を強いられました。

 

今回釣れるきっかけになったのはよそみです。

 

誘い続けているときには食わないのに、休憩がてら手を休めて隣の方の竿を見ているときに限って食ってくることが多かったのです。

 

 

DSCN0446b渋いときは、「ストンと落とす釣法」に加え、誘ってから少し「間」を与えたり、シャクリ方をソフトにしてみたりすると、食ってくるのかなーなんて思いました。

 

なんだかクロムツはやればやるほど
タチウオに似ている気がします^^;