釣行データ
釣行日 | 2014/10/10 (金) |
船宿 | 五エム丸/カツオ・キハダ船 |
竿 | ダイワ(Daiwa) GOUIN BULL HH-220 |
リール | シマノ(SHIMANO) ティアグラ30A |
ビシと天秤 | 青物バスター100号 305式 NH型天秤 |
天秤とショックリーダーの結節具 | 漁師の技BBサルカン5号 (ショックリーダー:カーボナイロン24号/100lb4m、結節はPRノット) PE8号 |
水温 | 23 度 |
潮 | 澄み ゆるい 棚 20~50m |
10日パターン | 大潮4日目 (満潮 5:47 干潮 11:41) |
月輝面 | +96.3% 月齢15.9 |
風 | 南西~北東、弱い |
波高 | 0-0.5M |
天候 | 晴れ |
船の釣果 | カツオ: 0-2 (1.5-4.8㌔) キハダ: 0-1 (0-28㌔) (竿頭:右舷胴の間) |
自己釣果(左舷ミヨシ) | ヒラソーダ: 1 (1.3㌔) |
釣行日 | 2014/10/11 (土) |
水温 | 23 度 |
潮 | 澄み ゆるい 棚 30~40m |
10日パターン | 中潮1日目 (満潮 6:29 干潮 12:15) |
月輝面 | -91.0% 月齢16.9 |
風 | 北東、弱い |
波高 | 0-0.5M |
天候 | 曇りのち晴れ |
船の釣果 | キハダ: 0-3 (31-34㌔) 船中4本 (竿頭:左舷ミヨシ) |
別船の釣果 | カツオ: 0-3 (1.5-4㌔) キメジ 0-3 他ヒラソーダ |
自己釣果(右舷胴の間) | ———————————————————————– |
釣行日 | 2014/10/12 (日) |
水温 | 22 度 |
潮 | 澄み ゆるい 棚 30~60m |
10日パターン | 中潮2日目 (満潮 7:13 干潮 12:50) |
月輝面 | -83.9% 月齢17.9 |
風 | 北東、弱い |
波高 | 0-0.5M |
天候 | 曇りのち晴れ |
船の釣果 | —————————————————————————– |
自己釣果(左舷ミヨシ2番) | —————————————————————————– |
10月に入りじょじょに水温が下がりつつある相模湾。
そうして迎える週末の天気予報は超、巨大台風19号ヴォンフォン!
万が一、台風一過で水温が一気に下がれば
相模湾からキハダがいなくなる可能性も否めな…(°д°)
…(;゚;Д;゚;)
…というわけで!
今回は台風前になんとしてもキハダを仕留めるべく、
五エム丸にて3日間、連続釣行して参りましたっ!!ヽ(`Д´;)ノ
…えっ?(^o^;)
…いや…(°д°)
釣果は察していただくとして、今回は…( TДT)フッ
今回はどんな方が、どんな仕掛けで、どんなときにキハダの当たりを得、そしてゲットしたのか、そんなところに焦点を当てて、台風前のキハダを考察しつつ、今後のキハダ攻略を考えてみようかと思います^^;
修行1日目:10月10日(金) 晴れ 凪ぎ
五エム丸は「カツオ・キハダ船」。
この日は西へ西へと探索を進め、小田原沖で好反応を見つけて
カツオ狙いからスタートしました。
朝のうちは富士山を絶景に20メートルと浅い棚で好調にヒット!!
オマツリやらサメやらでわたしはヒラソーダのみでしたが
右舷胴の間のベテランの方はここで良型のカツオを2本ゲット。
しかし小田原沖をグルグルと探索するも次第に反応が薄れ、
10時過ぎ、ここから1時間半かけて一路「城ヶ島沖」へ…。
城ヶ島沖へつくと、「一俊丸」でキハダを狙う
我らがキハダプロジェクト2014のリーダーIさんを発見^^
どうやらこの日、朝から城ヶ島沖を狙っていた船は、数多くのキハダを上げており絶好調の模様…!!
棚は40メートル。
キハダの反応は色濃く出ており今にも当たりそうな反応です。
しかし納竿まであまり時間がありません。
果たしてその30分前、
右舷胴の間のベテランTさんにヒット!
キハダが走り切るとともに合わせを入れてウィンチ開始です。
この方、どの席に座っても十中八九カツオの竿頭をとられるベテランの方なのですが、この日はキハダの想定がなかったらしく、リールはシマノの4000番。
4000番なのでパワー不足は否めず、ウィンチを繰り返す最中リールからもうもうと煙が吹き上がりました。
ギアが壊れないか見ているほうはハラハラでしたが、
それでも手巻きに切り替えなんとかウィンチ…!!
最後は高志船長のたぐりで…
きゃ~28㌔おめでとうございます!(*≧∀≦*)
ハリス20号4.5メートル、
なんと針は装飾、環付きなしのヒラマサ針15号!!
6メートルの仕掛けを使う方が多いなか、4.5メートルで、
しかも胴の間で当てるとはさすがの一言。
改めて、「軽い針」は有利なのかもしれないと思った1日でした^^
2日目:10月11日(土) 曇りのち晴れ 凪ぎ
どうやら昨日はキハダ祭りだったようで各船多くのキハダをあげた模様!
もちろんこんなチャンスを
逃すわけにはいきません!!ヽ(`Д´;)ノ
朝から仲間数名で船長を囲み「今日はマグロですよね」オーラ全開で迫ったところ
この日は五エム丸も「カツオ船」と「マグロ船」をわけて2隻体制で
出船することになりましたっ!ヽ(`Д´;)ノ
真治船長、高志船長、すてき~っq(≧ε≦*)三(*≧ 3≦)p
というわけで「城ヶ島沖」からのスタートです。
朝一から濃厚な反応に遭遇し、
一日中キハダを狙うチャンスに恵まれました。
問題はキハダに食い気があるかどうかですが、
開始早々、キタ~~~~~~~!!(*≧∀≦*)
7時20分、左舷ミヨシのベテランIさんにヒット!
竿はアリゲーター、リールはビーストマスター6000と磐石なタックルで、
キハダのファーストラン終了を待ってドラグを締めたら、
ガンっ!
ガンっ!
ガンガンっ!ガンっ!!!
とプロアングラー村越正海さん張りの
スーパー鬼合わせ!!ヽ(`Д´;)ノ
「あんなの(キハダの歯が)おっかなくてできねぇよ」
とその迫力にみな思わず息を飲んだものですが、
そのまま電動MAXでウィンチを繰り返す姿はまさに豪傑!!
なんとサメにターゲティングされながらもカスリ傷一つでワタ抜き32㌔をゲットされるのですから、本当に凄いの一言でございます^^;
ハリスは20号4.5メートル、針は キハダ針の15号で、
グリーンのビーズを1個付けていました。
こうして興奮MAXのスタートを迎え、
直後、右舷トモから3番目の方にヒット!ヽ(`Д´;)ノ
この方のリールはレバードラグ式のトローリングリール。
キハダを掛けたのは初めてということで、
本人の希望で隣のわたしもお手伝いすることになりました。
わたしは「たぐり」を担当。
当人はリーリングです。
キハダが抵抗するときは無理に巻かず、少しでも軽くなったら道糸をたぐり、そして巻き取りを分担して、それをひたすらに繰り返します。
途中、サメにでも追われたのかキハダが突然、食い上がりましたが、ここは冷静に対処。たぐりは邪魔になるだけなのでわたしは手を放し、ハリスが弛まないよう当人がリーリングするのみ。
そうしてテンションが張って重くなったら再び役割分担を繰り返し、とうとう水面まで上がったところでわたしの役目は終了。
あとは、キハダの突発的な走りに対応すべくドラグを緩め、
船長がハリスを手繰るのみというところで…?!
まさかの針外れ…?!!
何が起きたのでしょう…(;゚;Д;゚;)
一瞬、テンションが抜けてしまったのでしょうか…
あ~っ残念!! !( >Д<;)
キハダは運もありますねホント…
ハリスは20号6メートル。
針はジャイアントキハダマグロの16号でした。
そして8時20分、
今度は左舷トモ2番の方にヒット!(`д´/;)/
ビーストマスターは電動をMAXに叩き入れてこそ真価を発揮するのだと、ベテランの方同士のアドバイス。
そこでキハダのパワーに物怖じすることなく電動をMAXに叩き入れ、ガンガンウィンチすること約10分…!!
お見事、無傷の31㌔でございます !(*≧∀≦*)
ハリスは24号6メートル。
針は…聞くのを忘れておりました
こうしてイワシの群れが多いというのにもかかわらず、
この後もヒット連発をかっさらったのは…!!?
またしても豪傑のベテランIさん!(σ≧▽≦)σ
マグロは船を周回しているので誰にヒットしてもおかしくないはずですが、
どういうわけか左舷ミヨシに魚群が集中したときに限ってIさんにヒット。
コマセを撒いて潮下の方向を確認すると、
確かにミヨシ側に利があります。
…が、それにしても…
5連発とは…!!(;゚;Д;゚;)
驚くべきは、キハダに針を飲まれ、2回目・3回目のヒットをファーストランで切られてしまったにもかかわらず、走りが止まると、
ガンっ!
ガンっ!
ガンガンっ!ガンっ!!!
とキハダの歯を恐れぬ
スーパー鬼合わせ!!ヽ(`Д´;)ノ
キハダの当たりを本気で楽しんでいる姿はまさに圧巻で、
「ちょ、ちょ、ちょっ、もう十分でしょ」
と船長の血の気を引かせるあたりも~「鬼神の如く」でございます
いずれにせよ確実にフッキングさせるための「鬼合わせ」ですが、
「ほら、確実に刺さってるだろ?」
と言いながら、釣り上げたキハダの口角から針を取ろうとすると、ポコッと簡単に外れるものだから皆で爆笑(笑)
「あれぇ、引っ掛かってただけかぁ?」
というわけで、ハリスのテンションは、
やはり色んな意味で張ってないとダメだなと思った次第です
3本目はマグロリングの効果を試しておりました。
本当に効果があるようですが、
豪傑の方がやるとただのお遊びにしか見えないから不思議です
ーーーそれよりもハリス長です。
多くの方が6メートルないしはそれ以上の長さを使用しているにもかかわらず、Iさんのハリスは20~22号、4.5メートル。
昨年のように「長ハリス」じゃなきゃ当たらないときもあれば、
逆に「短い」ほうが当たるときもあるのですね…。
ほか右舷ミヨシ ヒット2回 すっぽ抜け、ハリス切れ
右舷トモ2番 ヒット1回 ハリス切れ
船中10ヒットでした^^
まさにキハダドリームっすね~
3日目:10月12日(日) 曇りのち晴れ 凪ぎ
台風前ラストの釣行日。
この日も当りまえのように城ケ島でヒット連発かと思いきや、
一転して激渋状態に
何が起きたのでしょう…
キハダのジャンプを何度も確認できるくらい群れは濃く、
ソナーの反応は良好であるにもかかわらず、ビシを落とすとキハダの棚が10~20メートル下がるという珍妙な現象がおきました。
しかし魚群探知機に魚影が映るということは、船の直下にキハダがいるということ。つまりキハダがコマセを食っているのは間違いないのですが、どうにもビシを嫌うのです。
もしや昨年のパターンかと思いハリス10メートルを試しますが、
これは当たらず
そんな中、
船中で唯一、1ヒットさせたのは、
当ブログおなじみ?の料理の達人Tさん。
針の軽さを重視し「ウルワ針の14号」を使用したらヒットしたそうですが、どうやら針を飲まれていたようでファーストラン中にハリスが切れてしまいました…。
.. .残念です( TДT)
ハリス長は5メートル。
この日も、やや短めのハリスに食う傾向でした。
そんなわけで3日間の修行はこれにて終了です!
キハダを釣るために一番必要なのは、
やっぱ運かなあははははは~(σ≧▽≦;)σ